JP2589336Y2 - 浄水器 - Google Patents
浄水器Info
- Publication number
- JP2589336Y2 JP2589336Y2 JP1992073291U JP7329192U JP2589336Y2 JP 2589336 Y2 JP2589336 Y2 JP 2589336Y2 JP 1992073291 U JP1992073291 U JP 1992073291U JP 7329192 U JP7329192 U JP 7329192U JP 2589336 Y2 JP2589336 Y2 JP 2589336Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flowing water
- water inlet
- case
- mounting portion
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、水道蛇口などに取り
付けられ、導入される流水を必要に応じてフィルタを通
る経路と他の経路とへ切り換えて流出させ得る浄水器に
関するものである。
付けられ、導入される流水を必要に応じてフィルタを通
る経路と他の経路とへ切り換えて流出させ得る浄水器に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、この種の浄水器として、例え
ば、レバー操作に応じ、導入される流水の流通経路を切
り換えて、ろ過流水と通常流水とを選択的に得ようとす
るものがある。
ば、レバー操作に応じ、導入される流水の流通経路を切
り換えて、ろ過流水と通常流水とを選択的に得ようとす
るものがある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の浄水器では、流水の流通経路を切り換える流路切換バ
ルブとして円筒形のバルブを用いているため、切換回転
角が大きく、結果的に操作量を大きく必要とし、また操
作力も重く、使用性が悪いという問題があった。
の浄水器では、流水の流通経路を切り換える流路切換バ
ルブとして円筒形のバルブを用いているため、切換回転
角が大きく、結果的に操作量を大きく必要とし、また操
作力も重く、使用性が悪いという問題があった。
【０００４】本考案はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、少ない操作
量で、また軽い操作力で、流水の流通経路を切り換える
ことのできる浄水器を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、少ない操作
量で、また軽い操作力で、流水の流通経路を切り換える
ことのできる浄水器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案は、切り換え機構に、水道の蛇口に取
り付けられる取付部と、この取付部に回動可能に取り付
けられたケースと、取付部に形成された横溝空間に挿入
配置されケースの回動操作に応じ支点を中心としてスラ
イド移動する板状のバルブとを設け、取付部の横溝空間
の上面および下面に流水導入口および所定の流出経路へ
の流水流入口を対向して形成し、バルブの厚み方向に貫
通所定のスライド位置において流水導入口および流水流
入口に対向し流水導入口からの流水を流水流入口へ導く
流通路を形成したものである。
るために、本考案は、切り換え機構に、水道の蛇口に取
り付けられる取付部と、この取付部に回動可能に取り付
けられたケースと、取付部に形成された横溝空間に挿入
配置されケースの回動操作に応じ支点を中心としてスラ
イド移動する板状のバルブとを設け、取付部の横溝空間
の上面および下面に流水導入口および所定の流出経路へ
の流水流入口を対向して形成し、バルブの厚み方向に貫
通所定のスライド位置において流水導入口および流水流
入口に対向し流水導入口からの流水を流水流入口へ導く
流通路を形成したものである。
【０００６】
【作用】したがってこの考案によれば、水道の蛇口への
取付部に取り付けられたケースを回動操作すると、取付
部に形成された横溝空間内の板状のバルブが支点を中心
としてスライド移動し、所定のスライド位置に達する
と、バルブに設けられた流通路を通して、流水導入口か
らの流水が所定の流出経路（例えば、フィルタを通る経
路）への流水流入口へと導かれる。
取付部に取り付けられたケースを回動操作すると、取付
部に形成された横溝空間内の板状のバルブが支点を中心
としてスライド移動し、所定のスライド位置に達する
と、バルブに設けられた流通路を通して、流水導入口か
らの流水が所定の流出経路（例えば、フィルタを通る経
路）への流水流入口へと導かれる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案を実施例に基づき詳細に説明す
る。
る。
【０００８】図１は本考案に係る浄水器の一実施例を示
す正面断面図である。同図において、１はメインケー
ス、２はアッパーケース、３は取付口、４はメクラブ
タ、５は板状のバルブ（以下、フラットバルブと言
う）、６はタンク、７は上側押板、８は下側押板であ
り、いずれも樹脂部材より一体成形されている。
す正面断面図である。同図において、１はメインケー
ス、２はアッパーケース、３は取付口、４はメクラブ
タ、５は板状のバルブ（以下、フラットバルブと言
う）、６はタンク、７は上側押板、８は下側押板であ
り、いずれも樹脂部材より一体成形されている。
【０００９】タンク６内には、上側押板７と下側押板８
との間に、活性炭９が収容されている。取付口３は、タ
ンク６の上面部に固定されており、タンク６の上面蓋を
なす台座部３−１と、この台座部３−１の上部に形成さ
れた有底円筒状の取付部３−２とを備え、取付部３−２
の底面と台座部３−１の上面との間に横溝空間３−３が
形成されている。取付部３−２の内段部にはメクラブタ
４が固定されており、メクラブタ４の下面と取付部３−
２の内底面との間に流路空間３−４が設けられている。
メクラブタ４の中央部には流水導入開口４−１が設けら
れている。また、取付部３−２の内底面には横溝空間３
−３に連通する流水導入口３−２１が形成されており、
この流水導入口３−２１に対向して、台座部３−１にタ
ンク６内と連通する流水流入口３−１１が形成されてい
る。
との間に、活性炭９が収容されている。取付口３は、タ
ンク６の上面部に固定されており、タンク６の上面蓋を
なす台座部３−１と、この台座部３−１の上部に形成さ
れた有底円筒状の取付部３−２とを備え、取付部３−２
の底面と台座部３−１の上面との間に横溝空間３−３が
形成されている。取付部３−２の内段部にはメクラブタ
４が固定されており、メクラブタ４の下面と取付部３−
２の内底面との間に流路空間３−４が設けられている。
メクラブタ４の中央部には流水導入開口４−１が設けら
れている。また、取付部３−２の内底面には横溝空間３
−３に連通する流水導入口３−２１が形成されており、
この流水導入口３−２１に対向して、台座部３−１にタ
ンク６内と連通する流水流入口３−１１が形成されてい
る。
【００１０】一方、横溝空間３−３には、フラットバル
ブ５が挿入配置されている。図２にフラットバルブ５の
配置状況を示す。フラットバルブ５には、その厚み方向
へ貫通して流水流通路５−１が設けられており、この流
水流通路５−１の上面開口および下面開口の周囲にはＯ
リング５−２および５−３が取り付けられている。ま
た、フラットバルブ５には円弧状の係合孔５−４が形成
されており、この係合孔５−４にアッパーケース２に設
けられた円弧状の係合爪２−１が係合されている。すな
わち、係合爪２−１を係合孔５−４に係合させつつ、ア
ッパーケース２を取付口３を軸心として回動可能に取り
付けている。そして、アッパーケース２の下端面にその
上端面を固定させて、メインケース１を取り付けてい
る。なお、フラットバルブ５の流水流通路５−１の設け
られていない面５−５は、流水流通路５−１の設けられ
ている面５−６に対して一段低い段差面とされている。
ブ５が挿入配置されている。図２にフラットバルブ５の
配置状況を示す。フラットバルブ５には、その厚み方向
へ貫通して流水流通路５−１が設けられており、この流
水流通路５−１の上面開口および下面開口の周囲にはＯ
リング５−２および５−３が取り付けられている。ま
た、フラットバルブ５には円弧状の係合孔５−４が形成
されており、この係合孔５−４にアッパーケース２に設
けられた円弧状の係合爪２−１が係合されている。すな
わち、係合爪２−１を係合孔５−４に係合させつつ、ア
ッパーケース２を取付口３を軸心として回動可能に取り
付けている。そして、アッパーケース２の下端面にその
上端面を固定させて、メインケース１を取り付けてい
る。なお、フラットバルブ５の流水流通路５−１の設け
られていない面５−５は、流水流通路５−１の設けられ
ている面５−６に対して一段低い段差面とされている。
【００１１】この浄水器によれば、取付部３−２を水道
の蛇口に固定したうえ、メインケース１とアッパーケー
ス２とを一体（以下、この一体物を単にケースと言う）
として回動操作することにより、流水導入口３−２１よ
り導入される流水の流通経路を必要に応じて切り換え
て、ろ過流水と通常流水（シャワー流水）とを選択的に
得ることができる。
の蛇口に固定したうえ、メインケース１とアッパーケー
ス２とを一体（以下、この一体物を単にケースと言う）
として回動操作することにより、流水導入口３−２１よ
り導入される流水の流通経路を必要に応じて切り換え
て、ろ過流水と通常流水（シャワー流水）とを選択的に
得ることができる。
【００１２】すなわち、水道の蛇口からの流水は、流水
導入開口４−１→流路空間３−４の経路で、流水導入口
３−２１へ達している。図１および図２でのフラットバ
ルブ５の位置関係は、時計方向（図２に示すＡ方向）へ
一杯まで、ケースを回動操作させた状態を示している。
ケースをＡ方向へ回動操作すると、このケースの回動操
作に応じ、係合爪５−４と協動して、フラットバルブ５
が支点３−１２を中心としてＡ方向へスライド移動す
る。そして、フラットバルブ５の側端面５−７が横溝空
間３−３の側壁面３−３１に当接することによって、そ
れ以上のＡ方向へのケースの回動操作が規制され、図１
および図２に示したような状態となる。このフラットバ
ルブ５のスライド位置において、流水流通路５−１が流
水導入口３−２１および流水流入口３−１１に対向し、
流水導入口３−２１に達している流水が流水流通路５−
１を通して流水流入口３−１１に導かれ、タンク６内を
通って吐出口６−１よりろ過流水として流出する。
導入開口４−１→流路空間３−４の経路で、流水導入口
３−２１へ達している。図１および図２でのフラットバ
ルブ５の位置関係は、時計方向（図２に示すＡ方向）へ
一杯まで、ケースを回動操作させた状態を示している。
ケースをＡ方向へ回動操作すると、このケースの回動操
作に応じ、係合爪５−４と協動して、フラットバルブ５
が支点３−１２を中心としてＡ方向へスライド移動す
る。そして、フラットバルブ５の側端面５−７が横溝空
間３−３の側壁面３−３１に当接することによって、そ
れ以上のＡ方向へのケースの回動操作が規制され、図１
および図２に示したような状態となる。このフラットバ
ルブ５のスライド位置において、流水流通路５−１が流
水導入口３−２１および流水流入口３−１１に対向し、
流水導入口３−２１に達している流水が流水流通路５−
１を通して流水流入口３−１１に導かれ、タンク６内を
通って吐出口６−１よりろ過流水として流出する。
【００１３】これに対して、ケースを反時計方向（図２
に示すＢ方向）へ回動操作すると、このケースの回動操
作に応じ、係合爪５−４と協動して、フラットバルブ５
が支点３−１２を中心としてＢ方向へスライド移動す
る。そして、このフラットバルブ５の側端面５−８が横
溝空間３−３の側壁面３−３２に当接することによっ
て、それ以上のＢ方向へのケースの回動操作が規制さ
れ、図３および図４に示したような状態となる。これに
より、流水導入口３−２１に達している流水がフラット
バルブ５の段差面５−５上を通り、ケースの内周面とタ
ンク６とのすき間に導かれて、メインケース１の底面に
形成された多数のシャワーノズル１−１よりシャワー流
水として流出する。
に示すＢ方向）へ回動操作すると、このケースの回動操
作に応じ、係合爪５−４と協動して、フラットバルブ５
が支点３−１２を中心としてＢ方向へスライド移動す
る。そして、このフラットバルブ５の側端面５−８が横
溝空間３−３の側壁面３−３２に当接することによっ
て、それ以上のＢ方向へのケースの回動操作が規制さ
れ、図３および図４に示したような状態となる。これに
より、流水導入口３−２１に達している流水がフラット
バルブ５の段差面５−５上を通り、ケースの内周面とタ
ンク６とのすき間に導かれて、メインケース１の底面に
形成された多数のシャワーノズル１−１よりシャワー流
水として流出する。
【００１４】ここで、フラットバルブ５のスライド移動
量について着目してみるに、流水導入口３−２１に対し
て流水流通路５−１を対向させるか段差面５−５を対向
させるかであるので、フラットバルブ５のスライド移動
量は僅かでよく、したがって従来の円筒形のバルブを用
いた方式と比較して、切換回転角が小さく、少ない操作
量で、また軽い操作力で、流水の流通経路を切り換える
ことができ、従来に比して使用性が格段に良くなる。
量について着目してみるに、流水導入口３−２１に対し
て流水流通路５−１を対向させるか段差面５−５を対向
させるかであるので、フラットバルブ５のスライド移動
量は僅かでよく、したがって従来の円筒形のバルブを用
いた方式と比較して、切換回転角が小さく、少ない操作
量で、また軽い操作力で、流水の流通経路を切り換える
ことができ、従来に比して使用性が格段に良くなる。
【００１５】
【考案の効果】以上説明したことから明らかなように本
考案によれば、水道の蛇口への取付部に取り付けられた
ケースを回動操作すると、取付部に形成された横溝空間
内の板状のバルブが支点を中心としてスライド移動し、
所定のスライド位置に達すると、バルブに設けられた流
通路を通して流水導入口からの流水が所定の流出経路
（例えば、フィルタを通る経路）への流水流入口へと導
かれるものとなり、従来の円筒形のバルブを用いた方式
と比較して、切換回転角を小さくして、少ない操作量
で、また軽い操作力で、流水の流通経路を切り換えるこ
とが可能となり、従来に比して使用性を格段に良くする
ことができるようになる。
考案によれば、水道の蛇口への取付部に取り付けられた
ケースを回動操作すると、取付部に形成された横溝空間
内の板状のバルブが支点を中心としてスライド移動し、
所定のスライド位置に達すると、バルブに設けられた流
通路を通して流水導入口からの流水が所定の流出経路
（例えば、フィルタを通る経路）への流水流入口へと導
かれるものとなり、従来の円筒形のバルブを用いた方式
と比較して、切換回転角を小さくして、少ない操作量
で、また軽い操作力で、流水の流通経路を切り換えるこ
とが可能となり、従来に比して使用性を格段に良くする
ことができるようになる。
【図１】本考案に係る浄水器の一実施例を示す正面断面
図である。
図である。
【図２】この浄水器の要部を示す平面断面図である。
【図３】図１に示したろ過流水への流路切換状況に対し
シャワー流水への流路切換状況を示す正面断面図であ
る。
シャワー流水への流路切換状況を示す正面断面図であ
る。
【図４】図２に示したろ過流水への流路切換状況に対し
シャワー流水への流路切換状況を示す平面断面図であ
る。
シャワー流水への流路切換状況を示す平面断面図であ
る。
１ メインケース ２ アッパーケース ３ 取付口 ３−３ 横溝空間 ３−１１ 流水流入口 ３−１２ 支点 ３−２１ 流水導入口 ５ フラットバルブ ５−１ 流水流通路 ５−２，５−３，５−８ Ｏリング ５−４ 係合孔 ６ タンク
Claims (1)
- 【請求項１】 導入される流水を必要に応じてフィルタ
を通る経路と他の経路とへ切り換え機構により切り換え
て流出させ得る浄水器において、前記切り換え機構は、 水道の蛇口に取り付けられる取付
部と、この取付部に回動可能に取り付けられたケース
と、前記取付部に形成された横溝空間に挿入配置され前
記ケースの回動操作に応じ支点を中心としてスライド移
動する板状のバルブとを備え、 前記取付部の横溝空間の上面および下面に流水導入口お
よび所定の流出経路への流水流入口が対向して形成さ
れ、 前記バルブの厚み方向に貫通して所定のスライド位置に
おいて前記流水導入口および前記流水流入口に対向し前
記流水導入口からの流水を前記流水流入口へ導く流通路
が形成されていることを特徴とする浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992073291U JP2589336Y2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992073291U JP2589336Y2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 浄水器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0631888U JPH0631888U (ja) | 1994-04-26 |
| JP2589336Y2 true JP2589336Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=13513909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992073291U Expired - Fee Related JP2589336Y2 (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 浄水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2589336Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63157295U (ja) * | 1987-03-30 | 1988-10-14 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP1992073291U patent/JP2589336Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0631888U (ja) | 1994-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |