JP2587626Y2 - 押釦装置 - Google Patents

押釦装置

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JP2587626Y2
JP2587626Y2 JP1989022052U JP2205289U JP2587626Y2 JP 2587626 Y2 JP2587626 Y2 JP 2587626Y2 JP 1989022052 U JP1989022052 U JP 1989022052U JP 2205289 U JP2205289 U JP 2205289U JP 2587626 Y2 JP2587626 Y2 JP 2587626Y2
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真司 坂本
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、操作パネルから露出され、押圧変位可能に
支持された操作摘子を押圧操作することにより押釦スイ
ッチを切換える押釦装置に関する。
(ロ)従来の技術 タクトスイッチ等の押釦スイッチを切換える為の押釦
装置は、例えば特開昭62−285120号公報に示されてい
る。前記押釦装置は、操作パネルから露出され、押圧変
位可能に支持された操作摘子を押圧操作することにより
押釦スイッチに押圧変位可能に設けられた作動釦が押圧
され、該押釦スイッチが切換えられる様に成されてい
る。
ところで、電子機器には、一般に複数の押釦装置が設
けられており、操作パネルの形状、あるいは押釦スイッ
チの取付け位置の関係から押釦装置ごとの操作パネルか
ら押釦スイッチの作動釦までの間隔が一定でない場合も
多々ある。この様な場合は、押釦スイッチの作動釦の操
作パネルからの間隔に応じて操作摘子の長さや押釦スイ
ッチの作動釦を押圧する為に該操作摘子の裏面から形成
されている押圧部の長さを変えれば良い。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、操作パネルから押釦スイッチの作動釦
までの間隔に応じて異なる操作摘子を用いるのは、コス
ト的に不利であると共に使用する操作摘子の種類が増加
し、作業性にも悪影響を及ぼすという問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、操作パネ
ルから露出され、押圧変位可能に支持された操作摘子を
押圧操作することにより押釦スイッチを切換える押釦装
置において、前記操作摘子と前記押釦スイッチとの間に
介在されると共に前記操作摘子の押圧変位を前記押釦ス
イッチに伝達する伝達部材を設け、前記操作摘子と前記
押釦スイッチとの間隔に応じて異なる長さの伝達部材を
使用する様にしている。
また、操作パネルの孔を介して露出されると共に前記
孔からの脱落を防止するべく該孔の周囲において前記操
作パネルの裏面に当接される鍔片を有する操作摘子と、
押圧変位可能に設けられた作動釦を有し、該作動釦を押
圧することにより切換えられる押釦スイッチと、一端面
が前記操作摘子の鍔片に接着され、該操作摘子に固定さ
れると共に前記操作摘子の押圧変位を前記押釦スイッチ
の作動釦に伝達する伝達部材とから成り、該伝達部材の
他端面に目印用の突起を設けている。
(ホ)作用 本考案は、操作摘子と押釦スイッチとの間に伝達部材
を介在して該操作摘子の押圧変位を前記押釦スイッチに
伝達する様にし、操作摘子と押釦スイッチとの間隔に応
じて異なる長さの伝達部材を使用することによりその間
隔に依らず共通の操作摘子及び共通の押釦スイッチを使
用出来る様にしたものである。
また、本考案は操作摘子と押釦スイッチとの間に伝達
部材を介在するのに際し、操作パネルの孔からの脱落を
防止する為の鍔片を用いて操作摘子に伝達部材を接着す
る構成にすると共に伝達部材の一方の端面に突起を設け
て、目印としたものである。
(へ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す展開斜視図である。
第1図において、(1)は操作摘子であり、先端がドー
ム状に形成された円柱形の操作部(2)と、該操作部
(2)より径が1回り小さい円柱形の突部(3)と、前
記操作部(2)及び突部(3)の接合部分に形成された
リング状の鍔片(4)とから成る。(5)は伝達部材で
あり、空間を2つに分断する仕切壁(6)が形成された
円筒状に構成されている。(7)は押釦スイッチであ
り、押圧変位可能に設けられた円柱形の作動釦(8)を
有し、該作動釦(8)を押圧変位することで切換えら
れ、本体から突設される端子(9)がプリント基板に半
田付けされる。
ところで、伝達部材(5)の一端面から仕切壁(6)
までに形成される空間の第1凹部(10)には、操作摘子
1)の突部(3)が挿入され、操作摘子(1)の鍔片
(4)が伝達部材(5)の一端面に当接され、その当接
面を接着剤で接着することにより前記操作摘子(1)は
前記伝達部材(5)に固定される。
一方、伝達部材(5)の他端面から仕切壁(6)まで
に形成される空間の第2凹部(11)には、押釦スイッチ
7)の作動釦(8)が挿入される。そして、前記伝達
部材(5)の他端面には、前記押釦スイッチ(7)が配
置される面を認識させる為の目印用の突起(12)が形成
されている。
ここで、操作摘子(1)は、第2凹部(12)に押釦ス
イッチ(7)の作動釦(8)を挿入する以前に伝達部材
(5)に接着されるが、仮に誤って伝達部材(5)の第
2凹部(11)が形成されている他端面に操作摘子(1
を接着しようとしても操作摘子(1)の鍔片(4)に突
起(12)が当接し、前記伝達部材(5)の他端面と前記
鍔片(4)との間が密着せず、うまく接着出来ず、すぐ
剥離される。その為、誤って接着したことに気づくの
で、その後、正しく伝達部材(5)の第1凹部(10)が
形成されている一端面に操作摘子(1)を接着すること
が出来る。
第2図は本考案に掛かる押釦装置を操作パネルに傾斜
面が形成された電子機器に使用した一例を示す断面図で
ある。第2図において、(13)乃至(15)はそれぞれプ
リント基板(16)に取付けられた第1乃至第3押釦スイ
ッチ、(17)乃至(19)は前記第1乃至第3押釦スイッ
チ(13)乃至(15)をそれぞれ押圧操作する為の第1乃
至第3操作摘子、(20)は前記第1操作摘子(17)の押
圧操作を前記第1押釦スイッチ(13)の作動釦(13a)
に伝達する為の第1伝達部材、(21)は前記第2操作摘
子(18)の押圧操作を前記第2押釦スイッチ(14)の作
動釦(14a)に伝達する為の第2伝達部材、(22)は前
記第3操作摘子(19)の押圧操作を前記第3押釦スイッ
チ(15)の作動釦(15a)に伝達する為の第3伝達部
材、(23)は前記第1乃至第3操作摘子(17)乃至(1
9)の先端がそれぞれ露出される第1乃至第3孔を有す
ると共に傾斜面(24)が形成された操作パネルである。
操作パネル(23)の第1乃至第3孔の周辺には、それ
ぞれ第1乃至第3リブ(25)乃至(27)が形成されてお
り、該第1乃至第3リブ(25)乃至(27)をそれぞれ第
1乃至第3操作摘子(17)乃至(19)のそれぞれの鍔片
(17a)乃至(19a)に当接させることにより前記第1乃
至第3操作摘子(17)乃至(19)がそれぞれ前記第1乃
至第3孔から脱落するのを防止している。
第1乃至第3伝達部材(20)乃至(22)のそれぞれの
第2凹部(20b)乃至(22b)には、それぞれ第1乃至第
3押釦スイッチ(13)乃至(15)のそれぞれの作動釦
(13a)乃至(15a)が挿入される。前記第2凹部(20
b)乃至(22b)の深さは、同一に成されており、第1乃
至第3伝達部材(20)乃至(22)のそれぞれの第1凹部
(20a)乃至(22a)の深さは、押釦スイッチと操作摘子
との間隔に応じて設定されている。すなわち、第1伝達
部材(20)は第1凹部(20a)の深さを変えることによ
り第1リブ(25)の先端から第1押釦スイッチ(13)の
作動釦(13a)の先端までの距離に応じて長さが設定さ
れ、第2伝達部材(21)は第1凹部(21a)の深さを変
えることにより第2リブ(26)の先端から第2押釦スイ
ッチ(14)の作動釦(14a)の先端までの距離に応じて
長さが設定され、第3伝達部材(22)は第1凹部(22
a)の深さを変えることにより第3リブ(27)の先端か
ら第3押釦スイッチ(15)の作動釦(15a)の先端まで
の距離に応じて長さが設定されている。
ここで、第1乃至第3伝達部材(20)乃至(22)のそ
れぞれの第1凹部(20a)乃至(22a)には、それぞれ第
1乃至第3操作摘子(17)乃至(19)のそれぞれの突部
が挿入されるが、前記第1乃至第3操作摘子(17)乃至
(19)はそれぞれ鍔片(17a)乃至(19a)が第1乃至第
3伝達部材(20)乃至(22)のそれぞれの一端面に当接
されるので、前記第1乃至第3伝達部材(20)乃至(2
2)のそれぞれの長さに応じて第1乃至第3押釦スイッ
チ(13)乃至(15)から離れて配置される。その為、第
1乃至第3操作摘子(17)乃至(19)は、それぞれ操作
パネル(23)面より突出される。
また、第1乃至第3押釦スイッチ(13)乃至(15)と
しては、同一形状のものが使用され、第1乃至第3伝達
部材(20)乃至(22)のそれぞれの第2凹部(20b)乃
至(22b)の深さは、前記第1乃至第3押釦スイッチ(1
3)乃至(15)のそれぞれの作動釦(13a)乃至(15a)
の長さより小と成され、前記作動釦(13a)乃至(15a)
が押圧変位可能に成されている。その為、前記第1乃至
第3操作摘子(17)乃至(19)を操作することによりそ
れぞれ第1乃至第3押釦スイッチ(13)乃至(15)のそ
れぞれの作動釦(13a)乃至(15a)を押圧変位されるの
で、前記第1乃至第3押圧スイッチ(13)乃至(15)が
それぞれ切換えられる。
ところで、第1乃至第3伝達部材(20)乃至(22)は
円筒状であり、外観からはどちらの面を操作摘子に、あ
るいは押釦スイッチに対向させて配置すれば良いのか判
断しにくい。その為、本考案においては、第1乃至第3
伝達部材(20)乃至(22)の押釦スイッチ側の端面にそ
れぞれ目印用の突起(28)乃至(30)を設けている。し
たがって、組み立て作業中に前記第1乃至第3伝達部材
(20)乃至(22)を逆に配置することが防止され、特に
第3伝達部材(22)の場合、作動釦(15a)が該作動釦
(15a)の長さより深さが大の第1凹部(22a)に挿入さ
れることにより前記作動釦(15a)が押圧出来なくなる
ことが防止出来る。
尚、長さが異なる第1乃至第3伝達部材(20)乃至
(22)は、効率良く成形する為、そのそれぞれがかたど
られた金型に合成樹脂材料を流し込むことにより同時に
成形される。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案は、操作摘子と押釦スイッチ
との間に伝達部材を介在する構成とし、該伝達部材とし
て長さの異なるものを使用することにより操作摘子と押
釦スイッチとの間隔に依らず共通の操作摘子及び共通の
押釦スイッチの使用を可能とする、という所期の目的を
達成することが出来、併せて、伝達部材の一端面に操作
摘子を接着固定すると共に伝達部材の他端面に目印用の
突起を形成し、該伝達部材が逆向きに配置された際に前
記突起が前記操作摘子の接着面に当接されるようにして
いるので、該伝達部材の方向性の認識が容易であると共
に、誤って伝達部材を逆向きに配置した場合であっても
前記突起によって該伝達部材と操作摘子との接着面の密
着が阻害され、該伝達部材を逆向きに接着することを確
実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す展開斜視図、第2図は
本考案に係る押釦装置を電子機器に使用した一例を示す
断面図である。 主な図番の説明 (1)(17)(18)(19)…操作摘子、(4)(17a)
(18a)(19a)…鍔片、(5)(20)(21)(22)…伝
達部材、(7)(13)(14)(15)…押釦スイッチ、
(8)(13a)(14a)(15a)…作動釦、(12)(28)
(29)(30)…突起。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作パネルから露出され、押圧変位可能に
    支持された操作摘子を押圧操作することにより押釦スイ
    ッチを切換える押釦装置において、前記操作摘子と前記
    押釦スイッチとの間に介在されると共に前記操作摘子の
    押圧変位を前記押釦スイッチに伝達する伝達部材を設
    け、該伝達部材として長さの異なるものを使用すること
    により前記操作摘子と前記押釦スイッチとの間隔を変化
    させ、かつ、該伝達部材はその一端面に前記操作摘子を
    接着固定すると共に他端面に目印用の突起が形成され、
    該伝達部材が逆向きに配置された際に前記突起を操作摘
    子の接着面に当接させることにより前記操作摘子との接
    着の阻害が行われるようにしたことを特徴とする押釦装
    置。
JP1989022052U 1989-02-27 1989-02-27 押釦装置 Expired - Lifetime JP2587626Y2 (ja)

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JP4597041B2 (ja) * 2005-11-21 2010-12-15 株式会社リコー 操作パネル及び画像形成装置
WO2010052280A1 (en) * 2008-11-06 2010-05-14 Mec A/S An electrical switch
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