JP2591038Y2 - パッケージ用ロックバネ構造 - Google Patents

パッケージ用ロックバネ構造

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JP2591038Y2
JP2591038Y2 JP1993069388U JP6938893U JP2591038Y2 JP 2591038 Y2 JP2591038 Y2 JP 2591038Y2 JP 1993069388 U JP1993069388 U JP 1993069388U JP 6938893 U JP6938893 U JP 6938893U JP 2591038 Y2 JP2591038 Y2 JP 2591038Y2
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JP
Japan
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package
unit frame
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locking end
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千次 板垣
勝彦 堀口
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器、特に電子交
換機用のパッケージ用ロックバネの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子交換機は、図7に示す如く、ユニッ
ト枠1にパッケージ2を挿入し、バックボード側のコネ
クタ3にパッケージ側のコネクタ4を嵌合させ、パッケ
ージ2手前に設けたロックバネ5をユニット枠1の係止
端部6に係止させてパッケージ2を実装している。
【0003】そして、ロックバネ5は図8に示す如く、
その一端はパッケージ2に取り付けた取り付け金具7に
固着し、他端は曲折して把手8の表面に固着してその発
力によって把手8を矢印方向に付勢し、把手8が取り付
け金具7に形成した係止突起9に当接するまで引き付け
ることにより、図9に示す如く、ロックバネ5をユニッ
ト枠1の係止端部6に係止させて実装される。
【0004】そこで、パッケージ2をユニット枠1から
引き出すには、把手8を下げることにより、ロックバネ
5の係止端部6の係止を外し、これによってパッケージ
2を引き出すことができる。このような電子交換機にお
いて、そのユニット枠には、図4に示すバックボード1
0から係止端部6の内面までの寸法L1 が長いA型と、
図5に示すバックボード10から係止端部6の内面まで
の寸法L2 が短いB型との2種があり、それらのユニッ
ト枠はバックボード10から係止端部6の外面までの寸
法Lは同一であるが、図6に示す如く、係止端部6の内
面の位置がαだけ寸法に差がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような技術による
と、図4に示すA型のユニット枠に実装するパッケージ
と、図5に示すB型のユニット枠に実装するパッケージ
とはそれぞれに取り付けるロックバネの形状を変える
か、パッケージのロックバネの取り付け位置を変えてユ
ニット枠の係止端部にロックバネが係止するようにしな
ければならない。そのために規格を統一して製造するこ
とができないという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は、ロック
バネの一端をパッケージに取り付けた取り付け金具に固
着し、他端を曲折して端部を把手の裏面に固着して把手
の上端面を露出させ、ロックバネの前端面と把手の上端
面とによって2種のユニット枠の寸法の差と同等の段部
を形成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成によると、寸法の長いユニット枠に
は、把手の手前面をユニット枠の係止端部の内側面に当
接させて実装し、また、寸法の短いユニット枠には、ロ
ックバネの手前面をユニット枠の係止端部の内側面に当
接させることによって実装することにより1種類のパッ
ケージをそれぞれのユニット枠に実装させることができ
る。
【0008】
【実施例】以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明
する。なお、以下の説明において上記従来技術と同様の
部位は同一符合を用いて説明する。図1は要部側面図、
図2はパッケージの実装状態を示す要部側面図、図3は
他のパッケージの実装状態を示す要部側面図であり、図
において、ロックバネ5の一端はパッケージ2に取り付
けた取り付け金具7に固着し、他端は曲折して把手8の
裏面に固着して把手8の上端面11が露出するようにし
てロックバネ5の前端面と把手8の上端面11とによっ
て段部12が形成され、ロックバネ5の発力によって把
手8を矢印方向に付勢している。この段部12は、2種
のユニット枠のバックボード10から係止端部6の内面
までの差の寸法αとなっており、本実施例ではその寸法
αを把手8の肉厚寸法で形成している。
【0009】そこで、パッケージ2を実装するには、ま
ず、A型のユニット枠1に実装する場合には、図2に示
す如く、ユニット枠1にパッケージ2を挿入すると、バ
ックボード側のコネクタ3にパッケージ側のコネクタ4
が嵌合し、取り付け金具6に形成した係止突起9に把手
8が当接して図2に示す如く、把手8の手前面がユニッ
ト枠1の係止端部6の内側面に当接して実装状態とな
る。
【0010】そこで、パッケージ2をユニット枠1から
引き出すには、把手8を下げることにより、ロックバネ
5を係止端部6の係止を外し、これによってパッケージ
2を引き出すことができる。つぎに、B型のユニット枠
1に実装する場合には、図3に示す如く、ユニット枠1
にパッケージ2を挿入すると、バックボード側のコネク
タ3にパッケージ側のコネクタ4が嵌合し、段部12を
形成している把手8の上端面11がユニット枠1の係止
端部6の端面に当接し、ロックバネ5の手前面がユニッ
ト枠1の係止端部6の内側面に当接して実装状態とな
る。
【0011】パッケージ2をユニット枠1から引き出す
には、上記A型のユニット枠1と同様にして引き出すこ
とができる。つまり、バックボード側のコネクタ3から
係止端部6までの寸法が異なる2種のユニット枠1に実
装できるようにするために、ロックバネ5の手前端を曲
折して把手7の裏面に固着して把手8の上端面11が露
出するようにしてロックバネ5の前端面と把手8の上端
面11とによって段部12を形成し、A型の寸法の長い
ユニット枠1には、把手7の手前面をユニット枠1の係
止端部6の内側面に当接させて実装し、また、B型の寸
法の短いユニット枠1には、ロックバネ5の手前面をユ
ニット枠1の係止端部6の内側面に当接させることによ
って実装して1種類のパッケージ2をそれぞれのユニッ
ト枠1に実装させることができる。
【0012】
【考案の効果】以上詳細に説明をした本考案によると、
ロックバネの一端をパッケージに取り付けた取り付け金
具に固着し、他端を曲折して端部を把手の裏面に固着し
て把手の上端面を露出させ、ロックバネの前端面と把手
の上端面とによって2種のユニット枠の寸法の差と同等
の段部を形成したことにより、この1種類のパッケージ
によってバックボード側のコネクタから係止端部までの
寸法が異なる2種のユニット枠に実装できることにな
り、統一規格のパッケージとすることができる効果を有
する。
【0013】また、ロックバネと把手の接続構造を変え
ただけで、寸法が異なる2種のユニット枠に共通させて
対応することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す要部側面図である。
【図2】パッケージの実装状態を示す要部側面図であ
る。
【図3】他のパッケージの実装状態を示す要部側面図で
ある。
【図4】A型のユニット枠の要部説明図である。
【図5】B型のユニット枠の要部説明図である。
【図6】A型とB型のユニット枠の寸法の差を示す説明
図である。
【図7】ユニット枠にパッケージを実装した状態の説明
図である。
【図8】従来例を示す要部側面図である。
【図9】従来のパッケージの実装状態を示す要部側面図
である。
【符合の説明】
1 ユニット枠 2 パッケージ 3 バックボード側のコネクタ 4 パッケージ側のコネクタ 5 ロックバネ 6 係止端部 7 取り付け金具 8 把手 9 係止突起 10 バックボード 11 把手の上端面 12 段部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックバネの一端をパッケージに取り付
    けた取り付け金具に固着し、他端を曲折して端部を把手
    の裏面に固着して把手の上端面を露出させ、ロックバネ
    の前端面と把手の上端面とによって2種のユニット枠の
    寸法の差と同等の段部を形成したことを特徴とするパッ
    ケージ用ロックバネ構造。
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