JP2589334Y2 - 陰極線管保持装置 - Google Patents

陰極線管保持装置

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JP2589334Y2
JP2589334Y2 JP1992062579U JP6257992U JP2589334Y2 JP 2589334 Y2 JP2589334 Y2 JP 2589334Y2 JP 1992062579 U JP1992062579 U JP 1992062579U JP 6257992 U JP6257992 U JP 6257992U JP 2589334 Y2 JP2589334 Y2 JP 2589334Y2
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ray tube
cathode ray
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roller
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Inventor
健治 名田
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株式会社タイトー
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陰極線管を縦方向また
は横方向に切り換えることのできる陰極線管保持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管を縦方向または横方向に切り換
えることのできる陰極線管保持装置は、実開昭61−1
21885号(実公平1−33118号)公報や実開平
3−80785号公報等で開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、実開昭
61−121885号(実公平1−33118号)公報
で開示された従来の陰極線管保持装置は、ローラー等の
滑り機構が無いので、大型の陰極線管を使用した場合に
は、陰極線管の回転に大きな力を要するという問題点が
ある。
【0004】また、実開平3−80785号公報で開示
された従来の陰極線管保持装置は、滑り機構を使用して
いるので大型の陰極線管を使用した場合にも小さな力で
陰極線管を回転することができるが、構造が複雑である
ためにコストアップになるという問題点がある。
【0005】本考案は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、簡単な構造であり、且つ小さな力で陰極線管を
回転できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案の陰極線管保持装置は、陰極線管を支持する
円環部と、円環部に軸支されて自在に回転する複数個の
ローラーと、ローラーが内接して遊星回転する円筒部
と、円筒部の底面を形成してローラーと摺動する板状部
材を具備するように構成されている。
【0007】また、好ましくは、ローラーの回転軸を板
状部材に挿通することでローラーが板状部材から分離し
ないように構成される。
【0008】また、好ましくは、円環部に取り付けられ
て陰極線管を支持する陰極線管支持部材が4個の位置固
定部を有し、4個の位置固定部が正方形の4つの頂点に
配置される。
【0009】
【作用】上記構成の陰極線管保持装置においては、円環
部と複数個のローラーと円筒部と板状部材との組合せな
ので簡単な構造であり、しかもローラーと円筒部の組合
せによる転がり接触なので小さな力で陰極線管を回転で
きるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本考案による陰極線管保持装置の
一実施例を示す斜視図である。
【0012】図1において、陰極線管1にはスチールベ
ルト2が巻回され、スチールベルト2には陰極線管1の
4つの角部に保持片3a〜3dが設けられている。陰極
線管1は、この保持片3a〜3dを支持アーム4a〜4
dの先端部にネジ止め固定することで保持される。支持
アーム4a〜4dの先端部には、後述する拡張部5a〜
5dが形成されている。
【0013】4本の支持アーム4a〜4dは、鋼板製の
円環部6の表側(図1の表面側)にネジ止め固定されて
いる。円環部6の裏側(図1の裏面側)には、4個のロ
ーラー7a〜7dが回転自在に軸支されている。このロ
ーラー7a〜7dは、厚板8に形成された円筒状の開口
8aに内接して、円筒状の開口8aの内側を遊星回転す
る。
【0014】厚板8の表側(図1の表面側)の4隅に
は、4本の支柱10a〜10dが植設されている。この
支柱10a〜10dの先端部には、支持アーム4a〜4
dに形成されている拡張部5a〜5dがネジ止め固定さ
れる。厚板8の裏面には、鋼板9が取り付けられる。鋼
板9には円形の開口9aが形成されており、鋼板9の開
口9aの直径は円環部6の内径とほぼ同一である。ま
た、厚板8の開口8aの直径は円環部6の外径よりも僅
かに大きく、従ってローラー7a〜7dは、開口8aに
内接しながら鋼板9と平行な面上で遊星移動する。
【0015】鋼板9には、開口9aの外側に約90度の
角度にわたって長穴9cが形成されている。この長穴9
cは、次に説明するようにして、円環部6および陰極線
管1が鋼板9から抜け出るのを防止している。なお、厚
板8の切込み8bおよび鋼板9の切込み9bは、共に配
線用の切込みである。
【0016】図2(a)は、ローラー7aが円環部6お
よび鋼板9にどのようにして軸支されているかを示す部
分断面図である。図2(a)に示すように、ローラー7
aおよび厚板8を円環部6と鋼板9で挟むようにしてボ
ルト12とナット13とで絞め付けられ、ローラー7a
はボルト12を包むカラー14の周囲を開口8aに接し
ながら回転する。なお、ボルト12は長穴9cを介して
鋼板9を挿通している点が次に説明するボルト15とは
相違する。鋼板9は厚板8の裏面に取り付けられている
ので、結果としてローラー7aおよび円環部6が鋼板9
から抜け出ることはない。
【0017】図2(b)は、ローラー7b〜7dが円環
部6にどのようにして軸支されているかを示す部分断面
図である。図2(b)に示すように、ローラー7b〜7
dおよび円環部6を挟むようにしてボルト15とナット
16とで絞め付けられ、ローラー7b〜7dは、ボルト
15を包むカラー17の周囲を開口8aに接しながら回
転する。なお、ボルト15は鋼板9を挿通していない点
でローラー7aのボルト12とは相違する。従って、ロ
ーラー7b〜7dが鋼板9または厚板8から分離し得る
が、上述したようにローラー7aおよび円環部6が鋼板
9から抜け出ることはないので、結果として円環部6
(ローラー7a〜7d)が鋼板9から分離することはな
い。このようにして、円環部6および陰極線管1が鋼板
9から抜け出るのを防止している。
【0018】図3は、陰極線管1を回転させた2つの状
態を示す正面図である。図3(a)は、陰極線管1が縦
長に使用される状態であり、このとき拡張部5aが支柱
10aに固定され、拡張部5bが支柱10bに固定さ
れ、拡張部5cが支柱10cに固定され、拡張部5dが
支柱10dに固定される。この図3(a)に示す状態か
ら、陰極線管1を反時計回りに90度回転すると、図3
(b)の状態になる。図3(b)は、陰極線管1が横長
に使用される状態であり、このとき拡張部5aが支柱1
0bに固定され、拡張部5bが支柱10cに固定され、
拡張部5cが支柱10dに固定され、拡張部5dが支柱
10aに固定される。
【0019】このように、陰極線管1を回転させて拡張
部5a〜5dを固定する支柱10a〜10dを変更する
だけで、陰極線管1を縦方向または横方向に簡単に切り
換えることができる。
【0020】図4は、陰極線管保持装置の外観を示す斜
視図である。図4に示すように、陰極線管1は傾斜させ
て使用されるので、鋼板9とボルト12を利用した抜け
出し防止機構を省略することも可能であるが、地震や陰
極線管保持装置が転倒したときの安全のために、上述し
た抜け出し防止機構を採用している。
【0021】
【考案の効果】以上のように、本考案の陰極線管保持装
置によれば、円環部と複数個のローラーと円筒部と板状
部材との組合せなので簡単な構造であり、しかもローラ
ーと円筒部の組合せによる転がり接触なので小さな力で
陰極線管を回転することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による陰極線管保持装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】本考案による陰極線管保持装置の一実施例を示
す部分断面図である。
【図3】本考案による陰極線管保持装置の一実施例を示
す正面図である。
【図4】本考案による陰極線管保持装置の一実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 陰極線管 2 スチールベルト 3a〜c 保持片 3d 保持片 4a〜d 支持アーム 5a〜d 拡張部 6 円環部 7a〜d ローラー 8 厚板 8a 開口 8b 切込み 9 鋼板 9a 開口 9b 切込み 9c 長穴 10a〜d 支柱 12 ボルト 13 ナット 14 カラー 15 ボルト 16 ナット 17 カラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/645 H04N 5/64

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管を支持する円環部と、 前記円環部に軸支されて自在に回転する複数個のローラ
    ーと、 前記ローラーが内接して遊星回転する円筒部と、 前記円筒部の底面を形成して前記ローラーと摺動する板
    状部材を具備する陰極線管保持装置。
  2. 【請求項2】 前記ローラーの回転軸を前記板状部材に
    挿通することで前記ローラーが前記板状部材から分離し
    ないようにしたことを特徴とする請求項1記載の陰極線
    管保持装置。
  3. 【請求項3】 前記円環部に取り付けられて陰極線管を
    支持する陰極線管支持部材が4個の位置固定部を有し、
    前記4個の位置固定部が正方形の4つの頂点に配置され
    ることを特徴とする請求項1記載の陰極線管保持装置。
JP1992062579U 1992-08-13 1992-08-13 陰極線管保持装置 Expired - Lifetime JP2589334Y2 (ja)

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JPH0619381U JPH0619381U (ja) 1994-03-11
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