JP2752952B2 - 用紙搬送装置 - Google Patents
用紙搬送装置Info
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- JP2752952B2 JP2752952B2 JP9662996A JP9662996A JP2752952B2 JP 2752952 B2 JP2752952 B2 JP 2752952B2 JP 9662996 A JP9662996 A JP 9662996A JP 9662996 A JP9662996 A JP 9662996A JP 2752952 B2 JP2752952 B2 JP 2752952B2
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- Japan
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- shaft
- worm
- rack
- bracket
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、Ａ７版のカードや
Ａ６版の葉書等の印刷媒体を使用するカラープリンタの
用紙搬送装置に関する。
Ａ６版の葉書等の印刷媒体を使用するカラープリンタの
用紙搬送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】Ａ７版のカードやＡ６版の葉書等の印刷
媒体（印刷用紙）を使用するカラープリンタの従来の用
紙搬送装置は、２本の平行なシャフト（前シャフトと後
シャフト）に無端のベルトを装架して循環させ、ベルト
の上に印刷用紙（用紙）を搭載して搬送する方式を採用
している。このような構成の従来の用紙搬送装置におい
ては、用紙を搭載して搬送するベルトは、緩みがないよ
うに、２本のシャフトによって適当な張力を与えて張架
する必要があり、このため、シャフトの両端部分を固定
するねじをゆるめてシャフトを移動させることによって
ベルトに張力を与え、その状態でねじを締めることによ
ってベルトの張力を調整している。
媒体（印刷用紙）を使用するカラープリンタの従来の用
紙搬送装置は、２本の平行なシャフト（前シャフトと後
シャフト）に無端のベルトを装架して循環させ、ベルト
の上に印刷用紙（用紙）を搭載して搬送する方式を採用
している。このような構成の従来の用紙搬送装置におい
ては、用紙を搭載して搬送するベルトは、緩みがないよ
うに、２本のシャフトによって適当な張力を与えて張架
する必要があり、このため、シャフトの両端部分を固定
するねじをゆるめてシャフトを移動させることによって
ベルトに張力を与え、その状態でねじを締めることによ
ってベルトの張力を調整している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の用
紙搬送装置は、シャフトの両端部分を固定するねじを別
々に締めなければならないため、ベルトに所望の張力を
与え、しかも両端において同じ張力とすることは至難で
あるという欠点を有している。また、シャフトの両端の
ねじを交互に少しずつ締めて固定しなければならないた
め、作業に時間がかかるという欠点も有している。
紙搬送装置は、シャフトの両端部分を固定するねじを別
々に締めなければならないため、ベルトに所望の張力を
与え、しかも両端において同じ張力とすることは至難で
あるという欠点を有している。また、シャフトの両端の
ねじを交互に少しずつ締めて固定しなければならないた
め、作業に時間がかかるという欠点も有している。
【０００４】本発明の目的は、上述のような従来の用紙
搬送装置の欠点を解消し、ベルトに対して左右が均等な
所望の張力を容易に与えることができる用紙搬送装置を
提供することにある。
搬送装置の欠点を解消し、ベルトに対して左右が均等な
所望の張力を容易に与えることができる用紙搬送装置を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の用紙搬送装置
は、手で回すことが出きるウォームギヤと、前記ウォー
ムギヤの回転によって直線的に移動するウォームラック
と、前記ウォームラックを固定するシャフトブラケット
と、前記シャフトブラケットに回転自在に支持し前記ウ
ォームラックの延長方向に対して直角に配設した第一の
シャフトと、前記シャフトブラケットを水平方向に滑動
自在に支持するフレームに回転自在に保持された前記第
一のシャフトと平行な第二のシャフトと、前記第一のシ
ャフトおよび前記第二のシャフトとに装架した無端のベ
ルトとを備えるものである。
は、手で回すことが出きるウォームギヤと、前記ウォー
ムギヤの回転によって直線的に移動するウォームラック
と、前記ウォームラックを固定するシャフトブラケット
と、前記シャフトブラケットに回転自在に支持し前記ウ
ォームラックの延長方向に対して直角に配設した第一の
シャフトと、前記シャフトブラケットを水平方向に滑動
自在に支持するフレームに回転自在に保持された前記第
一のシャフトと平行な第二のシャフトと、前記第一のシ
ャフトおよび前記第二のシャフトとに装架した無端のベ
ルトとを備えるものである。
【０００６】すなわち、本発明の用紙搬送装置は、手で
回すことが出きるウォームギヤと、前記ウォームギヤの
回転によって直線的に移動するウォームラックと、前記
ウォームラックを固定するシャフトブラケットと、前記
シャフトブラケットに回転自在に支持し前記ウォームラ
ックの延長方向に対して直角に配設した第一のシャフト
と、前記シャフトブラケットの両端部を前記ウォームラ
ックの延長方向に水平方向に滑動自在に支持する２個の
レールと、前記２個のレールのそれぞれを固定して保持
する２枚の平行なフレームと、前記２枚のフレームに回
転自在に保持された前記第一のシャフトと平行な第二の
シャフトと、前記第一のシャフトおよび前記第二のシャ
フトとに装架した無端のベルトとを備えるものである。
回すことが出きるウォームギヤと、前記ウォームギヤの
回転によって直線的に移動するウォームラックと、前記
ウォームラックを固定するシャフトブラケットと、前記
シャフトブラケットに回転自在に支持し前記ウォームラ
ックの延長方向に対して直角に配設した第一のシャフト
と、前記シャフトブラケットの両端部を前記ウォームラ
ックの延長方向に水平方向に滑動自在に支持する２個の
レールと、前記２個のレールのそれぞれを固定して保持
する２枚の平行なフレームと、前記２枚のフレームに回
転自在に保持された前記第一のシャフトと平行な第二の
シャフトと、前記第一のシャフトおよび前記第二のシャ
フトとに装架した無端のベルトとを備えるものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施形態を示す図で、
（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。図２は図１の
実施形態の側面図である。図３は図１の実施形態の動作
状態を示す正面図で、（ａ）はベルトのテンションを調
整する前の状態を示す図、（ｂ）はベルトのテンション
を調整した後の状態を示す図である。
（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図である。図２は図１の
実施形態の側面図である。図３は図１の実施形態の動作
状態を示す正面図で、（ａ）はベルトのテンションを調
整する前の状態を示す図、（ｂ）はベルトのテンション
を調整した後の状態を示す図である。
【０００９】図１および図２に示す用紙搬送装置は、平
行に設けられている２枚のフレーム１１の前方に、フレ
ーム１１と直角に配設した前シャフト８の両端がベアリ
ング１０ｂを介して保持されている。従って前シャフト
８は、フレーム１１に対して自由に回転することができ
る。フレーム１１の後方には、後シャフト７が前シャフ
ト８と平行に配設されており、後シャフト７の両端はベ
アリング１０ａを介してシャフトブラケット４の両側辺
に保持されている。シャフトブラケット４の底辺は平行
なフレーム１１の側面に固定されている２個のレール６
にそれぞれ搭載されており、従ってシャフトブラケット
４は、レール６の上を前シャフト８および後シャフト７
と直角方向に水平に滑動できる。シャフトブラケット４
の底辺の中央部の下面には、後シャフト７および前シャ
フト８と直角に延長したウォームラック３が固定されて
おり、このウォームラック３と噛合うウォームギヤ１
は、ウォームベース２に両端部を回転自在に保持されて
おり、ウォームベース２は、２枚のフレーム１１を連結
しているブラケット１２に固定されている。ウォームギ
ヤ１の末端にはつまみ５が取付けられており、このつま
み５を手で回転させることによってウォームギヤ１を回
転させることができる。後シャフト７と前シャフト８に
は、無端のベルト９が装架されており、ベルト９は、外
部のモータ（図示省略）によって駆動されてその上に用
紙を搭載して搬送する。
行に設けられている２枚のフレーム１１の前方に、フレ
ーム１１と直角に配設した前シャフト８の両端がベアリ
ング１０ｂを介して保持されている。従って前シャフト
８は、フレーム１１に対して自由に回転することができ
る。フレーム１１の後方には、後シャフト７が前シャフ
ト８と平行に配設されており、後シャフト７の両端はベ
アリング１０ａを介してシャフトブラケット４の両側辺
に保持されている。シャフトブラケット４の底辺は平行
なフレーム１１の側面に固定されている２個のレール６
にそれぞれ搭載されており、従ってシャフトブラケット
４は、レール６の上を前シャフト８および後シャフト７
と直角方向に水平に滑動できる。シャフトブラケット４
の底辺の中央部の下面には、後シャフト７および前シャ
フト８と直角に延長したウォームラック３が固定されて
おり、このウォームラック３と噛合うウォームギヤ１
は、ウォームベース２に両端部を回転自在に保持されて
おり、ウォームベース２は、２枚のフレーム１１を連結
しているブラケット１２に固定されている。ウォームギ
ヤ１の末端にはつまみ５が取付けられており、このつま
み５を手で回転させることによってウォームギヤ１を回
転させることができる。後シャフト７と前シャフト８に
は、無端のベルト９が装架されており、ベルト９は、外
部のモータ（図示省略）によって駆動されてその上に用
紙を搭載して搬送する。
【００１０】次に上述のように構成した用紙搬送装置の
ベルトの張力（テンション）の調整法について図３を参
照して説明する。
ベルトの張力（テンション）の調整法について図３を参
照して説明する。
【００１１】図３（ａ）に示すように、ベルト９にテン
ションを与えていない状態では、後シャフト７は前シャ
フト８に近い位置にあり、ウォームラック３はウォーム
ギヤ１に対して相対的に前方の位置にある。この状態か
らベルト９にテンションを与えるためには、つまみ５を
手で回転させることによってウォームギヤ１を回転させ
る。ウォームギヤ１を回転させると、これに噛合ってい
るウォームラック３が後方に移動し、従ってウォームラ
ック３と一体になっているシャフトブラケット４も後方
に移動し、後シャフト７を前シャフト８から遠ざける。
従って後シャフト７と前シャフト８に装架されているベ
ルト９にテンションが与えられる。図３（ｂ）はこのと
きの状態を示している。なお、ベルト９のテンションが
大きくなりすぎるのを防止するため、ウォームラック３
の移動量が一定値以上になると、ウォームラック３の後
端部３ａがウオームベース２の後端部２ａと接触して停
止する。
ションを与えていない状態では、後シャフト７は前シャ
フト８に近い位置にあり、ウォームラック３はウォーム
ギヤ１に対して相対的に前方の位置にある。この状態か
らベルト９にテンションを与えるためには、つまみ５を
手で回転させることによってウォームギヤ１を回転させ
る。ウォームギヤ１を回転させると、これに噛合ってい
るウォームラック３が後方に移動し、従ってウォームラ
ック３と一体になっているシャフトブラケット４も後方
に移動し、後シャフト７を前シャフト８から遠ざける。
従って後シャフト７と前シャフト８に装架されているベ
ルト９にテンションが与えられる。図３（ｂ）はこのと
きの状態を示している。なお、ベルト９のテンションが
大きくなりすぎるのを防止するため、ウォームラック３
の移動量が一定値以上になると、ウォームラック３の後
端部３ａがウオームベース２の後端部２ａと接触して停
止する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の用紙搬送
装置は、無端のベルトを装架してテンションを与える２
本のシャフトのうちの１本をシャフトブラケットによっ
て支持し、このシャフトブラケットが２本のシャフトに
対して直角方向に水平に滑動できるように支持し、シャ
フトブラケットにウォームラックを取付けてウォームギ
ヤを噛合わせ、ウォームギヤをつまみによって手で回転
させることによって２本のシャフトの間隔を調整できる
ようにすることにより、つまみを手で回転させるという
簡単な操作でベルトに対して左右が均等な所望の張力を
容易に与えることが可能になるという効果があり、従っ
て、操作性が容易でしかも品質の優れた用紙搬送装置を
得ることができるという効果がある。
装置は、無端のベルトを装架してテンションを与える２
本のシャフトのうちの１本をシャフトブラケットによっ
て支持し、このシャフトブラケットが２本のシャフトに
対して直角方向に水平に滑動できるように支持し、シャ
フトブラケットにウォームラックを取付けてウォームギ
ヤを噛合わせ、ウォームギヤをつまみによって手で回転
させることによって２本のシャフトの間隔を調整できる
ようにすることにより、つまみを手で回転させるという
簡単な操作でベルトに対して左右が均等な所望の張力を
容易に与えることが可能になるという効果があり、従っ
て、操作性が容易でしかも品質の優れた用紙搬送装置を
得ることができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施形態を示す図で、（ａ）は平面
図、（ｂ）は正面図である。
図、（ｂ）は正面図である。
【図２】図１の実施形態の側面図である。
【図３】図１の実施形態の動作状態を示す正面図で、
（ａ）はベルトのテンションを調整する前の状態を示す
図、（ｂ）はベルトのテンションを調整した後の状態を
示す図である。
（ａ）はベルトのテンションを調整する前の状態を示す
図、（ｂ）はベルトのテンションを調整した後の状態を
示す図である。
１ ウォームギヤ ２ ウォームベース ２ａ 後端部 ３ ウォームラック ３ａ 後端部 ４ シャフトブラケット ５ つまみ ６ レール ７ 後シャフト ８ 前シャフト ９ ベルト １０ａ ベアリング １０ｂ ベアリング １１ フレーム １２ ブラケット
Claims (2)
- 【請求項１】 手で回すことが出きるウォームギヤと、
前記ウォームギヤの回転によって直線的に移動するウォ
ームラックと、前記ウォームラックを固定するシャフト
ブラケットと、前記シャフトブラケットに回転自在に支
持し前記ウォームラックの延長方向に対して直角に配設
した第一のシャフトと、前記シャフトブラケットを水平
方向に滑動自在に支持するフレームに回転自在に保持さ
れた前記第一のシャフトと平行な第二のシャフトと、前
記第一のシャフトおよび前記第二のシャフトとに装架し
た無端のベルトとを備えることを特徴とする用紙搬送装
置。 - 【請求項２】 手で回すことが出きるウォームギヤと、
前記ウォームギヤの回転によって直線的に移動するウォ
ームラックと、前記ウォームラックを固定するシャフト
ブラケットと、前記シャフトブラケットに回転自在に支
持し前記ウォームラックの延長方向に対して直角に配設
した第一のシャフトと、前記シャフトブラケットの両端
部を前記ウォームラックの延長方向に水平方向に滑動自
在に支持する２個のレールと、前記２個のレールのそれ
ぞれを固定して保持する２枚の平行なフレームと、前記
２枚のフレームに回転自在に保持された前記第一のシャ
フトと平行な第二のシャフトと、前記第一のシャフトお
よび前記第二のシャフトとに装架した無端のベルトとを
備えることを特徴とする用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9662996A JP2752952B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9662996A JP2752952B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 用紙搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278219A JPH09278219A (ja) | 1997-10-28 |
| JP2752952B2 true JP2752952B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=14170135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9662996A Expired - Fee Related JP2752952B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 用紙搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2752952B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107364229A (zh) * | 2017-09-13 | 2017-11-21 | 江阴市汇通印刷包装机械有限公司 | 印刷机用墨盘支架 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP9662996A patent/JP2752952B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09278219A (ja) | 1997-10-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980127 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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