JPH0721702Y2 - 階段用手摺子 - Google Patents
階段用手摺子Info
- Publication number
- JPH0721702Y2 JPH0721702Y2 JP1989057772U JP5777289U JPH0721702Y2 JP H0721702 Y2 JPH0721702 Y2 JP H0721702Y2 JP 1989057772 U JP1989057772 U JP 1989057772U JP 5777289 U JP5777289 U JP 5777289U JP H0721702 Y2 JPH0721702 Y2 JP H0721702Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- divided
- fixture
- divided bodies
- screwing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、親柱上部間に設けられる手摺と親柱下部に
位置する踏み板あるいはささら桁などの間に適当な間隔
で設けられる、階段用手摺子に関するものである。
位置する踏み板あるいはささら桁などの間に適当な間隔
で設けられる、階段用手摺子に関するものである。
〈従来の技術〉 例えば第8図(A)に示した階段において、踏み板51の
片側に設けたボーダー52と手摺71との間に手摺子53を施
工する場合、一般的に、次のような施工が行なわれてい
る。
片側に設けたボーダー52と手摺71との間に手摺子53を施
工する場合、一般的に、次のような施工が行なわれてい
る。
即ち、第8図(B)のようにボーダー52に柄穴52aをあ
け、また階段の勾配に合せて予じめ所定の長さに切断し
た手摺子53の下部に形成した突起53aをこの柄穴52aに差
し込んで手摺子53をボーダー52上にたてる。尚、このよ
うな突起53aと柄穴52aとの嵌合に代えて、ボルト類によ
り手摺子53の下部をささら桁52に固定する場合もある
が、以下の工程は概ね同じである。
け、また階段の勾配に合せて予じめ所定の長さに切断し
た手摺子53の下部に形成した突起53aをこの柄穴52aに差
し込んで手摺子53をボーダー52上にたてる。尚、このよ
うな突起53aと柄穴52aとの嵌合に代えて、ボルト類によ
り手摺子53の下部をささら桁52に固定する場合もある
が、以下の工程は概ね同じである。
一方、手摺子上部に嵌合される多数の斜穴を階段の勾配
並びに手摺子の配置間隔にそれぞれ合わせてあけた手摺
71を用意し、第8図(C)のようにこの穴に手摺子上部
を嵌合させ、取り合いを見た後に接着剤を塗り本決めし
て手摺子上部並びに親柱5の上部に手摺71を固定する。
並びに手摺子の配置間隔にそれぞれ合わせてあけた手摺
71を用意し、第8図(C)のようにこの穴に手摺子上部
を嵌合させ、取り合いを見た後に接着剤を塗り本決めし
て手摺子上部並びに親柱5の上部に手摺71を固定する。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、上記の従来の施工方法では、手摺に形成
された多数の穴に手摺子上部をそれぞれ位置決めする際
における手摺と手摺子との穴合わせが非常に煩雑で面倒
である。
された多数の穴に手摺子上部をそれぞれ位置決めする際
における手摺と手摺子との穴合わせが非常に煩雑で面倒
である。
また、手摺の勾配に合わせた斜孔を手摺にあける際、こ
の作業は通常手摺を勾配に合せて反転傾斜させた状態で
ドリルなどで上から穴あけするようにしているが、この
作業が非常に難しく、穴の周りに割れやささくれ等がで
き易くてきれいに仕上げることが難しい他、この斜孔の
角度や深さや形成位置などに少しでもくるいが生じると
手摺の取付けが困難となる他、くるいが大きい場合には
取付け自体ができなくなることもある。更にこの斜孔は
一度あけると修正が難しく、修正不能な場合には手摺を
取り替えなければならないこともある。
の作業は通常手摺を勾配に合せて反転傾斜させた状態で
ドリルなどで上から穴あけするようにしているが、この
作業が非常に難しく、穴の周りに割れやささくれ等がで
き易くてきれいに仕上げることが難しい他、この斜孔の
角度や深さや形成位置などに少しでもくるいが生じると
手摺の取付けが困難となる他、くるいが大きい場合には
取付け自体ができなくなることもある。更にこの斜孔は
一度あけると修正が難しく、修正不能な場合には手摺を
取り替えなければならないこともある。
このため、この種の手摺子の施工に際しては相当な熟練
が必要で、また施工を美しく仕上げることが非常に難し
いのが現状である。
が必要で、また施工を美しく仕上げることが非常に難し
いのが現状である。
特に螺旋階段のように螺旋状に配置された手摺と踏み板
あるいはささら桁との間に手摺子を施工する場合は、踏
み板ないしささら桁に螺旋状に設けられた多数の手摺子
の上端にそれぞれ手摺を一度に嵌め込まなければならな
いため、作業は煩雑を極める。
あるいはささら桁との間に手摺子を施工する場合は、踏
み板ないしささら桁に螺旋状に設けられた多数の手摺子
の上端にそれぞれ手摺を一度に嵌め込まなければならな
いため、作業は煩雑を極める。
この考案は、階段への施工が簡単で、また熟練を要する
ことなく、施工を美しく仕上げることが容易な、階段用
手摺子を提供することを目的とする。
ことなく、施工を美しく仕上げることが容易な、階段用
手摺子を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この考案は、親柱上部間に設けられる手摺と、親柱下部
に位置する踏み板やささら桁などの間に適当な間隔で設
けられ、その取付け角度が可変である取付け具を手摺
側,あるいは手摺側とささら桁側の両方に固着した階段
用手摺子であって、その長さ方向において分割される3
つの分割体を有してなり、またこれら3つの分割体のう
ちの隣接する分割体同士は螺着によりそれぞれ連結され
ており、これら2つの螺着の方向を互いに逆向きとした
ことを要旨とする。
に位置する踏み板やささら桁などの間に適当な間隔で設
けられ、その取付け角度が可変である取付け具を手摺
側,あるいは手摺側とささら桁側の両方に固着した階段
用手摺子であって、その長さ方向において分割される3
つの分割体を有してなり、またこれら3つの分割体のう
ちの隣接する分割体同士は螺着によりそれぞれ連結され
ており、これら2つの螺着の方向を互いに逆向きとした
ことを要旨とする。
また、上記分割体と上記取付け具とがユニバーサルボー
ルジョイントされていることを要旨とする。
ルジョイントされていることを要旨とする。
尚、上記の本考案の手摺子は、少なくとも3つの分割体
を有し且つこれらが上記のように螺着されていれば良い
のであって、手摺子を4つ以上の分割体として構成して
も良いことは勿論である。この場合、4つ以上の分割体
の内の隣接する3つの分割体を上記のように螺着する構
成とすれば良い。
を有し且つこれらが上記のように螺着されていれば良い
のであって、手摺子を4つ以上の分割体として構成して
も良いことは勿論である。この場合、4つ以上の分割体
の内の隣接する3つの分割体を上記のように螺着する構
成とすれば良い。
更に、本考案の手摺子において、手摺子下部と踏み板あ
るいはささら桁との固着は、従来同様に柄穴と突起との
嵌着により行っても良いが、手摺子下部に取付け具を固
着しておき、この取付け具(ささら桁の場合は取付け角
度が可変な取付け金具)により手摺子と踏み板あるいは
ささら桁との固着を行うようにした方が工程上簡便で好
ましい。
るいはささら桁との固着は、従来同様に柄穴と突起との
嵌着により行っても良いが、手摺子下部に取付け具を固
着しておき、この取付け具(ささら桁の場合は取付け角
度が可変な取付け金具)により手摺子と踏み板あるいは
ささら桁との固着を行うようにした方が工程上簡便で好
ましい。
〈作用〉 上記のように手摺子の手摺側に取付け角度が可変な取付
け具を設けたので、従来のように手摺に斜穴をあけるこ
となしに、手摺の勾配に合せた取付けが容易に行える。
け具を設けたので、従来のように手摺に斜穴をあけるこ
となしに、手摺の勾配に合せた取付けが容易に行える。
同様に、ささら桁側にも取付け角度が可変な取付け金具
を設けることで、ささら桁の勾配に合わせた取付けが容
易にできる。
を設けることで、ささら桁の勾配に合わせた取付けが容
易にできる。
また、手摺子をその長さ方向に3つの分割体に分け且つ
これらの分割体を螺着するようにしたので、分割体同士
を相対的に軸回転させてこの螺着部分の長さを変えるこ
とで、手摺子自体の長さを調節することができる。
これらの分割体を螺着するようにしたので、分割体同士
を相対的に軸回転させてこの螺着部分の長さを変えるこ
とで、手摺子自体の長さを調節することができる。
このため、施工前に螺着部分の長さを調節して手摺子の
長さを短くしておき、この状態で手摺と踏み板あるいは
ささら桁との間に位置させた後、螺着部分の長さを調節
して手摺子を必要とされる長さに伸ばす方法を採れば、
手摺子を容易に施工することができ、例えば親柱の上部
に手摺を取付けた状態においても手摺子の施工が可能と
なるし、また施工後でも手摺子の交換が行える。
長さを短くしておき、この状態で手摺と踏み板あるいは
ささら桁との間に位置させた後、螺着部分の長さを調節
して手摺子を必要とされる長さに伸ばす方法を採れば、
手摺子を容易に施工することができ、例えば親柱の上部
に手摺を取付けた状態においても手摺子の施工が可能と
なるし、また施工後でも手摺子の交換が行える。
〈実施例〉 以下に実施例を説明する。
第1図は本考案に係わる手摺子1を示したもので、この
手摺子1は、3つの分割体11,12,13から構成されてい
る。
手摺子1は、3つの分割体11,12,13から構成されてい
る。
この内、階段施工時において手摺側に施工される分割体
11の上端部には、第2図(A),(B)に示した取付け
具2が固着されている。
11の上端部には、第2図(A),(B)に示した取付け
具2が固着されている。
この取付け具2は、分割体11に螺着されるボルト部21,
分割体11の上端に当接される係止部22、並びに手摺にビ
ス止め等で固着される取付け部23を有している。取付け
部23の上側の平板部上面は手摺の取付け面に対応した平
面ないし曲面形状であり、またその両側にはビス止め用
のビス穴24が形成されている。
分割体11の上端に当接される係止部22、並びに手摺にビ
ス止め等で固着される取付け部23を有している。取付け
部23の上側の平板部上面は手摺の取付け面に対応した平
面ないし曲面形状であり、またその両側にはビス止め用
のビス穴24が形成されている。
係止部22の上部にはボール状の突起25が設けられおり、
一方取付け部23の下側にはこの突起25に嵌合する凹部が
形成されており、これらを図のように嵌合することで、
係止部22及びこれと一体のボルト部21と取付け部23とは
所謂ユニバーサルボールジョントされ、これにより取付
け部22はその取付け角度を自由に変えることができる。
一方取付け部23の下側にはこの突起25に嵌合する凹部が
形成されており、これらを図のように嵌合することで、
係止部22及びこれと一体のボルト部21と取付け部23とは
所謂ユニバーサルボールジョントされ、これにより取付
け部22はその取付け角度を自由に変えることができる。
また、階段施工時において踏み板側、または踏み板上面
に固着したボーダー側に施工される分割体12の下端部に
は、第3図(A),(B)に示した取付け具3が固着さ
れている。この取付け具3は、分割体12に螺着されるボ
ルト部31と、分割体12の下端に当接する係止部32とから
構成されており、またこの係止部32にはビス止め用のビ
ス穴33が形成されている。
に固着したボーダー側に施工される分割体12の下端部に
は、第3図(A),(B)に示した取付け具3が固着さ
れている。この取付け具3は、分割体12に螺着されるボ
ルト部31と、分割体12の下端に当接する係止部32とから
構成されており、またこの係止部32にはビス止め用のビ
ス穴33が形成されている。
更に、第4図(A)の通り、分割体11の下側部分並びに
分割体12の上側部分の外周には、それぞれネジ溝11a,12
aが形成されている。これらのネジ溝11a,12aは、そのネ
ジの向きが互いに逆向きである。
分割体12の上側部分の外周には、それぞれネジ溝11a,12
aが形成されている。これらのネジ溝11a,12aは、そのネ
ジの向きが互いに逆向きである。
これらの分割体11,12の間に設けられた分割体13は中空
略円筒状であり、またその内周面に螺刻されたネジ溝の
内、分割体11側のネジ溝13aはネジ溝11aと同じ向きであ
り、一方分割体12側に形成された部分のネジ溝13bはネ
ジ溝12aと同じ向きとなっており、つまりこれらネジ溝1
3a,13bはその方向が逆向きに形成されている。
略円筒状であり、またその内周面に螺刻されたネジ溝の
内、分割体11側のネジ溝13aはネジ溝11aと同じ向きであ
り、一方分割体12側に形成された部分のネジ溝13bはネ
ジ溝12aと同じ向きとなっており、つまりこれらネジ溝1
3a,13bはその方向が逆向きに形成されている。
従って、第4図(B)のようにこれらの分割体11,12,13
をその隣接するネジ溝同志を螺着させた状態において
は、これら2つの螺着の方向は互いに反対となるから、
中間に位置する分割体13を図において例えばIの方向に
回転させた場合には分割体11,12はそれぞれII,IIIの方
向に移動し、従ってこれらの分割体11〜13を組合わせて
なる手摺子1の長さは短くなる。
をその隣接するネジ溝同志を螺着させた状態において
は、これら2つの螺着の方向は互いに反対となるから、
中間に位置する分割体13を図において例えばIの方向に
回転させた場合には分割体11,12はそれぞれII,IIIの方
向に移動し、従ってこれらの分割体11〜13を組合わせて
なる手摺子1の長さは短くなる。
一方、分割体13をIVの方向に回転させれば分割体11,12
はそれぞれV,VIの方向に移動し、手摺子1の長さは長く
なる。
はそれぞれV,VIの方向に移動し、手摺子1の長さは長く
なる。
第5図(A),(B)はこれら分割体11〜13を螺着する
他例を示したもので、図において、分割体11の下側部分
並びに分割体12の上側部分の外周には、外周にネジ溝11
a,12aを有するハンガーボルト11b,12bが打設されてい
る。これらのハンガーボルト11b,12bは、そのネジの向
きが互いに逆向きである。
他例を示したもので、図において、分割体11の下側部分
並びに分割体12の上側部分の外周には、外周にネジ溝11
a,12aを有するハンガーボルト11b,12bが打設されてい
る。これらのハンガーボルト11b,12bは、そのネジの向
きが互いに逆向きである。
また、分割体13の中央孔内には、その内周面に上下逆ね
じを有する鬼目ナット14が固着されている。この鬼目ナ
ット14の分割体11側のネジ溝14aはハンガーボルト11bの
外周面に形成されたネジ溝と同じ向きであり、一方分割
体12側のネジ溝14bはハンガーボルト12bの外周面に形成
されたネジ溝と同じ向きである。
じを有する鬼目ナット14が固着されている。この鬼目ナ
ット14の分割体11側のネジ溝14aはハンガーボルト11bの
外周面に形成されたネジ溝と同じ向きであり、一方分割
体12側のネジ溝14bはハンガーボルト12bの外周面に形成
されたネジ溝と同じ向きである。
そして、上記と同様に、分割体11,12,13を隣接するネジ
溝同志を螺着させた第5図(B)の状態において、分割
体13をIの方向に回転させれば分割体11,12はそれぞれI
I,IIIの方向に移動して手摺子1が短くなり、一方分割
体13をIVの方向に回転させれば分割体11,12はそれぞれ
V,VIの方向に移動するので、手摺子1が長くなる。
溝同志を螺着させた第5図(B)の状態において、分割
体13をIの方向に回転させれば分割体11,12はそれぞれI
I,IIIの方向に移動して手摺子1が短くなり、一方分割
体13をIVの方向に回転させれば分割体11,12はそれぞれ
V,VIの方向に移動するので、手摺子1が長くなる。
尚、以上は両側に位置する分割体に凸状のネジ溝を、ま
た中間に位置する分割体の内周両端に凹状のネジ溝をそ
れぞれ形成した例であるが、この他、両側の分割体にそ
れぞれ凹状のネジ溝を、また中間の分割体の両端にそれ
ぞれ凸状のネジ溝を形成するようにしても良い。また、
中間の分割体の一方の端に凸状のネジ溝を且つ他方の端
には凹状のネジ溝を形成し、また両側の分割体には対応
する凹状のネジ溝、あるいは凸状のネジ溝をそれぞれ形
成する構成としても良い。
た中間に位置する分割体の内周両端に凹状のネジ溝をそ
れぞれ形成した例であるが、この他、両側の分割体にそ
れぞれ凹状のネジ溝を、また中間の分割体の両端にそれ
ぞれ凸状のネジ溝を形成するようにしても良い。また、
中間の分割体の一方の端に凸状のネジ溝を且つ他方の端
には凹状のネジ溝を形成し、また両側の分割体には対応
する凹状のネジ溝、あるいは凸状のネジ溝をそれぞれ形
成する構成としても良い。
以上の構成を有するこの手摺子1を施工する例を第6図
(A),(B)により説明する。
(A),(B)により説明する。
即ち、第6図(A)のように、親柱5を土台6に仮留め
し、次に手摺7を合わせて取り合いをみた後、本決めし
て親柱5を土台6に,また手摺7を親柱間にそれぞれ固
定する。
し、次に手摺7を合わせて取り合いをみた後、本決めし
て親柱5を土台6に,また手摺7を親柱間にそれぞれ固
定する。
次に、手摺下面の手摺子1の留め付け位置に、手摺子1
の上部に設けた取付け具2をビス留めする。この時、上
記した螺着部分の長さを調整して、手摺子1の長さを留
め付け高さより5〜6mm程度短くしておく。
の上部に設けた取付け具2をビス留めする。この時、上
記した螺着部分の長さを調整して、手摺子1の長さを留
め付け高さより5〜6mm程度短くしておく。
そして、手摺子1の分割体13を第4図(B)ないし第5
図(B)のようにIVの方向に回転させることにより手摺
子1の高さを留め付け高さにし、また手摺子上部に設け
た取付け具2の角度を調整して手摺子下部と踏み板端部
に固着したボーダー52との垂直度を合せ、その後手摺子
下部に設けた取付け具3をボーダー52にビス止めする。
図(B)のようにIVの方向に回転させることにより手摺
子1の高さを留め付け高さにし、また手摺子上部に設け
た取付け具2の角度を調整して手摺子下部と踏み板端部
に固着したボーダー52との垂直度を合せ、その後手摺子
下部に設けた取付け具3をボーダー52にビス止めする。
尚、手摺子下部にある取付け具3をボーダー52にビス止
めした後に、手摺子を長くして手摺子上部の取付け具2
を手摺7の下面にビス止めするようにしても良い。
めした後に、手摺子を長くして手摺子上部の取付け具2
を手摺7の下面にビス止めするようにしても良い。
以上はこの考案に係わる手摺子を通常の階段に施工する
場合を説明したが、このような手摺子を螺旋階段に施工
する場合は次の通りである。
場合を説明したが、このような手摺子を螺旋階段に施工
する場合は次の通りである。
即ち、第7図(A)はその場合に用いる手摺子100を示
したもので、取付け角度が可変な取付け具2を手摺子下
部に固着した以外は上記手摺子1と同様なものである。
そして、この手摺子下部の取付け具2を第7図(B)の
ようにささら桁120の上面にビス止めすることで手摺子1
00を手摺110並びにささら桁120の勾配に対応させて取付
けることができる。
したもので、取付け角度が可変な取付け具2を手摺子下
部に固着した以外は上記手摺子1と同様なものである。
そして、この手摺子下部の取付け具2を第7図(B)の
ようにささら桁120の上面にビス止めすることで手摺子1
00を手摺110並びにささら桁120の勾配に対応させて取付
けることができる。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案の階段用手摺子によれば、従来
のように手摺に斜穴をあけることなしに手摺の勾配に合
せた取付けが容易に行えるから、階段への施工が簡単で
熟練を要することなく施工を美しく仕上げることが容易
である等の効果を奏し、また親柱間に手摺を取付けた状
態においても施工が可能で更に施工後でも手摺子の交換
が行えるなどの利点もある。
のように手摺に斜穴をあけることなしに手摺の勾配に合
せた取付けが容易に行えるから、階段への施工が簡単で
熟練を要することなく施工を美しく仕上げることが容易
である等の効果を奏し、また親柱間に手摺を取付けた状
態においても施工が可能で更に施工後でも手摺子の交換
が行えるなどの利点もある。
第1図はこの考案の手摺子の説明図、第2図(A),
(B)はこの手摺子の上部に設けた取付け具の説明図、
第3図(A),(B)は手摺子下部に設けた取付け具の
説明図、第4図(A)は手摺子を構成する3つの分割体
の分離状態を示した説明図、第4図(B)はこれらの分
割体をそれぞれ螺着した状態の説明図、第5図(A),
(B)は螺着の他例の説明図、第6図(A),(B)は
手摺子の施工状態の説明図、第7図(A)は別の手摺子
の説明図、第7図(B)はこの手摺子を螺旋階段に施工
する場合の説明図、第8図(A)〜(C)は従来の手摺
子の施工方法の説明図である。 1,53,100……手摺子、2,3……取付け具、5,130……親
柱、6……土台、7,71,110……手摺、11〜13,101〜103
……分割体、120……ささら桁。
(B)はこの手摺子の上部に設けた取付け具の説明図、
第3図(A),(B)は手摺子下部に設けた取付け具の
説明図、第4図(A)は手摺子を構成する3つの分割体
の分離状態を示した説明図、第4図(B)はこれらの分
割体をそれぞれ螺着した状態の説明図、第5図(A),
(B)は螺着の他例の説明図、第6図(A),(B)は
手摺子の施工状態の説明図、第7図(A)は別の手摺子
の説明図、第7図(B)はこの手摺子を螺旋階段に施工
する場合の説明図、第8図(A)〜(C)は従来の手摺
子の施工方法の説明図である。 1,53,100……手摺子、2,3……取付け具、5,130……親
柱、6……土台、7,71,110……手摺、11〜13,101〜103
……分割体、120……ささら桁。
Claims (2)
- 【請求項1】親柱上部間に設けられる手摺と、親柱下部
に位置する踏み板やささら桁などの間に適当な間隔で設
けられ、その取付け角度が可変である取付け具を手摺
側,あるいは手摺側とささら桁側の両方に固着した階段
用手摺子であって、 その長さ方向において分割される3つの分割体を有して
なり、またこれら3つの分割体のうちの隣接する分割体
同士は螺着によりそれぞれ連結されており、これら2つ
の螺着の方向を互いに逆向きとしたことを特徴とする階
段用手摺子。 - 【請求項2】分割体と取付け具とがユニバーサルボール
ジョイントされていることを特徴とする請求項1記載の
階段用手摺子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989057772U JPH0721702Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 階段用手摺子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989057772U JPH0721702Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 階段用手摺子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02149036U JPH02149036U (ja) | 1990-12-18 |
JPH0721702Y2 true JPH0721702Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31582786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989057772U Expired - Lifetime JPH0721702Y2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 階段用手摺子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721702Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016035141A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | 株式会社ハマダ工商 | 建築素材(門扉、手摺、テラス、又は各種柵)の構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5287117U (ja) * | 1975-12-25 | 1977-06-29 | ||
JPS62156470A (ja) * | 1985-12-28 | 1987-07-11 | トステム株式会社 | 手摺取付け装置 |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1989057772U patent/JPH0721702Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02149036U (ja) | 1990-12-18 |
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