JP2591081Y2 - イオン源電極支持装置 - Google Patents

イオン源電極支持装置

Info

Publication number
JP2591081Y2
JP2591081Y2 JP1993075153U JP7515393U JP2591081Y2 JP 2591081 Y2 JP2591081 Y2 JP 2591081Y2 JP 1993075153 U JP1993075153 U JP 1993075153U JP 7515393 U JP7515393 U JP 7515393U JP 2591081 Y2 JP2591081 Y2 JP 2591081Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
small
hole
diameter
circular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993075153U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0741957U (ja
Inventor
一 橋本
紀夫 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP1993075153U priority Critical patent/JP2591081Y2/ja
Publication of JPH0741957U publication Critical patent/JPH0741957U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2591081Y2 publication Critical patent/JP2591081Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、薄膜製造装置に用いら
れるイオン源のイオン引出電極等を支持するイオン源電
極支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイオン源電極支持装置は、図3に
示すようになっている。同図において、1は加速電極、
2は減速電極、3は接地電極、4は各電極1,2,3か
らなるイオン引出電極、5は各電極1,2,3に透設さ
れた電極孔、6は各電極1,2,3に透設された位置合
わせ孔、7は加速電極1と接地電極3に透設された取付
孔、8は減速電極2に形成された螺孔である。
【0003】9は絶縁カラーであり、加速電極1の上面
および接地電極3の下面から、それぞれ取付孔7に挿入
されている。10は加速電極1と減速電極2との間及び
減速電極2と接地電極3との間にそれぞれ介在された絶
縁スペーサ、11は2本の取付ボルトであり、それぞれ
両絶縁カラー9に挿入され、先端部が減速電極2の螺孔
8に螺合し、3個の電極1,2,3を一体に固定してい
る。12は各位置合わせ孔6に挿入される位置合わせピ
ンである。
【0004】そして、各電極1,2,3の固定に際して
は、2個ずつの絶縁カラー9,絶縁スペーサ10及び取
付ボルト11により、3個の電極1,2,3を緩く固定
し、位置合わせピン12を各位置合わせ孔6に挿入して
3個の電極1,2,3の位置合わせを行い、その後、両
取付ボルト11を強く締め付けて固定し、位置合わせピ
ン12を抜いている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の前記支持装置の
場合、2本の取付ボルト11の弱,強の締め付け、位置
合わせピン12の各位置合わせ孔6への着脱等、固定作
業が煩雑で長時間を要し、かつ部品点数が多く、その
上、取付ボルト11の緩みにより各電極1,2,3に位
置ずれを生ずるという問題点がある。本考案は、前記の
点に留意し、各電極の固定作業が簡単で短時間であり、
部品点数が少なく、ボルトの多少の緩みでは各電極に位
置ずれを生じないイオン源電極支持装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案のイオン源電極支持装置は、裁頭円錐形の絶
縁スペーサの基部側に径の大きい円形の大段部を形成す
るとともに、前記スペーサの先端側に順次径の小さい円
形の小段部を形成し、複数個の電極の周縁部に、それぞ
れ径の大きい円形の大孔及び順次径の小さい円形の小孔
を形成し、前記大段部に前記大孔を嵌合するとともに、
順次前記小段部に前記小孔を嵌合し、最上段の電極に座
板を介して取付ボルトを締着したものである。
【0007】
【作用】前記のように構成された本考案のイオン源電極
支持装置は、絶縁スペーサが裁頭円錐形で、基部側に径
の大きい円形の大段部が形成され、先端側に順次径の小
さい円形の小段部が形成され、各電極の周縁部のそれぞ
れの大孔及び小孔が順次大段部及び小段部に嵌合され、
最上段の電極に座板を介して取付ボルトが締着されるた
め、絶縁スペーサに各電極を重ね、1個の取付ボルトを
締着すればよく、固定作業が簡単で短時間に済み、部品
点数も1個ずつの絶縁スペーサ,座板,取付ボルトでよ
く、しかも、取付ボルトが多少緩んでも各電極に位置ず
れを生じない。
【0008】
【実施例】1実施例について図1を参照して説明する。
同図において図3と同一符号は同一もしくは相当するも
のを示す。13は裁頭円錐形の絶縁スペーサ、14はス
ペーサ13の基部側に形成された径の大きい円形の大段
部、15はスペーサ13の中程に形成された径のやや小
さい円形の中段部、16はスペーサ13の先端側に形成
された径の小さい円形の小段部である。
【0009】17は接地電極3の周縁部に形成された径
の大きい円形の大孔、18は減速電極2の周縁部に形成
された径のやや小さい円形の中孔、19は加速電極1の
周縁部に形成された径の小さい円形の小孔である。20
はスペーサ13の端面に形成された螺孔、21は小孔1
9より径の大きい円形の座板、22は座板21に挿入さ
れ螺孔20に螺合した取付ボルトである。
【0010】そして、スペーサ13の大段部14,中段
部15,小段部16に、それぞれ接地電極3の大孔1
7,減速電極2の中孔18,加速電極1の小孔19を嵌
合し、座板21を介して取付ボルト22を螺孔20に螺
合し、締め付ける。即ち、スペーサ13に各電極3,
2,1を重ねて嵌合することにより、各電極1,2,3
の電極孔5が適合し、位置合わせが行われる。
【0011】つぎに、各電極1,2,3を図2に示すよ
うに縦方向に取付ける場合は、各電極1,2,3の間隔
がスペーサ13の軸心方向にずれることを防ぐため、各
スペーサ13の方向を交互に、或いは幾つかのスペーサ
13を逆方向に取付けることが望ましい。なお、各電極
1,2,3の間隔が異なる場合は、中段部15の位置の
異なるスペーサを要する。
【0012】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記裁する効果を奏する。本考案のイ
オン源電極支持装置は、絶縁スペーサ13が裁頭円錐形
で、基部側に径の大きい円形の大段部14が形成され、
先端側に順次径の小さい円形の小段部16が形成され、
各電極3,2,1の周縁部のそれぞれの大孔17及び小
孔19が順次大段部14及び小段部16に嵌合され、最
上段の電極1に座板21を介して取付ボルト22が締着
されるため、絶縁スペーサ13に各電極3,2,1を重
ね、1個の取付ボルト22を締着すればよく、固定作業
が簡単で短時間であり、部品点数も1個ずつの絶縁スペ
ーサ13,座板21,取付ボルト22で部品点数が少な
く、しかも、取付ボルト22が多少緩んでも各電極3,
2,1に位置ずれを生じることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の切断正面図である。
【図2】本考案の他の実施例の切断正面図である。
【図3】従来例の切断正面図である。
【符号の説明】
1,3 電極 13 絶縁スペーサ 14 大段部 16 小段部 17 大孔 19 小孔 21 座板 22 取付ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01J 27/00 - 27/26 H01J 37/08 H01J 37/06 - 37/07

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裁頭円錐形の絶縁スペーサの基部側に径
    の大きい円形の大段部を形成するとともに、前記スペー
    サの先端側に順次径の小さい円形の小段部を形成し、 複数個の電極の周縁部に、それぞれ径の大きい円形の大
    孔及び順次径の小さい円形の小孔を形成し、 前記大段部に前記大孔を嵌合するとともに、順次前記小
    段部に前記小孔を嵌合し、最上段の電極に座板を介して
    取付ボルトを締着したイオン源電極支持装置。
JP1993075153U 1993-12-29 1993-12-29 イオン源電極支持装置 Expired - Fee Related JP2591081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993075153U JP2591081Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 イオン源電極支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993075153U JP2591081Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 イオン源電極支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0741957U JPH0741957U (ja) 1995-07-21
JP2591081Y2 true JP2591081Y2 (ja) 1999-02-24

Family

ID=13567982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993075153U Expired - Fee Related JP2591081Y2 (ja) 1993-12-29 1993-12-29 イオン源電極支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2591081Y2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10149789A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Nissin Electric Co Ltd イオン源装置
JP3916929B2 (ja) * 2001-11-19 2007-05-23 株式会社昭和真空 イオンガン本体への付属部品の取付け方法及び取付け構造
US8354652B2 (en) * 2006-07-20 2013-01-15 Aviza Technology Limited Ion source including separate support systems for accelerator grids
JP5265275B2 (ja) * 2008-09-05 2013-08-14 株式会社アルバック 真空処理装置
US8816281B2 (en) * 2011-03-28 2014-08-26 Tokyo Electron Limited Ion energy analyzer and methods of manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0741957U (ja) 1995-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3754315A (en) Method and means for attaching protection structure to a vehicle frame
JP2591081Y2 (ja) イオン源電極支持装置
US20120128413A1 (en) Vehicle securing structure
JPH07443B2 (ja) 車両におけるサスペンションストラットの取付構造
JPH08226106A (ja) ゴム支承体を取り外さないで定レベルに支持する装置
CN216152180U (zh) 一种用于弧形弯管件端面加工的夹持装置
JPH0624962Y2 (ja) ボリューム固定構造
JPH0547514Y2 (ja)
JPH056018Y2 (ja)
JPH11184394A (ja) 表示装置用スタンド
JP2712499B2 (ja) キャビネット装置
JPS632237Y2 (ja)
JPH0219263B2 (ja)
JP3003021U (ja) オーバーヘッドプロジェクタ
JP2506636Y2 (ja) 開閉器の消弧装置
JPH10184644A (ja) 複合ナット、据付け部材及び構造体の高さ調整方法
JPH0320739Y2 (ja)
JPS592382Y2 (ja) 組込管の相互固定具
JPS5854734Y2 (ja) ソケットカバ−取付構造
JPH0542720U (ja) 重合部材の位置決め装置
JPH01319136A (ja) 光学ヘッドの角度調整装置
JPH11125307A (ja) 免震装置の設置方法
JP2733981B2 (ja) 自動車用エンジンの取付方法
JP2559596Y2 (ja) 柱への連結板取り付け装置
JP3457927B2 (ja) 親綱支柱

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees