JP2587773Y2 - 電磁弁装置 - Google Patents
電磁弁装置Info
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- JP2587773Y2 JP2587773Y2 JP1993035822U JP3582293U JP2587773Y2 JP 2587773 Y2 JP2587773 Y2 JP 2587773Y2 JP 1993035822 U JP1993035822 U JP 1993035822U JP 3582293 U JP3582293 U JP 3582293U JP 2587773 Y2 JP2587773 Y2 JP 2587773Y2
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- solenoid valve
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、非磁性部を介在させて
円筒状に延びるガイド筒を有するハウジングと、ガイド
筒の一端側に固定される固定コアと、固定コアに対向し
てガイド筒内に収納される可動コアと、可動コアを固定
コア側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガイド筒を囲
繞するコイルと、該コイルを囲むヨークとを有する複数
の電磁弁構成ユニットが、各ハウジングに共通な基体お
よび押さえ板間に介装され、各コイルが、各電磁弁構成
ユニットに共通な配線基板上の導体に接続される電磁弁
装置に関する。
円筒状に延びるガイド筒を有するハウジングと、ガイド
筒の一端側に固定される固定コアと、固定コアに対向し
てガイド筒内に収納される可動コアと、可動コアを固定
コア側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガイド筒を囲
繞するコイルと、該コイルを囲むヨークとを有する複数
の電磁弁構成ユニットが、各ハウジングに共通な基体お
よび押さえ板間に介装され、各コイルが、各電磁弁構成
ユニットに共通な配線基板上の導体に接続される電磁弁
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特公平3
−38466号公報等により知られている。
−38466号公報等により知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、ヨークは、押さえ板および基体間で各コイル
を囲繞して個別に配設されるものであり、電磁弁構成ユ
ニットの基体への取付け後に、各ヨークをそれぞれ配設
していく必要があり、組付け作業性に劣るものである。
また配線基板は各電磁弁構成ユニットとは別体にして配
設されるので、各電磁弁構成ユニットの基体への取付け
後に、各コイルの配線基板への接続を行なう必要があっ
て組付け作業性に優れているとは言い難い。しかも各電
磁弁構成ユニットの基体への組付け時に用いるグリース
等が各コイルと配線基板との接続部に付着する可能性が
あり、それにより接続部の導通性が損なわれるおそれが
ある。また押さえ板の基体への締着時にヨークに過大な
締付け荷重が作用すると磁気特性を悪影響が及ぶので避
ける必要がある。
ものでは、ヨークは、押さえ板および基体間で各コイル
を囲繞して個別に配設されるものであり、電磁弁構成ユ
ニットの基体への取付け後に、各ヨークをそれぞれ配設
していく必要があり、組付け作業性に劣るものである。
また配線基板は各電磁弁構成ユニットとは別体にして配
設されるので、各電磁弁構成ユニットの基体への取付け
後に、各コイルの配線基板への接続を行なう必要があっ
て組付け作業性に優れているとは言い難い。しかも各電
磁弁構成ユニットの基体への組付け時に用いるグリース
等が各コイルと配線基板との接続部に付着する可能性が
あり、それにより接続部の導通性が損なわれるおそれが
ある。また押さえ板の基体への締着時にヨークに過大な
締付け荷重が作用すると磁気特性を悪影響が及ぶので避
ける必要がある。
【0004】本考案は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、組付け性の向上を図るとともに配線基板およ
びコイル間の接続部の導通性が損なわれることを防止
し、しかも組付け荷重の作用により磁気特性に悪影響を
及ぶことを防止した電磁弁装置を提供することを目的と
する。
のであり、組付け性の向上を図るとともに配線基板およ
びコイル間の接続部の導通性が損なわれることを防止
し、しかも組付け荷重の作用により磁気特性に悪影響を
及ぶことを防止した電磁弁装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案によれば、配線基板と、配線基板上の導体に
接続された状態に在る複数のコイルとが合成樹脂で埋封
されて成る配線部組立体が各電磁弁構成ユニットに共通
にして構成され、押さえ板には、該押さえ板および基体
間に挟まれる配線部組立体を貫通して基体に当接される
剛性材料製のカラーの一端と、配線部組立体を貫通する
各ヨークの一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラ
ーに挿通されるボルトが基体に螺合され、前記ヨークの
長さは、前記ボルトの締付け荷重が作用するのを回避し
得る程度に設定される。
に、本考案によれば、配線基板と、配線基板上の導体に
接続された状態に在る複数のコイルとが合成樹脂で埋封
されて成る配線部組立体が各電磁弁構成ユニットに共通
にして構成され、押さえ板には、該押さえ板および基体
間に挟まれる配線部組立体を貫通して基体に当接される
剛性材料製のカラーの一端と、配線部組立体を貫通する
各ヨークの一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラ
ーに挿通されるボルトが基体に螺合され、前記ヨークの
長さは、前記ボルトの締付け荷重が作用するのを回避し
得る程度に設定される。
【0006】
【実施例】以下、図面により本考案の実施例について説
明する。
明する。
【0007】図1ないし図10は本考案の第1実施例を
示すものであり、図1は電磁弁装置の正面図、図2は図
1の2−2線矢視図、図3は図1の3矢視図、図4は常
開型電磁弁の縦断面図、図5は常閉型電磁弁の縦断面
図、図6は配線部組立体の側面図、図7は図6の7−7
線断面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は押さえ
板の平面図、図10は図9の10−10線断面図であ
る。
示すものであり、図1は電磁弁装置の正面図、図2は図
1の2−2線矢視図、図3は図1の3矢視図、図4は常
開型電磁弁の縦断面図、図5は常閉型電磁弁の縦断面
図、図6は配線部組立体の側面図、図7は図6の7−7
線断面図、図8は図7の8−8線断面図、図9は押さえ
板の平面図、図10は図9の10−10線断面図であ
る。
【0008】先ず図1、図2および図3において、この
電磁弁装置は、四輪車両のアンチロックブレーキ装置に
用いられるものであり、左前輪ブレーキ装置、右後輪ブ
レーキ装置、右前輪ブレーキ装置および左後輪ブレーキ
装置にそれぞれ対応して並ぶ常開型電磁弁VOFL ,V
ORR ,VOFR ,VORL と、それらの常開型電磁弁
VOFL,VORR ,VOFR ,VORL に個別に対応して並ぶ
常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL とを備え
る。
電磁弁装置は、四輪車両のアンチロックブレーキ装置に
用いられるものであり、左前輪ブレーキ装置、右後輪ブ
レーキ装置、右前輪ブレーキ装置および左後輪ブレーキ
装置にそれぞれ対応して並ぶ常開型電磁弁VOFL ,V
ORR ,VOFR ,VORL と、それらの常開型電磁弁
VOFL,VORR ,VOFR ,VORL に個別に対応して並ぶ
常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL とを備え
る。
【0009】磁性金属によりブロック状に形成される基
体21には、各ブレーキ装置に個別に接続される4つの
ブレーキ装置側接続ポート25FL,25RR,25FR,2
5RLと、図示しないタンデム型マスタシリンダの一対の
出力ポートに接続される一対のマスタシリンダ側接続ポ
ート261 ,262 と、図示しないリザーバに接続され
るリザーバ側接続ポート27とが設けられる。而して常
開型電磁弁VOFL はブレーキ装置側接続ポート25FLお
よびマスタシリンダ側接続ポート261 間の連通・遮断
を切換可能であり、常閉型電磁弁VCFL はブレーキ装置
側接続ポート25FLおよびリザーバ側接続ポート27間
の連通・遮断を切換可能であり、常開型電磁弁VORR は
ブレーキ装置側接続ポート25RRおよびマスタシリンダ
側接続ポート261 間の連通・遮断を切換可能であり、
常閉型電磁弁VCRR はブレーキ装置側接続ポート25RR
およびリザーバ側接続ポート27間の連通・遮断を切換
可能であり、常開型電磁弁VOFR はブレーキ装置側接続
ポート25FRおよびマスタシリンダ側接続ポート262
間の連通・遮断を切換可能であり、常閉型電磁弁VCFR
はブレーキ装置側接続ポート25FRおよびリザーバ側接
続ポート27間の連通・遮断を切換可能であり、常開型
電磁弁VORL はブレーキ装置側接続ポート25RLおよび
マスタシリンダ側接続ポート262 間の連通・遮断を切
換可能であり、常閉型電磁弁VCRL はブレーキ装置側接
続ポート25RLおよびリザーバ側接続ポート27間の連
通・遮断を切換可能である。
体21には、各ブレーキ装置に個別に接続される4つの
ブレーキ装置側接続ポート25FL,25RR,25FR,2
5RLと、図示しないタンデム型マスタシリンダの一対の
出力ポートに接続される一対のマスタシリンダ側接続ポ
ート261 ,262 と、図示しないリザーバに接続され
るリザーバ側接続ポート27とが設けられる。而して常
開型電磁弁VOFL はブレーキ装置側接続ポート25FLお
よびマスタシリンダ側接続ポート261 間の連通・遮断
を切換可能であり、常閉型電磁弁VCFL はブレーキ装置
側接続ポート25FLおよびリザーバ側接続ポート27間
の連通・遮断を切換可能であり、常開型電磁弁VORR は
ブレーキ装置側接続ポート25RRおよびマスタシリンダ
側接続ポート261 間の連通・遮断を切換可能であり、
常閉型電磁弁VCRR はブレーキ装置側接続ポート25RR
およびリザーバ側接続ポート27間の連通・遮断を切換
可能であり、常開型電磁弁VOFR はブレーキ装置側接続
ポート25FRおよびマスタシリンダ側接続ポート262
間の連通・遮断を切換可能であり、常閉型電磁弁VCFR
はブレーキ装置側接続ポート25FRおよびリザーバ側接
続ポート27間の連通・遮断を切換可能であり、常開型
電磁弁VORL はブレーキ装置側接続ポート25RLおよび
マスタシリンダ側接続ポート262 間の連通・遮断を切
換可能であり、常閉型電磁弁VCRL はブレーキ装置側接
続ポート25RLおよびリザーバ側接続ポート27間の連
通・遮断を切換可能である。
【0010】各常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,
VORL は、基本的に同一の構成を有し、また各常閉型電
磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL は基本的に同一の
構成を有するものであるので、以下、常開型電磁弁V
OFL ,VORR ,VOFR ,VORLについては常開型電磁弁
VOFL により、また常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,V
CFR ,VCRL については常閉型電磁弁VCFL により、そ
の詳細構成を説明する。
VORL は、基本的に同一の構成を有し、また各常閉型電
磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL は基本的に同一の
構成を有するものであるので、以下、常開型電磁弁V
OFL ,VORR ,VOFR ,VORLについては常開型電磁弁
VOFL により、また常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,V
CFR ,VCRL については常閉型電磁弁VCFL により、そ
の詳細構成を説明する。
【0011】図4において、常開型電磁弁VOFL は、円
筒状のガイド筒30を有するハウジング31O 、ガイド
筒30の一端側に固定される固定コア32O 、固定コア
32O に対向してガイド筒30内に収納される可動コア
33、固定コア32O および可動コア33間に縮設され
るばね34、ばね34のばね力に抗して可動コア33を
固定コア32O 側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガ
イド筒30を囲繞するコイル35、ならびに横断面円弧
状に形成されてコイル35を両側から挟む一対のヨーク
37,37を有する電磁弁構成ユニット36o を備え、
各電磁弁VOFL,VORR ,VOFR ,VORL ,VCFL ,V
CRR ,VCFR ,VCRL に共通な磁性金属製押さえ板22
とハウジング31O とが磁気的に結合され、押さえ板2
2は複数たとえば8本のボルト24により基体21に締
着される。
筒状のガイド筒30を有するハウジング31O 、ガイド
筒30の一端側に固定される固定コア32O 、固定コア
32O に対向してガイド筒30内に収納される可動コア
33、固定コア32O および可動コア33間に縮設され
るばね34、ばね34のばね力に抗して可動コア33を
固定コア32O 側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガ
イド筒30を囲繞するコイル35、ならびに横断面円弧
状に形成されてコイル35を両側から挟む一対のヨーク
37,37を有する電磁弁構成ユニット36o を備え、
各電磁弁VOFL,VORR ,VOFR ,VORL ,VCFL ,V
CRR ,VCFR ,VCRL に共通な磁性金属製押さえ板22
とハウジング31O とが磁気的に結合され、押さえ板2
2は複数たとえば8本のボルト24により基体21に締
着される。
【0012】ハウジング31O は、磁性金属から成る段
付き円筒状の弁ハウジング38O と、該弁ハウジング3
8O に同軸に結合されるガイド筒30とを有する。弁ハ
ウジング38O は、大径部38OA、中径部38OBおよび
小径部38OCが同軸に連設されて成るものであり、中径
部38OBの外面には環状溝41が設けられる。またガイ
ド筒30は、非磁性材により円筒状に形成されるととも
に前記大径部38OAに段差をなして同軸に連設される非
磁性部39に、磁性材により円筒状に形成されて非磁性
部39に同軸に連設される磁性部40とから成る。
付き円筒状の弁ハウジング38O と、該弁ハウジング3
8O に同軸に結合されるガイド筒30とを有する。弁ハ
ウジング38O は、大径部38OA、中径部38OBおよび
小径部38OCが同軸に連設されて成るものであり、中径
部38OBの外面には環状溝41が設けられる。またガイ
ド筒30は、非磁性材により円筒状に形成されるととも
に前記大径部38OAに段差をなして同軸に連設される非
磁性部39に、磁性材により円筒状に形成されて非磁性
部39に同軸に連設される磁性部40とから成る。
【0013】一方、基体21の下部には、前記ハウジン
グ31O における弁ハウジング38O の大径部38OAを
嵌合させる大径嵌合孔42と、前記弁ハウジング38O
の中径部38OBを囲繞する内面を有する中径嵌合孔43
と、弁ハウジング38O の小径部38OCを嵌合させる小
径嵌合孔44と、通路45O とが、下方から順に段差を
なして設けられ、通路45O はマスタシリンダ側接続ポ
ート261 に連通される。また前記大径部38OAには大
径嵌合孔42の内面に接触する環状のシール部材46が
装着され、小径部38OCには小径嵌合孔44の内面に接
触する環状のシール部材47が装着される。さらに弁ハ
ウジング38O の中径部38OBには環状溝41を覆うフ
ィルタ48が装着されており、このフィルタ48と中径
嵌合孔43との間に形成される環状室49はブレーキ装
置側接続ポート25FLに連通される。
グ31O における弁ハウジング38O の大径部38OAを
嵌合させる大径嵌合孔42と、前記弁ハウジング38O
の中径部38OBを囲繞する内面を有する中径嵌合孔43
と、弁ハウジング38O の小径部38OCを嵌合させる小
径嵌合孔44と、通路45O とが、下方から順に段差を
なして設けられ、通路45O はマスタシリンダ側接続ポ
ート261 に連通される。また前記大径部38OAには大
径嵌合孔42の内面に接触する環状のシール部材46が
装着され、小径部38OCには小径嵌合孔44の内面に接
触する環状のシール部材47が装着される。さらに弁ハ
ウジング38O の中径部38OBには環状溝41を覆うフ
ィルタ48が装着されており、このフィルタ48と中径
嵌合孔43との間に形成される環状室49はブレーキ装
置側接続ポート25FLに連通される。
【0014】ガイド筒30において弁ハウジング38O
から離隔した側の端部には閉塞部材50がシール部材5
1を介して嵌合、固定される。また弁ハウジング38O
内の上部には該弁ハウジング38O の上部に装着される
フィルタ52を介して通路45O に通じる弁孔53を有
する弁座部材54が嵌合、固定される。しかも弁ハウジ
ング38O 内の下部には、ガイド筒30の非磁性部39
内に一部を嵌合させて円筒状の固定コア32O が嵌合さ
れており、この固定コア32O は、環状溝41に外端を
開放させて弁ハウジング38O の中径部38OBに放射状
に設けられた複数のかしめ用凹部57を利用して弁ハウ
ジング38O にかしめ固定される。さらに弁ハウジング
38O 内で弁座部材54および固定コア32O 間で固定
コア32O 寄りには軸受部材58が固定され、該軸受部
材58および弁座部材54間には環状溝41に通じる弁
室59が形成される。
から離隔した側の端部には閉塞部材50がシール部材5
1を介して嵌合、固定される。また弁ハウジング38O
内の上部には該弁ハウジング38O の上部に装着される
フィルタ52を介して通路45O に通じる弁孔53を有
する弁座部材54が嵌合、固定される。しかも弁ハウジ
ング38O 内の下部には、ガイド筒30の非磁性部39
内に一部を嵌合させて円筒状の固定コア32O が嵌合さ
れており、この固定コア32O は、環状溝41に外端を
開放させて弁ハウジング38O の中径部38OBに放射状
に設けられた複数のかしめ用凹部57を利用して弁ハウ
ジング38O にかしめ固定される。さらに弁ハウジング
38O 内で弁座部材54および固定コア32O 間で固定
コア32O 寄りには軸受部材58が固定され、該軸受部
材58および弁座部材54間には環状溝41に通じる弁
室59が形成される。
【0015】ハウジング31O 内で閉塞部材50および
固定コア32O 間には、可動コア33が収納される。こ
の可動コア33には、固定コア32O を同軸にかつ軸方
向移動可能に貫通して一端が軸受部材58で摺動可能に
支承されるロッド60が同軸に固定され、該ロッド60
の他端は閉塞部材50に摺動可能に嵌合される。しかも
固定コア32O および可動コア33間にはロッド60を
囲繞するばね34が縮設されており、可動コア33は該
ばね34により固定コア32O から離反する方向にばね
付勢される。
固定コア32O 間には、可動コア33が収納される。こ
の可動コア33には、固定コア32O を同軸にかつ軸方
向移動可能に貫通して一端が軸受部材58で摺動可能に
支承されるロッド60が同軸に固定され、該ロッド60
の他端は閉塞部材50に摺動可能に嵌合される。しかも
固定コア32O および可動コア33間にはロッド60を
囲繞するばね34が縮設されており、可動コア33は該
ばね34により固定コア32O から離反する方向にばね
付勢される。
【0016】弁室59内でロッド60の一端には弁孔5
4を開閉可能な半球状の弁体61が設けられており、該
弁体61はコイル35が消磁状態にある通常時には弁孔
53を開放して通路45O すなわちマスタシリンダ側接
続ポート261 を環状溝41すなわちブレーキ装置側接
続ポート25FLに連通させている。
4を開閉可能な半球状の弁体61が設けられており、該
弁体61はコイル35が消磁状態にある通常時には弁孔
53を開放して通路45O すなわちマスタシリンダ側接
続ポート261 を環状溝41すなわちブレーキ装置側接
続ポート25FLに連通させている。
【0017】またハウジング31O における弁ハウジン
グ38O の上部には、環状溝41の液圧が通路45O 側
の液圧よりも設定値以上高くなったときに開弁する差圧
弁62が、弁孔53を迂回して配設される。
グ38O の上部には、環状溝41の液圧が通路45O 側
の液圧よりも設定値以上高くなったときに開弁する差圧
弁62が、弁孔53を迂回して配設される。
【0018】コイル35は、ガイド筒30を囲繞する円
筒状のボビン63に巻装されるものであり、ボビン63
の一端面は弁ハウジング38O における大径部38OAの
端面に当接される。またボビン63の他端には、ガイド
筒30の外端と面一となるまで延びる小径の円筒部63
aが一体に設けられる。
筒状のボビン63に巻装されるものであり、ボビン63
の一端面は弁ハウジング38O における大径部38OAの
端面に当接される。またボビン63の他端には、ガイド
筒30の外端と面一となるまで延びる小径の円筒部63
aが一体に設けられる。
【0019】常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,V
CRL は、その構成要素のうちの多くを上記常開型電磁弁
VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と同一とするものであ
り、常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と同
一の構成要素については同一の参照符号を付して、常閉
型電磁弁VCFL の構成について次に説明する。
CRL は、その構成要素のうちの多くを上記常開型電磁弁
VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と同一とするものであ
り、常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL と同
一の構成要素については同一の参照符号を付して、常閉
型電磁弁VCFL の構成について次に説明する。
【0020】図5において、常閉型電磁弁VCFL は、ガ
イド筒30を有するハウジング31C 、ガイド筒30の
一端側に固定される固定コア32C 、固定コア32C に
対向してガイド筒30内に収納される可動コア33、固
定コア32C および可動コア33間に縮設されるばね3
4、ばね34のばね力に抗して可動コア33を固定コア
32C 側に吸引する吸引力を発揮すべくガイド筒30を
囲繞するコイル35、ならびに横断面円弧状に形成され
てコイル35を両側から挟む一対のヨーク37,37を
有する電磁弁構成ユニット36C を備え、ヨーク37,
37を介してハウジング31C および押さえ板22が磁
気的に結合される。
イド筒30を有するハウジング31C 、ガイド筒30の
一端側に固定される固定コア32C 、固定コア32C に
対向してガイド筒30内に収納される可動コア33、固
定コア32C および可動コア33間に縮設されるばね3
4、ばね34のばね力に抗して可動コア33を固定コア
32C 側に吸引する吸引力を発揮すべくガイド筒30を
囲繞するコイル35、ならびに横断面円弧状に形成され
てコイル35を両側から挟む一対のヨーク37,37を
有する電磁弁構成ユニット36C を備え、ヨーク37,
37を介してハウジング31C および押さえ板22が磁
気的に結合される。
【0021】ハウジング31C は、磁性金属から成る段
付き円筒状の弁ハウジング38C と、該弁ハウジング3
8C に同軸に結合されるガイド筒30とを有する。弁ハ
ウジング38C は、大径部38CA、中径部38CBおよび
小径部38CCが同軸に連設されて成るものであり、中径
部38CBの外面には環状溝41が設けられる。またガイ
ド筒30は、非磁性材により円筒状に形成されるととも
に前記大径部38CAに段差をなして同軸に連設される非
磁性部39に、磁性材により円筒状に形成されて非磁性
部39に同軸に連設される磁性部40とから成る。
付き円筒状の弁ハウジング38C と、該弁ハウジング3
8C に同軸に結合されるガイド筒30とを有する。弁ハ
ウジング38C は、大径部38CA、中径部38CBおよび
小径部38CCが同軸に連設されて成るものであり、中径
部38CBの外面には環状溝41が設けられる。またガイ
ド筒30は、非磁性材により円筒状に形成されるととも
に前記大径部38CAに段差をなして同軸に連設される非
磁性部39に、磁性材により円筒状に形成されて非磁性
部39に同軸に連設される磁性部40とから成る。
【0022】一方、基体21の下部には、前記ハウジン
グ31C における弁ハウジング38C の大径部38CAを
嵌合させる大径嵌合孔42と、前記弁ハウジング38C
の中径部38CBを囲繞する内面を有する中径嵌合孔43
と、弁ハウジング38C の小径部38CCを嵌合させる小
径嵌合孔44と、通路45C とが、下方から順に段差を
なして設けられ、通路45C はリザーバ側接続ポート2
7に連通される。また前記大径部38CAには大径嵌合孔
42の内面に接触する環状のシール部材46が装着さ
れ、小径部38CCには小径嵌合孔44の内面に接触する
環状のシール部材47が装着される。さらに弁ハウジン
グ38C の中径部38CBには環状溝41を覆うフィルタ
48が装着されており、このフィルタ48と中径嵌合孔
43との間に形成される環状室49はブレーキ装置側接
続ポート25FLに連通される。
グ31C における弁ハウジング38C の大径部38CAを
嵌合させる大径嵌合孔42と、前記弁ハウジング38C
の中径部38CBを囲繞する内面を有する中径嵌合孔43
と、弁ハウジング38C の小径部38CCを嵌合させる小
径嵌合孔44と、通路45C とが、下方から順に段差を
なして設けられ、通路45C はリザーバ側接続ポート2
7に連通される。また前記大径部38CAには大径嵌合孔
42の内面に接触する環状のシール部材46が装着さ
れ、小径部38CCには小径嵌合孔44の内面に接触する
環状のシール部材47が装着される。さらに弁ハウジン
グ38C の中径部38CBには環状溝41を覆うフィルタ
48が装着されており、このフィルタ48と中径嵌合孔
43との間に形成される環状室49はブレーキ装置側接
続ポート25FLに連通される。
【0023】ガイド筒30において弁ハウジング38O
から離隔した側の端部には有底円筒状に形成される固定
コア32C が嵌合、固定される。また弁ハウジング38
C 内の上部には該弁ハウジング38C の上部に装着され
るフィルタ52を介して通路45C に通じる弁孔53を
有する弁座部材54が嵌合、固定される。また弁ハウジ
ング38C 内には、環状溝41に通じる弁室59を弁座
部材54との間に形成する軸受部材58が固定される。
から離隔した側の端部には有底円筒状に形成される固定
コア32C が嵌合、固定される。また弁ハウジング38
C 内の上部には該弁ハウジング38C の上部に装着され
るフィルタ52を介して通路45C に通じる弁孔53を
有する弁座部材54が嵌合、固定される。また弁ハウジ
ング38C 内には、環状溝41に通じる弁室59を弁座
部材54との間に形成する軸受部材58が固定される。
【0024】ハウジング31C 内で固定コア32C およ
び軸受部材58間には、可動コア33が収納される。こ
の可動コア33には、一端が軸受部材58で摺動可能に
支承されるとともに他端が固定コア32C 内に挿入され
るロッド60が同軸に固定される。しかも固定コア32
C および可動コア33間にはロッド60を囲繞するばね
34が縮設されており、可動コア33は該ばね34によ
り固定コア32C から離反する方向にばね付勢される。
び軸受部材58間には、可動コア33が収納される。こ
の可動コア33には、一端が軸受部材58で摺動可能に
支承されるとともに他端が固定コア32C 内に挿入され
るロッド60が同軸に固定される。しかも固定コア32
C および可動コア33間にはロッド60を囲繞するばね
34が縮設されており、可動コア33は該ばね34によ
り固定コア32C から離反する方向にばね付勢される。
【0025】弁室59内でロッド60の一端には弁孔5
4を開閉可能な半球状の弁体61が設けられており、該
弁体61はコイル35が消磁状態にある通常時には弁孔
53を閉鎖して通路45C すなわちリザーバ側接続ポー
ト27を環状溝41すなわちブレーキ装置側接続ポート
25FLから遮断させている。
4を開閉可能な半球状の弁体61が設けられており、該
弁体61はコイル35が消磁状態にある通常時には弁孔
53を閉鎖して通路45C すなわちリザーバ側接続ポー
ト27を環状溝41すなわちブレーキ装置側接続ポート
25FLから遮断させている。
【0026】各常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,
VORL における電磁弁構成ユニット36O のうち、フィ
ルタ48,52、シール部材46,47、弁座部材5
4、軸受部材58および差圧弁62が設けられた弁ハウ
ジング38O に閉塞部材50で閉塞されたガイド筒30
が結合されて成るハウジング31O 、該ハウジング31
O に固設される固定コア32O 、固定コア32O に対向
してガイド筒30内に収納されるとともに弁座部材54
に着座可能な弁体61を有するロッド60が固設される
可動コア33、ならびに固定コア32O および可動コア
33間に縮設されてガイド筒30内に収納されるばね3
4は、作動部組立体64O としてそれぞれユニット化さ
れる。また常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,V
CRL のうち、フィルタ48,52、シール部材46,4
7、弁座部材54および軸受部材58が設けられた弁ハ
ウジング38C にガイド筒30が結合されて成るハウジ
ング31C 、該ハウジング31C のガイド筒30に嵌
合、固定される固定コア32C 、固定コア32C に対向
してガイド筒30内に収納されるとともに弁座部材54
に着座可能な弁体61を有するロッド60が固設される
可動コア33、ならびに固定コア32C および可動コア
33間に縮設されてガイド筒30内に収納されるばね3
4は、作動部組立体64C としてそれぞれユニット化さ
れる。
VORL における電磁弁構成ユニット36O のうち、フィ
ルタ48,52、シール部材46,47、弁座部材5
4、軸受部材58および差圧弁62が設けられた弁ハウ
ジング38O に閉塞部材50で閉塞されたガイド筒30
が結合されて成るハウジング31O 、該ハウジング31
O に固設される固定コア32O 、固定コア32O に対向
してガイド筒30内に収納されるとともに弁座部材54
に着座可能な弁体61を有するロッド60が固設される
可動コア33、ならびに固定コア32O および可動コア
33間に縮設されてガイド筒30内に収納されるばね3
4は、作動部組立体64O としてそれぞれユニット化さ
れる。また常閉型電磁弁VCFL ,VCRR ,VCFR ,V
CRL のうち、フィルタ48,52、シール部材46,4
7、弁座部材54および軸受部材58が設けられた弁ハ
ウジング38C にガイド筒30が結合されて成るハウジ
ング31C 、該ハウジング31C のガイド筒30に嵌
合、固定される固定コア32C 、固定コア32C に対向
してガイド筒30内に収納されるとともに弁座部材54
に着座可能な弁体61を有するロッド60が固設される
可動コア33、ならびに固定コア32C および可動コア
33間に縮設されてガイド筒30内に収納されるばね3
4は、作動部組立体64C としてそれぞれユニット化さ
れる。
【0027】而して各作動部組立体64O …、64C …
は、それらの作動部組立体64O ,64C にそれぞれ対
応して基体21に同軸に設けられた大径嵌合孔42、中
径嵌合孔43および小径嵌合孔44にそれぞれ嵌合され
ることになる。
は、それらの作動部組立体64O ,64C にそれぞれ対
応して基体21に同軸に設けられた大径嵌合孔42、中
径嵌合孔43および小径嵌合孔44にそれぞれ嵌合され
ることになる。
【0028】一方、各電磁弁構成ユニット36O ,36
C の構成要素たるコイル35は、全ての電磁弁構成ユニ
ット36O …,36C …に共通な配線部組立体65とし
てユニット化されるものであり、該配線部組立体65に
は、各作動部組立体64O …、64C …が抜き差し可能
に嵌合される。
C の構成要素たるコイル35は、全ての電磁弁構成ユニ
ット36O …,36C …に共通な配線部組立体65とし
てユニット化されるものであり、該配線部組立体65に
は、各作動部組立体64O …、64C …が抜き差し可能
に嵌合される。
【0029】図6、図7および図8を併せて参照して、
配線部組立体65は、ボビン63にそれぞれ巻装された
複数のコイル35…と、各電磁弁VCFL ,VCRR ,V
CFR ,VCRL ,VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL のコイ
ル35…に共通な配線基板66とが合成樹脂から成るモ
ールド部68に一体に埋封されて成るものであり、薄形
の矩形ブロック状に形成される。
配線部組立体65は、ボビン63にそれぞれ巻装された
複数のコイル35…と、各電磁弁VCFL ,VCRR ,V
CFR ,VCRL ,VCFL ,VCRR ,VCFR ,VCRL のコイ
ル35…に共通な配線基板66とが合成樹脂から成るモ
ールド部68に一体に埋封されて成るものであり、薄形
の矩形ブロック状に形成される。
【0030】配線基板66には、各ボビン63…の円筒
部63aをそれぞれ挿通させるための複数の円形の挿通
孔71…と、それらの挿通孔71…の両側で円弧状に形
成される一対ずつ8組の挿通孔72,72…と、8個の
カラー67…(図9および図10参照)のうち2本のカ
ラー67,67を挿通させるための一対の挿通孔73,
73とが穿設されている。
部63aをそれぞれ挿通させるための複数の円形の挿通
孔71…と、それらの挿通孔71…の両側で円弧状に形
成される一対ずつ8組の挿通孔72,72…と、8個の
カラー67…(図9および図10参照)のうち2本のカ
ラー67,67を挿通させるための一対の挿通孔73,
73とが穿設されている。
【0031】各コイル35…とは反対側で配線基板66
には、各コイル35…にそれぞれ接続される一対ずつ8
組の導体としてのリードフレーム74,74…が配設さ
れるものであり、各リードフレーム74,74…の配線
部を定めるために、それらのリードフレーム74,74
…を係止させるための複数の突起75…が配線基板66
に予め突設されており、それらの突起75…を利用する
ことにより配線基板66への各リードフレーム74,7
4…の配線作業が容易となる。
には、各コイル35…にそれぞれ接続される一対ずつ8
組の導体としてのリードフレーム74,74…が配設さ
れるものであり、各リードフレーム74,74…の配線
部を定めるために、それらのリードフレーム74,74
…を係止させるための複数の突起75…が配線基板66
に予め突設されており、それらの突起75…を利用する
ことにより配線基板66への各リードフレーム74,7
4…の配線作業が容易となる。
【0032】ところで、全てのリードフレーム74,7
4…の一端は、配線基板66の一側中央部に集合される
ものであり、8列ずつ2段に配列されて配線基板66か
ら側方に突出される。しかも各リードフレーム74…の
突出端は、接続端子74a…として機能するために90
度だけそれぞれねじられる。
4…の一端は、配線基板66の一側中央部に集合される
ものであり、8列ずつ2段に配列されて配線基板66か
ら側方に突出される。しかも各リードフレーム74…の
突出端は、接続端子74a…として機能するために90
度だけそれぞれねじられる。
【0033】配線部組立体65を製作するにあたって
は、配線基板66と、サージ防止のために各コイル35
…にそれぞれ対応して配線基板66に配設される複数の
ダイオード76…等の電気的素子と、配線基板66に配
設される複数のリードフレーム74…と、ボビン63に
それぞれ巻装されているコイル35…とが仮に組立てら
れ、その仮組立体がモールド型内で合成樹脂により一体
モールドされることにより、配線基板66、配線基板6
6上の導体74に接続された状態に在る複数のコイル3
5および前記ダイオード76…等の電気的素子とが、合
成樹脂から成るモールド部68に埋封されて成る矩形ブ
ロック状の配線部組立体65が形成されることになる。
しかも該モールド成形時に、全リードフレーム74…の
接続端子74a…を囲むようにした矩形筒状のカプラー
68aがモールド部68に一体に形成される。
は、配線基板66と、サージ防止のために各コイル35
…にそれぞれ対応して配線基板66に配設される複数の
ダイオード76…等の電気的素子と、配線基板66に配
設される複数のリードフレーム74…と、ボビン63に
それぞれ巻装されているコイル35…とが仮に組立てら
れ、その仮組立体がモールド型内で合成樹脂により一体
モールドされることにより、配線基板66、配線基板6
6上の導体74に接続された状態に在る複数のコイル3
5および前記ダイオード76…等の電気的素子とが、合
成樹脂から成るモールド部68に埋封されて成る矩形ブ
ロック状の配線部組立体65が形成されることになる。
しかも該モールド成形時に、全リードフレーム74…の
接続端子74a…を囲むようにした矩形筒状のカプラー
68aがモールド部68に一体に形成される。
【0034】この配線部組立体65のモールド部68に
は、各ヨーク37,37…を挿通させるために配線基板
66に設けられた複数の挿通孔72,72…に通じる円
弧状の挿通孔82,82…と、8本のうち2本のカラー
67,67を挿通させるために配線基板66に設けられ
た一対の挿通孔73,73に通じる一対の挿通孔83,
83と、残りの6本のカラー67,67…を挿通させる
ための6個の挿通孔84,84…とが形成されている。
は、各ヨーク37,37…を挿通させるために配線基板
66に設けられた複数の挿通孔72,72…に通じる円
弧状の挿通孔82,82…と、8本のうち2本のカラー
67,67を挿通させるために配線基板66に設けられ
た一対の挿通孔73,73に通じる一対の挿通孔83,
83と、残りの6本のカラー67,67…を挿通させる
ための6個の挿通孔84,84…とが形成されている。
【0035】また配線部組立体65における各ボビン6
3…に、各作動部組立体64O …、64C …におけるガ
イド筒30…が抜き差し可能に嵌合されるのであるが、
各作動部組立体64O …、64C …と各ボビン63…と
の調芯を容易とするために、各ボビン63…の内面に
は、ガイド筒30…の外面に弾発的に接触する複数たと
えば4個の弾性突部63b…が周方向に間隔をあけてそ
れぞれ設けられる。
3…に、各作動部組立体64O …、64C …におけるガ
イド筒30…が抜き差し可能に嵌合されるのであるが、
各作動部組立体64O …、64C …と各ボビン63…と
の調芯を容易とするために、各ボビン63…の内面に
は、ガイド筒30…の外面に弾発的に接触する複数たと
えば4個の弾性突部63b…が周方向に間隔をあけてそ
れぞれ設けられる。
【0036】図9および図10において、配線部組立体
65は、基体21と、該基体21に締着される押さえ板
22との間に挟まれるのであるが、押さえ板22には、
配線部組立体65における挿通孔83,83,84…に
それぞれ挿通される剛性材料製のカラー67…の一端
と、配線部組立体65における挿通孔72,72…,8
2,82…にそれぞれ挿通されるヨーク37,37…の
一端とがそれぞれ一体に結合される。すなわち押さえ板
22には、各ヨーク37,37…の一端を圧入させるた
めの円弧状の圧入孔85,85…と、円筒状に形成され
ている各カラー67,67…の一端を圧入させる円形の
圧入孔86,86…とが設けられており、圧入孔85,
85…,86,86…にヨーク37,37…およびカラ
ー67,67…の一端がそれぞれ圧入される。
65は、基体21と、該基体21に締着される押さえ板
22との間に挟まれるのであるが、押さえ板22には、
配線部組立体65における挿通孔83,83,84…に
それぞれ挿通される剛性材料製のカラー67…の一端
と、配線部組立体65における挿通孔72,72…,8
2,82…にそれぞれ挿通されるヨーク37,37…の
一端とがそれぞれ一体に結合される。すなわち押さえ板
22には、各ヨーク37,37…の一端を圧入させるた
めの円弧状の圧入孔85,85…と、円筒状に形成され
ている各カラー67,67…の一端を圧入させる円形の
圧入孔86,86…とが設けられており、圧入孔85,
85…,86,86…にヨーク37,37…およびカラ
ー67,67…の一端がそれぞれ圧入される。
【0037】ところで、各カラー67,67…には、基
体21に螺合されるボルト24,24…が挿通されるも
のであり、各カラー67,67…を基体21に当接させ
た状態でボルト24,24…を締付けることにより、押
さえ板22が配線部組立体65を間に挟んで基体21に
締着されることになる。而して押さえ板22の配線組立
体65側の面からのカラー67,67…の長さL1 は、
配線部組立体65の厚みよりもわずかに大きく設定さ
れ、ヨーク37,37…の押さえ板22からの長さL2
は、前記ボルト24,24…の締付け荷重が作用するの
を回避し得るが基体21には軽く接触する程度にカラー
67,67…の長さL1 よりも短く設定れる。
体21に螺合されるボルト24,24…が挿通されるも
のであり、各カラー67,67…を基体21に当接させ
た状態でボルト24,24…を締付けることにより、押
さえ板22が配線部組立体65を間に挟んで基体21に
締着されることになる。而して押さえ板22の配線組立
体65側の面からのカラー67,67…の長さL1 は、
配線部組立体65の厚みよりもわずかに大きく設定さ
れ、ヨーク37,37…の押さえ板22からの長さL2
は、前記ボルト24,24…の締付け荷重が作用するの
を回避し得るが基体21には軽く接触する程度にカラー
67,67…の長さL1 よりも短く設定れる。
【0038】次にこの第1実施例の作用について説明す
ると、各常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL
では、コイル35の励磁により、固定コア32O から弁
ハウジング38O 、ヨーク37,37、押さえ板22、
ガイド筒30の磁性部40および可動コア33を経て固
定コア32O に至る磁束が生じ、可動コア33が固定コ
ア32O 側に吸引されることにより弁体61が弁孔53
を閉じることになる。また各常閉型電磁弁VCFL ,V
CRR ,VCFR ,VCRL では、コイル35の励磁により、
固定コア32C から押さえ板22、ヨーク37,37、
弁ハウジング38C および可動コア33を経て固定コア
32C に至る磁束が生じ、可動コア33が固定コア32
C 側に吸引されることにより弁体61が弁孔53を開く
ことになる。
ると、各常開型電磁弁VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL
では、コイル35の励磁により、固定コア32O から弁
ハウジング38O 、ヨーク37,37、押さえ板22、
ガイド筒30の磁性部40および可動コア33を経て固
定コア32O に至る磁束が生じ、可動コア33が固定コ
ア32O 側に吸引されることにより弁体61が弁孔53
を閉じることになる。また各常閉型電磁弁VCFL ,V
CRR ,VCFR ,VCRL では、コイル35の励磁により、
固定コア32C から押さえ板22、ヨーク37,37、
弁ハウジング38C および可動コア33を経て固定コア
32C に至る磁束が生じ、可動コア33が固定コア32
C 側に吸引されることにより弁体61が弁孔53を開く
ことになる。
【0039】このような電磁弁装置において、各電磁弁
VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL ,VCFL ,VCRR ,V
CFR ,VCRL における電磁弁構成ユニット36O ,36
C は、作動部組立体64O ,64C と、該作動部組立体
64O ,64C が抜き差し可能に嵌合される配線部組立
体65と、配線部組立体65を挟むようにして基体21
に締着される押さえ板22に一体化されて配線部組立体
65を貫通するヨーク37,37とから構成されるの
で、基体21に各作動部組立体64O …,64C…を組
付けた状態で、配線部組立体65を基体21との間に挟
むようにして押さえ板22を組付けることにより電磁弁
装置が構成される。
VOFL ,VORR ,VOFR ,VORL ,VCFL ,VCRR ,V
CFR ,VCRL における電磁弁構成ユニット36O ,36
C は、作動部組立体64O ,64C と、該作動部組立体
64O ,64C が抜き差し可能に嵌合される配線部組立
体65と、配線部組立体65を挟むようにして基体21
に締着される押さえ板22に一体化されて配線部組立体
65を貫通するヨーク37,37とから構成されるの
で、基体21に各作動部組立体64O …,64C…を組
付けた状態で、配線部組立体65を基体21との間に挟
むようにして押さえ板22を組付けることにより電磁弁
装置が構成される。
【0040】すなわち各作動部組立体64O …,64C
…と、配線部組立体65およびヨーク37,37とを、
分離した状態でそれぞれの性能チェックを行なうことが
でき、性能チェック終了後の作動部組立体64O …,6
4C …、配線部組立体65およびヨーク37,37を用
いて電磁弁装置の組立を行なうことができ、品質管理が
容易となるとともに組付け作業性が向上する。しかも各
作動部組立体64O …,64C …のシール性チェックを
それら64O …,64C …を基体21に組付けた状態で
行なうことができるので、配線部組立体65を組付けた
後にも良好なシール性を確保することができ、また各作
動部組立体64O …,64C …が基体21に組付けられ
た状態で、配線部組立体65をさらに組付けるようにす
ることにより、配線部組立体65の位置決めが容易であ
り、配線部組立体65における各ボビン63…の内面の
弾性突部63b…が設けられていることにより、配線部
組立体65に対する各作動部組立体64O …,64C …
の調芯を容易とすることができる。
…と、配線部組立体65およびヨーク37,37とを、
分離した状態でそれぞれの性能チェックを行なうことが
でき、性能チェック終了後の作動部組立体64O …,6
4C …、配線部組立体65およびヨーク37,37を用
いて電磁弁装置の組立を行なうことができ、品質管理が
容易となるとともに組付け作業性が向上する。しかも各
作動部組立体64O …,64C …のシール性チェックを
それら64O …,64C …を基体21に組付けた状態で
行なうことができるので、配線部組立体65を組付けた
後にも良好なシール性を確保することができ、また各作
動部組立体64O …,64C …が基体21に組付けられ
た状態で、配線部組立体65をさらに組付けるようにす
ることにより、配線部組立体65の位置決めが容易であ
り、配線部組立体65における各ボビン63…の内面の
弾性突部63b…が設けられていることにより、配線部
組立体65に対する各作動部組立体64O …,64C …
の調芯を容易とすることができる。
【0041】配線部組立体65は、各コイル35…と、
配線基板66のリードフレーム74…とが接続された状
態で一体ユニット化されるものであり、電磁弁装置の組
立時に接続作業を行なう必要がなく、したがってグリー
ス等が接続部に付着することがなく該接続部の導通性を
確保することができるとともに組付け性の向上を図るこ
とができる。
配線基板66のリードフレーム74…とが接続された状
態で一体ユニット化されるものであり、電磁弁装置の組
立時に接続作業を行なう必要がなく、したがってグリー
ス等が接続部に付着することがなく該接続部の導通性を
確保することができるとともに組付け性の向上を図るこ
とができる。
【0042】この配線部組立体65は、基体21に複数
のボルト24…で締着される押さえ板22と、基体21
との間に挟持されるものであるが、各ボルト24…によ
る締め付け力は剛性を有するカラー67…で受けること
ができ、各ヨーク37…およびガイド筒30…に大荷重
が作用することはないので、各ヨーク37…およびガイ
ド筒30…の磁気特性に悪影響が及ぶことはない。しか
も押さえ板22は磁性金属により形成されるものであ
り、この押さえ板22はヨーク37,37…とともに磁
気回路を形成するので、磁気回路を形成するためにヨー
ク37,37…に連なる磁気材料製部品を他に設ける必
要がなく、部品点数の低減にも寄与することができる。
のボルト24…で締着される押さえ板22と、基体21
との間に挟持されるものであるが、各ボルト24…によ
る締め付け力は剛性を有するカラー67…で受けること
ができ、各ヨーク37…およびガイド筒30…に大荷重
が作用することはないので、各ヨーク37…およびガイ
ド筒30…の磁気特性に悪影響が及ぶことはない。しか
も押さえ板22は磁性金属により形成されるものであ
り、この押さえ板22はヨーク37,37…とともに磁
気回路を形成するので、磁気回路を形成するためにヨー
ク37,37…に連なる磁気材料製部品を他に設ける必
要がなく、部品点数の低減にも寄与することができる。
【0043】さらに配線部組立体65のモールド部68
にはカプラー68aが一体に設けられ、各リードフレー
ム74…のねじり成形による接続端子74a…がカプラ
ー68a内に臨むように配置されるので、配線部組立体
65から接続コードが露出されることはなく、したがっ
て接続コードの固定手段も不要となって部品点数の低減
に寄与することができる。
にはカプラー68aが一体に設けられ、各リードフレー
ム74…のねじり成形による接続端子74a…がカプラ
ー68a内に臨むように配置されるので、配線部組立体
65から接続コードが露出されることはなく、したがっ
て接続コードの固定手段も不要となって部品点数の低減
に寄与することができる。
【0044】図11は本考案の第2実施例を示すもので
あり、上記第1実施例に対応する部分には、同一の参照
符号を付す。
あり、上記第1実施例に対応する部分には、同一の参照
符号を付す。
【0045】アルミニウム合金等の非磁性金属により形
成される押さえ板22′には、複数のヨーク37′,3
7′の一端と、複数のカラー67,67…の一端とが一
体的に結合される。
成される押さえ板22′には、複数のヨーク37′,3
7′の一端と、複数のカラー67,67…の一端とが一
体的に結合される。
【0046】ヨーク37′は、横断面円弧状に形成され
る一対の円弧部37a′,37a′の一端が円板状の連
結板部37b′に連設されて成るものであり、押さえ板
22′には、連結板部37b′を嵌着させる凹部87…
がそれぞれ設けられる。また押さえ板22打には、各カ
ラー67…の一端を圧入させるための圧入孔86,86
…がそれぞれ設けられている。
る一対の円弧部37a′,37a′の一端が円板状の連
結板部37b′に連設されて成るものであり、押さえ板
22′には、連結板部37b′を嵌着させる凹部87…
がそれぞれ設けられる。また押さえ板22打には、各カ
ラー67…の一端を圧入させるための圧入孔86,86
…がそれぞれ設けられている。
【0047】この第2実施例によっても、上記第1実施
例と同様の効果を奏することができる。はなく、実用新
案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することな
く種々の設計変更を行なうことが可能である。
例と同様の効果を奏することができる。はなく、実用新
案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することな
く種々の設計変更を行なうことが可能である。
【0048】たとえばヨーク37,37…あるいは3
7′,37′…、ならびにカラー67,67…が一体化
された押さえ板22,22′が、配線部組立体65に一
体化されるようにしてもよい。
7′,37′…、ならびにカラー67,67…が一体化
された押さえ板22,22′が、配線部組立体65に一
体化されるようにしてもよい。
【0049】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、配線基板
と、配線基板上の導体に接続された状態に在る複数のコ
イルとが合成樹脂で埋封されて成る配線部組立体が各電
磁弁構成ユニットに共通にして構成され、押さえ板に
は、該押さえ板および基体間に挟まれる配線部組立体を
貫通して基体に当接される剛性材料製のカラーの一端
と、配線部組立体を貫通する各ヨークの一端とがそれぞ
れ一体に結合され、前記カラーに挿通されるボルトが基
体に螺合され、前記ヨークの長さは、前記ボルトの締付
け荷重が作用するのを回避し得る程度に設定されるの
で、各電磁弁構成ユニットの構成要素のうちコイルと配
線基板とを共通な組立体として構成することができ、組
付け時にコイルおよび導体の接続作業が不要であること
から、組付け作業性を向上することができ、またグリー
ス等が各コイルと導体との接続部に付着することを防止
して該接続部の導通性を確保することができ、さらに押
さえ板およびヨークで磁気回路を形成するようにして部
品点数の低減を図るとともに押さえ板の締付け荷重がヨ
ークおよび配線部組立体に作用することを回避して磁気
特性に悪影響が及ばないようにすることができる。
と、配線基板上の導体に接続された状態に在る複数のコ
イルとが合成樹脂で埋封されて成る配線部組立体が各電
磁弁構成ユニットに共通にして構成され、押さえ板に
は、該押さえ板および基体間に挟まれる配線部組立体を
貫通して基体に当接される剛性材料製のカラーの一端
と、配線部組立体を貫通する各ヨークの一端とがそれぞ
れ一体に結合され、前記カラーに挿通されるボルトが基
体に螺合され、前記ヨークの長さは、前記ボルトの締付
け荷重が作用するのを回避し得る程度に設定されるの
で、各電磁弁構成ユニットの構成要素のうちコイルと配
線基板とを共通な組立体として構成することができ、組
付け時にコイルおよび導体の接続作業が不要であること
から、組付け作業性を向上することができ、またグリー
ス等が各コイルと導体との接続部に付着することを防止
して該接続部の導通性を確保することができ、さらに押
さえ板およびヨークで磁気回路を形成するようにして部
品点数の低減を図るとともに押さえ板の締付け荷重がヨ
ークおよび配線部組立体に作用することを回避して磁気
特性に悪影響が及ばないようにすることができる。
【図1】第1実施例の電磁弁装置の正面図である。
【図2】図1の2−2線矢視図である。
【図3】図1の3矢視図である。
【図4】常開型電磁弁の縦断面図である。
【図5】常閉型電磁弁の縦断面図である。
【図6】配線部組立体の側面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】押さえ板の平面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】第2実施例の図10に対応した押さえ板の断
面図である。
面図である。
21・・・基体 22,22′・・・押さえ板 24・・・ボルト 30・・・ガイド筒 31C ,31O ・・・ハウジング 32C ,32O ・・・固定コア 33・・・可動コア 35・・・コイル 36C ,36O ・・・電磁弁構成ユニット 37,37′・・・ヨーク 39・・・非磁性部 65・・・配線部組立体 66・・・配線基板 67・・・カラー 74・・・導体としてのリードフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 31/06 305 F16K 27/00 F16K 31/06 385
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性部(39)を介在させて円筒状に
延びるガイド筒(30)を有するハウジング(31C ,
31O )と、ガイド筒(30)の一端側に固定される固
定コア(32C ,32O )と、固定コア(32C ,32
O )に対向してガイド筒(30)内に収納される可動コ
ア(33)と、可動コア(33)を固定コア(32C ,
32O )側に吸引する磁気吸引力を発揮すべくガイド筒
(30)を囲繞するコイル(35)と、該コイル(3
5)を囲むヨーク(37,37′)とを有する複数の電
磁弁構成ユニット(36C ,36O )が、各ハウジング
(31C ,31O )に共通な基体(21)および押さえ
板(22,22′)間に介装され、各コイル(35)
が、各電磁弁構成ユニット(36C ,36O )に共通な
配線基板(66)上の導体(74)に接続される電磁弁
装置において、配線基板(66)と、配線基板(66)
上の導体(74)に接続された状態に在る複数のコイル
(35)とが合成樹脂で埋封されて成る配線部組立体
(65)が各電磁弁構成ユニット(36C ,36O )に
共通にして構成され、押さえ板(22,22′)には、
該押さえ板(22,22′)および基体(21)間に挟
まれる配線部組立体(65)を貫通して基体(21)に
当接される剛性材料製のカラー(67)の一端と、配線
部組立体(65)を貫通する各ヨーク(37,37′)
の一端とがそれぞれ一体に結合され、前記カラー(6
7)に挿通されるボルト(24)が基体(21)に螺合
され、前記ヨーク(37,37′)の長さは、前記ボル
ト(24)の締付け荷重が作用するのを回避し得る程度
に設定されることを特徴とする電磁弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035822U JP2587773Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993035822U JP2587773Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076575U JPH076575U (ja) | 1995-01-31 |
JP2587773Y2 true JP2587773Y2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12452649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993035822U Expired - Fee Related JP2587773Y2 (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 電磁弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2587773Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP1993035822U patent/JP2587773Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076575U (ja) | 1995-01-31 |
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