JP2588716Y2 - 八角底袋 - Google Patents

八角底袋

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JP2588716Y2
JP2588716Y2 JP1992058405U JP5840592U JP2588716Y2 JP 2588716 Y2 JP2588716 Y2 JP 2588716Y2 JP 1992058405 U JP1992058405 U JP 1992058405U JP 5840592 U JP5840592 U JP 5840592U JP 2588716 Y2 JP2588716 Y2 JP 2588716Y2
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JP
Japan
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octagonal
bag
square
bottom end
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JP1992058405U
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Inventor
典夫 梶田
栄一 増田
Original Assignee
王子製袋株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は八角底袋に関し、より詳
しくは正方形又は円形の底面を有する品物を収納するの
に適し、かつ従来の角底製袋機で機械生産できる八角底
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばクリスマス・ケーキなどの
ように正方形の底面を有する容器に入った商品、クッキ
ーやパーティー用寿司など円形の底面を有する容器に入
った商品を持帰る際、正方形の底面を有する角底の手提
袋が用いられていた。このような底面が正方形の角底袋
は、従来、業界で広く使用されている角底製袋機で製造
することは困難であり、手作業で製造するため、著しく
コスト高になっていた。
【0003】図9(側面図)及び図10(平面図)に示
すように、前記角底製袋機において、長尺シートをひだ
付筒状体に成形するには、2枚のブレード10a,10
bを一定間隔あけて重ねた成形板10を使用するが、
上、下ブレード間には、これらブレード間の間隔を適当
に保つためのリブ11が取付けられていて、このリブが
ひだ車12を成形板の中心線C−C′まで深く挿入しよ
うとする際に障害となって、ひだの深さを袋幅の1/2
まで深くすることができず、結果として、ひだ幅が袋幅
より小さい、すなわち、長方形の底面を有する角底袋し
か機械生産できなかった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、従来
手作業で製造されていた正方形の底面を有する角底袋に
代って、正方形又は円形の底面を有する商品を収納する
のに適し、かつ従来の角底製袋機で機械的に製造するこ
とのできる八角底袋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本考案は両側にひだを有する筒状体の底端縁から
少くとも(筒幅+ひだ幅)/4を超える適当な距離だけ
中央寄りの位置に筒状体の全幅にわたる第一折線を設
け、該第一折線に沿って筒状体の正面壁の底端寄りの部
分を口端寄りに折返して、底端部を開被し、該開被部に
おいて、前記第一折線の両側に該折線からそれぞれ(筒
幅+ひだ幅)/4に相当する距離だけ離れた位置に、前
記第一折線と平行する2本の第二折線を設け、該第二折
線から底端寄りの部分を折返し、該折返し部を含んで形
成される底端部上に底当紙を貼着して底部を閉鎖して八
角底袋を形成したものである。
【0006】又、該八角底袋は、前記第一折線に沿って
筒状体の正面壁の底端寄りの部分を口端寄りに折返して
形成した底端部開被部に内底紙を貼着して形成したもの
であってもよいし、さらに、口端縁から突出して提げ手
を取り付けて形成したものであってもよい。
【0007】
【作用】本考案の八角底袋は、正方形又は円形の底面を
有する商品を収納したとき、底面が実質的に正方形にな
る。又、この八角底袋は従来の角底製袋機で機械生産す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の八角底袋の
一実施例について詳細に説明するが、本考案はこれに限
定されるものではない。図1は本考案の八角底袋の一実
施例の平面図、図2〜図4は図1の八角底袋の底部を形
成する工程を説明するための平面図で、それぞれ各工程
における状態を示す。図5は図1の八角底袋に正方形の
底面を有する容器に入った商品を収納したときの袋の形
状を示す斜視図である。
【0009】図中の符号1はひだ付筒状体、1aはその
口端縁、1bはその底端縁、2はひだ、3は正面壁、4
は背面壁、5は第一折線、6は第二折線、7は底当紙、
8は内底紙、9は提げ手、gはひだの深さ、Gはひだ幅
(ひだを広げたときの幅、すなわち2g)、Wは筒幅、
fは底の折返しの寸法である。
【0010】図1の八角底袋の底部は次のように形成さ
れる。すなわち、図2に示すように、口端縁1aから突
出する提げ手9を備えたひだ付筒状体1の底端縁1bか
ら少くとも(筒幅W+ひだ幅G)/4を超える適当な距
離だけ中央寄りの位置に、筒状体の全幅にわたる第一折
線5を設ける。底端縁1bから第一折線5までの距離は
具体的には、図3に示すように(W+G)/4+底の折
返し寸法fに設定される。次に第一折線5に沿って、筒
状体1の正面壁3の底端縁1b寄りの部分を口端縁1a
寄りに折返して底端部を開被する。次に該開被部におい
て、前記第一折線5の両側に、該折線からそれぞれ(W
+G)/4に相当する距離だけ離れた位置に第一折線5
と平行する2本の第二折線6を設ける(以上図3参
照)。次いで、図4に示すように、該第二折線から底端
縁1b寄りの部分を折返し、その上に底当紙7を貼着し
て底部を閉鎖すると、図1に示す八角底袋が完成され
る。
【0011】図1の八角底袋に、(W+G)/2より若
干小さい寸法を一辺とする正方形の底面を有する容器に
入った商品を収納すると、図1の八角底袋の底面は図5
に示すように、(W+G)/2を一辺とする正方形に成
形される。
【0012】図6は本考案の八角底袋の第二の実施例の
底部の構造を示す部分平面図であり、図7〜図8は各工
程における底部の状態を示す。又、図中の符号は図1〜
5におけるのと同じ意味を有し、8は内底紙である。こ
の第二実施例においては、第一実施例の場合と同じ図2
に示すように、筒状体1の底端縁1bから(G+W)/
4+fだけ中央寄りの位置に、筒状体1の全幅にわたる
第一折線5を設け、図7に示すように該第一折線に沿っ
て筒状体1の正面壁3の底端縁1b寄りの部分を口端縁
1a寄りに折返して底端部を開被した後、該開被部上に
ほぼ(G+W)/2を一辺とする正方形の内底紙8を貼
着し、次いで第二折線6を第一折線の両側に、該折線か
らそれぞれ(G+W)/4だけ離れる位置に第一折線と
平行して設け、次いで、図8に示すように該第二折線6
から、底端縁1b寄りの部分を折返して、図6のよう
に、その上から底当紙7を貼着する。このように内底紙
8を貼着することにより底部折返し寸法fを図1の八角
底袋より小さくすることができる。
【0013】以上、詳述した本考案の八角底袋は、従来
の底面正方形の角底袋と異なり、ひだの深さ又はひだ幅
を袋幅の1/2とする必要がなく、それより小さくとる
ものであるから、従来の角底袋用の製袋機でも製造する
ことができる。
【0014】
【考案の効果】本考案の八角底袋は、底面形状が正方形
又は円形の商品を収納して持ち上げた際に、袋体の底面
形状が正方形となることができるものであるから、正方
形の底面を有する角底袋として使用できる。加えて、本
考案の八角底袋は従来、手作業で製造されていた正方形
の底面を有する角底袋を、普通の角底製袋機で機械的に
製造することができるものとした点で価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の八角底袋の平面図
【図2】図1の八角底袋の底部を形成する各工程の平面
【図3】図1の八角底袋の底部を形成する図2の工程に
続く工程の平面図
【図4】図1の八角底袋の底部を形成する図2、図3の
工程に続く工程の平面図
【図5】図1の八角底袋に正方形の底面を有する商品を
収納したときの袋の形状を示す斜視図
【図6】底部内面に内底紙を設けた本考案の八角底袋の
平面図
【図7】図6の八角底袋の底部を形成する工程の平面図
【図8】図6の八角底袋の底部を形成する図7の工程に
続く工程の平面図
【図9】角底袋製袋機の側面図
【図10】角底袋製袋機の平面図
【符号の説明】
1:ひだ付筒状体、1a:ひだ付筒状体の口端縁、1
b:ひだ付筒状体の底端縁、2:ひだ、3:正面壁、
4:背面壁、5:第一折線、6:第二折線、7:底当
紙、8:内底紙、9:提げ手、10:成形板、10a,
10b:ブレード、11:リブ、12:ひだ車、g:ひ
だの深さ、G:ひだ幅(ひだを拡げたときの幅、すなわ
ち2g)、W:筒幅、f:底の折返し寸法

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側にひだを有する筒状体の底端縁から
    少くとも(筒幅+ひだ幅)/4を超える適当な距離だけ
    中央寄りの位置に筒状体の全幅にわたる第一折線を設
    け、該第一折線に沿って筒状体の正面壁の底端寄りの部
    分を口端寄りに折返して、底端部を開被し、該開被部に
    おいて、前記第一折線の両側に該折線からそれぞれ(筒
    幅+ひだ幅)/4に相当する距離だけ離れた位置に、前
    記第一折線と平行する2本の第二折線を設け、該第二折
    線から底端寄りの部分を折返し、該折返し部を含んで形
    成される底端部上に底当紙を貼着して底部を閉鎖してな
    る八角底袋。
  2. 【請求項2】 底端部の開被部に内底紙を貼着したこと
    を特徴とする請求項1記載の八角底袋。
  3. 【請求項3】 口端縁から突出する提げ手を取付けたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の八角底袋。
JP1992058405U 1992-07-29 1992-07-29 八角底袋 Expired - Lifetime JP2588716Y2 (ja)

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JPH0614039U JPH0614039U (ja) 1994-02-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5421016U (ja) * 1977-07-13 1979-02-10
JPS54182220U (ja) * 1978-06-12 1979-12-24
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JPS6159539U (ja) * 1984-09-27 1986-04-22

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