JP2589306Y2 - 広告表示装置に使用される表示板の構造 - Google Patents

広告表示装置に使用される表示板の構造

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JP2589306Y2
JP2589306Y2 JP1991099177U JP9917791U JP2589306Y2 JP 2589306 Y2 JP2589306 Y2 JP 2589306Y2 JP 1991099177 U JP1991099177 U JP 1991099177U JP 9917791 U JP9917791 U JP 9917791U JP 2589306 Y2 JP2589306 Y2 JP 2589306Y2
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勇治 水谷
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エムジー機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数個並列に配設した
正多角柱体の各側面に相異なる表示パターンを施した反
りを有する表示板をその両端で掛金具により掛着し、こ
れらの正多角柱体を回転させることにより表示画面の画
像を変化させるようにした広告表示装置に使用される表
示板の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本考案は、先の特許出願(特開昭63−
188186号公報)において、「正多角柱体の各側面
に相異なる表示パターンを有する表示ユニットを複数個
並列に配置し、各表示ユニットを回転させることにより
表示面の画像を変化させる広告表示装置において、前記
表示パターンを反りを有する表示板に施し、該表示板を
前記表示ユニットの両端に設けた爪にて掛止し、前記表
示ユニットから着脱自在にしたことを特徴とする広告表
示装置」について提案している。
【0003】即ち、この発明に係る広告表示装置は、図
11に示すように、相異なる表示パターンが施された表
示板に一定の反りを与え、該表示板を表示ユニットの両
端のみで掛止できるようにすることにより表示板の着脱
を容易にし、装着した場合に表示板の反りに基づく復元
力により表示ユニットから容易に外れたり、ずれたりし
ないようにしたものである。
【0004】そして、この特許願の実施例に係る広告表
示装置においては、前記表示板を装着するに際し、図1
2に示すように表示板を、その横断面が長手方向全域に
わたって凹状にした足高の凹部と、表示ユニットの芯材
に設けられた裁頭円錐形の位置決め部材とを係合させる
ことによりその位置を確定し、図13に示すように表示
ユニットの両端に設けられた掛金具の爪で、表示板の表
面を掛止する構造となっている。
【0005】ところで、広告表示板の取り付けスペース
に余裕があるとき等、広告の宣伝効果を高めるために大
きな画面を得たい場合がある。この場合、各々の表示板
の面積(長さを一定とした場合の縦巾の大きさ、以下同
じ)を大きくする必要があるが、大きな面積の表示板を
広告表示装置に装着するのに従来と同じ芯材が使用でき
ると、コスト的に大きなメリットがあることは明かであ
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、大きさ
の異なる表示板の取り付けに同じ芯材を使用するには、
図14に示すように表示板の凹部における垂直方向の長
短を適宜変更して行なう必要があるため、表示板の面積
が大きくなればなる程表示板の凹部の強度がおちてく
る。
【0007】さらに、前述したように、表示板の表面の
両端を直接、爪で掛止してあるので塗装はがれやキズ等
がおきるという問題点があった。
【0008】そこで案出されたのが本考案であって、そ
の目的とするところは、面積の大きな表示板を、従来の
広告表示装置に使用されている芯材に装着する際にも、
その強度を保持したまま使用でき、また表示板の表面も
交換の際等に、劣化しない表示板の構造を提供するとこ
ろにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために本考案が採った手段は、「複数個並列に配設
した正多角柱体の各側面に相異なる表示パターンを施し
た反りを有する表示板50をその両端で掛金具34,3
6により掛着し、前記正多角柱体を回転させることによ
り表示画面の画像を変化させるようにした広告表示装置
10に使用される表示板50の構造であって、前記表示
板50を、その横断面が長手方向全域にわたって、前記
掛金具34,36が掛合可能な空間部52とこの空間部
52より突出する2つの舌片よりなり、正多角柱体の位
置決め部材に嵌合する嵌合部51とを備えた形状に形成
したことを特徴とする広告表示装置10に使用される表
示板50の構造」をその要旨とするものである。
【0010】
【考案の作用】従って、本考案は、上記手段を採ること
により、以下のような作用がある。即ち、表示板50に
空間部52を設けたため、面積の違う大小の表示板50
を得るのに、その空間部52の垂直方向の長短を適宜変
更することにより対処でき、従って同じ大きさの芯材3
3に面積の大きな表示板50を装着する際にも、嵌合部
51の強度を保持することが可能となる。
【0011】また、広告表示装置10に表示板50を装
着する際に、この空間部52に掛金具34,36が掛合
可能な構造となっているため、表面の塗装はがれやキズ
等がおきない。
【0012】
【実施例】以下に、本考案に係る表示板50の構造を図
面に示す一実施例に従って説明する。なお、本実施例
は、特開昭63−188186号公報において本考案者
が開示した技術に一部改良を加えたものである。
【0013】図1は、本考案の構造に基づく表示板50
を使用した広告表示装置10の全体を示す一部切欠の斜
視図であって、窓付き箱体11内に固定されたフレーム
12には、表示画面の一単位を構成する表示ユニット3
0が左右の回転軸31,32を介して回転自在に軸支さ
れており、この表示ユニット30は、右回転軸32に固
着された歯車18とフレーム12に枢着されたウォーム
・ギヤ群19とを介してモーター17に連結されてい
る。
【0014】各表示ユニット30は、図2及び図3に示
すように、芯材33、右掛金具34、端金具35、左掛
金具36、カラー37、スプリング38及び表示板50
から構成されている。
【0015】芯材33は、図4に示すような断面形状を
有するアルミ製の押出型材で形成された正三角柱体であ
り、該正三角柱体の各面には、ラバーで形成された位置
決め部材43が各面の中心線上であって中央及び両端寄
りに各々3箇所ずつ固着されている。
【0016】右掛金具34は、図5及び図6に示すよう
な3箇所の爪44を有する形状にアルミ板にて形成さ
れ、3箇所の固定ネジにて芯材33の右端に固着されて
いる。そして、この右掛金具34は、図2に示したよう
に前記芯材33と共に、右回転軸32により軸受け部材
42を介してフレーム12に枢着されている。
【0017】端金具35は、図7及び図8に示すような
形状にアルミ板にて形成され、第3図に示すように3箇
所の固定ネジにて、芯材33の左端に固着されている。
【0018】左掛金具36は、図9及び図10に示すよ
うに3箇所の爪45を有し、かつ中心孔の孔径を左回転
軸31の軸径の約1.5倍となるような形状にステンレ
ス鋼にて形成されている。そして、この左掛金具36
は、図3に示したようにフレーム12及び端金具35の
間で、カラー37及びスプリング38により挟持される
ように介在され、左回転軸31により軸受け部材42を
介してフレーム12に枢着されている。
【0019】表示板50は、図4に示すように裏面に長
方形の形状の空間部52と、その空間部52より突出す
る2つの舌片よりなる嵌合部51を有する断面形状のア
ルミ製押出型材であって、芯材33と同一の長さに形成
されており、かつ表示パターンが施される面は中央より
も両端が高くなる凹状に形成されて(図3に点線で示
す)、1mにつき約10cm程の反りが与えられてい
る。
【0020】また、この表示板50を芯材33に取付け
る場合は、図4に示すように、芯材33の位置決め部材
43に嵌合部51を嵌合し、図2及び図3に示したよう
に、表示板50の空間部52の両端における内側下辺
(嵌合部51の裏面)の一端が、右掛金具34の爪44
に掛止され、表示板50の他端を弾性変形させながら空
間部52の他端が左掛金具36の爪45に掛止されてお
り、従って、表示板50の「反り」による復元力により
当該表示板が容易にはずれたりしないようになってい
る。
【0021】同様に、芯材33の他の2面にも他の表示
パターンが施された表示板50が掛止され、各々別の広
告表示を構成するようになっている。
【0022】以上のような構成により、面積の違う表示
板50を同じ大きさの芯材33に装着する際には、表示
板50の垂直方向の高さを変更するのみでよい。つま
り、芯材33に固着された凸状の位置決め部材43に係
合する嵌合部51の形状を変更する必要はなく、表示板
50に設けられた長方形の空間部52における垂直方向
の長短のみを適宜変更することにより対処することがで
きる。
【0023】従って、同じ大きさの芯材33に、面積の
大きな表示板50を装着する際にも、その嵌合部51の
形状を変更する必要がないため強度をそのまま保持する
ことができる。
【0024】また、芯材33に表示板50を装着する際
に、この空間部52に左右の掛金具34,36が掛合可
能な構造となっているため、表面の塗装はがれやキズ等
が起きない。
【0025】さらに、広告表示装置10は、モーター1
7を駆動することにより、その回転力を歯車18及びウ
ォーム・ギヤ群19を介して伝達し、各表示ユニット3
0を120゜回転させ、各表示ユニット30の側面、即
ち、表示板50に施された新たな表示パターンにより全
体として、3種類の別の広告表示が表れるようにしたも
のであるが、その表示ユニット30が回転する際におき
る振動に対しても、表示板50の空間部52に掛金具3
4,36が掛合可能な構造になっているため、表面の塗
装はがれやキズ等が起きない。
【0026】なお、本実施例においては、芯材33とし
て正三角柱体を用い、表示パターンが3種類となるもの
を示したが、芯材33が正多角柱体であって表示パター
ンが多種類のものであっても同様の手段を施すことがで
きる。
【0027】また、表示板50の空間部52における断
面形状は、本実施例に限定されるものではなく、表示板
50の面積を大きくしてもその強度が保たれ、かつ空間
部52に掛金具34,36が掛合可能な形状であればよ
い。
【0028】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る表示板は、
その横断面が長手方向全域にわたって空間部を有してい
るので、面積の大きな表示板を装着する場合にもその強
度を保持したまま使用できるという効果を有する。
【0029】これに伴い、大きさの異なる表示板の装着
に同じ芯材が支障なく使用できるようになり、コストを
低減することができる。
【0030】また、前記空間部に掛金具が掛合している
ため表示板を装着する際に表面の塗装はがれやキズ等が
おきず、表示板の表面が交換時等に劣化しないという効
果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した表示板を用いた広告表示装置
の一実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】各表示ユニットの右掛金具近傍の部分横断面図
である。
【図3】各表示ユニットの左掛金具近傍の部分横断面図
である。
【図4】表示板を従来の芯材に掛着した状態の表示ユニ
ットの縦断面図である。
【図5】右掛金具の平面図である。
【図6】右掛金具の右側面図である。
【図7】端金具の平面図である。
【図8】端金具の右側面図である。
【図9】左掛金具の平面図である。
【図10】左掛金具の右側面図である。
【図11】従来の表示板を使用した広告表示装置を示す
一部切欠斜視図である。
【図12】従来の表示板を芯材に掛着した状態の表示ユ
ニットの縦断面図である。
【図13】図11に示した表示ユニットを装着した広告
表示装置の横断面図である。
【図14】面積の大きな表示板を従来の芯材に掛着した
状態の表示ユニットの縦断面図である。
【符号の説明】
10 広告表示装置 11 箱体 12 フレーム 17 モーター 18 歯車 19 ウォーム・ギヤ群 30 表示ユニット 31 左回転軸 32 右回転軸 33 芯材 34 右掛金具 35 端金具 36 左掛金具 37 カラー 38 スプリング 42 軸受け部材 43 位置決め部材 44,45 爪 50 表示板 51 嵌合部 52 空間部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個並列に配設した正多角柱体の各側
    面に相異なる表示パターンを施した反りを有する表示板
    をその両端で掛金具により掛着し、前記正多角柱体を回
    転させることにより表示画面の画像を変化させるように
    した広告表示装置に使用される表示板の構造であって、 前記表示板を、その横断面が長手方向全域にわたって、
    前記掛金具が掛合可能な空間部とこの空間部より突出す
    る2つの舌片よりなり、正多角柱体の位置決め部材に嵌
    合する嵌合部とを備えた形状に形成したことを特徴とす
    る広告表示装置に使用される表示板の構造。
JP1991099177U 1991-12-02 1991-12-02 広告表示装置に使用される表示板の構造 Expired - Lifetime JP2589306Y2 (ja)

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