JP2588005B2 - 多地点会議用反響消去装置 - Google Patents
多地点会議用反響消去装置Info
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- JP2588005B2 JP2588005B2 JP24212088A JP24212088A JP2588005B2 JP 2588005 B2 JP2588005 B2 JP 2588005B2 JP 24212088 A JP24212088 A JP 24212088A JP 24212088 A JP24212088 A JP 24212088A JP 2588005 B2 JP2588005 B2 JP 2588005B2
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、多地点間通信会議におけるハウリングの
原因および聴覚上の障害となる室内反響信号を消去する
多地点会議用反響消去装置に関するものである。
原因および聴覚上の障害となる室内反響信号を消去する
多地点会議用反響消去装置に関するものである。
「従来の技術」 音声会議の普及に伴い同時通話性能に優れ反響感の少
ない拡声通話装置の提供が望まれている。この要求を満
たすものとして反響消去装置がある。第３図は多地点通
信会議系の構成例を示したもので、マイクロホン・スピ
ーカ系からなる対地Ａ、Ｂ、Ｃ間の３対地通信会議系を
示している。対地Ａのマイクロホン１から力された音声
信号は対地Ｂのスピーカ６および対地Ｃのスピーカ10か
ら拡声され、同様にして対地Ｂのマイクロホン５から入
力された音声信号は対地Ｃのスピーカ11および対地Ａの
スピーカ２から、対地Ｃのマイクロホン９から入力され
た音声信号は対地Ａのスピーカ３および対地Ｂのスピー
カ７からそれぞれ拡声されることにより、多地点間通信
会議が行なわれる。ここで、4,8,12は多地点会議用反響
消去装置で、それぞれ対地Ａのスピーカ2,3からマイク
ロホン１、対地Ｂのスピーカ6,7からマイクロホン５、
対地Ｃのスピーカ10,11からマイクロホン９に回り込む
室内反響信号を消去しており、これによりハウリングや
エコーのない自然な拡声通話を実現することができる。
ない拡声通話装置の提供が望まれている。この要求を満
たすものとして反響消去装置がある。第３図は多地点通
信会議系の構成例を示したもので、マイクロホン・スピ
ーカ系からなる対地Ａ、Ｂ、Ｃ間の３対地通信会議系を
示している。対地Ａのマイクロホン１から力された音声
信号は対地Ｂのスピーカ６および対地Ｃのスピーカ10か
ら拡声され、同様にして対地Ｂのマイクロホン５から入
力された音声信号は対地Ｃのスピーカ11および対地Ａの
スピーカ２から、対地Ｃのマイクロホン９から入力され
た音声信号は対地Ａのスピーカ３および対地Ｂのスピー
カ７からそれぞれ拡声されることにより、多地点間通信
会議が行なわれる。ここで、4,8,12は多地点会議用反響
消去装置で、それぞれ対地Ａのスピーカ2,3からマイク
ロホン１、対地Ｂのスピーカ6,7からマイクロホン５、
対地Ｃのスピーカ10,11からマイクロホン９に回り込む
室内反響信号を消去しており、これによりハウリングや
エコーのない自然な拡声通話を実現することができる。
第４図は従来の多地点会議用反響消去装置の一例を示
すブロック図で、多入力１出力系を統一的に表わすため
に第１チャンネルから第ＫチャンネルまでのＫ個の受話
チャンネルに対して送話チャンネルが１個の場合を表わ
している。この種の構成には例えば電子情報通信学会論
文誌′86/10 VOl.J69−A No.10「多チャンネル適応ディ
ジタルフィルム」などがある。第４図において、13は多
地点会議用反響消去装置で第３図における4,8,12に対応
している。141,142,…,14KはＫ個の受話チャンネル、15
1,152,…,15KはＫ個のスピーカ、16はマイクロホン、17
1,172,…,17KはＫ個の擬似反響路、18はＫ入力１出力加
算器、19は減算器である。この構成法における擬似反響
路の逐次修正は次のように行なう。
すブロック図で、多入力１出力系を統一的に表わすため
に第１チャンネルから第ＫチャンネルまでのＫ個の受話
チャンネルに対して送話チャンネルが１個の場合を表わ
している。この種の構成には例えば電子情報通信学会論
文誌′86/10 VOl.J69−A No.10「多チャンネル適応ディ
ジタルフィルム」などがある。第４図において、13は多
地点会議用反響消去装置で第３図における4,8,12に対応
している。141,142,…,14KはＫ個の受話チャンネル、15
1,152,…,15KはＫ個のスピーカ、16はマイクロホン、17
1,172,…,17KはＫ個の擬似反響路、18はＫ入力１出力加
算器、19は減算器である。この構成法における擬似反響
路の逐次修正は次のように行なう。
第ｋチャンネル14Kへのｔ時点における入力信号をXK
（ｔ）、第ｋチャンネルのタップ数をNKとすると、第ｋ
チャンネル入力信号ベクトル T:ベクトルの転置 と表わせる。このベクトル をさらにＫ個結合したベクトルを多地点会議用反響消去
装置の入力信号ベクトル と定義すれば と表わされる。入力信号に対応させて第ｋチャンネルの
擬似反響路17Kのｉ番目の係数をk,iとすると、第ｋチ
ャンネルの擬似反響路 は と表わされる。これをＫ個結合したベクトルを多地点会
議用反響消去装置の擬似反響路 と定義すれば と表わされ、学習同定法を適用した場合の擬似反響路の
逐次修正式は ｅ（ｔ）＝ｄ（ｔ）−ｙ（ｔ） ｄ（ｔ）：真の室内反響信号 と求めることができる。
（ｔ）、第ｋチャンネルのタップ数をNKとすると、第ｋ
チャンネル入力信号ベクトル T:ベクトルの転置 と表わせる。このベクトル をさらにＫ個結合したベクトルを多地点会議用反響消去
装置の入力信号ベクトル と定義すれば と表わされる。入力信号に対応させて第ｋチャンネルの
擬似反響路17Kのｉ番目の係数をk,iとすると、第ｋチ
ャンネルの擬似反響路 は と表わされる。これをＫ個結合したベクトルを多地点会
議用反響消去装置の擬似反響路 と定義すれば と表わされ、学習同定法を適用した場合の擬似反響路の
逐次修正式は ｅ（ｔ）＝ｄ（ｔ）−ｙ（ｔ） ｄ（ｔ）：真の室内反響信号 と求めることができる。
以上の構成により、Ｋ個の受話信号によって生じるＫ
個の室内反響信号を同時に消去することができる。
個の室内反響信号を同時に消去することができる。
「発明が解決しようとする課題」 ところが擬似反響路17Kはチャンネル数と同じ数だけ
必要となるため、ハードウェア規模はモノラルのＫ倍と
なり、これに伴い収束速度も大幅に低下するという問題
点があった。
必要となるため、ハードウェア規模はモノラルのＫ倍と
なり、これに伴い収束速度も大幅に低下するという問題
点があった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、
ハードウェア規模が小さく、収束速度の大きい多地点会
議用反響消去装置を提供することを目的とする。
ハードウェア規模が小さく、収束速度の大きい多地点会
議用反響消去装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 この発明は、ｍ個（１≦ｍ＜K,Kはチャンネル数）の
擬似反響路を有し、受話信号レベルの大きい方からｍ個
の受話チャンネルを選択し、その室内反響信号を消去す
るとともに、Ｋチャンネルの反響路の伝達特性を記憶す
るＫ個の記憶回路を有し、前記受話チャンネルの選択と
連動して記憶回路に記憶してある伝達特性を擬似反響路
に置き換えることを特徴とする。
擬似反響路を有し、受話信号レベルの大きい方からｍ個
の受話チャンネルを選択し、その室内反響信号を消去す
るとともに、Ｋチャンネルの反響路の伝達特性を記憶す
るＫ個の記憶回路を有し、前記受話チャンネルの選択と
連動して記憶回路に記憶してある伝達特性を擬似反響路
に置き換えることを特徴とする。
この発明は、上記のようにしたからハードウェア規模
が削減できるのと同時に、収束速度を改善することがで
きる。
が削減できるのと同時に、収束速度を改善することがで
きる。
「実施例」 多地点間通信会議ではすべての対地が一斎に送話する
ことはまれであり、通常１対地あるいは数対地が送話
し、残りの対地が受話することとなる。このことはＫ個
の受話チャンネルのすべてから受話信号が到来すること
はまれであり、通常は１チャンネルあるいは数チャンネ
ルの室内反響信号を消去すればよいことを意味してい
る。この事実を利用してハードウェア規模の削減と、収
束速度の改善をはかる。
ことはまれであり、通常１対地あるいは数対地が送話
し、残りの対地が受話することとなる。このことはＫ個
の受話チャンネルのすべてから受話信号が到来すること
はまれであり、通常は１チャンネルあるいは数チャンネ
ルの室内反響信号を消去すればよいことを意味してい
る。この事実を利用してハードウェア規模の削減と、収
束速度の改善をはかる。
第１図は１個の受話チャンネルの室内反響信号を消去
する場合のこの発明の一実施例を示したものであり、第
４図と対応する部分には同一符号を付けてある。第１図
において、20はＫ個の受話チャンネルから１個を選択し
て擬似反響路21に接続するためのスイッチ、21は擬似反
響路、22はＫ個の記憶回路23Kから１個を選択して擬似
反響路21に接続するためのスイッチ、231,232,…23Kは
擬似反響路の伝達特性を記憶するＫ個の記憶回路、24は
Ｋ個の受話チャンネルに接続され、最大レベルを検出し
てスイッチ20,22を制御する受話チャンネル選択回路、2
51,252,…,25Kは各受話チャンネルに挿入されたＫの損
失挿入回路である。
する場合のこの発明の一実施例を示したものであり、第
４図と対応する部分には同一符号を付けてある。第１図
において、20はＫ個の受話チャンネルから１個を選択し
て擬似反響路21に接続するためのスイッチ、21は擬似反
響路、22はＫ個の記憶回路23Kから１個を選択して擬似
反響路21に接続するためのスイッチ、231,232,…23Kは
擬似反響路の伝達特性を記憶するＫ個の記憶回路、24は
Ｋ個の受話チャンネルに接続され、最大レベルを検出し
てスイッチ20,22を制御する受話チャンネル選択回路、2
51,252,…,25Kは各受話チャンネルに挿入されたＫの損
失挿入回路である。
次にその動作について説明する。受話チャンネル選択
回路24は、Ｋ個の受話チャンネルの信号レベルを比較し
信号レベル最大のチャンネルを判定した後、スイッチ20
を動作させて前記信号レベル最大のチャンネルと擬似反
響路21を接続するのと同時に、スイッチ22を動作させて
前記信号レベル最大のチャンネルに対応する擬似反響路
伝達特性記憶回路23Kと擬似反響路21を接続し、その記
憶回路23Kに記憶してある伝達特性を擬似反響路21に置
き換える。信号レベル最大のチャンネル以外のチャンネ
ルには損失挿入回路25Kで損失を挿入することにより各
チャンネルから到来する室内騒音を低減することができ
る。送話する対地が変わることにより信号レベル最大の
チャンネルが変わった場合には、まず擬似反響路21の伝
達特性をその直前の信号レベル最大のチャンネルに対応
する擬似反響路伝達特性記憶回路23Kに記憶した後、ス
イッチ20を動作させて新しく信号レベル最大となったチ
ャンネルと擬似反響路21を接続するのと同時に、スイッ
チ22を動作させて前記信号レベル最大のチャンネルに対
応する擬似反響路伝達特性記憶回路23Kと擬似反響路21
を接続し、その記憶回路23Kに記憶してある伝達特性を
擬似反響路21に置き換える。
回路24は、Ｋ個の受話チャンネルの信号レベルを比較し
信号レベル最大のチャンネルを判定した後、スイッチ20
を動作させて前記信号レベル最大のチャンネルと擬似反
響路21を接続するのと同時に、スイッチ22を動作させて
前記信号レベル最大のチャンネルに対応する擬似反響路
伝達特性記憶回路23Kと擬似反響路21を接続し、その記
憶回路23Kに記憶してある伝達特性を擬似反響路21に置
き換える。信号レベル最大のチャンネル以外のチャンネ
ルには損失挿入回路25Kで損失を挿入することにより各
チャンネルから到来する室内騒音を低減することができ
る。送話する対地が変わることにより信号レベル最大の
チャンネルが変わった場合には、まず擬似反響路21の伝
達特性をその直前の信号レベル最大のチャンネルに対応
する擬似反響路伝達特性記憶回路23Kに記憶した後、ス
イッチ20を動作させて新しく信号レベル最大となったチ
ャンネルと擬似反響路21を接続するのと同時に、スイッ
チ22を動作させて前記信号レベル最大のチャンネルに対
応する擬似反響路伝達特性記憶回路23Kと擬似反響路21
を接続し、その記憶回路23Kに記憶してある伝達特性を
擬似反響路21に置き換える。
２個以上の受話チャンネルに受話信号が到来した場合
には、信号レベル最大のチャンネル以外のチャンネルに
損失挿入回路25Kで損失を挿入することにより信号レベ
ル最大のチャンネル以外のチャンネル信号によって生じ
るハウリングやエコーを防止する。
には、信号レベル最大のチャンネル以外のチャンネルに
損失挿入回路25Kで損失を挿入することにより信号レベ
ル最大のチャンネル以外のチャンネル信号によって生じ
るハウリングやエコーを防止する。
第２図はｍ個（２≦ｍ＜Ｋ）の受話チャンネルの室内
反響信号を消去する場合のこの発明の一実施例を示した
ものであり、第１図、第４図と対応する部分には同一符
号を付けてある。第２図において、261,…,26mはＫ個の
受話チャンネルからｍ個を選択するためのスイッチ、27
1,…,27mはｍ個の擬似反響路、28はｍ入力１出力加算
器、291,…,29mはＫ個の記憶回路23Kからｍ個を選択す
るためのスイッチである。
反響信号を消去する場合のこの発明の一実施例を示した
ものであり、第１図、第４図と対応する部分には同一符
号を付けてある。第２図において、261,…,26mはＫ個の
受話チャンネルからｍ個を選択するためのスイッチ、27
1,…,27mはｍ個の擬似反響路、28はｍ入力１出力加算
器、291,…,29mはＫ個の記憶回路23Kからｍ個を選択す
るためのスイッチである。
次にその動作について説明する。受話チャンネル選択
回路24は、Ｋ個の受話チャンネルの信号レベルを比較し
信号レベルの大きい方からｍチャンネルを判定した後、
スイッチ26mを動作させて前記信号レベルの大きい方か
らｍチャンネルと擬似反響路27mを接続するのと同時
に、スイッチ29mを動作させて前記信号レベルの大きい
方からｍチャンネルに対応する擬似反響路伝達特性記憶
回路23Kと擬似反響路27mを接続し、記憶回路23kに記憶
してある伝達特性を擬似反響路27mに置き換える。信号
レベルの大きい方からｍチャンネル以外のチャンネルに
は損失挿入回路25Kで損失を挿入することにより各チャ
ンネルから到来する室内騒音を低減することができる。
送話する対地が変わることにより信号レベルの大きい方
からｍチャンネルが変わった場合には、まず擬似反響路
27mの伝達特性をその直前の信号レベルの大きい方から
ｍチャンネルと対応する擬似反響伝達特性記憶回路23K
に記憶した後、スイッチ26mを動作させて新しく信号レ
ベル最大となったｍチャンネルと擬似反響路27mを接続
するのと同時に、スイッチ29mを動作させて前記信号レ
ベルの大きい方からｍチャンネルに対応する擬似反響路
伝達特性記憶回路23kと擬似反響路27mを接続し、その記
憶回路23Kに記憶してある伝達特性を擬似反響路27mに置
き換える。
回路24は、Ｋ個の受話チャンネルの信号レベルを比較し
信号レベルの大きい方からｍチャンネルを判定した後、
スイッチ26mを動作させて前記信号レベルの大きい方か
らｍチャンネルと擬似反響路27mを接続するのと同時
に、スイッチ29mを動作させて前記信号レベルの大きい
方からｍチャンネルに対応する擬似反響路伝達特性記憶
回路23Kと擬似反響路27mを接続し、記憶回路23kに記憶
してある伝達特性を擬似反響路27mに置き換える。信号
レベルの大きい方からｍチャンネル以外のチャンネルに
は損失挿入回路25Kで損失を挿入することにより各チャ
ンネルから到来する室内騒音を低減することができる。
送話する対地が変わることにより信号レベルの大きい方
からｍチャンネルが変わった場合には、まず擬似反響路
27mの伝達特性をその直前の信号レベルの大きい方から
ｍチャンネルと対応する擬似反響伝達特性記憶回路23K
に記憶した後、スイッチ26mを動作させて新しく信号レ
ベル最大となったｍチャンネルと擬似反響路27mを接続
するのと同時に、スイッチ29mを動作させて前記信号レ
ベルの大きい方からｍチャンネルに対応する擬似反響路
伝達特性記憶回路23kと擬似反響路27mを接続し、その記
憶回路23Kに記憶してある伝達特性を擬似反響路27mに置
き換える。
ｍ＋１個以上の受話チャンネルに受話信号が到来した
場合には、信号レベルの大きい方からｍチャンネル以外
のチャンネルに損失挿入回路25kで損失を挿入すること
により信号レベルの大きい方からｍチャンネル以外のチ
ャンネル信号によって生じるハウリングやエコーを防止
する。
場合には、信号レベルの大きい方からｍチャンネル以外
のチャンネルに損失挿入回路25kで損失を挿入すること
により信号レベルの大きい方からｍチャンネル以外のチ
ャンネル信号によって生じるハウリングやエコーを防止
する。
「発明の効果」 以上説明したようにｍ個（１≦ｍ＜K,Kはチャンネル
数）の擬似反響路を有し、受話信号レベルの大きい方か
らｍ個の受話チャンネルを選択してその室内反響信号を
消去するとともに、反響路の伝達特性を記憶する記憶回
路を有し、受話チャンネルの選択と連動して記憶回路に
記憶してある伝達特性を擬似反響路に置き換えるように
したから、Ｋ個の擬似反響路を使用する場合よりもハー
ドウェア規模が削減できるのと同時に、収束速度を改善
することができる。
数）の擬似反響路を有し、受話信号レベルの大きい方か
らｍ個の受話チャンネルを選択してその室内反響信号を
消去するとともに、反響路の伝達特性を記憶する記憶回
路を有し、受話チャンネルの選択と連動して記憶回路に
記憶してある伝達特性を擬似反響路に置き換えるように
したから、Ｋ個の擬似反響路を使用する場合よりもハー
ドウェア規模が削減できるのと同時に、収束速度を改善
することができる。
第１図は１つの受話チャンネルの室内反響信号を消去す
る場合のこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はｍ個（２≦ｍ＜Ｋ）の受話チャンネルの室内反響信号
を消去する場合のこの発明の一実施例を示すブロック
図、第３図は多地点通信会議系の構成例（３対地）を示
すブロック図、第４図は従来の多地点会議用反響消去装
置の一例を示すブロック図である。
る場合のこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はｍ個（２≦ｍ＜Ｋ）の受話チャンネルの室内反響信号
を消去する場合のこの発明の一実施例を示すブロック
図、第３図は多地点通信会議系の構成例（３対地）を示
すブロック図、第４図は従来の多地点会議用反響消去装
置の一例を示すブロック図である。
Claims (1)
- 【請求項１】多チャンネルの受話信号と前記受話信号の
反響路を経由した後の反響信号とから反響路のインパル
ス応答を逐次的に推定して擬似反響路を生成し、前記多
チャンネル受話信号を前記擬似反響路の入力とすること
により得られる擬似反響信号を前記反響信号から差し引
くことにより前記反響信号を消去する多地点会議用反響
消去装置において、 ｍ個（１≦ｍ＜K,Kはチャンネル数）の擬似反響路を有
し、受話信号レベルの大きい方からｍ個の受話チャンネ
ルを選択してその室内反響信号を消去するとともに、Ｋ
チャンネルの反響路の伝達特性をそれぞれ記憶するＫ個
の記憶回路を有し、前記受話チャンネルの選択と連動し
て記憶回路に記憶してある伝達特性を擬似反響路に置き
換えることを特徴とする多地点会議用反響消去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24212088A JP2588005B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 多地点会議用反響消去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24212088A JP2588005B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 多地点会議用反響消去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0287861A JPH0287861A (ja) | 1990-03-28 |
| JP2588005B2 true JP2588005B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=17084595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24212088A Expired - Lifetime JP2588005B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 多地点会議用反響消去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588005B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2541094B2 (ja) * | 1993-05-28 | 1996-10-09 | 日本電気株式会社 | 受信信号選択形エコ―キャンセラ |
| JPH09266456A (ja) * | 1996-03-28 | 1997-10-07 | Mitsubishi Electric Corp | エコーキャンセラ |
| JP2002353863A (ja) * | 2001-05-30 | 2002-12-06 | Toyo Commun Equip Co Ltd | エコーキャンセラ |
| JP4652116B2 (ja) * | 2005-05-09 | 2011-03-16 | 三菱電機株式会社 | エコー消去装置 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP24212088A patent/JP2588005B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0287861A (ja) | 1990-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |