JP2590491Y2 - キャデー人形 - Google Patents

キャデー人形

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JP2590491Y2
JP2590491Y2 JP1993046424U JP4642493U JP2590491Y2 JP 2590491 Y2 JP2590491 Y2 JP 2590491Y2 JP 1993046424 U JP1993046424 U JP 1993046424U JP 4642493 U JP4642493 U JP 4642493U JP 2590491 Y2 JP2590491 Y2 JP 2590491Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴルフゲームにおいて
プレーヤーの打球がコース内に留まっているか又はコー
ス外に出たかを人形の動作によって表示するキャデー人
形に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴルフゲーム用玩具は、例えば、
実開昭64−49287号公報並びに実開平3−787
2号公報に開示されているように、ゴルフコースを多様
に変化させて、プレーヤーの打球がコース内をハザード
に捕捉されることなくグリーン上へ到達することに趣向
を凝らしたゲーム玩具が多く、コース変化の多様性に興
味の重点をおいていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例においては、コースの変化だけが興味の対象となり、
打球がコース内のハザードに捕捉されたとしても捕捉さ
れたことを面白く表示する手段は全く具備されていない
ので、ゲーム内容が単調になるという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、少し
でも実戦に近い状態でゴルフゲームをし、ゲーム内容の
単調性を解決するため、プレーヤーの打球がコース内に
留まっているか或はコース外に出たかを打球の都度人形
の動作表示によってプレーヤーに知らせるものであっ
て、打球がコース内に留まった場合には両手を水平に出
し、コース外に出た場合には両手を頭上でO字状に挙げ
る動作を選択的に表示させるキャデー人形である。
【0005】すなわち、人形の左右上膊部基端に互いに
逆方向に回転連動する左右一対の回動板を設け、該回動
板を人形に取付けた牽引駆動部材により作動紐を介して
回動させ、該駆動部材に取付けたストライカの移動経路
上に該ストライカで駆動力をオン・オフする固定リミッ
トスイッチと可動リミットスイッチとを離間配設し、該
離間距離を拡縮操作して人形上膊部の側方への上下方向
回動角を所望に選択するとともに、前記上膊部先端に上
方へのみ一定角度回動可能に枢支した下膊部と人形本体
との間に前記上膊部側方水平位置より上方へ回動するに
伴って下膊部を内方へ折曲牽引する一定長の下膊部回動
制限紐を張設したものである。
【0006】
【作用】作動紐牽引駆動部材が作動して一方の作動紐を
牽引し他方の作動紐を弛緩させると、牽引作動紐によっ
て一方の上膊部が垂下位置より側方へ上昇回動し、他方
の上膊部も連動して側方へ上昇回動し、前記駆動部材に
取付けたストライカは上膊部が側方水平位置に達したと
きに可動リミットスイッチを打って駆動部材を停止さ
せ、また、可動リミットスイッチと固定リミットスイッ
チとの離間距離を拡開すると、ストライカは上膊部が側
方水平位置に達しても可動リミットスイッチを打たない
から、上膊部は更に上方へ回動し、このとき、定長の下
膊部回動制限紐が下膊部の上昇回動を制限して内方へ折
曲させ、人形の頭上で左右一対の上膊部および下膊部が
O字形を形成すると、前記ストライカが拡開位置にある
可動リミットスイッチを打って駆動部材を停止させる。
【0007】そして、上膊部並びに下膊部水平位置又は
上方でO字形を形成する位置から垂下位置へ戻す場合に
は、作動紐牽引駆動部材を逆方向に作動させると、スト
ライカは上膊部並びに下膊部が垂下位置まで下降回動し
たときに固定リミットスイッチを打ち、作動紐牽引駆動
部材は停止する。
【0008】したがって、プレーヤーの打球がコース内
に留まった場合には、人形の両手を側方水平位置まで上
方回動させてセーフの動作表示を行わせ、打球がコース
外に出た場合には、人形の両手を頭上でO字形を画くま
で上方回動させてアウト・オブ・バウンズの動作表示を
行わせる。
【0009】
【実施例】図1は本考案の全体斜視図であって、芝生を
模した上面を有する台板(以下単に芝生板という)1上
にキャデー人形2を直立姿勢で立設し、該人形2の近傍
には後述する駆動モータMを隠蔽収納したキャデーバッ
グ3が置かれると共に、人形の動作起動スイッチ4と後
述する可動リミットスイッチ17を所望位置に移動させ
るスイッチ位置設定レバー5が設けられている。
【0010】被服を着用したキャデー人形2の人形本体
には、図2に示すように、左右の上膊部6L,6Rの回
動基部に互いに矢印で示す反対方向に連動回転する歯車
7L,7Rが夫々取付けられ、夫々の歯車7L,7Rに
一端を結着した作動紐8L,8Rは夫々の歯車の連動回
転によって矢印で示す互いに相反する方向、例えば、一
方の作動紐8Lが歯車7Lを矢印方向に回動させるよう
に下方へ引張られたとき、他方の作動紐8Rは歯車7R
の矢印方向の回動を許容するように緩められる。
【0011】また、左右上膊部の先端には夫々下膊部9
L,9Rの基端が図2の実線水平位置より下方へ回動せ
ず上方へは鎖線で図示したように所定角度だけ制限回動
できるように枢支され、夫々の下膊部9L,9Rと人形
本体の前記歯車7L,7Rよりも下方の位置との間には
下膊部回動制限紐10L,10Rが結着され、該制限紐
10L,10Rの長さは図示の上膊部水平位置では僅か
に弛緩し上膊部の上方回動に伴って緊張して下膊部9
L,9Rを内方へ所定角度折曲する姿勢に引張る長さに
設定されている。
【0012】なお、手首部分11L,11Rは図2の鎖
線で示す如く上方へのみ僅かに回動できるように下膊部
先端に枢支されている。そして、前記作動紐8L,8R
の駆動機構は図3(B)図4(B)および図5(B)に
図示されている。
【0013】すなわち、図3において、キャデー人形2
が(A)で示す両手垂下姿勢の状態では駆動機構は
(B)の状態にあり、図4において、キャデー人形2が
(A)で示す両手を水平位置に挙げた状態では駆動機構
は(B)の状態にあり、また、図5において、キャデー
人形2が(A)で示す両手を頭上でO字形の画状態では
駆動機構は(B)の状態にある。そこで、図3(B)に
ついて説明すると、芝生板1の下面には電池Bが装填さ
れて動作起動スイッチ4に接続されている。
【0014】前記駆動モータMの駆動軸Dの先端は芝生
板1の裏面に突出してT形レバー12の回動軸となり、
該T形レバー12の直径杆の一端部12Lは芝生板上面
より下面に貫挿した作動紐8Lに、他端部12Rは作動
紐8Rに、夫々長さ調節用のターンバックルを介して結
着されており、T形レバー12の半径杆の一端部12N
は芝生板下面に突出した前記スイッチ位置設定レバー5
の回動軸5Aに回転自在に枢支したL形レバー13の一
方の腕杆13Aと連杆14で連動連結されており、他方
の腕杆13Bにはストライカ13Cが取付けられ、該ス
トライカ13Cの回動経路上には芝生板下面に固設した
固定リミットスイッチ15と前記回動軸5Aに固着した
設定腕杆16に取付けられた可動リミットスイッチ17
とが離間対設されている。
【0015】次に駆動機構の動作を説明すると、先づ、
スイッチ位置設定レバー5を回動軸5Aを中心に回動操
作して可動リミットスイッチ17を移動させ、固定リミ
ットスイッチ15と可動リミットスイッチ17との離間
距離を図4(B)に示すようにS1として起動スイッチ
4を入れると、モータMが回転してT形レバー12が図
3(B)において時計方向に回動し一方の作動紐8Lを
牽引し他方の作動紐8Rを緩めるから、人形の両手は図
2に示すように垂下姿勢から側方へ上昇する。
【0016】一方、T形レバー12の時計方向回動に連
動してL形レバー13も時計方向に回動し、人形の両手
が図4(A)で示す水平位置に達したときにストライカ
13Cが図4(B)に示すように可動リミットスイッチ
17のレバー杆17Bを押圧しスイッチ釦17Aを叩
き、T形レバー12の回動が停止する。この動作を電気
回路で示すと、図6(A)に示す起動スイッチ4をオフ
の状態から同図(B)に示す起動スイッチ4をオンにし
たことによってモータMが回転駆動し、同図(C)のよ
うにストライカ13Cが可動リミットスイッチ17を叩
くことによりモータMの駆動が停止されることになる。
【0017】なお、リミットスイッチ4は押釦15A,
17Aが押圧されている状態においてオンとなるもので
ある。そして、起動スイッチ4を反対側に切換えオンの
状態にすると、モータMは逆転して人形の両手は図4
(A)に示す水平位置より図3(A)に示す垂下位置に
戻るものであり、駆動機構は逆動作するので説明は省略
する。
【0018】また、人形の両手を図5(A)で示す如く
頭上でO字形を画くようにする動作させるためには、ス
イッチ位置設定レバー5を回動して固定リミットスイッ
チ15と可動リミットスイッチ17の離間距離を前記S
1よりさらに拡げた図5(B)に示すS2に拡大する
と、ストライカ13Cが可動リミットスイッチ17を叩
くまでのL形レバー13の回動が増大するから、T形レ
バー12の回動角が増大して人形の両手は水平位置より
更に上方へ回動する。
【0019】このとき、下膊部回動制限紐10L,10
Rの作用により下膊部9L,9Rが図5(A)の如く内
方に折曲するので、上膊部6L,6Rと下膊部9L,9
Rとにより頭上で輪を画くような姿勢となる。そして、
人形の両手が水平位置で停止したときは、打球がコース
内に留まり、頭上でO字形を画いたときは、打球がコー
ス外に出たことを動作として表示するものである。
【0020】
【考案の効果】本考案は、ゴルフゲームにおいてプレー
ヤーの打球がコース内に留まっている場合には、キャデ
ー人形の両手を水平位置まで挙げて表示し、また、打球
がコース外に出た場合には、キャデー人形の両手を頭上
まで挙げて輪を画いて表示するので、打球がコース内の
ハザードに入るか否かを競うばかりでなく、キャデー人
形の両手の動作表示によってプレーヤーの打球の良否を
比べてより実戦的なゴルフゲームにするとともに、人形
の挙動はプレーヤーをして一段と興味を増大させ、飽き
ることのないゲームを続行させるものであり、遊戯玩具
としての実用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体斜視図である。
【図2】本考案の駆動機構図である。
【図3】(A)は動作前の人形正面図、(B)は動作前
の駆動機構図である。
【図4】(A)は打球コース内のときの人形動作正面図
であり、(B)は(A)動作時の駆動機構図である。
【図5】(A)は打球コース外のときの人形動作正面図
であり、(B)は(A)動作時の駆動機構図である。
【図6】(A)は起動スイッチオフ時の回路図、(B)
は起動スイッチオン時の回路図、(C)は図4(B)の
回路図である。
【符号の説明】
1 芝生板 2 キャデー人形 4 動作起動スイッチ 5 スイッチ位置設定レバー 6L,6R 上膊部 7L,7R 回動板 8L,8R 作動紐 9L,9R 下膊部 10L,10R 下膊部回動制限紐 12,13,14 作動紐牽引駆動部材 13C ストライカ 15 固定リミットスイッチ 17 可動リミットスイッチ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝生板上に立設したキャデー人形の左右
    上膊部基端に互いに逆方向に回転連動する左右一対の回
    動板を設け、該夫々の回動板に一端を結着し互いに逆方
    向に操作される一対の作動紐の夫々の他端を作動紐牽引
    駆動部材に結着し、該駆動部材に取付けたストライカの
    移動経路上に該ストライカで駆動力がオン・オフされる
    固定リミットスイッチと可動リミットスイッチとを離間
    配設し、該離間距離を拡縮操作して前記左右上膊部の側
    方への上下方向回動角を所望に選択するとともに、前記
    夫々の上膊部先端に上方へのみ一定角度回動可能に枢支
    した左右一対の下膊部と人形本体との間に前記上膊部が
    側方水平位置より上方へ回動するに伴って下膊部を内方
    へ折曲牽引する一定長の下膊部回動制限紐を張設したキ
    ャデー人形。
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