JP2587850B2 - 写真焼付装置 - Google Patents

写真焼付装置

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JP2587850B2 JP63018745A JP1874588A JP2587850B2 JP 2587850 B2 JP2587850 B2 JP 2587850B2 JP 63018745 A JP63018745 A JP 63018745A JP 1874588 A JP1874588 A JP 1874588A JP 2587850 B2 JP2587850 B2 JP 2587850B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真焼付装置に関し、更に詳しくはネガフイ
ルムの照明系を改良した写真焼付装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第2図に示すように、従来の写真焼付装置では、露光
ムラ(光源ムラ)を防止するために、ネガフイルム10と
光源11との間に拡散ボックス12が配置されている。焼付
光は、この拡散ボックス12内で充分に拡散されてからネ
ガフイルム10を照明する。このネガフイルム10に記録さ
れているネガ像は、焼付レンズ13によって印画紙14に焼
き付けられる。また、光源11から放出された光を有効に
利用するため、光源11の背後にリフレクター15が配置さ
れている。なお、符号16,17はマスクであり、また焼付
レンズ13と印画紙14との間にシャッタが配置されてい
る。
前記拡散ボックス12は、内面を反射面例えばミラー面
又は乱反射面とした角筒20と、その下端に取り付けた入
射側拡散板21と、上端に取り付けた射出側拡散板22とか
ら構成されている。この入射側拡散板21は、梨地ガラス
が用いられ、また射出側拡散板22は乳白色のプラスチッ
ク板が用いられている。光源11からの光は、入射側拡散
板21によって散乱・透過され、そして角筒20内で反射を
繰り返しながら射出側拡散板22に達し、ここで再び散乱
・透過される。
〔発明が解決しようとする課題〕
理想的な拡散では、射出側拡散板22上に取った単位微
少面積についての強度分布(発光特性)は円形となる
が、実際のものでは拡散が不完全となり、第2図に示す
ように強度分布が楕円形23となる。この不完全な拡散で
は、拡散面上での輝度は位置いかかわらず均一となる
が、しかし拡散光を焼付レンズ13に入射させるようにし
た場合には、焼付レンズ13の光軸18から離れるにつれて
弱い光しか焼付レンズ13に入射しなくなる。したがっ
て、拡散面の周辺部での光量低下が発生し、これが露光
ムラの原因となっていた。
なお、射出側拡散板22の厚みを厚くして、完全な拡散
に近づけることも可能であるが、こうすると透過光量が
減って効率が大幅に低下するという悪循環を招く。
本発明は上述した課題を解決するためになされたもの
で、不完全拡散に起因する露光ムラをなくすようにした
写真焼付装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、焼付レンズ側
が凹面となるように射出側拡散板を湾曲させると共に、
厚みを一定にしたものである。
射出側拡散板による集光を効率良く行うには、は、そ
の曲率の中心が焼付レンズの主点となるようにするのが
よい。
〔作用〕
射出側拡散板は、凹面に湾曲しており、且つ厚みが一
定になっているから、輝度分布の楕円形が焼付レンズの
光軸に向かって傾くことになる。したがって、射出側拡
散板の周辺部においても、強度の強い光束が焼付レンズ
に入射して印画紙の露光に寄与するから、不完全拡散に
よる露光ムラの発生をなくすことができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
〔実施例〕
第1図は本発明の写真焼付装置を示すものであり、第
2図に示した部材と同じものには同じ符号を付してその
説明を省略する。本発明の射出側拡散板25は、焼付レン
ズ側に凹んだ曲面をしており、これから出た光を焼付レ
ンズ13に集光させている。この集光を効率良く行うため
に、曲面の曲率中心が焼付レンズ13の主点に一致させて
ある。
このように本発明では、射出側拡散板25を凹面形状に
しているが、その外面上に取った微少面積における輝度
分布は楕円形26となり、やはり不完全拡散が発生する。
しかし、この射出側拡散板25の凹面による集光作用で光
路を曲げるから、その周辺部の輝度分布の楕円形26は焼
付レンズ13の主点に向かって傾いた状態となる。したが
って、この射出側拡散板25から色々な方向に射出した光
束のうち、楕円26の長軸に一致している強度が最も強い
光束がネガフイルム10に入射し、これを透過した光が焼
付レンズ13を介して印画紙14に入射する。これにより、
光軸18上の点Qと、ネガフイルム10の周辺部の点Pの強
度がほぼ同じになるから、露光ムラの発生をなくすこと
ができる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明では拡散ボックス
の射出側に配置した拡散板を厚みが一定であり且つ焼付
レンズ側が凹面となるように湾曲して形成して、拡散板
の各部において不完全拡散光のうち強度の強い光束がネ
ガフイルムを透過するようにしたから、光量ロスを抑え
つつ不完全拡散に起因する露光ムラをなくすことができ
る。また、拡散板の厚みを例えば中央部分が厚くなるよ
うにする必要もなく、光源からの光量を有効に利用する
ことができる。
更に、射出側拡散板は、その曲率の中心が焼付レンズ
の主点に一致しているから、不完全拡散光のうち強度が
最も強い光束を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の写真焼付装置の一実施例を示す概略図
である。 第2図は従来の写真焼付装置の概略図である。 10……ネガフイルム 11……光源 12……拡散ボックス 13……焼付レンズ 14……印画紙 21……入射側拡散板 22……射出側拡散板 25……射出側拡散板。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から放出された焼付光を拡散手段で拡
    散してからネガフイルムを照明し、このネガフイルムに
    記録されたネガ像を焼付レンズを介して印画紙に焼き付
    ける写真焼付装置において、 前記拡散手段は内面を反射面とした筒体と、この筒体の
    光源側の端部に配置した入射側拡散板と、焼付レンズ側
    の端部に配置した射出側拡散板とからなり、この射出側
    拡散板は厚みが一定であり且つ焼付レンズ側が凹面とな
    るように湾曲していることを特徴とする写真焼付装置。
  2. 【請求項2】前記射出側拡散板は、その曲率中心が焼付
    レンズの主点に一致するように湾曲していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の写真焼付装置。
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