JPH0828518A - 締結機構 - Google Patents

締結機構

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JPH0828518A
JPH0828518A JP16815994A JP16815994A JPH0828518A JP H0828518 A JPH0828518 A JP H0828518A JP 16815994 A JP16815994 A JP 16815994A JP 16815994 A JP16815994 A JP 16815994A JP H0828518 A JPH0828518 A JP H0828518A
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JP
Japan
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detector
screw
hub
tip
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP16815994A
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English (en)
Inventor
Akira Okamoto
彬 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP16815994A priority Critical patent/JPH0828518A/ja
Publication of JPH0828518A publication Critical patent/JPH0828518A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変換器又は端子箱等の機器本体と検出器との
取り付け、取り外し、取り付け方向の変更が容易な締結
機構を提供する。 【構成】 変換器箱1と検出器3とを締結する場合、リ
ング溝12にOリング6を配置した状態で検出器3のフ
ランジ4の嵌入溝9に変換器箱1のハブ7を嵌入し、ね
じ穴10にねじ11を螺合すると、テーパ状のねじ11
の先端がハブ7の先端近傍の外周部のV字状の溝8に当
接し、V字状の溝8はねじ11のテーパ状の先端部分に
より検出器3へ付勢され、変換器箱1と検出器3とは締
結される。この際、フランジ4とハブ7とによりOリン
グ6が圧縮されることにより、外部より変換器箱1及び
検出器3内に水分等の侵入を防ぐ。又、変換器箱1と検
出器3との締結位置を変える場合、ねじ11を緩め、ね
じ11の先端をV字状の溝8から離間することにより所
望の位置へ変換器箱1を回動して、所望の位置で変換器
箱1と検出器3とを締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、変換器箱または端子
箱などの機器本体に検出器を締結する締結機構に関する
ものであり、特に締結機構の構造の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の締結機構を示す正面図で
ある。検出器からの信号を変換する変換器箱1の下部の
四方には等間隔にねじ穴1aが穿設されている。変換器
箱1には、検出した値を表示する表示板2が設けられて
いる。一方、物理現象を検出する検出器3の上部にはフ
ランジ4が溶接されており、フランジ4には、前記ねじ
穴1aに対抗する位置に、ねじ5のねじ部分を挿通する
穴4a及びねじ5の頭を挿入する穴4bが穿設されてい
る。そして、変換器箱1の検出器3のフランジ4との当
接面には、Oリング6を配置するリング溝1bが刻設さ
れている。
【0003】従って、変換器箱1と検出器3とを締結す
る場合、リング溝1bにOリング6を配置した状態で変
換器箱1の下面と検出器3のフランジ4とを当接させ、
4か所の穴4a、4bそれぞれにねじ5を挿入する。そ
して、それぞれのねじ5を変換器箱1のねじ穴1aに螺
合し、変換器箱1と検出器3とを締結する。この際、フ
ランジ4の上面によりOリング6圧縮することにより、
外部より変換器箱1及び検出器3内に水分等の侵入を防
ぐ。なお、変換器箱1の代わりに端子箱を用いた場合も
同様に締結する。
【0004】また、検出器の種類、変換器または端子箱
を使用するか否か、変換器または端子箱の検出器に対す
る取り付け指示方向等により、変換器箱1と検出器3と
の締結位置を変える場合、4本のねじ5を外し、検出器
3に対して変換器箱1を90度毎に回動し、所望の位置
で変換器箱1と検出器3とを締結する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の締結機構は、以
上のように構成されているので、ねじ5を下方から締め
るため、変換器箱1及び検出器3が配置されている場所
によってはねじ5を締め付けにくいという問題点があっ
た。また、検出器3に対して変換器箱1を90度毎にし
か回動できないので、作業性のよい位置や、操作性の良
い位置に検出器3に対して変換器箱1を締結できないと
いう問題点があった。更に、変換器箱1と検出器3との
締結位置を変えるには4本のねじ5を全て外さなければ
ならず、かつ再びねじ穴1aと穴4aの位置合わせをし
なければならず、その手間が煩雑であるという問題点が
あった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、機器本体と検出器との取り付
け、取り外し、取り付け方向の変更が容易な締結機構を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る締結機構
は、機器本体にハブを形成し、ハブの先端近傍の外周部
にV字状の溝を刻設し、検出器のフランジ部分にハブを
嵌入する嵌入溝を刻設し、検出器のフランジ部分に嵌入
溝に連通するねじ穴を半径方向に穿設し、先端がテーパ
状に形成されているねじをねじ穴に螺合し、ねじの先端
部分がV字状の溝を検出器へ付勢することにより機器本
体と検出器とを締結するようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明における締結機構は、機器本体にハブ
が形成され、ハブの先端近傍の外周部にV字状の溝が刻
設され、検出器のフランジ部分にハブを嵌入する嵌入溝
が刻設され、検出器のフランジ部分に嵌入溝に連通する
ねじ穴が半径方向に穿設され、先端がテーパ状に形成さ
れているねじがねじ穴に螺合され、ねじの先端部分によ
りV字状の溝が検出器へ付勢されることにより機器本体
と検出器とが締結される。これにより、機器本体と検出
器との取り付け、取り外し、取り付け方向の変更が容易
に行える。
【0009】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、締結機構は、物理現象を検出する
検出器3からの信号を変換する機器本体としての変換器
箱1に形成したハブ7と、ハブ7の先端近傍の外周部に
刻設したV字状の溝8と、検出器3のフランジ部分4に
刻設した前記ハブ7を嵌入する嵌入溝9と、前記検出器
3のフランジ部分4に嵌入溝9に連通する半径方向に穿
設したねじ穴10と、該ねじ穴10に螺合する先端がテ
ーパ状に形成されているねじ11と、検出器3のフラン
ジ部分4のハブ7との水平方向当接面に刻設されたOリ
ング6を配置するリング溝12とを具備している。
【0010】次に動作について説明する。変換器箱1と
検出器3とを締結する場合、リング溝12にOリング6
を配置した状態で検出器3のフランジ4の嵌入溝9に変
換器箱1のハブ7を嵌入し、ねじ穴10にねじ11を螺
合する。なお、図1においては対抗するねじ穴10それ
ぞれにねじ11を螺合する。すると、テーパ状に形成さ
れているねじ11の先端がハブ7の先端近傍の外周部に
刻設されているV字状の溝8に当接し、V字状の溝8は
ねじ11のテーパ状の先端部分により検出器3へ付勢さ
れ、変換器箱1と検出器3とは締結される。この際、フ
ランジ4とハブ7とによりOリング6が圧縮されること
により、外部より変換器箱1及び検出器3内に水分等の
侵入を防ぐ。なお、変換器箱1の代わりに端子箱を用い
た場合も同様に締結する。
【0011】また、検出器の種類、変換器または端子箱
を使用するか否か、変換器または端子箱の検出器に対す
る取り付け指示方向等により、変換器箱1と検出器3と
の締結位置を変える場合、ねじ11を緩め、ねじ11の
先端をV字状の溝8から離間することにより所望の位置
へ変換器箱1を回動でき、所望の位置で変換器箱1と検
出器3とを締結する。
【0012】なお、フランジ4とハブ7とが嵌合する部
分の長さを長くし、図2に示すように、フランジ4のね
じ穴10が位置しない部分に同心円状の溝12を刻設す
ると共に、同心円状の溝12に連通する立て溝13を刻
設する。そして、ハブ7に半径方向に突出する突起14
を形成する。変換器箱1と検出器3とを締結する場合、
立て溝13に突起14を挿通し、リング溝12にOリン
グ6を配置した状態で検出器3のフランジ4の嵌入溝9
に変換器箱1のハブ7を嵌入する。そして、変換器箱1
を所望の位置へ移動する。すると、突起14が溝12内
を移動し、突起14はフランジ4により上下方向の移動
を規制される。それから、ねじ穴10にねじ11を螺合
する。すると、テーパ状に形成されているねじ11の先
端がハブ7の先端近傍の外周部に刻設されているV字状
の溝8に当接し、V字状の溝8はねじ11のテーパ状の
先端部分により検出器3へ付勢され、変換器箱1と検出
器3とは締結される。この際、フランジ4とハブ7とに
よりOリング6を圧縮することにより、外部より変換器
箱1及び検出器3内に水分等の侵入を防ぐ。このように
すると、1個のねじ11により変換器箱1と検出器3と
を締結することが可能である。
【0013】なお、上述実施例においては、ねじ11の
数が1個の締結機構と2個の締結機構について説明した
が、本発明はねじの数に限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、機器
本体としての変換器箱または端子箱にハブが形成され、
ハブの先端近傍の外周部にV字状の溝が刻設され、検出
器のフランジ部分にハブを嵌入する嵌入溝が刻設され、
検出器のフランジ部分に嵌入溝に連通するねじ穴が半径
方向に穿設され、先端がテーパ状に形成されているねじ
がねじ穴に螺合され、ねじの先端部分によりV字状の溝
が検出器へ付勢されることにより変換器箱または端子箱
と検出器とが締結されるように構成したので、変換器箱
及び検出器が配置されている場所によらず、ねじを締め
付け易くなり、作業性を向上することができる。また、
ねじを緩めるだけで、検出器に対して変換器箱を任意の
位置に回動して締結でき、作業性、操作性を向上するこ
とができる。更に、変換器箱と検出器との締結位置を変
えるには2本のねじを緩めるだけで済み、かつ再び位置
合わせをする必要がなく、位置調整の手間を省略するこ
とができる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による締結機構を示す正面
図である。
【図2】この発明の他の実施例による締結機構を示す断
面図である。
【図3】従来の締結機構を示す正面図である。
【符号の説明】
1 変換器箱(機器本体) 3 検出器 4 フランジ 7 ハブ 8 V字状の溝 9 嵌入溝 10 ねじ溝 11 ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に検出器を締結する締結機構に
    おいて、前記機器本体に形成されたハブと、該ハブの先
    端近傍の外周部に刻設されたV字状の溝と、前記検出器
    のフランジ部分に刻設された前記ハブを嵌入する嵌入溝
    と、前記検出器のフランジ部分に嵌入溝に連通する半径
    方向に穿設されたねじ穴と、該ねじ穴に螺合する先端が
    テーパ状に形成されているねじとを具備し、前記V字状
    の溝がねじの先端部分により検出器へ付勢されることに
    より前記機器本体と検出器とを締結することを特徴とす
    る締結機構。
JP16815994A 1994-07-20 1994-07-20 締結機構 Pending JPH0828518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16815994A JPH0828518A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 締結機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16815994A JPH0828518A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 締結機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0828518A true JPH0828518A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15862910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16815994A Pending JPH0828518A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 締結機構

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JP (1) JPH0828518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104696338A (zh) * 2015-01-15 2015-06-10 广州中国科学院工业技术研究院 一种内置测力传感器的紧固螺栓

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104696338A (zh) * 2015-01-15 2015-06-10 广州中国科学院工业技术研究院 一种内置测力传感器的紧固螺栓

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