JPH0334427Y2 - - Google Patents

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JPH0334427Y2
JPH0334427Y2 JP8694884U JP8694884U JPH0334427Y2 JP H0334427 Y2 JPH0334427 Y2 JP H0334427Y2 JP 8694884 U JP8694884 U JP 8694884U JP 8694884 U JP8694884 U JP 8694884U JP H0334427 Y2 JPH0334427 Y2 JP H0334427Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
support
column
staircase
hole
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JP8694884U
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JPS611532U (ja
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Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、施工の容易な組立式螺旋階段の改良
に関する。
(2) 従来技術 公知の組立式螺旋階段の1つに第4図に示すも
のがある。この階段は直立した支柱1と、一端に
支柱の外径よりも僅かに穴径の大きい垂直円筒体
2aを固着し、他端側を扇状に広げた複数の踏板
ユニツト2と、支柱の上端を支持するサポート付
きのキヤツプ3と、踏板の他端部に取付けるサポ
ート付きの手摺4から成る。この階段は、踏板ユ
ニツトの円筒体を支柱に外嵌し、蹴上げ高さを調
整後、円筒体の外方からこの筒体と支柱とに係合
するピン5を打ち込むと、そのピンによつて踏板
ユニツトが回り止めされると同時にピンがユニツ
トの自重による上下方向の回動の支点となるので
円筒体2aの穴の踏板側の下縁とそれと反対側の
上縁が支柱に圧接し、その面圧で踏板ユニツトが
定位置に支持される。従つて、このタイプの階段
は施工性に優れ、大量生産にも適している。
(3) 考案が解決しようとする問題点 ところで、上述の階段において、各段又は一定
間隔を置いた段の踏板ユニツトの下面や円筒体に
照明灯をつけると、その照明灯が支柱の周りに螺
旋状に並ぶため、シヤンデリア的な感覚を醸し出
し、室内装飾的にも優れた照明を行うことができ
る。
ところが、従来のこの種階段は、支柱1と円筒
体2aとの間に電線を通せる隙間がなく、また、
支柱はパイプを使用しているのでその中に電線を
通すことは非常に困難ではあるが不可能ではない
のでそのような方法を採ることも考えられるが、
この場合、踏板の向きに合わせて現場で支柱に電
線の引出し穴をあける必要があつて施工能率が低
下すると云つた理由から、照明灯の配線を構成部
品の外面に沿わせなければならず、そのため照明
灯を付けると階段の外観が損われる欠点があつ
た。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は、良好な施工性及び完成時の外観を損
わずに踏板ユニツトに取付ける照明灯の電気配線
を行える組立式の螺旋階段を提供することを目的
としている。
上記の目的達成のため、本考案では、支柱の外
径を円筒体の穴面との間に電気コードを導入し得
る大きさに定め、さらに、この支柱には、最下段
の踏板ユニツトの円筒体の下面と内面に係合する
膨出部と、長さ方向に位置を変えた内部電線導出
用の複数の孔又は複数の電気ソケツトと上端にナ
ツトを螺合させる螺子部を設け、一方、各踏板ユ
ニツトの円筒体の上下端には、一方が円形凸部、
他方がそれを適合して受け入れる大きさの円形凹
部を設け、この凹凸部を互いに嵌合させて支柱の
周りに積み上げた円筒体を、支柱の膨出部と上端
のナツトで推進させるサポート付キヤツプで締付
けると共に所要の円筒体に支柱との間の空間につ
ながる電線導出用の貫通孔を設けている。
即ち、円筒体の穴面と支柱間に電気コードを設
ければ、支柱の電線導出孔又は電気ソケツトと円
筒体に設けた電線導出孔とが一致しなくても隙間
に入れた電線の余長によつてその位置ずれを吸収
できるのでそれ等の穴は事前に加工しておくこと
ができる。
また、支柱径を縮めればその支柱による踏板ユ
ニツトの直接の支持が不可能になるが、円筒体を
順次円筒嵌合させ、その両端を支柱の膨出部とキ
ヤツプにより定位置に位置決めして締付けてやれ
ば各円筒体は同軸上に整列し、かつ支柱で支持さ
れることになる。従つて本考案によれば上述の欠
点が解消される。
(5) 実施例 以下、添付第1図乃至第3図に基いて本考案の
実施例を説明する。
第1図に示すように、例示の階段の支柱10
は、踏板ユニツト20の一端部に固着した垂直円
筒体21の穴径よりも外径の相当小さなパイプに
よつて形成されている。また、その下端には、最
下段の踏板ユニツトの円筒体の下面と内面に係合
してその円筒体を定位置にセツトする膨出部11
が設けられ、さらに支柱の中間部には上下端の一
方から内部に引込んだ電線Aに長さ方向に位置を
変えてつながる複数のコンセント12が、上端に
はナツト13の螺合する螺子部14が設けられて
いる。
一方、第2図に外観を示した踏板ユニツトの円
筒体21の上端には軸心を円筒体の軸と一致させ
た円形凸部22が、下端にはその凸部を適合して
受け入れる円形凹部23が設けられ、さらに、こ
の凹凸部を避けた個所において円筒体21には、
外面の適当な位置から内部に抜ける電線導出用の
貫通孔24を設けてある。
また、図示しないサポート端に取付ける支柱上
端の支持用キヤツプ30は、最上段の円筒体に密
に外嵌する大きさとされ、かつ中心に支柱の挿通
穴を設けてある。
円筒体21の凹凸部を第1図の位置に設けると
屋外に設置する階段では雨水の浸入が防止され内
部腐蝕が防止されるが、この凹凸部23,22
は、第3図に示すように位置関係を逆にしてよ
く、いずれの位置に凹凸があつても、同一形状の
踏板ユニツトを第1図に示すように支柱の周りに
必要数積み上げ、ナツトの締付けにより膨出部1
1とキヤツプ30で連結円筒体を上下より締付け
るとその円筒体を支柱と同軸上に固定でき、照明
灯Bに対する支柱内部からの電気配線も可能にな
る。
なお、支柱のコンセント12は支柱の長さ方向
にスライド自在に取付けてよい。また、このコン
セントに代え支柱に電線導出孔を設けた場合も同
じ効果が得られる。
また、隣接円筒体の嵌合部には蹴上げ高さの調
整により隙間が生じることがあるが、そのような
ときには円筒体21の接合部例えば凸部22のつ
け根の外周や凹部23の奥所にスペーサリング1
5を介在するか又は凹凸嵌合部をピン等で止めれ
ばよい。特に、後者の方法は円筒体の結合強度を
高めるので隙間の生じないときにも有効である。
さらに、第4図に示すのと同様に少なくとも最
下位の手摺のサポートで踏板ユニツトの他端部を
支持することも階段の安定性を高める上で有効な
ことである。
(6) 効果 以上説明した本考案の螺旋階段は、支柱と踏板
ユニツトの円筒体間に電線を導入し得る隙間を設
けてあるので、円筒体の電線導出孔と支柱のそれ
又はコンセントを組立前に設けておいて支柱の内
部から電気配線を行うことができ、従つて、照明
灯付きの階段を余分の手間、時間をかけずに体裁
良く施工できる。
また、各踏板ユニツトの円筒体を個々に円筒嵌
合させて同軸上に並べると共に支柱下端の膨出部
と上端のキヤツプとで締付けているので、階段の
安全性を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の螺旋階段の一実施例を示す
正面視断面図、第2図は、その踏板ユニツトの斜
視図、第3図は他の踏板ユニツトの要部を示す一
部破断正面図、第4図は従来の螺旋階段の斜視図
である。 10……支柱、11……膨出部、12……コン
セント、13……ナツト、14……螺子部、15
……スペーサリング、20……踏板ユニツト、2
1……円筒体、22……円形凸部、23……円形
凹部、24……電線導出孔、30……キヤツプ、
A……電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端に垂直な円筒体を固定した複数の踏板ユ
    ニツトを、その円筒体に挿入したパイプ支柱で
    支持する組立式螺旋階段において、上記支柱の
    外径を円筒体の穴面との間に電気コードを導入
    し得る大きさに定め、さらに、この支柱には、
    最下段の踏板ユニツトの円筒体の下面と内面に
    係合する膨出部と、長さ方向に位置を変えた内
    部電線導出用の複数の孔又は複数の電気ソケツ
    トと上端にナツトを螺合させる螺子部を設け、
    一方、各踏板ユニツトの円筒体の上下側には、
    一方が円形凸部、他方がそれを適合して受け入
    れる大きさの円形凹部を設け、その凹凸部を互
    いに嵌合させて支柱の周りに積み上げた円筒体
    を、支柱の膨出部と上端のナツトで推進させる
    サポート付キヤツプで締付けると共に、所要の
    円筒体に支柱との間の空間につながる電線導出
    用の貫通孔を設けたことを特徴とする組立式螺
    旋階段。 (2) 上記支柱の電気ソケツトが、支柱の長さ方向
    にスライド自在に取付けられていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の組
    立式螺旋階段。
JP8694884U 1984-06-11 1984-06-11 組立式螺旋階段 Granted JPS611532U (ja)

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JP8694884U JPS611532U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 組立式螺旋階段

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JP8694884U JPS611532U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 組立式螺旋階段

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Publication Number Publication Date
JPS611532U JPS611532U (ja) 1986-01-08
JPH0334427Y2 true JPH0334427Y2 (ja) 1991-07-22

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ID=30638714

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JP8694884U Granted JPS611532U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 組立式螺旋階段

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JPH02132303U (ja) * 1989-04-10 1990-11-02

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JPS611532U (ja) 1986-01-08

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