JP2551159B2 - リーダプリンタ - Google Patents

リーダプリンタ

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JP2551159B2
JP2551159B2 JP1202318A JP20231889A JP2551159B2 JP 2551159 B2 JP2551159 B2 JP 2551159B2 JP 1202318 A JP1202318 A JP 1202318A JP 20231889 A JP20231889 A JP 20231889A JP 2551159 B2 JP2551159 B2 JP 2551159B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、マイクロフィルムのリーダプリンタに関す
る。
(従来の技術) 複写機等の画像形成装置において、記録すべき主の画
像情報の記録の際に、必要に応じて、その主の画像情報
に該画像情報とは別の例えば日付・文字・記号等の所望
・任意の追記画像情報を付加した形態にて画像情報を合
成記録することができる追記機能を具備させた装置自体
は既に知られている。
例えば、原稿の画像情報(主の画像情報)を記録媒体
としての電子写真感光体上に露光して該画像情報に対応
した静電潜像を形成し、該潜像を現像手段でトナー現像
し、該現像像を記録用紙(転写材)に転写し、該転写像
を用紙面に定着して画像記録物を出力するものに、上記
の主の画像情報の露光手段とは別途、日付など所望の追
記画像情報を外部入力によって感光体上に露光する手段
を具備させ、主の画像情報の画面内において領域指定手
段で指定した画面領域部に対応する感光体面部分に日付
等の追記画像情報を上記の追記画像情報露光手段で露光
することで、感光体上に主の画像情報に対応した静電潜
像と追記画像情報に対応した静電潜像とを合成した形態
で形成せしめる。
そしてその合成静電潜像の現像・転写・定着の工程を
実行させて、主の画像情報に所望の追記画像情報を同一
記録用紙上に付加(追記)した合成形態の記録物を得る
ものである。
追記画像情報の露光手段としては、例えば、発光素子
アレイアセンブリを用い、これを感光体の面移動方向
(副走査方向)に直交する方向(主走査方向)に平行に
感光体面に対面させて配設し、入力手段で入力した目的
の追記画像情報に対応する時系列電気デジタル画素信号
に対応させて発光素子アレイアセンブリの個々の発光素
子を点減制御(主走査制御)することで、電光掲示板方
式で感光体面の予め指定した領域面部分に選択的に目的
の追記画像情報を主走査・副走査露光(書き込み)して
該情報に対応した静電潜像を形成する。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような追記機能を具備する画像形成装置におい
て、追記処置をしたとき主の画像情報の記録部分と追記
画像情報の記録部分とに互いに重複(画像重複)した部
分が生じると、その重複部分の主の画像情報、又は追記
画像情報、もしくは両方の情報の記録内容が粉れて判断
できなくなり、記録失敗として記録のやり直しをしなけ
ればならないことにもなるので、予め指定する追記画像
情報の記録位置は主の画像情報と重複しない場所、もし
くは重なりを生じても相互の情報内容が判断できる場所
を慎重に見極めて正確に指定しなければならず、そのた
めに追記処置操作に手間を要した。
本発明はマイクロフィルムのリーダプリンタに追記機
能を具備させ、その追記処置操作の容易化・迅速化した
ものを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は下記の構成を特徴とする追記機能を具備した
マイクロフイルムのリーダプリンタである。
(1)マイクロフィルムに撮影記録されている画像情報
を閲読用スクリーン面に拡大投影するリーダ機構部と、
該マイクロフィルム画像情報を記録媒体に拡大投影して
画像記録物を出力するプリンタ機構部を有するリーダプ
リンタにおいて、 前記閲読用スクリーン面に拡大投影されたマイクロフ
ィルム画像情報の画面内において任意の画面領域部を追
記情報記録部として指定する画面領域指定手段と、 前記マイクロフィルム画像情報とは別の画像情報とし
ての日付・文字など所望の追記画像情報を、前記の画面
領域指定手段によるマイクロフィルム画像情報の指定画
面領域部に対応する記録媒体上の面領域部内に追記録す
る追記情報記録手段と、 前記の画面領域指定手段によるマイクロフィルム画像
情報の指定画面領域部内において該領域部内のマイクロ
フィルム画像情報部分と重複を生じさせることなく追記
画像情報を追記させた形態の記録処理を可能とする追記
用スペース部が存在するか否かを検索する追記可能スペ
ース部検索手段と、 前記の追加可能スペース部検索手段で検索された追記
可能スペース部に対応する記録媒体上の面領域部に追記
画像情報を記録するように前記の追記情報記録手段を制
御する制御手段と、 を有していることを特徴とするリーダプリンタ。
(2)前記の追記可能スペース部検索手段で追記可能ス
ペース部の存在が検索されなかった場合には、その信号
に基づいてその旨を表示する警告手段を作動させ、又は
装置のプリント動作を中止させ、或いはその両方を行な
うように構成したことを特徴とする(1)記載のリーダ
プリンタ。
(作 用) 即ち、閲読用スクリーン面に拡大投影されたマイクロ
フィルム画像情報の画面に関して、その画面内の追記画
像情報を追記しようとする任意の面領域を画面領域指定
手段で大まかに指定してやるだけで、爾後は追記可能ス
ペース部分検索手段で上記の指定画面領域部内において
マイクロフィルム画像情報部分と重複せずに追記画像情
報の追記が可能なスペース部分が自動的に検索され、そ
の自動検索されたスペース部に対応する記録媒体上の面
領域部に対して自動的に追記画像情報の記録制御がなさ
れて、マイクロフィルム画像情報部分と追記画像情報部
分との重複部分のない追記モードの合成プリントモード
が実行される。
従って追記処置におけるオペレータの操作は目的の追
記画像情報の入力操作と、閲読スクリーン上での拡大投
影されたマイクロフィルム画像情報画面内における画面
領域指定手段による追記場所のおおまかな指定操作だけ
となり、追記場所の慎重な見極め指定を要せず、追記処
理操作が容易化・迅速化される。しかもマイクロフィル
ム画像情報部分と追記画像情報部分の重複による記録失
敗・記録やり直しを生ぜず経済性も向上する。
又、指定した追記場所内に追記可能スペース部が存在
しないことが検索手段で検索されたときは(2)の構成
のようにその旨を表示する警告手段を作動させ、又は装
置のプリント動作を中止させ、或いはその両方を行なわ
せることで、プリント失敗の発生が防止される。この場
合は追加場所の指定を変更する操作を行ない、改めて追
記モードのプリントを実行させる。
(実施例) 以下、本発明に従う追記機能を具備したマイクロフィ
ルムリーダプリンタの実施例について具体的に説明す
る。
(A)リーダプリンタの全体概略構成(第1〜3図) 第1図は本実施例のリーダプリンタの概略構成を示す
斜視図である。
1は投影用のハロゲンランプ、2は該ランプの背後に
配設した反射笠としての球面ミラー、3はランプ1の光
を上方に反射させる反射ミラー、4は集光レンズであ
り、これら1〜4により照明部ユニットが構成されてい
る。
Fは主の画像情報としてのマイクロフィルムであり、
手動又は自動検索手段により目的の画像コマ部分が照明
部ユニットのフィルム照明位置に検索されて静止保持さ
れてフィルム裏面側から照明を受ける。
照明光のフィルム透過光が投影レンズ5→固定の第1
〜第4反対ミラー6・7・8・9を介して透過型投影ス
クリーンへ至り、目的画像コマの画像情報がスクリーン
10に拡大結像投影され、その情報内容を閲読することが
できる(リーダモード)。
上記の投影レンズ5から投影スクリーン10へ至る部材
でリーダ部が構成されている。Aはそのリーダ部光路を
示す。
11・12は互いに90゜をなすように配置して共通の可動
キャリヤ50に取付け支持させた第1と第2の走査ミラー
であり、この第1と第2の走査ミラー11・12を支持させ
た可動キャリヤ50は前記リーダ部の第2と第3の固定反
射ミラー7・8間の垂直のリーダ部光路Aに対して不図
示の駆動手段により横方向に往復移動制御R・Wされ
る。
13は第2走査ミラー12の下方向に配設した横長のスリ
ット板、13aはそのスリット板のスリット、15はスリッ
ト板13の下方に配設したプリンタ機構部の記録媒体とし
ての感光ドラムである。本例におけるプリンタ機構部は
第3図に示すように記録媒体として回転駆動される電子
写真感光ドラム15を用いた転写式電子写真複写機構であ
る。これについては後述する。
第1と第2走査ミラー11・12を支持した可動キャリヤ
50は常時(リーダモード)は第2図の実線示のように第
1走査ミラー11が上記のリーダ部光路Aから側方へ退い
て非介入の退避した状態位置をホームポジションとして
待機している。
リーダモードにおいてマイクロフィルムFの目的の画
像コマの画像情報が投影スクリーン10に拡大結像投影さ
れている状態のとき複写スタートキー(不図示)が押さ
れると、可動キャリヤ50が第2図の退避ホームポジショ
ンからリーダ部光路A方向へ往動移動Rされて第1走査
ミラー11が前記のリーダ部光路A内へ進入していき第3
図の実線示のように第1走査ミラー11が光路A内に所定
に進入した状態になったときその位置を走査スタートポ
ジションとしてそれ以来の往復移動Rが停止される。
第2図実線示の退避ホームポジションから第3図実線
示の走査スタートポジションまでの可動キャリヤ50、即
ち第1及び第2走査ミラー11・12の往動移動過程Rを以
下「前スキャン」と称す。
次いで所定の制御タイミング時点で、上記第3図の走
査スタートポジションにある可動キャリヤ50が上記の往
動Rとは逆方向に復動移動Wされて再び第2図の退避ポ
ジションへ戻る。この復動移動過程Wを以下「本スキャ
ン」と称す。
この本スキャン過程Wにおいて第1走査ミラー11で順
次に走査されるリーダ部光路Aの目的画像コマの画像情
報光が第2走査ミラー12→スリット板13のスリット13a
を介して回転感光ドラム15面に入射してドラム面に結像
される。即ちドラム15面に対する主の画像情報のスリッ
ト走査露光が実行される。
Bは前スキャン過程R・本スキャン過程Wにおいて第
1走査ミラー11から後述する交電変換素子アレイS1〜Sn
や感光ドラム15面へ至るプリンタ部光路を示している。
プリンタ機構部は第3図のように感光ドラム15の周囲
に作像プロセス機器を配設して構成されている。即ち感
光ドラム15は支軸15aを中心に矢示Eの時計方向に所定
の周速度をもって回転駆動され、一次帯電器16によりそ
の外表面が一様に帯電処理され、その帯電処理面に前記
本スキャンWによる画像露光を受けることによりマイク
ロフィルムFの目的画像コマに対応した画像情報の静電
潜像が順次に形成されていく。
次いでその形成潜像が現像装置17によりトナー像とし
て現像処理され、該トナー像が、不図示の給紙部から感
光ドラム15と転写帯電器18との間に同期給送された転写
材Pに対して順次に転写される。
トナー像の転写を受けた転写材Pは感光ドラム15の面
から分離されて不図示の定着装置へ搬送されて像定着を
受け、記録物(コピー)として出力される。像転写後の
感光ドラム15面はクリーニング装置19で転写残りトナー
や他の付着汚染物の除去を受け、次いでイレーサランプ
20により前面露光を受けて除電処理されて物理的にも電
気的にも清浄化され、繰り返して作像に供される。
(B)追記機能 画面領域指定手段(1・4・5図) 第1・4図において37a・37b,37c・37dは投影スクリ
ーン10の背面側に配設した、左右方向平行一対(37a・3
7b)と、上下方向並行一対(37c.37a)の都合4本の井
桁式の画面領域指定用のカーソル線材である。
左右方向並行一対の各カーソル線材37a・37bは不々上
下方向T・Vに手動で並行移動操作することができる。
ただし両者37a・37bは互いに相手を乗り越えて移動する
ことはできない。又上下方向並列一対の各線材37c・37d
は夫々左右方向H・Iに手動で並行移動操作することが
できる。ただし両者37c・37dは互いに相手を乗り越えて
移動することはできない。
カーソル線材37a・37b,37c・37dはその影が投影スク
リーン10に対するマイクロフィルム画像情報投影時にス
クリーン背面に映り、スクリーン正面側から投影画像情
報と共に視認される。
而して投影スクリーン10に画像情報を投影したリーダ
モード状態において上記4本の手動のカーソル線材37a
・37b,37c・37dを夫々上下方向・左右方向に移動操作し
てスクリーン10面に投影されているマイクロフィルム画
像情報の画面内において日付等の所望の追記画像情報を
加入したい任意の面領域をカーソル線材37a・37b,37c・
37dの投影線で囲み状態にする。
移動操作した各カーソル線材37a・37b,37c・37dの移
動停止位置は夫々位置検知センサ(第5図の制御系ブロ
ック図において38a・38b,38c・38d)によって検出さ
れ、それ等の信号がメイン制御回路(CPU)39へ入力す
る。
これにより、スクリーン10面に投影されたマイクロフ
ィルム画像情報の画面内において4つのカーソル線材投
影線で囲み操作した面領域、つまり各カーソル線材投影
線の4つの交点h・i・j・k(第4図)を頂点とする
四角形領域の座標、即ちマイクロフィルム画像情報の画
面内において追記画像情報を加入しようとする面領域の
座標がメイン制御回路39で演算されて指定された状態に
なる。
追記情報記録手段(第3・5〜8図) 第3図において、21は感光ドラム15に対する」マイク
ロフィルム画像情報露光位置と現像装置17との間におい
て感光ドラム15に対向させて配設した追記情報露光装置
である。
本実施例の追記情報露光装置21はLED等の発光素子ア
レイ22と露光レンズ23とを用いて構成したものである。
第6図は該装置21の感光ドラム15に対する配設関係を示
す平面図、第7図は該装置21の拡大横断面図である。
装置21はプリンタ機構の左右のシャーシ側板60・60
(第6図)間に感光ドラム15の母線方向に並行に取付け
支持させたガイド軸25をスライド軸受26・26を介して貫
通させて、また装置21の外装筺27の底面側にコロ車28
(第7図)を設けて上記左右のシャーシ側板60・60間に
配設した不動の水平基板61上に受けさせることで、ガイ
ド軸25に沿って感光ドラム15の母線に並行の左右方向J
・Kにスムーズにスライド移動自由である。そして図に
は省略したが例えば駆動用正逆転パルスモータとタイミ
ングベルトなどよりなる駆動機構によって上記の左右方
向スライド移動駆動がなされる。
而して前述の画面領域指定手段のカーソル線材37a・3
7b,37c・37dの移動操作でメイン制御回路39(第5図)
に指定された、マイクロフィルム画像情報の画面内にお
いて追記画像情報を加入しようとする面領域の座標位置
に対応する感光ドラム母線方向の所要位置に装置21が位
置するように、メイン制御回路39で装置21の移動駆動機
構のモータコントローラ40(第5図)が制御されて駆動
モータMが所定の回転角だけ正転又は逆転駆動される。
これにより装置21の左右方向スライド移動駆動がなさ
れ、装置21が上記の所要位置に移動してその位置に待機
した状態になる。装置21内の発光素子アレイ22は第8図
のように感光ドラム15の母線方向を長手としてLED等の
複数個の発光素子l1・l2・・・lnを所定間隔をおいて1
列(又は複数列)配列したものである。
日付・文字等の所望の追記画像情報はキーボード等適
宜の入力手段41(第5図)によりメイン制御回路39に入
力され、それが時系列電気デジタル画素信号化される。
そして複写のためにプリンタ機構の感光ドラム15の回
転駆動等が開始され、また第1及び第2走査ミラー11・
12による主の画像情報の本スキャン(第3図)が開始さ
れた後、メイン制御回路39でこれに指定入力された前記
の追記画像情報加入座標位置に対応して演算される所定
の書き込み開始タイミング時点から前記入力した追記画
像情報に対応する時系列電気デジタル画素信号に対応し
て発光素子アレイ22のドライバ42(第5図)が制御され
て個々の発光素子l1・l2・・・lnが選択的に点減制御
(主走査制御)されることで、電光掲示板方式で感光ド
ラム15面に点灯発光素子の光が結像レンズ23を通して光
路G(第7図)で露光され、入力した追記画像情報に対
応した静電潜像が形成される。この追記画像情報の感光
ドラム15面上での書き込み位置は感光ドラム15面に第1
及び第2走査ミラーでの本スキャンにより露光されるマ
イクロフィルム画像情報についてその画面内において前
記指定処置した追記すべき画面領域に対応する感光ドラ
ム15上の面領域部内である。
追記可能スペース検索手段(第1・5・9・10図) これは前述したように、前記の画像領域指定手段37a
・37b,37c・37d(第1・4図)による主の画像情報の指
定画面領域部内において該領域部内の主の画像情報部分
と重複を生じさせることなく追記画像情報を追記させた
形態の記録処理を可能とする追記用スペース部が存在す
るか否かを検索するものである。
第1図において、S1〜Snはスリット板13の上面長手に
沿ってスリット穴13aの近傍に所定間隔をおいて配列し
た光電変換素子アレイ(アモルファスシリコン等の光セ
ンサアレイ)である。
この追記可能スペース検索手段による検索は前記の画
像領域指定手段37a・37b,37c・37dによる追記領域の指
定操作、入力手段41(第5図)による所要の追記画像情
報の入力操作をして不図示の複写スタートキーが押され
ることで、第1と第2走査ミラー11・12が前スキャン移
動Rして走査スタートポジションへ至り(第2図→第3
図)本スキャンWに移行するまでの間に実行される。
即ち第1・第2走査ミラー11・12の前スキャン移動R
の過程で、リーダ部光路A内のマイクロフィルム画像情
報光を第1・第2走査ミラー11・12が走査し、これに同
期してプリンタ部光路B内を前記の光電変換素子アレイ
S1〜Snが走査し、この光電変換素子アレイS1〜Snが第9
図に示すようにフィルムFの画像情報を後方から前方へ
順次に走査する。つまり主の画像情報の投影像の光を線
分0−0上の画像部から線分P−P上の画像部を経て線
分Q−Q上の画像部まで光電変換素子アレイS1〜Snが受
光して、その露光量を順次ポイントにて検出し、その受
光データがメイン制御回路39(第5図)へ入力する。
メイン制御回路39は入力した受光データに基づいて各
ポイントを明部(露光部)と暗部(非露光部)に2分割
する。
第10図は光電変換素子アレイS1〜Snの各素子が受光し
た全ポイント(この例では12X17ポイント)を明部と暗
部に2分割した受光データマトリックスの例を示したも
ので、斜線を引いたポイント部が明部であり、空白のポ
イント部が暗部を示している。
説明の便宜上各ポイントの座標(番地)を、列につい
ては左側の列から右側の列を順次に1番列〜17番列と
し、行については最上行から最下行を順次に1番行〜12
番行として、X−Y座標式で特定する。a−a線・b−
b線・c−c線・d−d線は前述の画面領域指定手段37
a・37b,37c・37dで指定操作したマイクロフィルム画像
情報画面内の追記画像情報加入領域部を特定する4本の
カーソル線に対応するもので、各線で囲まれているポイ
ント領域が追記画像情報加入領域部に対応するものであ
る。
また、入力手段41(第5図)によりメイン制御回路39
に入力した日付・文字等の所望の追記画像情報を記録す
るために必要なポイント数(記録容量)として、いま仮
に、第10図の受光データマトリックスのX座標方向(列
方向)に3連続ポイント分必要とするものとする。
而してメイン制御回路39は、上記の受光データマトリ
ックスについてそのうちの上記a−a線・b−b線・c
−c線・d−d線の囲み領域即ち追記画像情報加入指定
領域内において追記露光が可能な非露光部ポイントによ
って構成される連続の3ポイント部分が存在するか否か
を探し出す、即ち検索する。
本実施例での非露光部ポイントの探索の際の優先順位
は、まず、受光データマトリックスの上1行目の左より
順に(1,1)・(1,2)・・・(1,17)までのポイント
を、続いて2行目に移り左より順に(2,1)・(2,2)・
・・(2,17)までのポイントを、以下同様に各行につい
て順に最終行目までの各行を左より順に検索していき、
最後の(12,17)のポイントで検索を終了する。
従って追記画像情報加入指定領域に対応するa−a線
・b−b線・c−c線・d−d線で囲まれるポイント領
域におけるポイント検索順位は(5,6)から始まって (5,7)・(5,8)・・・(5,14)、 (6,6)・(6,7)・・・(6,14)、 (7,6)・(7,7)・・・(7,14)、 (8,6)・(8,7)・・・(8,13) となり、最後が(8,14)である。
a−a線・b−b線・c−c線・d−d線で囲まれる
ポイント領域においてX座標方向に3つ連続する非露光
部は本例では (6,10)・(6,11)・(6,12)の番地と、 (7,6)・(7,7)・(7,8)の番地の2ケ所ある。
この両番地のうち前者の(6,10)・(6,11)・(6,1
2)の番地が上述の優先順位により追記画像情報加入位
置としてメイン制御回路39により検索されて特定され
る。
尚、追記画像情報の記録方向を受光データマトリック
スのY軸方向に指定すれば、本例の場合はその方向に非
露光部が3ポイント連続している(5,7)・(6,7)・
(7,7)の番地が検索されて追記画像情報加入位置とし
て特定される。
ポイントの検索については(12,17)のポイント番地
をスタート点として前述の(1,1)のポイント番地をス
タート点とする場合の逆順で進行させるモードや、(1,
1)・(2,1)・(3,1)・・・というように1列目から1
2列目までを列優先で進行させるモードなど優先順位の
変更も可能である。
さらに検索精度を高めるために光電変換素子アレイS1
〜Snが走査する際に分割するポイント数を増やしたり、
光センサの数を増やしたりする処置をとることもでき
る。
以上のようにして画像領域指定手段37a・37b,38c・38
dによるマイクロフィルム画像情報の指定画面領域部内
において、該領域部内の主の画像情報部分と重複を生じ
させることなく追記画像情報を追記させた形態の記録処
理を可能とする追記用スペース部が存在することが検索
されると、第1と第2の走査ミラー11・12は本スキャン
Wに移行して感光ドラム15に対する主の画像情報の露光
走査が実行され、又上記検索された追記用スペース部に
対応する感光ドラム15の面部分に対して追記画像情報に
ついての露光がなされるように追記情報露光装置21の発
光素子アレイ22に対する信号入力が制御される。
これにより前述第11図例のようにマイクロフィルム画
像情報画面100について予め指定した画面領域部分103で
あって、かつその領域部分のうちの主の画像情報部分を
避けて重複しないスペース部分に追記画像情報102が自
動制御されて記録された記録物Pが出力される。
次に追記可能スペース部が存在しないことが検索され
た場合を説明する。
この場合は、第10図例の受光データマトリックスにお
いてa−a線・b−b線・c−c線・d−d線で囲まれ
た追記画像情報加入領域部に対応するポイント領域に、
入力手段41(第5図)によりメイン制御回路39に入力し
た日付・文字等の所望の追記画像情報を記録するために
必要な非露光部ポイント数(記録容量)がなく、強いて
記録すればマイクロフィルム画像情報と追記画像情報と
の重複を生じる場合である。
いま仮に追記に必要なポイント数を4とすると第10図
例の受光データマトリックスにおいてa−a線・b−b
線・c−c線・d−d線で囲まれた領域のポイントが優
先順位より(5,6)・(5,7)・(5,8)・・・(8,13)
・(8,14)と検索されても連続4ポイントからなる非露
光部ポイントの番地は検出されない。
このときはメイン制御回路39で追記可能スペース部が
存在しないと判断されて、その旨を表示するブザーやLE
D表示器等の表示手段43(第5図)が作動されると共
に、画像情報の記録が中止される。即ち第1と第2の走
査ミラー11・12は前スキャン終了後、直ちに退避ホーム
ポジション(第2図)へ戻る。感光ドラム15上に露光記
録されたフィルムFの画像情報の静電潜像は現像装置17
の現像バイアスがオフに制御されることで現像されなく
なる。つまり記録失敗の記録物は出力されない。
この場合は追記場所の指定を変更して改めて追記モー
ドのプリントモードを実行する。
その他 追記情報記録手段について前述第6・7・8図例の追
記情報露光装置21は、画面領域指定手段による追記画像
情報加入指定領域の座標に対応して感光ドラム15の母線
方向の所要位置へスライド移動駆動させる構成のもので
あるが、この追記情報露光装置21は第12・13図例のよう
に感光ドラム15の母線方向の有効全長域に対応する長尺
の追記情報露光装置21を感光ドラム15の母線方向に並行
に定置配設しても移動機構をなくした構造にすることも
できる。
即ち感光ドラム15の母線方向の有効全長域に対応する
長尺の発光素子アレイ22を用い、所定間隔に配設された
個々の単体発光素子l1・l2・・・・lnの発光光を各々集
光して感光ドラム15面を露光する露光レンズ231・・・2
3nを発光素子l1・・・lnに1対1で対応して所定間隔に
配設して追記情報露光装置21を構成し、この装置21を感
光ドラム15に対して並行に対向させて定置配設して感光
ドラム15の母線方向全長域について装置21を移動させな
くとも追記画像情報の記録ができるようにするものであ
る。24はスリット板で個々の発光素子と露光レンズ間に
配設され、個々の発光素子の発光光が隣接の露光レンズ
にまわり込まないように規制している。
前述例の移動式装置に比べて露光レンズを多く必要と
するが、移動機構を必要としないので構造が簡単とな
る。
また、前スキャンR特に光電変換素子アレイS1〜Sn
(第1図)で検出される主の画像情報の各ポイントの露
光量に関する受光データはAE(自動濃度調整)などにお
ける現像バイアス制御用情報としても利用できる。
本発明はネガ原画像からポジ複写画像を得る場合、及
びポジ現画像からポジ複写画像を得る場合のマイクロフ
ィルムリーダプリンタに適用できる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、追記機能を具備したマ
イクロフィルムのリーダプリンタが得られるとともに、
追記記録モードに於いておおまかに指定した追記情報加
入面領域についてその領域内の追記可能スペース部分が
自動的に検索されてその検索スペース部分に対して所要
の追記画像情報の記録が実行されるので、追記場所の慎
重な見極め指定を要さず、追記処理操作が容易化・迅速
化される。しかもマイクロフィルム画像情報部分と追記
画像情報部分の重複によるプリント失敗やプリントのや
り直しを生ぜず、経済性も向上する。
追記可能スペース部分の自動検索で追記可能スペース
部分が存在しないことが検索されたときはその旨の警告
を発生させると共に装置のプリント動作を中止させるこ
とで、プリント失敗の発生が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はリーダプリンタの全体概略構成を示す斜視図。 第2図は第1及び第2走査ミラーが退避ホームポジショ
ンにあるときの状態図。 第3図は第1及び第2走査ミラーが走査スタートポジシ
ョンにあるときの状態図。 第4図は画面領域指定手段の構成説明図。 第5図は制御系のブロック図。 第6図は感光ドラムとそれに対向させて配設した移動型
追記情報露光装置の平面図。 第7図は追記情報露光装置の拡大横断面図。 第8図は感光ドラムと、ドラム母線方向に移動制御され
る追記情報露光装置との関係を示す斜視図。 第9図は光電変換素子アレイによる主の画像情報の走査
要領説明図。 第10図は受光データマトリックスによる追記可能スペー
ス部検索要領説明図。 第11図は出力された記録物の一例の画面図。 第12図は追記情報露光装置の他の例(定置型)の縦断平
面図。 第13図はその斜視図。 Fは主の画像情報としてのマイクロフィルム、5は投影
レンズ、10は投影スクリーン、11・12は第1と第2の走
査ミラー、S1〜Snは光電変換素子アレイ、15は感光ドラ
ム、21は追記情報露光装置、37a・37b.37c・37dは画面
領域指定操作用のカーソル線材、39はメイン制御回路。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−140227(JP,A) 特開 昭64−20571(JP,A) 特開 昭63−279282(JP,A) 特開 平1−179963(JP,A) 特開 昭64−16072(JP,A) 特開 昭63−256938(JP,A) 特開 昭62−169138(JP,A) 特開 昭63−17465(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロフィルムに撮影記録されている画
    像情報を閲読用スクリーン面に拡大投影するリーダ機構
    部と、該マイクロフィルム画像情報を記録媒体に拡大投
    影して画像記録物を出力するプリンタ機構部を有するリ
    ーダプリンタにおいて、 前記閲読用スクリーン面に拡大投影されたマイクロフィ
    ルム画像情報の画面内において任意の画面領域部を追記
    情報記録部として指定する画面領域指定手段と、 前記マイクロフィルム画像情報とは別の画像情報として
    の日付・文字など所望の追記画像情報を、前記の画面領
    域指定手段によるマイクロフィルム画像情報の指定画面
    領域部に対応する記録媒体上の面領域部内に追記録する
    追記情報記録手段と、 前記の画面領域指定手段によるマイクロフィルム画像情
    報の指定画面領域部内において該領域部内のマイクロフ
    ィルム画像情報部分と重複を生じさせることなく追記画
    像情報を追記させた形態の記録処理を可能とする追記用
    スペース部が存在するか否かを検索する追記可能スペー
    ス部検索手段と、 前記の追加可能スペース部検索手段で検索された追記可
    能スペース部に対応する記録媒体上の面領域部に追記画
    像情報を記録するように前記の追記情報記録手段を制御
    する制御手段と、 を有していることを特徴とするリーダプリンタ。
  2. 【請求項2】前記の追記可能スペース部検索手段で追記
    可能スペース部の存在が検索されなかった場合には、そ
    の信号に基づいてその旨を表示する警告手段を作動さ
    せ、又は装置のプリント動作を中止させ、或いはその両
    方を行なうように構成したことを特徴とする請求項1記
    載のリーダプリンタ。
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