JP2591085B2 - 文字縮小方法 - Google Patents
文字縮小方法Info
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- JP2591085B2 JP2591085B2 JP63178613A JP17861388A JP2591085B2 JP 2591085 B2 JP2591085 B2 JP 2591085B2 JP 63178613 A JP63178613 A JP 63178613A JP 17861388 A JP17861388 A JP 17861388A JP 2591085 B2 JP2591085 B2 JP 2591085B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ドットマトリクス形文字パターンから縮小
サイズの文字を得る文字縮小方法に関する。
サイズの文字を得る文字縮小方法に関する。
従来の技術 従来、ドットマトリクス形文字パターンを縮小する方
法としては、アフィン変換等を利用する方法や、原文字
の両隣のドット対を黒ドットの場合に論理和を取り、上
記両隣ドット対と置換する方法が知られている。
法としては、アフィン変換等を利用する方法や、原文字
の両隣のドット対を黒ドットの場合に論理和を取り、上
記両隣ドット対と置換する方法が知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例のうち、前者の文字縮小方
法では、原文字をそのドット情報に関係なく、一定の規
則で縮小変換を行なっているため、縮小された文字に偏
りが生じるという課題があった。一方、後者の文字縮小
方法では、文字全体の空間がつぶれた感じの文字になる
という課題があった。
法では、原文字をそのドット情報に関係なく、一定の規
則で縮小変換を行なっているため、縮小された文字に偏
りが生じるという課題があった。一方、後者の文字縮小
方法では、文字全体の空間がつぶれた感じの文字になる
という課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであ
り、通常のドットマトリクス形文字を文字の偏りがな
く、しかも、文字全体の空間がつぶれた感じにならない
ようにしてバランス良く縮小することができるようにし
た文字縮小方法を提供することを目的とするものであ
る。
り、通常のドットマトリクス形文字を文字の偏りがな
く、しかも、文字全体の空間がつぶれた感じにならない
ようにしてバランス良く縮小することができるようにし
た文字縮小方法を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、ドットマトリ
クス形文字パターンの2ドット幅の縦線を左右いずれか
に1ドットシフトし、上記2ドット幅の縦線と、このシ
フトされた縦線の論理積により縦線を1ドット幅に処理
し、ドットマトリクス形文字パターンの2ドット幅の横
線を上下いずれかに1ドットシフトし、上記2ドット幅
の横線と、このシフトされた横線の論理積により横線を
1ドット幅に処理して細分化したドットマトリクス形文
字パターンに変換し、この細分化したドットマトリクス
形文字パターンを縮小するドット文字に対応して縦方向
と横方向の複数ドット列毎の複数組に分割し、分割した
各組の複数ドット列の中で最少黒ドット数の列を検索
し、縦方向のドット列では、最少黒ドット数の列の各ド
ットの横方向において、左側に黒ドットが存在しない場
合、右側のドットを最少黒ドット数の列のドットとの論
理和により処理し、黒ドットが存在する場合、右側のド
ットをそのまま残すように処理し、左側に黒ドットが存
在し、最少黒ドット数の列のドットの上下の少なくとも
一方に黒ドットが存在する場合、右側のドットを左側の
ドットと最少黒ドット数の列のドットとの論理和により
処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット数の列を
間引き、横方向のドット列では、最少黒ドット数の列の
各ドットの縦方向において、下側に黒ドットが存在しな
い場合、上側のドットを最少黒ドット数の列のドットと
の論理和により処理し、下側に黒ドットが存在する場
合、上側のドットをそのまま残すように処理し、かつこ
れらの処理と共に最少黒ドット数の列を間引くようにし
たものである。
クス形文字パターンの2ドット幅の縦線を左右いずれか
に1ドットシフトし、上記2ドット幅の縦線と、このシ
フトされた縦線の論理積により縦線を1ドット幅に処理
し、ドットマトリクス形文字パターンの2ドット幅の横
線を上下いずれかに1ドットシフトし、上記2ドット幅
の横線と、このシフトされた横線の論理積により横線を
1ドット幅に処理して細分化したドットマトリクス形文
字パターンに変換し、この細分化したドットマトリクス
形文字パターンを縮小するドット文字に対応して縦方向
と横方向の複数ドット列毎の複数組に分割し、分割した
各組の複数ドット列の中で最少黒ドット数の列を検索
し、縦方向のドット列では、最少黒ドット数の列の各ド
ットの横方向において、左側に黒ドットが存在しない場
合、右側のドットを最少黒ドット数の列のドットとの論
理和により処理し、黒ドットが存在する場合、右側のド
ットをそのまま残すように処理し、左側に黒ドットが存
在し、最少黒ドット数の列のドットの上下の少なくとも
一方に黒ドットが存在する場合、右側のドットを左側の
ドットと最少黒ドット数の列のドットとの論理和により
処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット数の列を
間引き、横方向のドット列では、最少黒ドット数の列の
各ドットの縦方向において、下側に黒ドットが存在しな
い場合、上側のドットを最少黒ドット数の列のドットと
の論理和により処理し、下側に黒ドットが存在する場
合、上側のドットをそのまま残すように処理し、かつこ
れらの処理と共に最少黒ドット数の列を間引くようにし
たものである。
作 用 本発明は、上記技術的手段により次のような作用を有
する。
する。
通常のマトリクス形文字パターンの2ドット幅の線が
1ドット幅の線になる細分化したドットマトリクス形文
字パターンに変換し、この細分化したドットマトリクス
形文字パターンを縮小するドット文字に対応して縦方向
と横方向の複数ドット列毎の複数組に分割し、この分割
した各組の複数ドット列の中で最少黒ドット数の列を検
索し、縦方向のドット列、すなわち横方向の縮小では、
最少黒ドット数の列の各ドットの横方向において、左側
のドットとの関係、更には最少黒ドット数の列のドット
の上下のドットとの関係を考慮して右側のドットを処理
すると共に、最少黒ドット数の列を間引き、横方向のド
ット列、すなわち縦方向の縮小では、最少黒ドット数の
列の各ドットの縦方向において、下側のドットとの関係
を考慮して上側のドットを処理すると共に、最少黒ドッ
ト数の列を間引き、縮小した文字に偏りがなく、文字全
体の空間がつぶれた感じにならないようにする。
1ドット幅の線になる細分化したドットマトリクス形文
字パターンに変換し、この細分化したドットマトリクス
形文字パターンを縮小するドット文字に対応して縦方向
と横方向の複数ドット列毎の複数組に分割し、この分割
した各組の複数ドット列の中で最少黒ドット数の列を検
索し、縦方向のドット列、すなわち横方向の縮小では、
最少黒ドット数の列の各ドットの横方向において、左側
のドットとの関係、更には最少黒ドット数の列のドット
の上下のドットとの関係を考慮して右側のドットを処理
すると共に、最少黒ドット数の列を間引き、横方向のド
ット列、すなわち縦方向の縮小では、最少黒ドット数の
列の各ドットの縦方向において、下側のドットとの関係
を考慮して上側のドットを処理すると共に、最少黒ドッ
ト数の列を間引き、縮小した文字に偏りがなく、文字全
体の空間がつぶれた感じにならないようにする。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例における文字縮小方法に用
いる文字縮小装置の機能ブロック図である。
いる文字縮小装置の機能ブロック図である。
第1図において、1は縦方向ドット削減部であり、通
常の明朝体、又はゴシック体の原ドットマトリクス形文
字パターン、例えば24×24のドットマトリクス形文字パ
ターン(第14図(a)、第15図(a)参照)における2
ドット幅の縦線を1ドット幅に変換処理する。2は横方
向ドット削減部であり、上記ドットマトリクス形文字パ
ターンがゴシック体の場合に、2ドット幅の横線を1ド
ット幅に変換処理する。3は分割部であり、上記のよう
に縦方向ドット削減部1と横方向ドット削減部2を経て
ドットマトリクス形文字パターンの2ドット幅の線が1
ドット幅に変換され、細分化されたドットマトリクス形
文字パターンを縮小するために間引くドット列数分、例
えば24×24ドットから20×20ドットの文字パターンに縮
小する場合には、縦方向と横方向のドット列を6列毎の
4組、16×16ドットの文字パターンに縮小する場合に
は、縦方向と横方向のドット列を3列毎の8組に分割す
る。4は縦方向ドット列検索部であり、分割部3で分割
された縦方向の各組の複数ドット列の中で最少黒ドット
数の列を左側から右側へ向かって順次検索し、最少黒ド
ット数のドット列がその属する組において複数列存在す
る場合には、最も側側に位置するドット列を最少黒ドッ
ト数とみなす。5は横方向ドット列検索部であり、分割
部3で分割された横方向の各組の複数ドット列の中で最
少黒ドット数の列を上側から下側へ向かって順次検索
し、最少黒ドット数のドット列がその属する組において
複数列存在する場合には、最も下側に位置するドット列
を最少黒ドット数とみなす。6は横方向縮小部であり、
縦方向ドット列検索部4で検索された最少黒ドット数の
列の各ドットの横方向において、左側に黒ドットが存在
しない場合、右側のドットを最少黒ドット数の列のドッ
トとの論理和により処理し、黒ドットが存在する場合、
右側のドットをそのまま残すように処理し、左側に黒ド
ットが存在し、最少黒ドット数の列のドットの上下の少
なくとも一方に黒ドットが存在する場合、右側のドット
を左側のドットと最少黒ドット数の列のドットとの論理
和により処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット
数の列を間引く。7は縦方向縮小部であり、横方向ドッ
ト列検索部5で検索された最少黒ドット数の列の各ドッ
トの縦方向において、下側に黒ドットが存在しない場
合、上側のドットを最少黒ドット数の列のドットとの論
理和により処理し、下側に黒ドットが存在する場合、上
側のドットをそのまま残すように処理し、かつこれらの
処理と共に最少黒ドット数の列を間引く。
常の明朝体、又はゴシック体の原ドットマトリクス形文
字パターン、例えば24×24のドットマトリクス形文字パ
ターン(第14図(a)、第15図(a)参照)における2
ドット幅の縦線を1ドット幅に変換処理する。2は横方
向ドット削減部であり、上記ドットマトリクス形文字パ
ターンがゴシック体の場合に、2ドット幅の横線を1ド
ット幅に変換処理する。3は分割部であり、上記のよう
に縦方向ドット削減部1と横方向ドット削減部2を経て
ドットマトリクス形文字パターンの2ドット幅の線が1
ドット幅に変換され、細分化されたドットマトリクス形
文字パターンを縮小するために間引くドット列数分、例
えば24×24ドットから20×20ドットの文字パターンに縮
小する場合には、縦方向と横方向のドット列を6列毎の
4組、16×16ドットの文字パターンに縮小する場合に
は、縦方向と横方向のドット列を3列毎の8組に分割す
る。4は縦方向ドット列検索部であり、分割部3で分割
された縦方向の各組の複数ドット列の中で最少黒ドット
数の列を左側から右側へ向かって順次検索し、最少黒ド
ット数のドット列がその属する組において複数列存在す
る場合には、最も側側に位置するドット列を最少黒ドッ
ト数とみなす。5は横方向ドット列検索部であり、分割
部3で分割された横方向の各組の複数ドット列の中で最
少黒ドット数の列を上側から下側へ向かって順次検索
し、最少黒ドット数のドット列がその属する組において
複数列存在する場合には、最も下側に位置するドット列
を最少黒ドット数とみなす。6は横方向縮小部であり、
縦方向ドット列検索部4で検索された最少黒ドット数の
列の各ドットの横方向において、左側に黒ドットが存在
しない場合、右側のドットを最少黒ドット数の列のドッ
トとの論理和により処理し、黒ドットが存在する場合、
右側のドットをそのまま残すように処理し、左側に黒ド
ットが存在し、最少黒ドット数の列のドットの上下の少
なくとも一方に黒ドットが存在する場合、右側のドット
を左側のドットと最少黒ドット数の列のドットとの論理
和により処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット
数の列を間引く。7は縦方向縮小部であり、横方向ドッ
ト列検索部5で検索された最少黒ドット数の列の各ドッ
トの縦方向において、下側に黒ドットが存在しない場
合、上側のドットを最少黒ドット数の列のドットとの論
理和により処理し、下側に黒ドットが存在する場合、上
側のドットをそのまま残すように処理し、かつこれらの
処理と共に最少黒ドット数の列を間引く。
次に、文字縮小方法について説明する。
第3図(a),(b),(c)ないし第9図(a),
(b),(c)は細分化されたドットマトリクス形文字
パターンに変換するための横方向の処理動作説明図、第
10図(a),(b),(c)、第11図(a),(b),
(c)は縦方向の処理動作説明図である。
(b),(c)は細分化されたドットマトリクス形文字
パターンに変換するための横方向の処理動作説明図、第
10図(a),(b),(c)、第11図(a),(b),
(c)は縦方向の処理動作説明図である。
先ず、縦方向ドット削減部1の動作について説明す
る。この縦方向ドット削減部1は、基本的に、第2図
(a)に示すような原ドットマトリクス形文字パターン
の縦線の幅を構成する2つのドットD1,D2と、このドッ
トD1,D2を第2図(b)に示すように左にシフトしたド
ットD3,D4との論理積をとり、第2図(c)に示すよう
に1つのドットD5の幅の縦線に変換処理する。また、第
3図(a)、第4図(a)、第5図(a)に示すように
縦線を構成する黒ドットD6の上下のドットがいずれも黒
ドットでなく、その黒ドットD6の右のドットの上下のド
ットの少なくとも一方が黒ドットである場合には、第3
図(b)、第4図(b)、第5図(b)に示すように上
記シフトを行う外に、縦線である2ドットの右側をそれ
ぞれ同一のドットに変換してシフトし、上記と同様に論
理積により第3図(c)、第4図(c)、第5図(c)
に示すようなパターンに変換処理する。また、他の例外
として、第6図(a)、第7図(a)に示すように縦線
を構成する黒ドットD7の上下のドットがいずれも黒ドッ
トでなく、その黒ドットD7の右のドットD8が黒ドットで
なく、更にその黒ドットでないドットD8の上下のドット
の少なくとも一方が黒ドットである場合には、第6図
(b)、第7図(b)に示すように上記シフトを行う外
に、その黒ドットでないドットD8を黒ドットに変換して
シフトすると共に、その黒ドットでないドットD8の上下
のドットをそれぞれ同一のドットにし、上記と同様に論
理積により第6図(c)、第7図(c)に示すようなパ
ターンに変換処理する。更に、第8図(a)に示すよう
に縦線の幅が1つの黒ドットD9である場合には、第8図
(b)に示すように上記シフトを行う外に、その黒ドッ
トD9の右のドットを黒ドットに変換してシフトし、上記
と同様に論理積により第8図(c)に示すようなパター
ンに変換処理する。
る。この縦方向ドット削減部1は、基本的に、第2図
(a)に示すような原ドットマトリクス形文字パターン
の縦線の幅を構成する2つのドットD1,D2と、このドッ
トD1,D2を第2図(b)に示すように左にシフトしたド
ットD3,D4との論理積をとり、第2図(c)に示すよう
に1つのドットD5の幅の縦線に変換処理する。また、第
3図(a)、第4図(a)、第5図(a)に示すように
縦線を構成する黒ドットD6の上下のドットがいずれも黒
ドットでなく、その黒ドットD6の右のドットの上下のド
ットの少なくとも一方が黒ドットである場合には、第3
図(b)、第4図(b)、第5図(b)に示すように上
記シフトを行う外に、縦線である2ドットの右側をそれ
ぞれ同一のドットに変換してシフトし、上記と同様に論
理積により第3図(c)、第4図(c)、第5図(c)
に示すようなパターンに変換処理する。また、他の例外
として、第6図(a)、第7図(a)に示すように縦線
を構成する黒ドットD7の上下のドットがいずれも黒ドッ
トでなく、その黒ドットD7の右のドットD8が黒ドットで
なく、更にその黒ドットでないドットD8の上下のドット
の少なくとも一方が黒ドットである場合には、第6図
(b)、第7図(b)に示すように上記シフトを行う外
に、その黒ドットでないドットD8を黒ドットに変換して
シフトすると共に、その黒ドットでないドットD8の上下
のドットをそれぞれ同一のドットにし、上記と同様に論
理積により第6図(c)、第7図(c)に示すようなパ
ターンに変換処理する。更に、第8図(a)に示すよう
に縦線の幅が1つの黒ドットD9である場合には、第8図
(b)に示すように上記シフトを行う外に、その黒ドッ
トD9の右のドットを黒ドットに変換してシフトし、上記
と同様に論理積により第8図(c)に示すようなパター
ンに変換処理する。
したがって、原ドットマトリクス形文字パターンにお
いて、第9図(a)に示すような斜め線を上記の変換、
シフトを行って第9図(b)に示すようなパターンを
得、論理積演算を行うと、第9図(c)に示すような斜
め線に変換処理するこができる。
いて、第9図(a)に示すような斜め線を上記の変換、
シフトを行って第9図(b)に示すようなパターンを
得、論理積演算を行うと、第9図(c)に示すような斜
め線に変換処理するこができる。
次に、横方向ドット削減部2の動作について説明す
る。この横方向ドット削減部2も縦方向ドット削減部1
と同様に、基本的に、第10図(a)に示すような原ドッ
トマトリクス形文字パターンの横線を構成する2つのド
ットD10、D11と、このドットD10、D11を第10図(b)に
示すようにその上に1ドットシフトしたドットD12、D13
との論理積をとり、第10図(c)に示すような1つのド
ットD14に変換処理する。例外として、第11図(a)に
示すように横線を構成するドットD15が1つの黒ドット
である場合には、第11図(b)に示すような上記シフト
を行う外に、その黒ドットD15の下の黒ドットのないド
ットを黒ドットに変換してシフトし、上記と同様に論理
積により第11図(c)に示すようなパターンに変換処理
する。
る。この横方向ドット削減部2も縦方向ドット削減部1
と同様に、基本的に、第10図(a)に示すような原ドッ
トマトリクス形文字パターンの横線を構成する2つのド
ットD10、D11と、このドットD10、D11を第10図(b)に
示すようにその上に1ドットシフトしたドットD12、D13
との論理積をとり、第10図(c)に示すような1つのド
ットD14に変換処理する。例外として、第11図(a)に
示すように横線を構成するドットD15が1つの黒ドット
である場合には、第11図(b)に示すような上記シフト
を行う外に、その黒ドットD15の下の黒ドットのないド
ットを黒ドットに変換してシフトし、上記と同様に論理
積により第11図(c)に示すようなパターンに変換処理
する。
したがって、第14図(a)、第15図(a)にそれぞれ
示すような原ドットマトリクス形文字パターンの2ドッ
ト幅の縦線、横線を処理すると、第14図(b)、第15図
(b)に示すように1ドット幅の縦線と横線からなる細
分化したドットマトリクス形文字パターンに変換処理す
ることができる。
示すような原ドットマトリクス形文字パターンの2ドッ
ト幅の縦線、横線を処理すると、第14図(b)、第15図
(b)に示すように1ドット幅の縦線と横線からなる細
分化したドットマトリクス形文字パターンに変換処理す
ることができる。
次に、上記のように細分化(1ドット幅化)したドッ
トマトリクス形文字パターンを20×20ドット文字に縮小
する動作について第12図(a),(b),(c),
(d)および第13図(a),(b)に示す動作説明図を
参照しながら説明する(図において、黒ドットである場
合、数字の1で表示し、黒ドットでない場合、数字の0
で表示している。)分割部3は、第12図(a)、第13図
(a)に示すように縦方向と横方向の24ドット列のう
ち、1〜6番目、7〜12番目、13〜18番目、19〜24番目
の6ドット列毎の4組に分割する。縦方向ドット列検索
部4は上記のように縦方向で分割した各組の複数ドット
列の中で最少黒ドット数の列を左側から右側へ順次検索
する。ここで、例えば第12図(b)に示すように第1番
目の組において、第3番目のドット列が最少黒ドット数
の列であるとすると、横方向縮小部6は、第12図(c)
に示すようにこの最少黒ドット数の列の各ドットの横方
向において、左側の第2番目のドット列に黒ドットが存
在しない場合、右側の第4番目のドット列のドットを最
少黒ドット数の第3番目のドット列のドットとの論理和
により処理し、左側の第2番目のドット列に黒ドットが
存在する場合、右側の第4番目のドット列のドットをそ
のまま残すように処理し、第12図(d)に示すように左
側の第2番目のドット列に黒ドットが存在し、最少黒ド
ット数の第3番目のドット列のドットの上下の少なくと
も一方に黒ドットが存在する場合、右側の第4番目のド
ット列のドットが黒ドットであるか否かに拘らず、この
ドットを左側の第2番目のドット列のドットと最少黒ド
ット数の第3番目のドット列のドットとの論理和により
処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット数の第3
番目の列を間引く。また、横方向ドット列検索部5は、
上記のように横方向で分割した各組の複数ドット列の中
で最少黒ドット数の列を上側から下側へ順次検索する。
ここで、例えば第13図中(b)に示すように第1番目の
組において、第3番目のドット列が最少黒ドット数の列
であるとすると、縦方向縮小部7は第13図(c)に示す
ようにこの最少黒ドット数の列の各ドットの縦方向にお
いて、下側の第4番目のドット列に黒ドットが存在しな
い場合、上側の第2番目のドット列のドットを最少黒ド
ット数の第3番目のドット列のドットとの論理和により
処理し、下側の第4番目のドット列に黒ドットが存在す
る場合、上側の第2番目のドット列のドットをそのまま
残すように処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドッ
ト数の第3番目のドット列を間引く。
トマトリクス形文字パターンを20×20ドット文字に縮小
する動作について第12図(a),(b),(c),
(d)および第13図(a),(b)に示す動作説明図を
参照しながら説明する(図において、黒ドットである場
合、数字の1で表示し、黒ドットでない場合、数字の0
で表示している。)分割部3は、第12図(a)、第13図
(a)に示すように縦方向と横方向の24ドット列のう
ち、1〜6番目、7〜12番目、13〜18番目、19〜24番目
の6ドット列毎の4組に分割する。縦方向ドット列検索
部4は上記のように縦方向で分割した各組の複数ドット
列の中で最少黒ドット数の列を左側から右側へ順次検索
する。ここで、例えば第12図(b)に示すように第1番
目の組において、第3番目のドット列が最少黒ドット数
の列であるとすると、横方向縮小部6は、第12図(c)
に示すようにこの最少黒ドット数の列の各ドットの横方
向において、左側の第2番目のドット列に黒ドットが存
在しない場合、右側の第4番目のドット列のドットを最
少黒ドット数の第3番目のドット列のドットとの論理和
により処理し、左側の第2番目のドット列に黒ドットが
存在する場合、右側の第4番目のドット列のドットをそ
のまま残すように処理し、第12図(d)に示すように左
側の第2番目のドット列に黒ドットが存在し、最少黒ド
ット数の第3番目のドット列のドットの上下の少なくと
も一方に黒ドットが存在する場合、右側の第4番目のド
ット列のドットが黒ドットであるか否かに拘らず、この
ドットを左側の第2番目のドット列のドットと最少黒ド
ット数の第3番目のドット列のドットとの論理和により
処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット数の第3
番目の列を間引く。また、横方向ドット列検索部5は、
上記のように横方向で分割した各組の複数ドット列の中
で最少黒ドット数の列を上側から下側へ順次検索する。
ここで、例えば第13図中(b)に示すように第1番目の
組において、第3番目のドット列が最少黒ドット数の列
であるとすると、縦方向縮小部7は第13図(c)に示す
ようにこの最少黒ドット数の列の各ドットの縦方向にお
いて、下側の第4番目のドット列に黒ドットが存在しな
い場合、上側の第2番目のドット列のドットを最少黒ド
ット数の第3番目のドット列のドットとの論理和により
処理し、下側の第4番目のドット列に黒ドットが存在す
る場合、上側の第2番目のドット列のドットをそのまま
残すように処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドッ
ト数の第3番目のドット列を間引く。
このようにして順次処理するこにより、第14図
(c)、第15図(c)に示すように20×20ドットに縮小
した文字パターンに変換することができる。
(c)、第15図(c)に示すように20×20ドットに縮小
した文字パターンに変換することができる。
また、第14図(b)、第15図(b)に示す24×24ドッ
トの細分化したドットマトリクス文字パターンから16×
16ドットの文字に縮小変換する場合には、上記実施例と
同様に縦方向と横方向の24ドット列を分割部3で8分割
し、各組における最少黒ドットの列を縦方向ドット列検
索部4と横方向ドット列検索部5により検索し、横方向
縮小部6により横方向の縮小変換を行なった後、縦方向
縮小部7により縦方向の縮小変換を行なうことにより第
14図(d)、第15図(d)に示すように縮小文字を生成
することができる。
トの細分化したドットマトリクス文字パターンから16×
16ドットの文字に縮小変換する場合には、上記実施例と
同様に縦方向と横方向の24ドット列を分割部3で8分割
し、各組における最少黒ドットの列を縦方向ドット列検
索部4と横方向ドット列検索部5により検索し、横方向
縮小部6により横方向の縮小変換を行なった後、縦方向
縮小部7により縦方向の縮小変換を行なうことにより第
14図(d)、第15図(d)に示すように縮小文字を生成
することができる。
このように、上記実施例によれば、分割部3で縮小す
る文字に必要なドット数分だけ均等に分割し、各組の縦
方向の最少黒ドット数のドット列を左右のドット列との
関係を考慮しながら間引き、各組の横方向の最少黒ドッ
ト数の列を上下のドット列との関係を考慮しながら間引
くようにしているため、文字全体の空間がつぶれず、文
字の偏りもなく、認識性の高い文字の縮小を行なうこと
ができる。
る文字に必要なドット数分だけ均等に分割し、各組の縦
方向の最少黒ドット数のドット列を左右のドット列との
関係を考慮しながら間引き、各組の横方向の最少黒ドッ
ト数の列を上下のドット列との関係を考慮しながら間引
くようにしているため、文字全体の空間がつぶれず、文
字の偏りもなく、認識性の高い文字の縮小を行なうこと
ができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、通常のドットマト
リクス形文字パターンの2ドット幅の線が1ドット幅の
線になる細分化したドットマトリクス形文字パターンに
変換し、この細分化したドットマトリクス形文字パター
ンを縮小するドット文字に対応して縦方向と横方向の複
数ドット列毎の複数組に分割し、この分割した各組の複
数ドット列の中で最少黒ドット数の列を検索し、縦方向
のドット列、すなわち横方向の縮小では、最少黒ドット
数の列の各ドットの横方向において、左側のドットとの
関係、更には最少黒ドット数の列のドットの上下のドッ
トとの関係を考慮して右側のドットを処理すると共に、
最少黒ドット数の列を間引き、横方向のドット列、すな
わち縦方向の縮小では、最少黒ドット数の列の各ドット
の縦方向において、下側ドットとの関係を考慮して上側
のドットを処理すると共に、最少黒ドット数の列を間引
くようにしているので、縮小した文字に偏りがなく、文
字全体の空間がつぶれた感じにならないようにすること
ができ、バランス良く縮小することができる。
リクス形文字パターンの2ドット幅の線が1ドット幅の
線になる細分化したドットマトリクス形文字パターンに
変換し、この細分化したドットマトリクス形文字パター
ンを縮小するドット文字に対応して縦方向と横方向の複
数ドット列毎の複数組に分割し、この分割した各組の複
数ドット列の中で最少黒ドット数の列を検索し、縦方向
のドット列、すなわち横方向の縮小では、最少黒ドット
数の列の各ドットの横方向において、左側のドットとの
関係、更には最少黒ドット数の列のドットの上下のドッ
トとの関係を考慮して右側のドットを処理すると共に、
最少黒ドット数の列を間引き、横方向のドット列、すな
わち縦方向の縮小では、最少黒ドット数の列の各ドット
の縦方向において、下側ドットとの関係を考慮して上側
のドットを処理すると共に、最少黒ドット数の列を間引
くようにしているので、縮小した文字に偏りがなく、文
字全体の空間がつぶれた感じにならないようにすること
ができ、バランス良く縮小することができる。
第1図ないし第15図は本発明の一実施例における文字縮
小方法を示し、第1図は文字縮小方法に用いる文字縮小
装置の機能ブロック図、第2図ないし第9図は細分化さ
れたドットマトリクス形文字パターンに変換するための
横方向の処理動作説明図、第10図、第11図は縦方向の処
理動作説明図、第12図(a),(b),(c),(d)
は細分化されたドットマトリクス形文字パターンを20×
20ドット文字に縮小する場合の横方向の縮小動作説明
図、第13図(a),(b),(c)は縦方向の縮小動作
説明図、第14図(a)、第15図(a)はそれぞれ明朝
体、ゴシック体の原ドットマトリクス形文字パターン例
の図、第14図(b)、第15図(b)はそれぞれ第14図
(a)、第15図(a)の原ドットマトリクス形文字パタ
ーン例から細分化したドットマトリクス形文字パターン
例の図、第14図(c)、第15図(c)は第14図(b)、
第15図(b)の細分化したドットマトリクス形文字パタ
ーン例から20×20ドットの文字に縮小した例の図、第14
図(d)、第15図(d)は第14図(b)、第15図(b)
の細分化したドットマトリクス形文字パターン例から16
×16ドットの文字に縮小した例の図である。 1……縦方向ドット削減部、2……横方向ドット削減
部、3……分割部、4……縦方向ドット列検索部、5…
…横方向ドット列検索部、6……横方向縮小部、7……
縦方向縮小部。
小方法を示し、第1図は文字縮小方法に用いる文字縮小
装置の機能ブロック図、第2図ないし第9図は細分化さ
れたドットマトリクス形文字パターンに変換するための
横方向の処理動作説明図、第10図、第11図は縦方向の処
理動作説明図、第12図(a),(b),(c),(d)
は細分化されたドットマトリクス形文字パターンを20×
20ドット文字に縮小する場合の横方向の縮小動作説明
図、第13図(a),(b),(c)は縦方向の縮小動作
説明図、第14図(a)、第15図(a)はそれぞれ明朝
体、ゴシック体の原ドットマトリクス形文字パターン例
の図、第14図(b)、第15図(b)はそれぞれ第14図
(a)、第15図(a)の原ドットマトリクス形文字パタ
ーン例から細分化したドットマトリクス形文字パターン
例の図、第14図(c)、第15図(c)は第14図(b)、
第15図(b)の細分化したドットマトリクス形文字パタ
ーン例から20×20ドットの文字に縮小した例の図、第14
図(d)、第15図(d)は第14図(b)、第15図(b)
の細分化したドットマトリクス形文字パターン例から16
×16ドットの文字に縮小した例の図である。 1……縦方向ドット削減部、2……横方向ドット削減
部、3……分割部、4……縦方向ドット列検索部、5…
…横方向ドット列検索部、6……横方向縮小部、7……
縦方向縮小部。
Claims (2)
- 【請求項1】ドットマトリクス形文字パターンの2ドッ
ト幅の縦線を左右いずれかに1ドットシフトし、上記2
ドット幅の縦線と、このシフトされた縦線の論理積によ
り縦線を1ドット幅に処理し、ドットマトリクス形文字
パターンの2ドット幅の横線を上下いずれかに1ドット
シフトし、上記2ドット幅の横線と、このシフトされた
横線の論理積により横線を1ドット幅に処理して細分化
したドットマトリクス形文字パターンに変換し、この細
分化したドットマトリクス形文字パターンを縮小するド
ット文字に対応して縦方向と横方向の複数ドット列毎の
複数組に分割し、分割した各組の複数ドット列の中で最
少黒ドット数の列を検索し、縦方向のドット列では、最
少黒ドット数の各ドットの横方向において、左側に黒ド
ットが存在しない場合、右側のドットを最少黒ドット数
の列のドットとの論理和により処理し、黒ドットが存在
する場合、右側のドットをそのまま残すように処理し、
左側に黒ドットが存在し、最少黒ドット数の列のドット
の上下の少なくとも一方に黒ドットが存在する場合、右
側のドットを左側のドットと最少黒ドット数の列のドッ
トとの論理和により処理し、かつこれらの処理と共に最
少黒ドット数の列を間引き、横方向のドット列では、最
少黒ドット数の列の各ドットの縦方向において、下側に
黒ドットが存在しない場合、上側のドットを最少黒ドッ
ト数の列のドットとの論理和により処理し、下側に黒ド
ットが存在する場合、上側のドットをそのまま残すよう
に処理し、かつこれらの処理と共に最少黒ドット数の列
を間引くことを特徴とする文字縮小方法。 - 【請求項2】最少黒ドット数の列がその属する組におい
て複数列存在する場合、縦方向のドット列では最も右側
に位置するドット列を最少黒ドット数の列とみなし、横
方向のドット列では最も下側に位置するドット列を最少
黒ドット数の列とみなす請求項1記載の文字縮小方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178613A JP2591085B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 文字縮小方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63178613A JP2591085B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 文字縮小方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226766A JPH0226766A (ja) | 1990-01-29 |
JP2591085B2 true JP2591085B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=16051508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63178613A Expired - Fee Related JP2591085B2 (ja) | 1988-07-18 | 1988-07-18 | 文字縮小方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591085B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-18 JP JP63178613A patent/JP2591085B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226766A (ja) | 1990-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |