JP2587729Y2 - 車止め支柱 - Google Patents

車止め支柱

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JP2587729Y2
JP2587729Y2 JP1992051667U JP5166792U JP2587729Y2 JP 2587729 Y2 JP2587729 Y2 JP 2587729Y2 JP 1992051667 U JP1992051667 U JP 1992051667U JP 5166792 U JP5166792 U JP 5166792U JP 2587729 Y2 JP2587729 Y2 JP 2587729Y2
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screw
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JP1992051667U
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JPH064117U (ja
Inventor
昭三 小林
Original Assignee
カネソウ株式会社
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、公園の出入り口などに
立設される車止め支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】公園の出入り口や、車道と歩道の境界に
おいては、車両や人の通行を制限することを目的とし
て、車止め支柱が立設される場合がある。
【0003】この車止め支柱にあって、最近では、公
園,車道の美観の向上を図るため、旧来の単純な外観の
ものから、それ自体が環境の美観向上の一翼を担えるよ
うな意匠性の優れた多種多様なデザインのものが要求さ
れてきた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで従来の車止め
支柱は一体的に構成されているものであるため、各デザ
インごとに多量の製品を用意しなければならず、コスト
がかかり、広い在庫スペースが必要となる等の問題があ
る。そこでこのような問題点を解決する手段として、車
止め支柱を頭部片と支柱本体とに分離し、その組み合わ
せを換えるようにすることが考えられる。この手段にあ
っては、少ない部品点数で多種多様なデザインの車止め
支柱を構成できるという利点がある。
【0005】ところで、この頭部片と支柱本体を組み付
ける手段としては、支柱本体の上縁に螺子を形成し、該
螺子部に頭部片を螺合することが考えられる。または、
該頭部片を支柱本体の上部に嵌着して、側方から螺子止
めすることも考えられる。
【0006】しかるに前者にあっては、支柱本体は大き
なものでは直径200mm 程度あって、螺子切り加工が面倒
で、高単価となる。また、螺子の締付け位置を精密に一
定化することは困難であり、例えば頭部片と支柱本体と
に縦方向の溝を夫々形成して、固着状態で両者の縦溝を
上下で一致させようとする場合に、かかる手段では周方
向でずれて、整一な外観を呈することができない。
【0007】また後者の頭部片を支柱本体の上部に嵌着
する手段にあっては、固定用螺子の螺子頭が露出して、
美観を損なうという問題点がある。本考案は上述の欠点
なく、種々のデザインの車止め支柱を少ない備品点数で
提供し得るようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、内面に係止周
縁が形成され、かつ下縁に筒状打込金具が固定される筒
形支柱本体と、天井部中心に螺子孔が形成された、筒形
支柱本体の上縁に直接又は介装環を介して嵌着される蓋
状頭部片と、前記蓋状頭部片の螺子孔に螺合される雄螺
子を上端に備え、下端にも雄螺子を備えた螺子杆と、前
記支柱本体の係止周縁に、端縁を下方から係合し、かつ
前記螺子杆が挿通する透孔を備え、該透孔に挿通した
子杆の下端の雄螺子にナットが螺着されて、前記螺子杆
の下縁に固着される固定金具とを備えたことを特徴とす
る車止め支柱である。
【0009】
【作用】まず、螺子杆の上端の雄螺子を頭部片の天井部
中心の螺子孔に螺合し、さらに螺子杆に支柱本体を外嵌
して、蓋状頭部片に嵌着する。次に前記螺子杆の下端部
に透孔を挿通して固定金具を嵌着し、該固定金具の端部
を支柱本体の係止周縁に係合し、かかる位置で螺子杆の
下端の雄螺子にナットを螺合緊締する。これにより、前
記支柱本体と、頭部片とは連結される。そして、あらか
じめ、地中に埋設した打込み金具に前記支柱本体の下縁
を固着し、而して、車止め支柱は公園等に立設されるこ
ととなる。
【0010】
【実施例】添付図面について、本考案の一実施例を説明
する。車止め支柱1は、図1,4で示すように、支柱本
体2と、該支柱本体2の上端に固着される蓋状頭部片3
とで構成され、地中Gに埋設される筒状打込金具5に支
柱本体2の下端を連結して立設される。
【0011】前記支柱本体2は円筒形をしており、縦
溝,横溝等種々の装飾用溝切り加工が施される。そして
その上縁には嵌着用小径縁10が形成され、下部内周に
は円環状係止周縁11が形成され、さらにその下部内面
には前記打込金具5の上縁に螺合する固着用雌螺子12
が形成される。この支柱本体2は、横断面正方形等の四
角筒状に構成することもできる。
【0012】また前記蓋状頭部片3は、横断面を前記支
柱本体2の横断面形状と一致させた蓋状をしており、そ
の頭部片3の天井部中心には螺子孔14が形成され、さ
らに下縁には前記支柱本体2の小径縁10に外嵌する嵌
着縁15が形成されている。この蓋状頭部片3の縦断面
形状は図1のように伏コ字状のほか半円形状や、截頭円
錐形等種々提案される。そして、その周囲には、縦溝,
横溝等が必要に応じて形成され、前記支柱本体2との組
み合わせで、所定の趣味感を生じさせるようにしてい
る。
【0013】支柱本体2と、蓋状頭部片3の組み付け手
段を説明する。前記蓋状頭部片3の螺子孔14には、螺
子杆20の上縁に形成した雄螺子21を螺合する。該雄
螺子21にはあらかじめナット22を螺着し、雄螺子2
1を螺子孔14に螺合してから、さらにナット22を螺
合緊締することにより螺子杆20の遊転を防止する。
【0014】このように蓋状頭部片3に螺子杆20を垂
持させた状態で、前記螺子杆20に支柱本体2を外嵌
し、前記小径縁10を蓋状頭部片3の嵌着縁15に内嵌
して嵌着する。然る後に螺子杆20の下端に図3で示す
固定金具30を外嵌する。前記固定金具30は支柱本体
2の係止周縁11の内径よりも長くした断面コ字状の矩
形金属片により構成され、その中心に前記螺子杆20が
挿通可能な透孔31が形成されている。そして、該透孔
31に螺子杆20の下端を挿通することにより、上述の
ように外嵌し、その両端縁を前記係止周縁11に下面か
ら当接する。
【0015】然る後に、前記透孔31から突出する螺子
杆20の下端に形成した雄螺子23にナット25を螺合
し、レンチ等の工具を用いて回動して、緊締する。而し
て、螺子杆20及び固定金具30により、支柱本体2,
蓋状頭部片3は連結されて車止め支柱1が構成され、複
数の車止め支柱1が組み合わせれて、車止めの機能を生
ずることとなる。
【0016】一方、所要箇所には、杆状アンカー6を複
数本突設した前記打込金具5が、前記アンカー6をあら
かじめ地盤に埋設した差金に溶接することにより地中G
(図1,4参照)に固結しておく。そして、前記打込金
具5の上縁に形成した雄螺子7に、前記支柱本体2の下
縁に形成した雌螺子12を螺合し、而して、前記車止め
支柱1は打込金具5により立設されることとなる。
【0017】上述の構成にあって、支柱本体2と蓋状頭
部片3を直接嵌着したが、図4で示すように該支柱本体
2と、蓋状頭部片3間に介装環40を介装してもよく、
これによりその趣味感を向上させたり、又は高さ調整を
可能としたり、さらには、図4のようにチェーン41の
連結を可能とする等、付加的機能を生じさせることがで
きる。
【0018】
【考案の効果】本考案は、上述したように、螺子杆20
及び固定金具30で、支柱本体2,蓋状頭部片3を連結
するものであり、このため、支柱本体2と蓋状頭部片3
を螺合する構成と異なり、その位置関係を常に整一な関
係に維持して連結することができ、趣味感を損なうこと
なく、また側方から螺子固定するものと異なり、螺子頭
が外部に露出することもない。而して、良好な外観を維
持しながら、支柱本体2と蓋状頭部片3を種々組み合わ
せることにより少ない部品点数で多様なデザインの車止
め支柱1を生じさせ得る等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】立設状態の車止め支柱1の一部切欠縦断側面図
である。
【図2】支柱本体2,蓋状頭部片3を分離して示す縦断
側面図である。
【図3】固定金具30の斜視図である。
【図4】介装環40を介して支柱本体2と蓋状頭部片3
を連結した構成の概要図である。
【符号の説明】
1 車止め支柱 2 支柱本体 3 蓋状頭部片 11 係止周縁 20 螺子杆 21 雄螺子 30 固定金具 31 透孔 40 介装環

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面に係止周縁が形成され、かつ下縁に筒
    状打込金具が固定される筒形支柱本体と、 天井部中心に螺子孔が形成された、筒形支柱本体の上縁
    に直接又は介装環を介して嵌着される蓋状頭部片と、 前記蓋状頭部片の螺子孔に螺合される雄螺子を上端に備
    え、下端にも雄螺子を備えた螺子杆と、 前記支柱本体の係止周縁に、端縁を下方から係合し、か
    つ前記螺子杆が挿通する透孔を備え、該透孔に挿通した
    螺子杆の下端の雄螺子にナットが螺着されて、前記螺子
    杆の下縁に固着される固定金具とを備えたことを特徴と
    する車止め支柱。
JP1992051667U 1992-06-29 1992-06-29 車止め支柱 Expired - Lifetime JP2587729Y2 (ja)

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JPH064117U JPH064117U (ja) 1994-01-18
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