JP2591226B2 - レーダ―信号伝送方式 - Google Patents

レーダ―信号伝送方式

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JP2591226B2
JP2591226B2 JP2040116A JP4011690A JP2591226B2 JP 2591226 B2 JP2591226 B2 JP 2591226B2 JP 2040116 A JP2040116 A JP 2040116A JP 4011690 A JP4011690 A JP 4011690A JP 2591226 B2 JP2591226 B2 JP 2591226B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレーダー信号伝送方式に関し、特に目標から
のターゲット信号を除くレーダービデオ信号を低速度で
ディジタル伝送するレーダー信号伝送方式に関する。
〔従来の技術〕
一般のレーダー装置において、反射信号をそのままビ
デオ信号に変換して得られる信号をノーマルビデオと称
する。このノーマルビデオは、レーダー受信機ノイズ,
山や建造物等からの反射信号である固定クラッタ,雨雲
からの反射信号であるウェザクラックが大部分を占め、
航空機等の物標からの反射信号であるターゲット信号は
少ない。
従来のレーダービデオ低速伝送方式は、上述した固定
クラッタ及びウェザクラッタを、ターゲットのみを抽出
した画面のバックグラウンドとして画面に表示すること
を主目的とした場合の伝送方法であり、この方式では、
レーダーの1スキャンによるレーダービデオ表示画面を
ある角度範囲にわたる区画に分割し、区画内の走査線
(以下スイープと称する)上のビデオをそのままA−D
変換して、出力する方式である。1スキャンの時間内で
伝送する区画は、第3図(a)に示すように、n区画間
隔,この場合は5区画間隔の区画#1−1〜#1−m区
画を選択し、選択したm区画内のノーマルビデオのみを
まず伝送する。次の、スキャンでは、第3図(b)に示
すように、前スキャンに伝送した隣の#2−1区画,#
2−2区画…のノーマルビデオを伝送し、さらに次のス
キャンでは、第3図(c)の如く#3−1,#3−2区画
…のノーマルビデオを伝送することにより、数スキャン
の時間をかけて1スキャン分のレーダービデオを伝送す
る方式で、受信側で再生される1スキャンの画面は、第
4図に示すように、送信側で伝送した異なるスキャンの
区画の#1,#2,#3等のノーマルビデオの集合として合
成し、少ない回線容量でバックグラウンドのノーマルビ
デオ信号を伝送を可能ならしめている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の低速伝送方式にあっては、ノーマルビ
デオ内の移動目標に関するターゲット信号についてもA/
D変換して伝送するため、伝送区画にターゲット信号が
存在した場合、受信側の再生画面上にターゲット信号の
輝点が次のビデオ更新時まで複数回使用され表示され
る。
第5図(a)〜(d)はそれぞれ送信側の#1〜#4
スキャンの相続く表示画像を示し航空機等の移動目標10
1が矢印の如くアジマス(方位)方向へ移動した場合、
ターゲット信号102が第5図(a)の#1スキャンと第
5図(c)の#3スキャンに表示された状態を示し、第
5図(e)に示す如く、受信側では#1−区画と#3−
2区画に同一ターゲットの輝点が次のビデオ更新時まで
残像106として表示されることとなる。この場合、実際
のターゲットはターゲット104として点線で示す位置に
存在している筈である。なお、105は合成固定クラッタ
である。
通常、ターゲットのみを抽出した画面のバックグラウ
ンドとしてノーマルビデオを表示するので、残像106と
して存在するこれら複数個のターゲット輝点は、本来の
ターゲット信号と見違えられてしまうという欠点があ
る。
本発明の目標は上述した欠点を除去し、残像として存
在するターゲット輝点を大幅に抑圧したレーダー信号伝
送方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の方式は、レーダーが全方位360度にわたる1
スキャンによって取得するレーダービデオを所定の角度
単位の区画に分割し、これら区画の数個ずつを1スキャ
ンの時間で出力することによって数スキャン分の時間で
1スキャン分のレーダービデオを伝送するレーダー信号
伝送方式において、送信側にレーダービデオを記憶し、
かつ記憶したレーダービデオと同一区画のレーダービデ
オを所定の数スキャンにわたって積分して積分ビデオと
して出力するスキャン積分手段と、前記スキャン積分手
段により得られる積分ビデオを積分スキャン数で除算し
て平均化した平均化ビデオを出力する積分ビデオ平均化
手段とを備え、受信側には送信側から送出される前記平
均化ビデオを記憶し、この平均化ビデオをレーダービデ
オ表示画面更新路まで同一区画内に出力してレーダービ
デオ表示画面に表われるターゲット信号の残像を抑圧す
るスキャン再生手段を備えて構成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図であ
る。送信側では、ノーマルビデオをA/D変換回路1によ
りディジタル信号に変換し、スキャン積分部4に送出す
る。スキャン積分部4は、メモリ2及びスキャン積分制
御回路3より構成される。メモリ2は、1スキャンを分
割した区画数分のメモリ容量を用意しておき、スキャン
積分制御回路3の書き込み信号により各区画にレーダー
ビデオを順次書き込む。また、メモリ2は、スキャン積
分制御回路3からの加算信号が有る場合、メモリ2に書
き込まれた情報にレーダービデオの加算を行なう。スキ
ャン積分制御回路3は、トリガ及びスキャンの方位情報
としてACP(Azimuth Change Pulse)及びARP(Azimuth
Reference Pulse)を使用して、メモリ2に対して書き
込み/読み出し信号及び加算信号を送出する。書き込み
信号は毎トリガごとに、ACP及びARPで決定されるメモリ
2の区画に書き込みを行う。加算信号は、メモリ2の各
区画ごとに必要な積分数分,書き込み信号とともにメモ
リ2に対して出力する。また加算信号は、1スキャンで
伝送する区画数で等分割した区画が、スキャンごとにそ
れぞれの積分数が終了するように制御し、さらに、次の
スキャンでとなりの区画の積分数が終了するようにメモ
リ2を制御する。積分の終了した区画に対して読み出し
信号を出力し、区画の情報とともに積分レーダービデオ
として積分ビデオ平均化部6の除算器5に出力する。
積分ビデオ平均化部6は、除算器5によりメモリ2か
ら出力された積分ビデオをスキャン積分数で除算し、平
均化レーダービデオを出力する。このレーダービデオの
積分及び平均化を第2図に示す。第2図は20スキャン分
の信号を積分し平均化する場合を例とし、航空機の情報
がn−19スキャンの1スキャン分のみ存在した場合を示
しており、航空機の情報は他のスキャンのノイズと加算
し20スキャン分で平均化している。この結果、航空機の
情報がほぼノイズと同等な平均化レーダービデオとして
出力される。
モデムインターフェース7は、除算器5とモデム8の
インターフェースを図る回路であり、モデム8は、平均
化レーダービデオを伝送回線9を介して受信側へ出力す
る。
受信側では、伝送回線9を介して伝送された平均化ビ
デオをモデム10で受信し、モデムインターフェース11に
よってスキャン再生14で使用する信号に変換する。スキ
ャン再生部14は、メモリ12とスキャン再生制御回路13に
よって構成される。メモリ12はスキャン分の平均化レー
ダービデオを記憶するメモリで、スキャン再生制御回路
13によって制御される。モデムインターフェース11を介
して伝送された平均化レーダービデオは、平均化レーダ
ービデオ信号に含まれる区画情報に従がってスキャン再
生制御回路13によってメモリ12に記憶される。
スキャン再生制御回路13は、トリガ,ACP及びARPを内
部発生して、外部に出力すると同時に、メモリ12に対し
てACP及びARPに対応する区画の読み出し信号を送出す
る。
この読み出し信号によって、メモリ12より出力された
平均化レーダービデオはD/A変換回路15によってアナロ
グレーダービデオに変換し、平均化レーダービデオとし
て外部に出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、レーダービデオを所定
の複数スキャン分積分後平均化することによって、航空
機等の高速で移動するターゲット信号が残す信号成分の
比率をその積分数によって抑圧でき、バックグラウンド
表示させた場合でも、ターゲット情報と誤認する危険性
が無くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の実施例におけるスキャン積分ならびに平均化の動作
説明図、第3図(a)〜(c)は従来のレーダー信号伝
送方式の送信動作の説明図、第4図は従来のレーダー信
号伝送方式の受信動作の説明図、第5図(a)〜(e)
は従来のレーダー信号伝送方式におけるターゲット信号
による残像の影響の説明図である。 1……A/D変換回路、2……メモリ、3……スキャン積
分制御回路、4……スキャン積分部、5……除算器、6
……積分ビデオ平均化部、7……モデムインターフェー
ス、8……モデム、9……伝送回線、10……モデム、11
……モデムインターフェース、12……メモリ、13……ス
キャン再生制御回路、14……スキャン再生部、15……D/
A変換回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーダーが全方位360度にわたる1スキャ
    ンによって取得するレーダービデオを所定の角度単位の
    区画に分割し、これら区画の数個ずつを1スキャンの時
    間で出力することによって数スキャン分の時間で1スキ
    ャン分のレーダービデオを伝送するレーダ信号伝送方式
    において、 送信側にレーダービデオを記憶し、かつ記憶したレーダ
    ービデオと同一区画のレーダービデオを所定の数スキャ
    ンにわたって積分して積分ビデオとして出力するスキャ
    ン積分手段と、前記スキャン積分手段により得られる積
    分ビデオを積分スキャン数で除算して平均化した平均化
    ビデオを出力する積分ビデオ平均化手段とを備え、受信
    側には送信側から送出される前記平均化ビデオを記憶
    し、この平均化ビデオをレーダービデオ表示画面更新時
    まで同一区画内に出力してレーダービデオ表示画面に表
    われるターゲット信号の残像を抑圧するスキャン再生手
    段を備えて成ることを特徴とするレーダー信号伝送方
    式。
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