JP2506636Y2 - 開閉器の消弧装置 - Google Patents
開閉器の消弧装置Info
- Publication number
- JP2506636Y2 JP2506636Y2 JP1987005180U JP518087U JP2506636Y2 JP 2506636 Y2 JP2506636 Y2 JP 2506636Y2 JP 1987005180 U JP1987005180 U JP 1987005180U JP 518087 U JP518087 U JP 518087U JP 2506636 Y2 JP2506636 Y2 JP 2506636Y2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- hole
- holding member
- arc
- fixed contact
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば消弧ガス噴出用ノズルを有する開閉
器の消弧装置、特にそのノズルの固定保持に関するもの
である。
器の消弧装置、特にそのノズルの固定保持に関するもの
である。
第6図は従来の開閉器の消弧装置に於けるノズルの固
定保持を示した図である。図に於いて(2)は開閉器の
固定接点取付フレーム及び消弧ガス送出口をかねたノズ
ル保持部材、(1)はノズル、(3)はセツトボルト、
(4)はセツトボルトを装着する為のノズル保持部材の
ネジ加工部である。
定保持を示した図である。図に於いて(2)は開閉器の
固定接点取付フレーム及び消弧ガス送出口をかねたノズ
ル保持部材、(1)はノズル、(3)はセツトボルト、
(4)はセツトボルトを装着する為のノズル保持部材の
ネジ加工部である。
次にノズルの固定保持方法について説明する。
ノズル(1)をノズル保持部材(2)に設けられた穴
(2a)内へ装着し、次にセツトボルト(3)をノズル保
持部材のネジ加工部(4)へ装着し且つ締め付けること
によりノズル(1)はセツトボルト(3)の圧接力によ
り固定保持される。
(2a)内へ装着し、次にセツトボルト(3)をノズル保
持部材のネジ加工部(4)へ装着し且つ締め付けること
によりノズル(1)はセツトボルト(3)の圧接力によ
り固定保持される。
従来の開閉器の消弧装置は以上の様なノズルの固定保
持を行なっている為、長期使用時のセツトボルトのゆる
み及び繰り返しの取付によるネジ部の破損等の問題があ
った。更にノズル取付時の作業性が良くないことも問題
であった。
持を行なっている為、長期使用時のセツトボルトのゆる
み及び繰り返しの取付によるネジ部の破損等の問題があ
った。更にノズル取付時の作業性が良くないことも問題
であった。
この考案は、上記の様な問題点を解消するためになさ
れたもので永続的な固定保持を行なえるとともに、保守
作業に伴う取付、取外しの繰り返しによる各部材の破損
もなく、更に取付作業も容易にする開閉器の消弧装置、
特にノズルの固定保持方法を得ることを目的とする。
れたもので永続的な固定保持を行なえるとともに、保守
作業に伴う取付、取外しの繰り返しによる各部材の破損
もなく、更に取付作業も容易にする開閉器の消弧装置、
特にノズルの固定保持方法を得ることを目的とする。
この考案に係る開閉器の消弧装置はノズルに溝加工を
施すとともに、保持部材に切欠き部を設け前記溝部およ
び切欠き部に弾性リングを係合させてノズルを保持部に
係止したものである。
施すとともに、保持部材に切欠き部を設け前記溝部およ
び切欠き部に弾性リングを係合させてノズルを保持部に
係止したものである。
この考案に於ける開閉器の消弧装置は溝加工を施こし
たノズルを、切欠き部を有した保持部材に装着し更に前
記溝および切欠き部に弾性リングを装着することによ
り、ノズルは弾性リングを介して保持部材に係止され
る。
たノズルを、切欠き部を有した保持部材に装着し更に前
記溝および切欠き部に弾性リングを装着することによ
り、ノズルは弾性リングを介して保持部材に係止され
る。
以下この考案の一実施例を図について説明する。第1
図〜第5図の(2)は上記従来と同様の保持部材、
(1)はノズルで前記保持部材(2)の穴(2a)内に装
着されており、その軸芯部には前記保持部材(2)の下
部に設けられたガス加圧部に連通され、かつガス放出方
向に向けて径を大きくした貫通穴、すなわち消弧性ガス
送出口を設けている。(5)はノズル(1)の弾性リン
グ取付用の溝部分、(6)は保持部材(2)に設けられ
た弾性リング(8)装着用の切欠き部分で第2図の左方
より右方に向ってスリツト状に切欠かれている。(7)
は保持部材(2)に設けられた弾性リング耳部(8a)装
着用の丸溝部で第2図に示すように保持部材(2)の上
面から切り欠き(6)の下面に達する程度の穴形状を有
している。(8)は略C字形弾性リングで両端部に略C
形の耳部をそれぞれ形成されている。この弾性リングは
断面略円状の針金を塑性変形して形成されている。
図〜第5図の(2)は上記従来と同様の保持部材、
(1)はノズルで前記保持部材(2)の穴(2a)内に装
着されており、その軸芯部には前記保持部材(2)の下
部に設けられたガス加圧部に連通され、かつガス放出方
向に向けて径を大きくした貫通穴、すなわち消弧性ガス
送出口を設けている。(5)はノズル(1)の弾性リン
グ取付用の溝部分、(6)は保持部材(2)に設けられ
た弾性リング(8)装着用の切欠き部分で第2図の左方
より右方に向ってスリツト状に切欠かれている。(7)
は保持部材(2)に設けられた弾性リング耳部(8a)装
着用の丸溝部で第2図に示すように保持部材(2)の上
面から切り欠き(6)の下面に達する程度の穴形状を有
している。(8)は略C字形弾性リングで両端部に略C
形の耳部をそれぞれ形成されている。この弾性リングは
断面略円状の針金を塑性変形して形成されている。
(9)は第5図(a)において上下方向に動作する可動
接点、(10)はノズル(1)の下部に設けられ保持部材
(2)の穴(2a)に連通する穴を有するドーナッツ状の
固定接点である。
接点、(10)はノズル(1)の下部に設けられ保持部材
(2)の穴(2a)に連通する穴を有するドーナッツ状の
固定接点である。
なお、第5図は接点開放状態を示しており、投入時に
は図示しない駆動手段によって可動接点(9)が第5図
(a)の下方に駆動され、ノズル(1)を貫通して固定
接点(10)と当接する。
は図示しない駆動手段によって可動接点(9)が第5図
(a)の下方に駆動され、ノズル(1)を貫通して固定
接点(10)と当接する。
上記の様に構成された開閉器の消弧装置に於いては保
持部材(2)にノズル(1)を装着してノズル(1)の
溝部(5)と保持部材(2)の切欠き部(6)を係合部
とし、この部分に略C字形弾性リング(8)を装着し且
つ保持部材の丸溝部(7)に略C字形弾性リング(8)
の耳部(8a)が保持されることにより、ノズル(1)を
保持部材(2)へ固定保持することが出来る。
持部材(2)にノズル(1)を装着してノズル(1)の
溝部(5)と保持部材(2)の切欠き部(6)を係合部
とし、この部分に略C字形弾性リング(8)を装着し且
つ保持部材の丸溝部(7)に略C字形弾性リング(8)
の耳部(8a)が保持されることにより、ノズル(1)を
保持部材(2)へ固定保持することが出来る。
尚、上記実施例は略C字形弾性リング(8)を保持部
品として設けたものを示したが、略C字形はノズル
(1)の形状が実施例では円筒形である為であり、ノズ
ルの形状に応じて弾性リングの形状も任意に適用出来
る。
品として設けたものを示したが、略C字形はノズル
(1)の形状が実施例では円筒形である為であり、ノズ
ルの形状に応じて弾性リングの形状も任意に適用出来
る。
また、上記実施例では開閉器の消弧装置、特にノズル
の保持部材への固定支持について説明したが、他の装置
に於ける2つの部品の固定支持方式に対して適用しても
上記実施例と同様の効果を奏する。
の保持部材への固定支持について説明したが、他の装置
に於ける2つの部品の固定支持方式に対して適用しても
上記実施例と同様の効果を奏する。
また上記実施例では弾性リングは断面略円形の針金を
用いた例を示したが、断面は円形に限定されるものでは
なく、多角形例えば四角形でもよい。また針金に限定さ
れるものではなく、平板を打ち抜いたものでもよい。
用いた例を示したが、断面は円形に限定されるものでは
なく、多角形例えば四角形でもよい。また針金に限定さ
れるものではなく、平板を打ち抜いたものでもよい。
以上のようにこの考案によればノズルと保持部材の係
合部の夫々に溝加工、切欠き部を設け弾性リングを用い
てその係合部を保持することによりノズルを保持部材に
固定するように構成したので、作業性も良く且つ信頼性
の高い保持方式となる効果がある。
合部の夫々に溝加工、切欠き部を設け弾性リングを用い
てその係合部を保持することによりノズルを保持部材に
固定するように構成したので、作業性も良く且つ信頼性
の高い保持方式となる効果がある。
第1図〜第5図はこの考案の一実施例を示すもので、第
1図はノズルの側面図、第2図は保持部材の側面図、第
3図は保持部材の平面図、第4図は略C字形弾性リング
を示し、第5図は消弧装置の組立状態を示すもので、第
5図(a)は側面図を示し、第5図(b)は第5図
(a)のB−B断面図を示す。第6図は従来の開閉器の
消弧装置に於けるノズル固定の側面図を示す。第7図は
この発明の一実施例を示す第5図の斜視図を示す。 図に於いて(1)はノズル、(2)は保持部材、(5)
はノズル溝部、(6)は保持部材切欠き部、(7)は保
持部材丸溝部、(8)は略C字形弾性リングである。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
1図はノズルの側面図、第2図は保持部材の側面図、第
3図は保持部材の平面図、第4図は略C字形弾性リング
を示し、第5図は消弧装置の組立状態を示すもので、第
5図(a)は側面図を示し、第5図(b)は第5図
(a)のB−B断面図を示す。第6図は従来の開閉器の
消弧装置に於けるノズル固定の側面図を示す。第7図は
この発明の一実施例を示す第5図の斜視図を示す。 図に於いて(1)はノズル、(2)は保持部材、(5)
はノズル溝部、(6)は保持部材切欠き部、(7)は保
持部材丸溝部、(8)は略C字形弾性リングである。 なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】中央部に開閉器の消弧性ガス加圧部に連通
した穴を有するドーナッツ状の固定接点と、この固定接
点の前記穴に消弧性ガス送出口を連通して配置したノズ
ルと、前記ノズルを貫通して前記固定接点の中央部穴の
端部と接離する可動接点と、一端に消弧性ガスの通路と
なる貫通穴を有し前記固定接点および前記ノズルを保持
する保持部材とを備えた開閉器の消弧装置において、前
記保持部材に前記貫通穴に連通した前記固定接点および
前記ノズルを収納する収納用穴とこの収納用穴の近傍に
前記収納用穴と平行した丸溝を設けるとともに、前記保
持部材の側端部から前記収納用穴に直交して前記丸溝の
端部に達するスリットを設け、また前記ノズル胴部の外
周にノズル軸と直角方向に溝を設け、前記スリット内に
おいて略C字形弾性リングを前記ノズル胴部の外周溝に
係合させるとともに前記略C字形弾性リングの耳部を前
記丸溝に係合させることによりノズルを保持部材へ着脱
自在に固定保持させることを特徴とする開閉器の消弧装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987005180U JP2506636Y2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | 開閉器の消弧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987005180U JP2506636Y2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | 開閉器の消弧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345937U JPS6345937U (ja) | 1988-03-28 |
JP2506636Y2 true JP2506636Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=30786527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987005180U Expired - Lifetime JP2506636Y2 (ja) | 1987-01-17 | 1987-01-17 | 開閉器の消弧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506636Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2696041B1 (fr) * | 1992-09-18 | 1994-10-14 | Alsthom Gec | Disjoncteur à éléments fixés par frettage. |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54144986A (en) * | 1978-05-04 | 1979-11-12 | Hitachi Ltd | Buffer type gas breaker |
-
1987
- 1987-01-17 JP JP1987005180U patent/JP2506636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6345937U (ja) | 1988-03-28 |
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