JP2591172B2 - 情報記録装置 - Google Patents

情報記録装置

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JP2591172B2
JP2591172B2 JP1202319A JP20231989A JP2591172B2 JP 2591172 B2 JP2591172 B2 JP 2591172B2 JP 1202319 A JP1202319 A JP 1202319A JP 20231989 A JP20231989 A JP 20231989A JP 2591172 B2 JP2591172 B2 JP 2591172B2
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  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばマイクロフィルムリーダプリンタ・
複写機・画像表示装置などの情報記録装置に関する。
更に詳しくは、記録すべき主の画像情報の記録の際
に、必要に応じて、その主の画像情報に該画像情報とは
別の例えば日付・文字・記号等の所望・任意の追記画像
情報を付加した状態にて画像情報を合成記録することが
できる追記機能を具備する情報記録装置に関する。
(従来の技術) 上記のような追記機能を具備する情報記録装置自体は
既に知られている。
例えば、原稿・マイクロフィルム等の画像情報(主の
画像情報)を記録媒体としての電子写真感光体上に露光
して該画像情報に対応した静電潜像を形成し、該潜像を
現像手段でトナー現像し、該現像像を記録用紙(転写
材)に転写し、該転写像を用紙面に定着して画像記録物
を出力するものに、上記の主の画像情報の露光手段とは
別途、日付など所望の追記画像情報を外部入力によって
感光体上に露光する手段を具備させ、主の画像情報の画
面内において領域指定手段で指定した画面領域部に対応
する感光体面部分に日付等の追記画像情報を上記の追記
画像情報露光手段で露光することで、感光体上に主の画
像情報に対応した静電潜像と追記画像情報に対応した静
電潜像とを合成した形態で形成せしめる。
そしてその合成静電潜像の現像・転写・定着の工程を
実行させて、主の画像情報に所望の追記画像情報を同一
記録用紙上に付加(追記)した合成形態の記録物を得る
ものである。
追記画像情報の露光手段としては、例えば、発光素子
アレイアセンブリを用い、これを感光体の面移動方向
(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)に並行に
感光体面に対面させて配設し、入力手段で入力した目的
の追記画像情報に対応する時系列電気デジタル画素信号
に対応させて発光素子アレイアセンブリの個々の発光素
子を点滅制御(主走査制御)することで、電光掲示板方
式で感光体面の予め指定した領域面部分に選択的に目的
の追記画像情報を主走査・副走査露光(書き込み)して
該情報に対応した静電潜像を形成する。
第11図(A)は第8図示のようなネガ像タイプのマイ
クロフィルムFのネガ画像情報100をポジ画像101の拡大
複写記録物として出力させる際に、追記画像情報として
の例えば所要の日付情報102を、指定手段で予め指定し
た任意の画面領域部分103に追記処理して出力させた記
録物Pの画面例を示している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような追記機能を具備する従来の情報記録装置
において、追記処置をしたとき主の画像情報の記録部分
101と追記画像情報の記録部分102とに第11図(B)や同
図(C)のように互いに重複(画像重複)した部分が生
じると、その重複部分の主の画像情報又は/及び追記画
像情報の情報の記録内容が紛れて判断できなくなり、記
録失敗として記録のやり直しをしなければならないこと
にもなるので、予め指定する追記画像情報の記録位置10
3は主の画像情報と重複しない場所、もしくは重なりを
生じても相互の情報内容が判断できる場所を慎重に見極
めて正確に指定しなければならず追記処置走査に手間を
要した。
本発明は上記に鑑みて、主の画像情報の記録部分101
と追記画像情報の記録部分102とが重なって記録されて
も両者の情報を互いに区別して認識できる形態にて記録
できるようにすることで、追記処置操作の容易化・迅速
化を図ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は下記の構成を特徴とする追記機能を具備した
情報記録装置である。
記録すべき主の画像情報を記録媒体上に露光して記録
する主情報記録手段と、 前記の主の画像情報の画面内において任意の画面領域
部を追記情報記録部として指定する画面領域指定手段
と、 前記の主の画像情報とは別の画像情報としての日付・
文字など所望の追記画像情報を、前記の画面領域指定手
段による主の画像情報の指定画面領域部に対応する記録
媒体上の面領域部内に露光して追記録する追記情報記録
手段と、 前記主情報記録手段による主の画像情報の記録媒体に
対する露光量と、前記追記情報記録手段による追記画像
情報の記録媒体に対する露光量を相対的に変化させる露
光量可変手段と を有し、 前記露光量可変手段は、前記主情報記録手段による主
の画像情報の記録媒体に対する露光量検出手段を含み、
その露光量検出データによって、主の画像情報と追記画
像情報の合成記録出力画像上の少なくとも主の画像情報
記録と追記画像情報記録とが重なり合った部分において
該両画像情報の記録濃度に互いに差を生じさせるよう
に、前記追記情報記録手段による追記画像情報の記録媒
体に対する露光量を制御する自動制御方式であることを
特徴とする情報記録装置。
(作 用) 即ち、記録媒体に対する主の画像情報及び追記画像情
報の両者の露光量を相対的に変化させることで、その露
光量変化に対応して、合成記録される両画像情報の記録
濃度に互いに差を生じる。
これにより主の画像情報の記録部分101と追記画像情
報の記録部分102とが重なって合成記録されてもその両
画像情報は上記の相互の記録濃度差によって互いに区別
して認識できる形態にて記録される。
従って従来のように主の画像情報と追記画像情報の重
なりによるその一方または他方もしくは両方の記録内容
の紛れ・判読不能を避けるために追記場所103を主の画
像情報と重なりを生じないように予め慎重に見極めて指
定操作することを要せず、重なりを気にせずにおおまか
に指定操作するだけで足りるようになるから追記処理操
作が容易化・迅速化され、作業性が向上する。
逆に言えば主の画像情報と追記画像情報とを第11図
(B)や(C)のように重ねた形態にての追記処置も必
要に応じて積極的に可能となる。
(実施例) 以下、本発明に従う追記機能を具備した情報記録装置
の一実施例としてのマイクロフィルムリーダプリンタの
実施例について具体的に説明する。
(A)リーダプリンタの全体概略構成(第1〜3図) 第1図は本実施例のリーダプリンタの概略構成を示す
斜視図である。
1は投影用のハロゲンランプ、2は該ランプの背後に
配設した反射笠としての球面ミラー、3はランプ1の光
を上方に反射させる反射ミラー、4は集光レンズであ
り、これら1〜4により照明部ユニットが構成されてい
る。
Fは主の画像情報としてのマイクロフィルムであり、
手動又は自動検索手段により目的の画像コマ部分が照明
部ユニットのフィルム照明位置に検索されて静止保持さ
れてフィルム裏面側から照明を受ける。
照明光のフィルム透過光が投影レンズ5→固定の第1
〜第4反対ミラー6〜9を介して透過型投影スクリーン
へ至り、目的画像コマの画像情報がスクリーン10に拡大
結像投影されることで情報内容を閲読できる(リーダモ
ード)。
上記の投影レンズ5から投影スクリーン10へ至る部材
でリーダ部が構成されている。Aはそのリーダ部光路を
示す。
11・12は互いに90゜をなすように配置して共通の可動
キャリヤ50に取付け支持させた第1と第2の走査ミラー
であり、この第1と第2の走査ミラー11・12を支持させ
た可動キャリヤ50は前記リーダ部の第2と第3の固定反
射ミラー7・8間の垂直のリーダ部光路Aに対して不図
示の駆動手段により横方向に往復移動制御R・Wされ
る。
13は第2走査ミラー12の下方に配設した横長のスリッ
ト板、13aはそのスリット板のスリット、15はスリット
板13の下方に配設したプリンタ機構部の記録媒体として
の感光ドラムである。本例におけるプリンタ機構部は第
3図に示すのように記録媒体として回転駆動される電子
写真感光ドラム15を用いた転写式電子写真複写機構であ
る。これについては後述する。
第1と第2走査ミラー11・12を支持した可動キャリヤ
50は常時(リーダモード)は第2図の実線示のように第
1走査ミラー11が上記のリーダ部光路Aから側方へ退い
て非介入の退避した状態位置をホームポジションとして
待機している。
リーダモードにおいてマイクロフィルムFの目的の画
像コマの画像情報が投影スクリーン10に拡大結像投影さ
れている状態のとき複写スタートキー(不図示)が押さ
れると、可動キャリヤ50が第2図の退避ホームポジショ
ンからリーダ部光路A方向へ往復移動Rされて第1走査
ミラー11が前記のリーダ部光路A内へ進入していき第3
図の実線示のように第1走査ミラー11が光路A内に所定
に進入した状態になったときその位置を走査スタートポ
ジションとしてそれ以上の往動移動Rが停止される。
第2図実線示の退避ホームポジションから第3図実線
示の走査スタートポジションまでの可動キャリヤ50即ち
第1及び第2走査ミラー11・12の往動移動過程Rを以下
「前スキャン」と称す。
次いで所定の制御タイミング時点で、上記第3図の走
査スタートポジションにある可動キャリヤ50が上記の往
動Rとは逆方向に復動移動Wされて再び第2図の退避ポ
ジションへ戻る。この復動移動過程Wを以下「本スキャ
ン」と称す。
この本スキャン過程Wにおいて第1走査ミラー11で順
次に走査されるリーダ部光路Aの目的画像コマの画像情
報光が第2走査ミラー12→スリット板13のスリット13a
を介して回転感光ドラム15面に入射してドラム面に結像
される。即ちドラム15面に対する主の画像情報のスリッ
ト走査露光が実行される。
Bは前スキャン過程R・本スキャン過程Wにおいて第
1走査ミラー11から後述する光電変換素子アレイS1〜Sn
や感光ドラム15面へ至るプリンタ部光路を示している。
プリンタ機構部は第3図のように感光ドラム15の周囲
に作像プロセス機器を配設して構成されている。即ち感
光ドラム15は支軸15aを中心に矢示Eの時計方向に所定
の周速度をもって回転駆動され、一次帯電器16によりそ
の外表面が一様に帯電処理され、その帯電処理面に前記
本スキャンWによる画像露光を受けることによりマイク
ロフィルムFの目的画像コマに対応した画像情報の静電
潜像が順次に形成されていく。
次いでその形成潜像が現像装置17によりトナー像とし
て現像処理され、該トナー像が、不図示の給紙部から感
光ドラム15と転写帯電器18との間に同期給送された転写
材Pに対して順次に転写される。
トナー像の転写を受けた転写材Pは感光ドラム15の面
から分離されて不図示の定着装置へ搬送されて像定着を
受け記録物(コピー)として出力される。像転写後の感
光ドラム15面はクリーニング装置19で転写残りトナーや
他の付着汚染物の除去を受け、次いでイレーサランプ20
により前面露光を受けて除電処理されて物理的にも電気
的にも清浄化され、繰り返して作像に供される。
(B)追記機能 画面領域指定手段(第1・4・5図) 第1・4図において37a・37b,37c・37dは投影スクリ
ーン10の背面側に配設した、左右方向並行一対(37a・3
7b)と、上下方向並行一対(37c・37d)の都合4本の井
桁式の画面領域指定用のカーソル線材である。
左右方向並行一対の各カーソル線材37a・37bは夫々上
下方向T・Uに手動で並行移動操作することができる。
ただし両者37a・37bは互いに相手を乗り越えて移動する
ことはできない。又上下方向並行一対の各線材37c・37d
は夫々左右方向H.Iに手動で並行移動操作することがで
きる。ただし両者37c・37dは互いに相手を乗り越えて移
動することはできない。
カーソル線材37a・37b,37c・37dはその影が投影スク
リーン10に対する画像情報投影時にスクリーン背面に映
り、スクリーン正面側から投影画像情報と供に視認され
る。
而して投影スクリーン10に画像情報を投影したリーダ
モード状態において上記4本の手動のカーソル線材37a
・37b,37c・37dを夫々上下方向・左右方向に移動操作し
てスクリーン10面に投影されている画像情報の画面内に
おいて日付等の所望の追記画像情報を加入したい任意の
面領域をカーソル線材37a・37b,37c・37dの投影線で囲
み状態にする。
移動操作した各カーソル線材37a・37b,37c・37dの移
動停止位置はそれぞれ位置検知センサ(第5図の制御系
ブロック図において38a・38b,38c・38d)によって検出
され、それ等の信号がメイン制御回路(CPU)39へ入力
する。
これにより、スクリーン10面に投影された主の画像情
報の画面内において4つのカーソル線材投影線で囲み操
作した面領域、つまり各カーソル線材投影線の4つの交
点h・i・j・k(第4図)を頂点とする四角形領域の
座標、即ち面の主像情報の画面内において追記画像情報
を加入しようとする面領域の座標がメイン制御回路39で
演算されて指定された状態になる。
追記情報記録手段(第3・6・7図) 第3図において、21は感光ドラム15に対する面の画像
情報露光位置と現像装置17との間において感光ドラム15
に対向させて配設した追記情報露光装置である。
本実施例の追記情報露光装置21はLED等の発光素子ア
レイ22と露光レンズ23とを用いて構成したものである。
第6図は該装置21の感光ドラム15に対する配設関係を示
す平面図、第7図は斜視図である。
発光素子アレイ22は本例装置では感光ドラム15の母線
方向の有効全長域に対応する長尺のもので、感光ドラム
15の母線方向に所定間隔を置いてLED等の複数個の発光
素子l1・l2・・・・lnが一列または複数列並べられてい
る。
そしてその個々の単体発光素子l1・l2・・・・lnの発
光光を各々集光して感光ドラム15面を露光する露光レン
ズ231・・・23nを発光素子l1・・・lnに1対1で対応し
て所定間隔に配設して追記情報露光装置21を構成し、こ
の装置21を感光ドラム15に対して並行に対向させて定着
配置して感光ドラム15の母線方向全長域について追記画
像情報の記録ができるようにしたものである。
24はスリット板で、個々の発光素子と露光レンズ間に
配設され、個々の発光素子の発光光が隣接の露光レンズ
に回り込まないように規制する。
日付・文字等の所望の追記画像情報はキーボード等適
宜の入力手段41(第5図)によりメイン制御回路39に入
力され、それが時系列電気デジタル画素信号化される。
そして複写のためにプリンタ機構の感光ドラム15の回
転駆動等が開始され、また第1及び第2走査ミラー11・
12による主の画像情報の本スキャン(第3図)が開始さ
れた後、メイン制御回路39でこれに指定入力された前記
の追記画像情報加入座標位置に対応して演算される所定
の書き込み開始タイミング時点から前記入力した追記画
像情報に対応する時系列電気デジタル画素信号に対応し
て発光素子アレイ22のドライバ42(第5図)が制御され
て個々の発光素子l1・l2・・・lnが選択的に点減制御
(主走査制御)されることで、電光掲示板方式で感光ド
ラム15面に点灯発光素子の光が結像レンズ23を通して光
路G(第7図)で露光され、入力した追記画像情報に対
応した文字フォントの静電潜像が形成される。この追記
画像情報の感光ドラム15面上での書き込み位置は感光ド
ラム15面に第1及び第2走査ミラーでの本スキャンによ
り露光される主の画像情報についてその画面内において
前記指定処置した追記すべき画面領域に対応する感光ド
ラム15上の面領域部内である。
露光量可変手段 前記したように、主の画像情報と追記画像情報の記録
媒体に対する露光量を自動制御式又は手動調整式で相対
的に変化させる手段である。
まず自動制御式の例を説明する。
第1図において、S1〜Snは主の画像情報たるフィルム
Fの画像情報の感光ドラム15に対する露光量を検出する
手段としての光電変換素子アレイであり、本例の場合は
スリット板13の上面長手に沿ってスリット穴13aの近傍
に所定の間隔をおいてアモルファスシリコン等の光セン
サを配列したものである。
この露光量検出手段による露光量検出は前記の画像領
域指定手段37a・37b,37c・37dによる追記領域の指定操
作、入力手段41(第5図)による所要の追記画像情報の
入力操作をして不図示の複写スタートキーが押されるこ
とで、第1と第2走査ミラー11・12が前スキャン移動R
して走査スタートポジションへ至り(第2図→第3図)
本スキャンWに移行するまでの間に実行される。
即ち第1・第2走査ミラー11・12の前スキャン移動R
の過程で、リーダ部光路A内の主の画像情報光を第1・
第2走査ミラー11・12が走査し、これに同期してプリン
タ部光路B内を前記の光電変換素子アレイS1〜Snが走査
し、この光電変換素子アレイS1〜Snが第8図に示すよう
にフィルムFの画像情報を後方から前方へ順次に走査す
る。つまり主の画像情報の投影像の光量を線分0−0上
の画像部から線分P−P上の画像部を経て線分Q−Q上
の画像部まで光電変換素子アレイS1〜Snが受光して、そ
の露光量を順次ポイントにて検出し、その受光データが
メイン制御回路39(第5図)へ入力する。
メイン制御回路39は入力した受光データに基づいて各
ポイントを明部(露光部)と暗部(非露光部)に2分割
する。
そのデータにより追記情報露光装置21の発素体素子ア
レイ21へ印加する電流値が適切に演算されて制御され
る。即ち第11図(B)や(C)のように主の画像情報の
記録部101と追記画像情報の記録部102とに重なりを生じ
ても両者間に画像濃度差を生じて紛れることなく両者の
情報が認識できる形態での合成画像形成がなされるよう
に主の画像情報の感光ドラム15に対する露光量に対し
て、追記情報露光装置21による追記画像情報の感光ドラ
ム15に対する露光量の制御がされる。
前スキャン移動Rを終了した第1と第2の走査ミラー
11・12は次いで本スキャンWに移行して感光ドラム15に
対する主の画像情報の露光走査が実行され、又追記情報
露光装置21による追記画像情報についての露光が上記の
制御露光量をもって前記指定領域面に対応する感光ドラ
ム15面部分になされることで、所要の追記画像情報を指
定の領域面に付加した形態の主の画像情報記録物P(第
11図(A)・(B)・(C))が出力される。
第9図(A)・(B)は、主の画像情報の光量(光電
変換素子アレイS1・・・Snの受光量レベル)に応じて、
追記情報露光装置21の書き込み露光用の発光素子l1・・
・lnの光量を制御する回路例を示すものである。
第9図(A)・(B)において、 S1・・・Snは光電変換素子アレイの個々の素子、 l1・・・lnは追記情報露光装置21の発光素子アレイ22
の個々の発光素子、 R11・R12・・・R1n,R21・R22・・・R2n,Rl1・Rl2・・
・Rln,Rf,Rs2,Rf2,Rlは抵抗器、 c1はコンデンサ、 SW1・SW2はスイッチ、 OP1〜OP3はオペアンプ である。
回路駆動電源は図には省略してある。光電変換素子S1
・・・Snの出力の和(主の画像情報の光量による)が抵
抗器R21〜R2n,Rf,オペアンプOP1で作られる。なお、R11
〜R1nはアイドル電流用抵抗器である。
第1・第2走査ミラー11・12が前スキャン移動Rする
ときのみスイッチSW1をオンさせ素子S1・・・Snの出力
の和をコンデンサC1、オペアンプOP2で構成するサンプ
ル・ホールド回路に蓄える。
第1及び第2走査ミラー11・12が本スキャン移動Wに
移行して主の画像情報の感光ドラム15に対する露光走査
が開始された後、所定の制御タイミングでスイッチSW2
がオンされてサンプル・ホールド回路の信号で発光素子
l1〜lnを点灯する。第9図(A)の回路では素子l1〜ln
を直列に接続して点灯している。同図(B)の回路では
素子l1〜lnを並列に接続して点灯している。、この並列
タイプでは各素子l1〜lnの光量のバラツキを抵抗器Rl1
〜Rlnにより調整できる。
抵抗器Rs2・Rf2、オペアンプOP3は増幅器と信号反転
器を兼ね、素子S1・・・Snの受光量レベルにより素子l1
・・lnの発光量をどの程度にするか決める。Rs2・Rf2
実験により求めてもよい。
第11図(A)のように追記画像情報102が主の画像情
報の白ぬけ部分に記録される場合は、両画像情報101・1
02の平均濃度を同等にするように制御する方法と、両画
像情報101・102に濃度差をつけるように制御して両者が
認識できるようにする(例えば追記画像情報102の濃度
は高いものにして目立つようにす)方法の選択が可能で
ある。
第11図(B)のようい追記画像情報102が主の画像情
報101の画像部分に記録される場合は主の画像情報と追
記画像情報が重複する部分において追記画像情報102の
濃度を主の画像情報101の濃度より高くなるように制御
して記録した追記画像情報が目立つようにする。
第11図(C)のように追記画像情報102が主の画像情
報101の画像部分と白ぬけ部分にまたがって記録される
場合は、主の画像情報と追記画像情報とが重なる部分に
おいて主の画像情報の最大濃度を検出し、その濃度より
も追記画像情報の濃度が高くなるように制御して追記画
像情報を立たせる。
追記情報露光装置21の発光素子アレイ22の素子l1・・
・lnに印加する電流値はマニュアル調整によって制御す
ることもできる。
第10図は素子l1・・・lnの発光量をマニュアルで任意
レベルに決めるときの回路例を示している。
この回路は主の画像情報の画像濃度に関係なく発光素
子l1・・・lnの光量を手動で任意に変更制御して主の画
像情報101の画像濃度に対する追記画像情報102の画像濃
度を所望の濃淡変化させることで、両画像情報が重複し
た形態で記録される場合も(第11図(B)・(C))、
両者の認識を可能とするものである。
前述第9図の回路と共通の構成部材には同一の符号を
付して再度の説明を省く。可変抵抗器VRを手で動かし該
抵抗器VRの出力を可変させることで素子l1〜lnの光量を
換える。
その他 主の画像情報についての露光量検出データ精度を高め
るために光電変換素子アレイS1〜Snが走査する際に分割
するポイント数を増やしたり、光センサの数を増やした
りする処置をとることもできる。
また、前スキャンR時に光電変換素子アレイS1〜Sn
(第1図)で検出される主の画像情報の各ポイントの露
光量に関する受光データはAE(自動濃度調整)などにお
ける現像バイアス制御用情報としても利用できる。
本発明は実施例装置のようにネガ原画像からポジ複写
画像を得る場合や、ポジ原画像からポジ複写画像を得る
場合などのマイクロフィルムソーダプリンタに適用でき
るとともに、普通紙複写機・エレクトロファックス複写
機・表示装置等にも適用できる。
(発明の効果) 以上のように本発明に依れば追記機能を有する情報記
録装置において主の画像情報と追記画像情報とが重複し
ても両方の画像情報が認識できる形態で記録できるの
で、従来のように両画像情報に重複を生じないように予
め追記場所の慎重な見極め指定を要さず、追記処理操作
が容易化・迅速化される。主の画像情報部分と追記画像
情報部分の重複により情報判別ができないことによる記
録失敗や記録やり直しを生ぜず、経済性も向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に従う一実施例装置としてのマイクロフィ
ルムリーダプリンタの構成を示すものである。 第1図はリーダプリンタの全体概略構成を示す斜視図。 第2図は第1及び第2走査ミラーが退避ホームポジショ
ンにあるときの状態図。 第3図は第1及び第2走査ミラーが走査スタートポジシ
ョンにあるときの状態図。 第4図は画面領域指定手段の構成説明図。 第5図は制御系のブロック図。 第6・7図は感光ドラムとそれに対向させて配設した追
記情報露光装置の平面図と斜視図。 第8図は光電変換素子アレイによる主の画像情報の光量
検出走査要領説明図。 第9図(A)・(B)、第10図は夫々発光素子の露光量
を制御する自動式とマニュアル式の回路例。 第11図(A)・(B)・(C)は夫々主の画像情報と追
記画像情報の記録態様例の図。 Fは主の画像情報としてのマイクロフィルム、5は投影
レンズ、10は投影スクリーン、11・12は第1と第2の走
査ミラー、S1〜Snは光電変換素子アレイ、15は感光ドラ
ム、21は追記情報露光装置、37a・37b・37c・37dは画面
領域指定操作用のカーソル線材、39はメイン制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−187872(JP,A) 特開 昭64−29879(JP,A) 特開 昭63−246767(JP,A) 特開 昭63−283275(JP,A) 特開 平1−237572(JP,A) 特開 昭64−40872(JP,A) 特開 平2−221950(JP,A) 特開 昭61−176915(JP,A) 特表 昭60−501275(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録すべき主の画像情報を記録媒体上に露
    光して記録する主情報記録手段と、 前記の主の画像情報の画面内において任意の画面領域部
    を追記情報記録部として指定する画面領域指定手段と、 前記の主の画像情報とは別の画像情報としての日付・文
    字など所望の追記画像情報を、前記の画面領域指定手段
    による主の画像情報の指定画面領域部に対応する記録媒
    体上の面領域部内に露光して追記録する追記情報記録手
    段と、 前記主情報記録手段による主の画像情報の記録媒体に対
    する露光量と、前記追記情報記録手段による追記画像情
    報の記録媒体に対する露光量を相対的に変化させる露光
    量可変手段と を有し、 前記露光量可変手段は、前記主情報記録手段による主の
    画像情報の記録媒体に対する露光量検出手段を含み、そ
    の露光量検出データによって、主の画像情報と追記画像
    情報の合成記録出力画像上の少なくとも主の画像情報記
    録と追記画像情報記録とが重なり合った部分において該
    両画像情報の記録濃度に互いに差を生じさせるように、
    前記追記情報記録手段による追記画像情報の記録媒体に
    対する露光量を制御する自動制御方式であることを特徴
    とする情報記録装置。
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