JP2588960Y2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2588960Y2
JP2588960Y2 JP1993026967U JP2696793U JP2588960Y2 JP 2588960 Y2 JP2588960 Y2 JP 2588960Y2 JP 1993026967 U JP1993026967 U JP 1993026967U JP 2696793 U JP2696793 U JP 2696793U JP 2588960 Y2 JP2588960 Y2 JP 2588960Y2
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processing
processing liquid
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substrate
liquid
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JP1993026967U
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浩一郎 橋本
敏朗 ▲廣▼江
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Screen Holdings Co Ltd
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、半導体ウェハや液晶
パネル用のガラス基板といった基板に所要の処理液を供
給し、基板洗浄、エッチング等の処理を基板に施す基板
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の基板処理装置として、例えば、
各種薬液や純水等を個別に収容する複数の処理槽が用意
されており、基板をこの処理槽の中に順に浸すことによ
り、酸化膜エッチング、洗浄等の処理を基板に施すもの
が知られている。こうした基板処理装置においては、薬
液中に含まれる微粒子を除去する目的のために、各処理
槽内の薬液をポンプで循環しながらフィルタにてろ過す
る、いわゆる循環フィルタリングシステムの構成が採用
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、こうした従
来の基板処理装置では、前記ポンプやフィルタ等の器具
は装置内の適当な位置にレイアウトされていた。このた
め、メンテナンスを行なうに際し、処理液の種類に応じ
た循環経路別に作業を進めることができず、作業性が悪
いといった問題があった。
【0004】また、この基板処理装置を設計するに際
し、ポンプやフィルタ等の器具のレイアウト位置に規則
性がないことから、この種のレイアウトを装置毎に個別
で行なう必要があり、設計に多大な時間を費やすといっ
た問題もあった。
【0005】この考案の基板処理装置は、従来技術にお
ける前述した課題を解決するためになされたもので、メ
ンテナンスの作業性を高め、さらに、設計における簡易
化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、前記課題を解決するための手段として、この考
案の基板処理装置は、基板処理用の処理液を個別に収容
する複数の処理液収容部と、前記処理液収容部に収容さ
れた処理液を各処理液収容部から個別に循環もしくは配
送する複数の処理液経路とを備える基板処理装置におい
て、各処理液経路毎に、当該処理液経路に備えられる循
環用もしくは配送用器具を集めて載置する基台をそれぞ
れ設けると共に、前記各基台を個別に装置本体外に導く
搬送路を備えたことを、要旨としている。
【0007】こうした基板処理装置において、好ましく
は、各基台を、液体を貯留可能な器状に形成した構成と
する。
【0008】
【作用】以上のように構成されたこの考案の基板処理装
置によれば、各基台に処理液経路別の器具が集められて
それぞれ載置されることから、各基台を装置本体外に導
くことにより、処理液経路別にメンテナンス等の作業を
進めることができる。また、設計の段階において、処理
液経路別に器具の集合をユニット化することができる。
【0009】
【実施例】以上説明したこの考案の構成・作用を一層明
らかにするために、以下この考案の好適な実施例につい
て説明する。
【0010】この考案の一実施例である基板処理装置
は、半導体ウェハ(以下、基板と呼ぶ)に薬液や純水等
を供給して、基板洗浄等の処理を基板に施すものであ
る。この基板処理装置の管路構成について図1を用いて
まず説明する。
【0011】図1に示すように、この基板処理装置は、
処理液L1,L2を個別に貯留して基板を収容する処理
槽1,2を備えている。処理槽1の底壁には流出口1a
が設けられており、この流出口1aから処理槽1の上部
に戻る循環路11が備えられている。この循環路11に
は、その上流側から、処理液圧送ポンプ13、フィルタ
15および開閉バルブ17が順に設けられている。一
方、処理槽2側にも処理槽1側と同様に循環路21を備
え、この循環路21には、その上流側から、処理液圧送
ポンプ23、フィルタ25および開閉バルブ27が順に
設けられている。各処理槽1,2に貯留された処理液L
1,L2を循環路11,21を介してそれぞれ循環させ
ながらフィルタ15,25にてろ過することにより、処
理液L1,L2中に含まれる微粒子がそれぞれ除去され
る。
【0012】さらに、処理液L1側の処理液圧送ポンプ
13とフィルタ15との間からは、処理液L1をドレン
容器31に導くドレン配管33が分岐して設けられてい
る。同様に、処理液L2側の処理液圧送ポンプ23とフ
ィルタ25との間からは、処理液L1をドレン容器31
に導くドレン配管35が分岐して設けられている。な
お、ドレン配管33,35には開閉バルブ37,39が
それぞれ備えられている。ドレン配管31の開閉バルブ
37を開状態、循環路11の開閉バルブ17を閉状態と
することで、処理液L1をドレン容器31側に逃すこと
ができ、一方、ドレン配管35の開閉バルブ39を開状
態、循環路21の開閉バルブ27を閉状態とすること
で、処理液L2をドレン容器31側に逃すことができ
る。なお、前記循環路11,21およびドレン配管3
3,35は樹脂で形成された可撓性のものである。
【0013】図2は、この基板処理装置の底部付近を示
す斜視図である。図2に示すように、この基板処理装置
は、筺体51の底板51aに2対の案内レール53L,
53R,55L,55Rを備える。案内レール53L,
53R,55L,55Rは断面凹形状であり、その溝部
57に基台61,63の底部の突出片61L,61R,
63L,63Rがかみ合って、案内レール53L,53
R,55L,55R上に基台61,63が載置される。
【0014】基台61,63は、内部に液体を貯留可能
な箱形状である。基台61の底面上には、前述した循環
路11に備えられる処理液圧送ポンプ13,フィルタ1
5および開閉バルブ17とドレン配管33に備えられる
開閉バルブ37とが載置されている。また、基台63の
底面上には、循環路21に備えられる処理液圧送ポンプ
23,フィルタ25および開閉バルブ27とドレン配管
35に備えられる開閉バルブ39とが載置されている。
【0015】図3に、こうした基台61,63の基板処
理装置の底部Tにおける位置関係を示した。図3に示す
ように、処理液L1に関する器具、即ち、処理液圧送ポ
ンプ13,フィルタ15,開閉バルブ17,37は集め
られて基台61上に位置し、また、処理液L2に関する
器具、即ち、処理液圧送ポンプ23,フィルタ25,開
閉バルブ27,39は集められて基台63上に位置して
いる。なお、基台61,63は、基板処理装置の停止
後、必要に応じて、図3に示した位置、即ち、図2中、
2点鎖線で示した位置から、図2に示すように案内レー
ル53L,53R,55L,55Rに沿って筺体51の
外部に引き出される。
【0016】したがって、この基板処理装置では、メン
テナンス等の作業時において、処理液L1,L2の種類
に応じた基台61,63別に作業を進めることができる
ことから、メンテナンス等の作業性に優れている。特
に、案内レール53L,53R,55L,55Rにより
基台61,63を装置本体外部に容易に運び出すことが
できることから、装置外部でメンテナンスの作業を行な
うことができ、よりその作業性に優れている。
【0017】また、基台61,63により処理液経路別
に器具の集合のユニット化が図られていることから、基
板処理装置の設計に際し、ユニットを配列するだけで設
計を行なうことができる。このため、設計の簡易化を図
ることができ、設計に要する時間を短縮することができ
る。
【0018】さらに、本実施例では、基台61,63は
箱形状となっていることから、管路、特に、管路と器具
との接続部から液漏れがあった場合に、その漏れた処理
液を基台61,63で貯留することができ、安全性に優
れている。
【0019】さらに、基台61,63の取り替えが容易
であることから、基台61,63を別のものに取り替え
るだけで、管路の構成が違う循環系に容易に対応するこ
とができる。
【0020】次に、この実施例の別態様について述べ
る。この実施例において、図4に示すように、循環路1
1,21およびドレン配管33,35を螺旋状に巻回し
て伸縮可能なものとしてもよい。この構成により、これ
ら管路を外すことなしに基台61,63を引っ張るだけ
で装置本体から外部に取り出すことができる。また、こ
れら管路を螺旋状のものに換えて、側壁が蛇腹状になっ
た構成としてもよい。
【0021】また、前記実施例において、図5に示すよ
うに、基台61,63の内側底面に電気的に液体を感知
する漏液センサ91,93をそれぞれ設け、漏液センサ
91,93からの出力信号を電子制御ユニット95で受
け、電子制御ユニットにより漏液センサ91,93の感
知状況に応じて表示パネル97に警報を表示する構成と
してもよい。この構成によれば、漏液センサ91,93
により液漏れが検知されると、電子制御ユニット95
は、センサ別、即ち、処理液L1,L2別に警報を表示
する。このため、液漏れが生じた異常な循環経路を容易
に検出することができる。
【0022】さらに、基台61,63の底面に排出口を
設け、この排出口に設けたバルブを前記電子制御ユニッ
ト95で開閉制御する構成としてもよい。この構成によ
り、漏液センサ91,93により液漏れが感知されたと
き、電子制御ユニット95により、基台61,63内に
貯留された液体を外部に自動的に排出することができ
る。
【0023】また、前記実施例では、基台61,63上
に載置する器具を処理槽1,2からの循環路11,21
に備えられるものとしていたが、これに換えて、処理液
を処理槽からユースポイント(例えば、処理液吐出ノズ
ル)まで供給する処理液供給経路を予め用意し、その処
理液供給経路に備えられる器具を前記載置の対象として
もよい。この構成により、ユースポイントへの処理液供
給経路においてもメンテナンス等の作業性を向上するこ
とができ、また、設計の簡易化を図ることができる。
【0024】以上、本考案のいくつかの実施例を詳述し
てきたが、本考案はこうした実施例に何等限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種
々なる態様にて実施し得ることは勿論である。
【0025】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案の基板処理
装置では、処理液経路別に器具が集めて基台に載置され
ていることから、各基台を装置本体外に導くことによ
り、処理液経路別にメンテナンス等の作業を進めること
ができる。このため、メンテナンス等の作業性に優れて
いる。また、処理液経路別に器具の集合がユニット化さ
れていることから、装置の設計を簡易化することがで
き、設計に要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である基板処理装置の管路構
成を示す概略経路図である。
【図2】この基板処理装置の底部付近を示す斜視図であ
る。
【図3】この基板処理装置の底部における基台等の位置
関係を示す説明図である。
【図4】この実施例の別態様を示す基台周辺の斜視図で
ある。
【図5】この実施例の他の別態様を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1,2…処理槽 11,21…循環路 13,23…処理液圧送ポンプ 15,25…フィルタ 17,27…開閉バルブ 31…ドレン容器 33,35…ドレン配管 37,39…開閉バルブ 51…筺体 53L,53R,55L,55R…案内レール 61,63…基台 L1…処理液 L2…処理液
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/304 H01L 21/306 B08B 3/04

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板処理用の処理液を個別に収容する複
    数の処理液収容部と、 前記処理液収容部に収容された処理液を各処理液収容部
    から個別に循環もしくは配送する複数の処理液経路とを
    備える基板処理装置において、 各処理液経路毎に、当該処理液経路に備えられる循環用
    もしくは配送用器具を集めて載置する基台をそれぞれ設
    けると共に、 前記各基台を個別に装置本体外に導く搬送路を備えた基
    板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置であって、 各基台を、液体を貯留可能な器状に形成した基板処理装
    置。
JP1993026967U 1993-04-23 1993-04-23 基板処理装置 Expired - Lifetime JP2588960Y2 (ja)

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JP5406518B2 (ja) * 2008-12-18 2014-02-05 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置
JP5752210B2 (ja) * 2013-11-01 2015-07-22 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
GB201718752D0 (en) * 2017-11-13 2017-12-27 Edwards Ltd Vacuum and abatement systems

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