JP2588255Y2 - バッテリサポートを兼ねたアースターミナル構造 - Google Patents

バッテリサポートを兼ねたアースターミナル構造

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JP2588255Y2
JP2588255Y2 JP1993017520U JP1752093U JP2588255Y2 JP 2588255 Y2 JP2588255 Y2 JP 2588255Y2 JP 1993017520 U JP1993017520 U JP 1993017520U JP 1752093 U JP1752093 U JP 1752093U JP 2588255 Y2 JP2588255 Y2 JP 2588255Y2
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JP
Japan
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battery
terminal
piece
cable
engaging
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JP1993017520U
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English (en)
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JPH0669019U (ja
Inventor
正昭 其都
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Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両におけるバッテ
リサポートを兼ねたアースターミナル構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両におけるバッテリ1
の搭載は、例えば図5に示すように車体側にバッテリキ
ャリヤ2が取付けられ、このバッテリキャリヤ2にバッ
テリ1が載置されるとともに、その上部には同バッテリ
1の上部四周に沿う枠形状のバッテリサポートクランプ
3が載置され、このバッテリキャリヤ2とバッテリサポ
ートクランプ3との間にバッテリクランプボルト4が取
付けられて押圧固定され、また、バッテリ1の陰陽端子
6a,6bにはそれぞれケーブル端子5が取付けられて
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のバッテリ1の取付け構成では、その取付け位置は比
較的振動の少ない箇所を選択しなければならず、バッテ
リ端子6へのケーブル端子5の接続はケーブルの長さを
ある程度のゆとりをもたせてバッテリ端子6に張力が作
用しないように注意しなければならず、特に、陰端子6
a側のケーブル端子5は電気系統の修理の場合、その着
脱の頻度が高く、このため陰端子6aの結合に張力の作
用することを防止しなければならない問題点があった。
【0004】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、陰端子に張力が作用することがなく、
バッテリを十分に固定をすることができて、バッテリ端
子への影響を防止することのできるバッテリサポートを
兼ねたアースターミナル構造を提供することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術課題
を解決するため、車体側に取付ける取付片の両端にバッ
テリの左右の縁部を押圧係合する押え片と係合片とから
なる押え係合部を形成するとともに、一方の係合片には
ケーブルを加締める加締め部を形成し、また、一方の押
え片側にはねじ部を立設してバッテリの陰端子と接続す
る電極取付端子を着脱可能に取付ける構成としたバッテ
リサポートを兼ねたアースターミナル構造に存する。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、バッテリの固定と
車体へのアースを行うことができ陰端子を保護すること
ができる。
【0007】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1はバッテリ1とアースターミナル11
との斜視図を示すもので、バッテリ1は従来と同様にバ
ッテリキャリヤ2に載置されている。このようにバッテ
リキャリヤ2に載置されたバッテリ1はアースターミナ
ル11により固定保持されている。
【0008】このアースターミナル11は例えば板部材
を折曲成形してなるもので、図1に示すように、例えば
バッテリ1の短尺幅方向に略垂直状に略コ字形状の取付
片12が形成され、この取付片12の左右の脚片13,
13には図示のように直角状に折曲されてバッテリ1の
上面側の左右を押さえる押え片14,14が形成され、
この押え片14,14には下方へ折曲されてバッテリ1
の上部側方に係合する係合片15が形成されて押え係合
部が形成され、アースターミナル11はバッテリサポー
トを兼ねている。このように形成されたアースターミナ
ル11の一方の係合片15には略かぎ形状の加締め部1
6が形成されて、バッテリ1の陰端子6a側のケーブル
17が取り付けられている。
【0009】また、このケーブル17を取付けた側の押
え片14には上方へ立上がり状にねじ部18が立設状に
取付けられ、このねじ部18にはバッテリ1の陰端子6
aと着脱可能に接続する電極取付端子19がナット20
を介して取付けられている。このように形成されたアー
スターミナル11はその押え片14と係合片15がバッ
テリ1の上部側左右に係合されて、その取付片12のほ
ぼ中央に貫設した孔21を介して車体側に取付けボルト
22により取付けられ、また、ねじ部18に取付けられ
た電極取付端子19はバッテリ1の陰端子6aに取付け
られている。
【0010】このように本例アースターミナル11は車
体側に取付ける取付片12の両端にバッテリ1の左右の
縁部を押圧係合する押え片14と係合片15とからなる
押え係合部を形成してバッテリサポートを兼ねるととも
に、一方の係合片15には陰端子6aに継電するケーブ
ル17を加締める加締め部16を形成してケーブル17
を取付け、また、同押え係合部側にはねじ部18を立設
して、バッテリ1の陰端子6aと接続する電極取付端子
19を着脱可能に取付ける構成としたものである。尚、
ケーブル17を加締める加締め部16は、ねじ部18と
反対方向の押え係合部側に設定してもよい。このように
すればケーブル配索上の自由度が増すこととなる。
【0011】したがって、上記の構成としたものである
から、このアースターミナル11はバッテリ1のサポー
トを兼ね備えるとともに、その一方の押え係合部の係合
片15に形成した加締め部16にケーブル17を接続す
るとともに、同押え片14に立設したねじ部18に電極
取付端子19を取付けたので、従来のようにケーブルを
取付けた端子をバッテリ1の陰端子6aに取付けるもの
とは異なり、振動等による陰端子6aへの張力の作用を
防止することができ、陰端子6aを保護することができ
る。
【0012】また、図3および図4に示すものはアース
ターミナル11の他の実施例を示したもので、このアー
スターミナル11においては、左右の押え片14aを長
く形成してバッテリ1のできるだけ中央部を押えるよう
に形成したもので、その他の構成は上記実施例と同様に
構成され、同等の作用効果を奏するものである。
【0013】
【考案の効果】本考案は、上記の構成としたことによ
り、アースターミナルはバッテリのサポートを兼ね備え
るとともに、その一方の押え係合部の係合片に形成した
加締め部にケーブルを接続するとともに、一方の押え片
に立設したねじ部に電極取付端子を取付けたので、従来
のようにケーブルを取付けた端子をバッテリの陰端子に
取付けるものとは異なり、振動等による陰端子への張力
の作用を防止することができ、陰端子を保護することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アースターミナルとバッテリの分解斜視図であ
る。
【図2】図1の取付状態の側面図である。
【図3】他のアースターミナルとバッテリの斜視図であ
る。
【図4】図3の取付状態の側面図である。
【図5】従来のバッテリサポートの斜視図である。
【符号の説明】
1 バッテリ 6a 陰端子 11 アースターミナル 12 取付片 14,14a 押え片 15 係合片 16 加締め部 17 ケーブル 18 ねじ部 19 電極取付端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に取付ける取付片の両端にバッテ
    リの左右の縁部を押圧係合する押え片と係合片とからな
    る押え係合部を形成するとともに、一方の係合片にはケ
    ーブルを加締める加締め部を形成し、また、一方の押え
    片側にはねじ部を立設してバッテリの陰端子と接続する
    電極取付端子を着脱可能に取付ける構成としたバッテリ
    サポートを兼ねたアースターミナル構造。
JP1993017520U 1993-03-15 1993-03-15 バッテリサポートを兼ねたアースターミナル構造 Expired - Lifetime JP2588255Y2 (ja)

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JPH0669019U JPH0669019U (ja) 1994-09-27
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