JP2591070B2 - 浴槽への自動給湯装置 - Google Patents
浴槽への自動給湯装置Info
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- JP2591070B2 JP2591070B2 JP63137842A JP13784288A JP2591070B2 JP 2591070 B2 JP2591070 B2 JP 2591070B2 JP 63137842 A JP63137842 A JP 63137842A JP 13784288 A JP13784288 A JP 13784288A JP 2591070 B2 JP2591070 B2 JP 2591070B2
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- water
- bathtub
- way valve
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴槽への自動給湯装置に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来のこの種の浴槽への自動給湯装置は、第３図に示
すようにアダプター４を介して浴槽１に往管２と戻管３
を接続し、かつこの両管の接続部に三方弁８を接続して
この弁の一方を給湯装置７に接続している。またポンプ
５は往管２の途中に接続し、さらにポンプ５と並列にバ
イパス管16を往管２と戻管３内に接続し、往管２とバイ
パス管16間に三方弁15を接続している。
すようにアダプター４を介して浴槽１に往管２と戻管３
を接続し、かつこの両管の接続部に三方弁８を接続して
この弁の一方を給湯装置７に接続している。またポンプ
５は往管２の途中に接続し、さらにポンプ５と並列にバ
イパス管16を往管２と戻管３内に接続し、往管２とバイ
パス管16間に三方弁15を接続している。
そして、三方弁８を給湯装置７へ三方弁15を往管２へ
切り替え、ポンプ５へ水を供給し、三方弁８を往管２側
へ切り替え、ポンプ５を運転することにより往管2,アダ
プター４を経て浴槽１へ給湯する。
切り替え、ポンプ５へ水を供給し、三方弁８を往管２側
へ切り替え、ポンプ５を運転することにより往管2,アダ
プター４を経て浴槽１へ給湯する。
そして、一般にはアダプター４より上まで浴槽１の水
位が上がっても、一般に戻管３に細い管を使用している
こともあって、内部の空気との置換が行なわれず戻管３
へ水が流れこまない。そこで、三方弁８を戻管３側へ切
りかえ、ポンプ５を運転させても、戻管３の上部、すな
わちアダプター４の部分の水圧とポンプ５の部分の高低
差による水圧にまさるだけのポンプ５の能力で、戻管３
の空気をポンプ５が吸うことによりなくなってしまい戻
管３を水で満たすことが出来るが、実際にはそのような
大能力のポンプを使用することは経済的な面等から使用
することは困難である。
位が上がっても、一般に戻管３に細い管を使用している
こともあって、内部の空気との置換が行なわれず戻管３
へ水が流れこまない。そこで、三方弁８を戻管３側へ切
りかえ、ポンプ５を運転させても、戻管３の上部、すな
わちアダプター４の部分の水圧とポンプ５の部分の高低
差による水圧にまさるだけのポンプ５の能力で、戻管３
の空気をポンプ５が吸うことによりなくなってしまい戻
管３を水で満たすことが出来るが、実際にはそのような
大能力のポンプを使用することは経済的な面等から使用
することは困難である。
従ってポンプ５を停止し三方弁15をバイパス管16側へ
切り替え、ポンプ５を運転することにより、バイパス管
16を通して戻管３内の空気を往管２を通して浴槽１内へ
排出し、そして戻管３内を水でうめる。そして、ポンプ
５を止め、三方弁８を戻管３側へ切り替え、また三方弁
15を往管２側へ切り替えて、ポンプ５を運転することに
より、浴槽１の水を循環させるようになっていた。
切り替え、ポンプ５を運転することにより、バイパス管
16を通して戻管３内の空気を往管２を通して浴槽１内へ
排出し、そして戻管３内を水でうめる。そして、ポンプ
５を止め、三方弁８を戻管３側へ切り替え、また三方弁
15を往管２側へ切り替えて、ポンプ５を運転することに
より、浴槽１の水を循環させるようになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のように浴槽水を循環させるのに戻
管３内の空気を抜き、水をみたすのにバイパス管16,三
方弁15等を必要とし構造が複雑で、かつ上記したように
三方弁15の操作，ポンプ５の制御等その操作も複雑であ
った。
管３内の空気を抜き、水をみたすのにバイパス管16,三
方弁15等を必要とし構造が複雑で、かつ上記したように
三方弁15の操作，ポンプ５の制御等その操作も複雑であ
った。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、簡単な
構造と動作で、前記戻管を水で満たすことを目的とす
る。
構造と動作で、前記戻管を水で満たすことを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の浴槽への自動給湯
装置は、浴槽へ水を送る往管および浴槽の水を戻す戻管
と、前記往管を介して浴槽へ水を送るポンプと、前記ポ
ンプの吸引側へ接続し、水を供給できる給湯装置と、前
記ポンプの吸引側を、戻管と前記給湯装置とに切替える
三方弁と、往管の水を戻管に逆流させる一定時間の遅延
手段と、前記三方弁の切替えとポンプの運転，停止の制
御を行なって戻管内の空気を排出して水を満す制御装置
とからなるものである。
装置は、浴槽へ水を送る往管および浴槽の水を戻す戻管
と、前記往管を介して浴槽へ水を送るポンプと、前記ポ
ンプの吸引側へ接続し、水を供給できる給湯装置と、前
記ポンプの吸引側を、戻管と前記給湯装置とに切替える
三方弁と、往管の水を戻管に逆流させる一定時間の遅延
手段と、前記三方弁の切替えとポンプの運転，停止の制
御を行なって戻管内の空気を排出して水を満す制御装置
とからなるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、浴槽がポンプより上
方にある場合、三方弁を給湯装置側へ切り替え、ポンプ
を運転することにより浴槽へ給湯し、浴槽と戻管の接続
口より高い水位になったときに、ポンプを止め、三方弁
を戻管へ切り替え、遅延手段でこの状態を一定時間維持
することにより、往管の水を戻管へ逆流させ、管を水で
うめ、再度、ポンプを運転さすことにより浴槽水を循環
さすものである。
方にある場合、三方弁を給湯装置側へ切り替え、ポンプ
を運転することにより浴槽へ給湯し、浴槽と戻管の接続
口より高い水位になったときに、ポンプを止め、三方弁
を戻管へ切り替え、遅延手段でこの状態を一定時間維持
することにより、往管の水を戻管へ逆流させ、管を水で
うめ、再度、ポンプを運転さすことにより浴槽水を循環
さすものである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図において、１は浴槽、２は往管、３は戻管、
４は浴槽１と往管２および戻管３をつなぐアダプター、
５は往管２に設け、この管を通って浴槽１へ水を送るポ
ンプ、６はポンプ５の吸引側に位置して往管２に設け、
ポンプ５へ送られる流水を判断する流水スイッチ、７は
ポンプ５の吸引側に接続した給湯装置、８は給湯装置７
と戻管３にポンプ５の吸引側を切替え接続する三方弁で
給湯装置７からの湯を三方弁8,流水スイッチ６を通し
て、ポンプ５へ流す流路と、戻管3,三方弁8,流水スイッ
チ６を通してポンプ５へ流す流路を切替える。９は戻管
３の管内圧力を測定する水圧センサ、10は制御装置で、
ポンプ５と給湯装置７と三方弁８を駆動する負荷駆動手
段11と、水圧センサ９からの圧力変化をとらえる水圧セ
ンサ信号取込手段12と、流水スイッチ６の信号を取込む
水流信号取込手段13と、一定時間、状態を維持する遅延
手段14とから構成されている。
る。第１図において、１は浴槽、２は往管、３は戻管、
４は浴槽１と往管２および戻管３をつなぐアダプター、
５は往管２に設け、この管を通って浴槽１へ水を送るポ
ンプ、６はポンプ５の吸引側に位置して往管２に設け、
ポンプ５へ送られる流水を判断する流水スイッチ、７は
ポンプ５の吸引側に接続した給湯装置、８は給湯装置７
と戻管３にポンプ５の吸引側を切替え接続する三方弁で
給湯装置７からの湯を三方弁8,流水スイッチ６を通し
て、ポンプ５へ流す流路と、戻管3,三方弁8,流水スイッ
チ６を通してポンプ５へ流す流路を切替える。９は戻管
３の管内圧力を測定する水圧センサ、10は制御装置で、
ポンプ５と給湯装置７と三方弁８を駆動する負荷駆動手
段11と、水圧センサ９からの圧力変化をとらえる水圧セ
ンサ信号取込手段12と、流水スイッチ６の信号を取込む
水流信号取込手段13と、一定時間、状態を維持する遅延
手段14とから構成されている。
第２図は、浴槽１の水位変化に対応する水圧センサ９
の信号の変化を表したものである。
の信号の変化を表したものである。
上記構成において浴槽１への給湯方法について説明す
る。浴槽１と往管２と戻管３の内部が空の状態で、制御
装置10の負荷駆動手段11により三方弁８を給湯装置７側
へ切替える。そして給湯装置７とポンプ５を同じく負荷
駆動手段11により運転を開始させる。給湯装置７からの
湯は三方弁８と流水スイッチ６を通ってポンプ５へ導び
かれ、往管２を通して浴槽１へ注がれる。そして、戻管
３の中に湯は入らないが、空気圧が変化することにな
る。水圧センサ９の信号があるレベル以上変化したらこ
の変化信号を取込んだ水圧センサ信号取込手段12によ
り、負荷駆動手段11が動作し、すなわち、第２図より明
らかなように、浴槽１の水位がアダプター４より上部に
達したら、負荷駆動手段11により給湯装置７とポンプ５
を停止させ、三方弁８を戻管３側へ切替える。そして、
戻管３の中が空気であるため戻管３の上部水面圧力と下
部水面圧力に差があり、その結果、往管２の湯が逆流
し、ポンプ５と流水スイッチ６と三方弁８を通して戻管
３へ流入する。そして戻管３の中にあった空気がアダプ
ター４より浴槽１へ押し出される。この空気と水が戻管
３の中で置換される間は遅延手段14により決められた時
間だけ待機し、その後、この手段14から待機時間の経過
後の信号をうけた負荷駆動手段11によりポンプ５が運転
し、浴槽１の湯を戻管3,三方弁8,流水スイッチ6,ポンプ
5,往管２を経由することにより完全に空気を排出し、そ
れを流水スイッチ６からの信号により水流信号取込手段
13により確認するものである。そして、この確認信号を
水流信号取込手段13からうけた負荷駆動手段11がポンプ
５の運転を止め、三方弁８を給湯装置７側へ切りかえ、
給湯装置７とポンプ５を運転し、浴槽１へ注湯しなが
ら、浴槽１の水位を水圧センサ９の信号により水圧セン
サ信号取込手段12により測定することができる。そし
て、浴槽１の上限になれば上記と同様にポンプ５の運転
をとめ注湯を停止する。
る。浴槽１と往管２と戻管３の内部が空の状態で、制御
装置10の負荷駆動手段11により三方弁８を給湯装置７側
へ切替える。そして給湯装置７とポンプ５を同じく負荷
駆動手段11により運転を開始させる。給湯装置７からの
湯は三方弁８と流水スイッチ６を通ってポンプ５へ導び
かれ、往管２を通して浴槽１へ注がれる。そして、戻管
３の中に湯は入らないが、空気圧が変化することにな
る。水圧センサ９の信号があるレベル以上変化したらこ
の変化信号を取込んだ水圧センサ信号取込手段12によ
り、負荷駆動手段11が動作し、すなわち、第２図より明
らかなように、浴槽１の水位がアダプター４より上部に
達したら、負荷駆動手段11により給湯装置７とポンプ５
を停止させ、三方弁８を戻管３側へ切替える。そして、
戻管３の中が空気であるため戻管３の上部水面圧力と下
部水面圧力に差があり、その結果、往管２の湯が逆流
し、ポンプ５と流水スイッチ６と三方弁８を通して戻管
３へ流入する。そして戻管３の中にあった空気がアダプ
ター４より浴槽１へ押し出される。この空気と水が戻管
３の中で置換される間は遅延手段14により決められた時
間だけ待機し、その後、この手段14から待機時間の経過
後の信号をうけた負荷駆動手段11によりポンプ５が運転
し、浴槽１の湯を戻管3,三方弁8,流水スイッチ6,ポンプ
5,往管２を経由することにより完全に空気を排出し、そ
れを流水スイッチ６からの信号により水流信号取込手段
13により確認するものである。そして、この確認信号を
水流信号取込手段13からうけた負荷駆動手段11がポンプ
５の運転を止め、三方弁８を給湯装置７側へ切りかえ、
給湯装置７とポンプ５を運転し、浴槽１へ注湯しなが
ら、浴槽１の水位を水圧センサ９の信号により水圧セン
サ信号取込手段12により測定することができる。そし
て、浴槽１の上限になれば上記と同様にポンプ５の運転
をとめ注湯を停止する。
発明の効果 以上のように本発明の浴槽への自動給湯装置は、簡単
な構造と動作で、浴槽がポンプより上部にある場合、戻
管を水で満たすことができ、浴槽水を循環させたり、浴
槽水位を測定したりすることができるとともに上記従来
に比し大幅に構造を簡単にできる。
な構造と動作で、浴槽がポンプより上部にある場合、戻
管を水で満たすことができ、浴槽水を循環させたり、浴
槽水位を測定したりすることができるとともに上記従来
に比し大幅に構造を簡単にできる。
第１図は本発明の浴槽への自動給湯装置の実施例におけ
る構成図、第２図は同浴槽水位と水圧センサの関連図、
第３図は従来例の構成図である。 １……浴槽、２……往管、３……戻管、５……ポンプ、
７……給湯装置、８……三方弁。
る構成図、第２図は同浴槽水位と水圧センサの関連図、
第３図は従来例の構成図である。 １……浴槽、２……往管、３……戻管、５……ポンプ、
７……給湯装置、８……三方弁。
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽へ水を送る往管および浴槽の水を戻す
戻管と、前記往管を介して浴槽へ水を送るポンプと、前
記ポンプの吸引側へ接続し水を供給できる給湯装置と、
前記ポンプの吸引側へ接続し、かつ戻管と給湯装置に切
替える三方弁と、前記ポンプと前記三方弁間に設けた水
流信号を取り込む水流信号取込手段と、前記戻管の途中
に設けた水圧センサと、浴槽がポンプより上方にある場
合、前記三方弁を前記給湯装置側へ切替えるとともに前
記ポンプを運転せしめて浴槽へ給湯し、前記水圧センサ
からの圧力変化をとらえる水圧センサ信号取込手段によ
り水位が前記往管と浴槽の接続口より高くなったことを
判断し、かつ前記ポンプを停止し前記三方弁を前記戻管
へ切替えた状態を遅延手段によって一定時間維持した後
に前記ポンプを再運転せしめる負荷駆動手段とからなる
浴槽への自動給湯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137842A JP2591070B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 浴槽への自動給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137842A JP2591070B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 浴槽への自動給湯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01306764A JPH01306764A (ja) | 1989-12-11 |
| JP2591070B2 true JP2591070B2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=15208092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63137842A Expired - Fee Related JP2591070B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 浴槽への自動給湯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591070B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6347812Y2 (ja) * | 1984-11-29 | 1988-12-09 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137842A patent/JP2591070B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01306764A (ja) | 1989-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |