JP2589765B2 - 伝熱管の製造方法 - Google Patents

伝熱管の製造方法

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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/02Tubular elements of cross-section which is non-circular
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車機器用、空調機器用、冷凍機器用熱交
換器に用いられている伝熱管とその製造方法に関するも
のである。
従来の技術 近年、自動車機器用熱交換器等に用いられる伝熱管と
して、押し出しまたは引き抜き成形によって作製する偏
平管が多く用いられている。
第5図は従来の伝熱管を使用した自動車機器用熱交換
器を示すものであり、第6図は従来の伝熱管の斜視図、
第7図は従来の伝熱管の断面図である。
以下、図面を参照しながら上述した従来の伝熱管とそ
の製造方法について説明を行う。
図において、1はアルミニュウムから形成された伝熱
管で、中空状の偏平管2のみで構成されている。この偏
平管2は仕切り壁3と外周壁4とから構成されており、
偏平管2の管内は一体に形成された仕切り壁3により複
数個の独立した流路5に分割されている。
この伝熱管1の製造方法は、外枠6と中市7との間に
偏平管2の素材であるアルミニュウムを流し込み、第9
図C方向に押し出しまたは引き抜きにより成形するもの
である。このことにより、偏平管2の内面に仕切り壁3
を一体に形成できるものである。
そして伝熱管1は熱交換器8として使用するとき、伝
熱管1を蛇行させるとともに、この蛇行間に伝熱フィン
9を蛇行して取り付けるものである(第5図の状態)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような偏平管では、外枠6の加工
精度や押し出しまたは引き抜き成形時の偏平管2の変形
限界のために、偏平管2の短辺方向の厚さa寸法を小さ
くすることができない。その結果、熱交換器として使用
時に、偏平管2の短辺方向の厚さaに起因する管外流体
の流通抵抗が上がるため管外流体の流量が下がって熱交
換量が低下する問題があった。
また、中子7の加工精度とその耐久性の限界により流
路5の幅と高さ寸法を小さくすることができず、管内流
体の温度境界層が薄くできず熱伝達率を向上することが
できないという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、偏平管の短辺方向厚さや流
路の幅、高さ寸法を小さくして、管外流体の流通抵抗を
下げ、かつ管内流体の熱伝達率を向上することができる
伝熱管とその製造方法を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、相対向する一対
の長辺及び短辺と一方の長辺の内面から他方の長辺側へ
前記他方の長辺の内面との間に所定の間隔があくように
延びた複数の突起とを有する偏平管を押し出し成形また
は引き抜き成形し、前記偏平管の内面にロー材を付着さ
せ、前記長辺側から前記偏平管を押圧して前記突起の先
端を前記他方の長辺の内面に当接させるとともに前記偏
平管をより偏平にし、その後、前記偏平管を加熱して前
記偏平管の内面に付着した前記ロー材を溶かして前記突
起の先端を前記他方の長辺の内面に接合させることによ
り伝熱管を製造するのである。
また、相対向する一対の長辺及び短辺と両方の長辺の
内面から先端同士が所定の間隔をあけて相対向するよう
に延びた複数の突起とを有する偏平管を押し出し成形ま
たは引き抜き成形し、前記偏平管の内面にロー材を付着
させ、前記長辺側から前記偏平管を押圧して相対向する
前記突起の先端同士を当接させるとともに前記偏平管を
より偏平にし、その後、前記偏平管を加熱して前記偏平
管の内面に付着した前記ロー材を溶かして相対向する前
記突起の先端同士を接合させることにより伝熱管を製造
するのである。
作用 上記製造方法により伝熱管を製造すれば、従来の製造
方法よりも、流路を数多く形成でき、伝熱管の短辺方向
の長さを小さくできるため、温度境界層を薄くして管内
流体の熱伝達率を向上することができ、また、熱交換器
として使用したときに管外流体の流通抵抗を下げること
ができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明の一実施例の伝熱管の断面図を示し、
第2図その伝熱管の製造方法を説明するものであり、第
3図a,b,cは圧延によって変形する偏平管の状態を示す
断面図である。
図において、11はアルミニュウムから形成された伝熱
管で内部に通過する流体の流路12を複数構成するために
突起13を有している。なお、第1図中aは伝熱管11の短
辺方向の長さを示す。
この伝熱管11の製造方法は短辺15aと長辺15bを有した
偏平管15をロール機14により長辺15bを圧接してより偏
平にするものである。
偏平管15は従来のように外枠と中子により押し出しま
たは引出しにて構成されている。
また、偏平管15の一方の長辺15bの内面から他方の長
辺15b側へのびた突起が一体に構成されている。そし
て、偏平管15の内面にロー材16を付着させている。ロー
ル機14により偏平管15を圧接することにより、突起13の
先端が反対側の長辺15bの内壁に当接する。そして、偏
平管15を加熱炉内に入れて偏平管15の内壁面に付着した
ロー材16を溶かして突起13と内壁面とが接合する。
以上のように、本実施例では、相対向する一対の長辺
15b及び短辺15aと一方の長辺15bの内面から他方の長辺1
5b側へ他方の長辺15bの内面との間に所定の間隔があく
ように延びた複数の突起13とを有する偏平管15を押し出
し成形または引き抜き成形し、偏平管15の内面にロー材
16を付着させ、長辺15b側から偏平管15を押圧して突起1
3の先端を他方の長辺15bの内面に当接させるとともに偏
平管15をより偏平にし、その後、偏平管15を加熱して偏
平管15の内面に付着したロー材16を溶かして突起13の先
端を他方の長辺15bの内面に接合させることにより伝熱
管11を製造するのである。
これにより、従来の製造方法よりも、流路12を数多く
形成でき、伝熱管11の短辺方向の長さaを小さくできる
ため、温度境界層を薄くして管内流体の熱伝達率を向上
することができ、また、熱交換器として使用したときに
管外流体の流通抵抗を下げることができる。
また、偏平管15の形成において外枠と中子の加工精度
や押し出しまたは引き抜き成形時の偏平管の変形限界を
さほど考慮することなく成型できるので量産が可能とな
る。
なお、他の実施例として第4図aからdを参考に説明
すると、相対向する一対の長辺15b及び短辺15aと両方の
長辺15bの内面から先端同士が所定の間隔をあけて相対
向するように延びた複数の突起101,102とを有する偏平
管15を押し出し成形または引き抜き成形し、偏平管15の
内面にロー材16を付着させ、長辺15b側から偏平管15を
押圧して相対向する突起101,102の先端同士を当接させ
るとともに偏平管15をより偏平にし、その後、偏平管15
を加熱した偏平管15の内面に付着したロー材16を溶かし
て相対向する突起101,102の先端同士を接合させること
により伝熱管を製造するものであり、先の実施例と同様
の効果を有する。
尚、実施例において偏平管や偏平管の内面ヘロー材を
付着させることは、偏平管をより偏平にする作業の前に
行なえばよく、連続して製造する必要はないものであ
る。
発明の効果 以上のように本発明は、相対向する一対の長辺及び短
辺と一方の長辺の内面から他方の長辺側へ前記他方の長
辺の内面との間に所定の間隔があくように延びた複数の
突起とを有する偏平管を押し出し成形または引き抜き成
形し、前記偏平管の内面にロー材を付着させ、前記長辺
側から前記偏平管を押圧して前記突起の先端を前記他方
の長辺の内面に当接させるとともに前記偏平管をより偏
平にし、その後、前記偏平管を加熱して前記偏平管の内
面に付着した前記ロー材を溶かして前記突起の先端を前
記他方の長辺の内面に接合させることにより伝熱管を製
造すること、または、相対向する一対の長辺及び短辺と
両方の長辺の内面から先端同士が所定の間隔をあけて相
対向するように延びた複数の突起とを有する偏平管を押
し出し成形または引き抜き成形し、前記偏平管の内面に
ロー材を付着させ、前記長辺側から前記偏平管を押圧し
て相対向する前記突起の先端同士を当接させるとともに
前記偏平管をより偏平にし、その後、前記偏平管を加熱
して前記偏平管の内面に付着した前記ロー材を溶かして
相対向する前記突起の先端同士を接合させることにより
伝熱管を製造することにより、押し出し成形または引き
抜き成形により偏平管を形成する伝熱管において、温度
境界層を薄くして管内流体の熱伝達率を向上することが
でき、また、伝熱管の短辺方向の長さを容易に小さくす
ることができ、管外流体の流通抵抗を下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における伝熱管の断面図、第
2図は偏平管の圧延装置を示す斜視図、第3図は圧延に
よって変形する偏平管の断面図で、aは偏平管の圧延前
の断面図、bは偏平管の圧延途中の変形をしている状態
を示す断面図、cは偏平管の圧延後の断面図、第4図は
本発明のその他の実施例における偏平管の断面図で、a
は偏平管の圧延前の断面図、bは偏平管の圧延途中の変
形をしている状態を示す断面図、cは偏平管の圧延後の
断面図、dは偏平管の圧延後のロー材を溶かした後の断
面図、第5図は従来の伝熱管を使用した自動車機器用交
換器の斜視図、第6図は従来の伝熱管の斜視図、第7図
は従来の伝熱管の断面図、第8図、第9図は伝熱管の成
形に用いる金型およびその成型途中の斜視図である。 11……伝熱管、12……流路、13……突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 長生 大阪府東大阪市高井田本通3丁目22番地 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中邨 隆 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61 号 松下精工株式会社内 (72)発明者 青木 亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 青柳 治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−84252(JP,A) 特開 平2−84253(JP,A) 特開 平2−84254(JP,A) 特開 平2−84256(JP,A) 特開 昭63−242432(JP,A) 特開 昭61−67529(JP,A) 特開 昭62−207572(JP,A) 実開 昭63−150721(JP,U) 実開 昭53−88864(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対向する一対の長辺及び短辺と一方の長
    辺の内面から他方の長辺側へ前記他方の長辺の内面との
    間に所定の間隔があくように延びた複数の突起とを有す
    る偏平管を押し出し成形または引き抜き成形し、前記偏
    平管の内面にロー材を付着させ、前記長辺側から前記偏
    平管を押圧して前記突起の先端を前記他方の長辺の内面
    に当接させるとともに前記偏平管をより偏平にし、その
    後、前記偏平管を加熱して前記偏平管の内面に付着した
    前記ロー材を溶かして前記突起の先端を前記他方の長辺
    の内面に接合させる伝熱管の製造方法。
  2. 【請求項2】相対向する一対の長辺及び短辺と両方の長
    辺の内面から先端同士が所定の間隔をあけて相対向する
    ように延びた複数の突起とを有する偏平管を押し出し成
    形または引き抜き成形し、前記偏平管の内面にロー材を
    付着させ、前記長辺側から前記偏平管を押圧して相対向
    する前記突起の先端同士を当接させるとともに前記偏平
    管をより偏平にし、その後、前記偏平管を加熱して前記
    偏平管の内面に付着した前記ロー材を溶かして相対向す
    る前記突起の先端同士を接合させる伝熱管の製造方法。
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