JP2700124B2 - 図形表示方法及びその実施装置 - Google Patents

図形表示方法及びその実施装置

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JP2700124B2
JP2700124B2 JP4054821A JP5482192A JP2700124B2 JP 2700124 B2 JP2700124 B2 JP 2700124B2 JP 4054821 A JP4054821 A JP 4054821A JP 5482192 A JP5482192 A JP 5482192A JP 2700124 B2 JP2700124 B2 JP 2700124B2
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充廣 稲垣
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビットマップを用いて
表示を行い、図形がベクトルと呼ばれる線分の端点の座
標形式で記憶管理され、表示の時点でビットマップ上に
線分を展開して表示を行う方式を採用している図形表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】線分の座標からビットマップ上に展開す
るような従来の図形表示装置は、図形の線分の移動、回
転、縮小、拡大等の処理を行う場合、線分を単位とする
変換処理後では、その最も近接するビット座標を一点選
び、線分の両端の2点間を結ぶものである。図6は、ビ
ットマップ上のビット座標から幅のある線分を生成する
原理を説明するための図である。線分の外枠線と各ドッ
トとの包含関係から、包含条件を満たすドットが選ばれ
て黒く塗りつぶされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、線分
の幅が複数のビット幅を有すると、変換処理後の線分が
垂直乃至水平に近い時には、そのずれによる歪みが強調
されるという問題がある。
【0004】図7は、その例を示す図であり、水平に近
い線分を一定の幅を持って引く場合に、線分の左端点に
おいては計算値の関係から上側のビット座標点が選ば
れ、右端点においては計算値の関係から下側のビット座
標が選ばれるというようなケースである。本来は、一ド
ット分の途中の段差の無い線分を引くつもりが、計算誤
差等により希望どおりにならないという問題があった。
また、斜め線分になった時には、線分幅の生成方法によ
っては、変換前の線分の幅と変換後の線分の幅とでは大
幅に異なるという問題もあった。
【0005】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、図形の各線分が複
数のビット幅である場合、線分の移動、回転、縮小、拡
大等の各変換処理を行って線分が水平、垂直乃至斜めに
なっても、変換処理前の線分の幅をより忠実に保持して
変換処理後の表示を行うことが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0006】本発明の前記ならびにその他の目的及び新
規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明ら
かにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の(1)の手段は、図形をベクトル線分の座
標形式で記憶管理し、ビットマップ上に線分を展開して
表示する図形表示方法において、図形の線分を移動、回
転、縮小、拡大等の変換処理を行った後に、ビットマッ
プ上の各線分の端点の座標を求め、前記求められた各線
分の端点の座標に近接する複数のビット座標点の中で、
前記求められた各線分の端点の座標までの距離が所定値
以下のビット座標点を各線分の端点として選択し、前記
各線分の一方の端点として選択されたビット座標点と前
記各線分の他方の端点として選択されたビット座標点の
全ての組み合わせのビット座標点間で線分を引き、前記
複数の線分をビットマップ展開処理により幅のある線分
に形成することを特徴とする。
【0008】本発明の(2)の手段は、図形をベクトル
線分の座標形式で記憶管理し、ビットマップ上に線分を
展開して表示する図形表示装置であって、図形を構成す
るベクトル線分を格納する第1メモリと、前記第1メモ
リに格納された図形を構成するベクトル線分を一本読み
出し、この一本のベクトル線分を座標変換する線分座標
変換手段と、この座標変換されたベクトル線分を利用し
て図形の線分の移動、回転、縮小、拡大等の各変換処理
を行った後に、ビットマップ上の各線分の端点の座標を
求め、前記求められた各線分の端点の座標に近接する複
数のビット座標点の中で、前記求められた各線分の端点
の座標までの距離が所定値以下のビット座標点を各線分
の端点として選択するビット座標決定手段と、前記ビッ
ト座標決定手段で前記各線分の一方の端点として選択さ
れたビット座標点と前記各線分の他方の端点として選択
されたビット座標点の全ての組み合わせのビット座標点
間で線分を引き、前記複数の線分をビットマップ展開処
理により幅のある線分に形成するビットマップ展開処理
手段と、全ての線分についてビットマップ展開を行いビ
ットマップ上に幅のある線分を形成する手段と、それを
図形表示画面に表示する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】前述の手段によれば、線分を単位として変換処
理した後に、線分の両端点について複数の組のビット座
標間で幅のある線分を引き、この複数の線分を一つの線
分にまとめるビットマップ展開処理を行うことにより、
変換処理前の線分の幅を変換処理後により忠実に保持し
かつ変換処理による歪を極小にして表示を行うことがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は、本発明の図形表示方法の一実施例
を説明するための図であり、図1は、点Pと四方のビッ
ト座標点間の距離の関係を示す図(片方の端点において
部分拡大した図)である。
【0012】本実施例の線分の幅の計算からビットマッ
プのドットの表示を制御する方法は、一般に知られてい
る方法を用いる。一つの線分Lが移動、回転、縮小、拡
大処理される時、両端点の座標で座標変換されると、図
1に示すように、座標変換後の正確な端点は、通常なビ
ット座標点Q1,Q2,Q3,Q4の中間の点P1になる。
この時の点P1と、この点P1に近隣する四方のビット座
標点Q1,Q2,Q3,Q4との距離を測定し、その距離d
1,d2,d3,d4を求める。各ビット座標点Q1,Q2
3,Q4が線分のビット座標端点の候補となる。各ビッ
ト座標点Q1,Q2,Q3,Q4を線分の複数端点の一つと
して採用するか否かのしきい値をfとし、各di(i=
1,2,3,4)の値がfより小(d i ≦f)なら該当
するビット座標点を端点の一つとし、大(d i >f)
ら採用しないという処理を行う。この処理を線分のもう
一方の端点についても同様に行う。
【0013】図2は、中間の点P1,P2に対して、一方
に2つのビット座標点Q5,Q6が線分の端点として、他
方に3つのビット座標点Q7,Q8,Q9が線分の端点と
して求められた場合を示す図である。このようにして線
分の両端には、各々複数のビット座標の端点が割り当て
られるので、その各々の間を組合わせとして太さのない
線分とみなしてまず線分を引く。図2の場合には、6本
の線が引かれる。この引かれた線分をもとに変換前の線
分の幅で装置の持つ方法により各線分毎に幅のある線分
にビットマップ上に展開する。幅のある線分の重複を一
本の線分を構成するものとして扱うことにより、図3に
示すようなビットマップ上のドットに展開された線分
(黒色の部分)が求められる。座標変換後の線分の幅
は、座標変換前の線分の幅により近い幅を持つことにな
る。
【0014】図形を構成する線分を変換処理する場合、
変換後の端点座標がビット座標点の中間にきた場合で
も、より精密な変換が行えるとともに、変換前の線分の
幅をより忠実に表示できる。
【0015】以上の説明からわかるように、本実施例の
図形表示方法によれば、図形を構成する線分を座標変換
処理する場合、座標変換後の端点座標がビット座標点の
中間にきた場合でも、より精密な変換が行えるととも
に、座標変換前の線分の幅をより忠実に表示できる。
【0016】また、前記実施例では、ビット座標点を四
方について行う場合について説明したが、本発明は、処
理を簡素化するため、横方向あるいは縦方向のいずれか
のみについて行うこと、及びよりきめ細かな変換後の線
分を求めるため、四方よりも多くの周囲のビット座標点
を線分の端点候補として処理することなど、容易に拡張
することができる。
【0017】図4は、本発明の図形表示方法を実施する
一実施例の図形表示装置の構成を示すブロック図であ
り、1はキーボード,マウス等の情報入力手段、2は中
央処理装置(CPU)201,内部メモリ202等から
なる処理手段、3は文字データ,数字データ,画像デー
タ等を格納する記憶手段、4はディスプレイ等の表示手
段、5はデータバスである。
【0018】図5は、図4に示す処理手段2の機能構成
を示すブロック図であり、21は図形のベクトル線分が
記憶されている第1メモリ、22は線分座標変換部、2
3はビット座標点決定部、24はビットマップ上にドッ
ト展開する線分ドット展開部、25はビットマップ、2
6はビットマップを表示する図形表示装置の画面、27
はビットマップを記憶する第2メモリである。
【0019】次に、本実施例の図形表示装置の動作を図
5を用いて説明する。
【0020】図4に示す入力装置1により第1メモリ2
1に格納された図形を構成するベクトル線分を一本読み
出し、この図形のベクトル線分を線分座標変換部22に
転送して座標変換し、この座標変換された線分をビット
座標点決定部23に転送してビット座標に変換し、複数
のビット座標点を決定し、これを線分ドット展開部24
に転送する。線分ドット展開部24においては、前述し
たビットマップへの展開法により、線分の両端のビット
座標点から、変換前の線分幅を用いて幅のある線分をビ
ットマップ25上にドット展開する。この展開処理は、
線分の両端での線の組み合わせ全てについて行う。ここ
までの処理を第1メモリ21に格納されている図形の線
分全てについて行い、全ての線分のビットマップ展開が
行われた後、図形表示装置の画面26に表示される。ビ
ットマップ25に展開された結果は、第2メモリ27に
記憶されて保存され、図形の変換処理が無い時に再表示
が必要になった場合には、この第2メモリのデータがビ
ットマップに読み出されて表示される。
【0021】以上の説明からわかるように、本実施例に
よれば、図形を構成する線分を変換処理する場合、変換
後の端点座標がビット座標点の中間にきた場合でも、よ
り精密な変換が行えるとともに、変換前の線分の幅をよ
り忠実に表示できる図形表示装置を実現することができ
る。
【0022】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し得
ることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、図形を構成する線分を変換処理する場合、変換後の
端点座標がビット座標点の中間にきた場合でも、より精
密な変換が行えるとともに、変換前の線分の幅をより忠
実に表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の図形表示方法の一実施例を説明する
ための、線分の変換後の座標と近接する四方のビット座
標点との関係を示す図、
【図2】 本実施例の複数のビット座標間を接続するこ
とにより、幅のある線分を生成することを示す図、
【図3】 本実施例のビットマップ上に生成された、線
分のドットの展開の結果を示す図、
【図4】 本発明の図形表示方法を実施する一実施例の
図形表示装置の構成を示すブロック図、
【図5】 図4に示す処理手段2の機能構成を示すブロ
ック図、
【図6】 従来手法における図形の線分とビットマップ
のビット座標との関係を説明するための図、
【図7】 従来手法で幅のある線分を生成した結果の例
を示す図。
【符号の説明】
1…情報入力手段、2…画像処理手段、201…中央処
理装置(CPU)、202…内部メモリ、3…記憶手
段、4…表示手段、5…データバス、21…第1メモ
リ、22…線分座標変換部、23…ビット座標点決定
部、24…線分ドット展開部、25…ビットマップ、2
6…図形表示装置の画面、27…第2メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 520 G06F 15/72 355K 530 15/66 355K (56)参考文献 特開 昭63−121984(JP,A) 特開 平2−13991(JP,A) 特開 平2−100121(JP,A) 特開 平1−119879(JP,A) 特開 平4−30275(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形をベクトル線分の座標形式で記憶管
    理し、ビットマップ上に線分を展開して表示する図形表
    示方法において、図形の線分を移動、回転、縮小、拡大
    等の変換処理を行った後に、ビットマップ上の各線分の
    端点の座標を求め、前記求められた各線分の端点の座標
    に近接する複数のビット座標点の中で、前記求められた
    各線分の端点の座標までの距離が所定値以下のビット座
    標点を各線分の端点として選択し、前記各線分の一方の
    端点として選択されたビット座標点と前記各線分の他方
    の端点として選択されたビット座標点の全ての組み合わ
    せのビット座標点間で線分を引き、前記複数の線分をビ
    ットマップ展開処理により幅のある線分に形成すること
    を特徴とする図形表示方法。
  2. 【請求項2】 図形をベクトル線分の座標形式で記憶管
    理し、ビットマップ上に線分を展開して表示する図形表
    示装置であって、図形を構成するベクトル線分を格納す
    る第1メモリと、前記第1メモリに格納された図形を構
    成するベクトル線分を一本読み出し、この一本のベクト
    ル線分を座標変換する線分座標変換手段と、この座標変
    換されたベクトル線分を利用して図形の線分の移動、回
    転、縮小、拡大等の各変換処理を行った後に、ビットマ
    ップ上の各線分の端点の座標を求め前記求められた各
    線分の端点の座標に近接する複数のビット座標点の中
    で、前記求められた各線分の端点の座標までの距離が所
    定値以下のビット座標点を各線分の端点として選択する
    ビット座標決定手段と、前記ビット座標決定手段で前記
    各線分の一方の端点として選択されたビット座標点と前
    記各線分の他方の端点として選択されたビット座標点の
    全ての組み合わせのビット座標点間で線分を引き前記
    複数の線分をビットマップ展開処理により幅のある線分
    に形成するビットマップ展開処理手段と、全ての線分に
    ついてビットマップ展開を行いビットマップ上に幅のあ
    る線分を形成する手段と、それを図形表示画面に表示す
    る手段とを備えることを特徴とする図形表示装置。
JP4054821A 1992-03-13 1992-03-13 図形表示方法及びその実施装置 Expired - Fee Related JP2700124B2 (ja)

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