JP2587169B2 - ボンベ等の積降装置 - Google Patents

ボンベ等の積降装置

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JP2587169B2
JP2587169B2 JP4157868A JP15786892A JP2587169B2 JP 2587169 B2 JP2587169 B2 JP 2587169B2 JP 4157868 A JP4157868 A JP 4157868A JP 15786892 A JP15786892 A JP 15786892A JP 2587169 B2 JP2587169 B2 JP 2587169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロパンガスボンベ、
又は酸素ボンベなどの運搬車輌への積載と、これの積み
降しができるボンベ等の積降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロパンガスボンベや酸素ボンベ
を運搬車輌に積載して運搬する場合は、車輌の荷台の高
さに設置された発送台にボンベを置いて、同発送台より
荷台上までは人力により横置き状に積込みが行われてい
た。
【0003】そして、ボンベを荷台上より降す場合は、
人力、及び荷台後方の煽戸側に設けるリフトにより地面
まで降すものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
では、多数のボンベを荷台上に積込む場合は多く労力が
必要であって、作業能率が低下していた。
【0005】また、荷台上に載置されたボンベは積込み
状態が不安定であるから、車輌の動揺に伴って転倒する
ことがあり危険であった。また、ボンベを横置き状に積
込むために、地上に降す時は必ず縦置きにしてからボン
ベを回して運搬していた。このため、ボンベを縦置き状
にするために作業者は非常に労力を要していた。また、
ボンベを降す場所が狭い場合は特に作業が困難であっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、ガ
スボンベなどのボンベ本体を縦置き状に保持する保持枠
に、ボンベ本体を持ち揚げる持ち揚げ手段を前後方向に
移動自在に設けたことを特徴の一つとする。
【0007】しかも、持ち揚げ手段は、上下昇降自在
で、かつ、左右方向に旋回自在に作動すべく構成し、更
には、保持枠は、持ち揚げ手段が前後方向に移動するた
めの前後フレームと、前後フレームの両側方に突設した
複数の横フレームとより構成し、ボンベ本体は、前後フ
レームと横フレームとで区画される空間内に縦置き状態
で保持されるべく構成し、更には持ち揚げ手段を構成す
る持ち揚げブームの先端には、ボンベ本体を吊り下げる
ための締め具を具備した吊り下げフックを設けているこ
とにも特徴を有する。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき具体的に説明
すると、1はトラック等の運搬車輌2の荷台3に載置さ
れて、ガスボンベなどのボンベ本体6を縦置き状に保持
する保持枠であって、同保持枠1は、左右2本の前後フ
レーム4と、同前後フレーム4に交叉する方向に設けた
横フレーム5とにより構成されている。従って、前後フ
レーム4と横フレーム5とで区画された空間内にボンベ
本体6が縦置き状に保持収納されるように構成されてい
る。
【0009】5-1 は前後フレーム4の前側位置に固着す
る逆U字状の前部横フレーム、5-2は前後フレーム4の
中間位置に固着する中間横フレーム、5-3 は前後フレー
ム4の後部位置に固着する後部横フレームであって、同
前後フレーム4と、横フレーム5を構成する前部横フレ
ーム5-1 及び中間横フレーム5-2 並びに後部横フレーム
5-3 により、ボンベ本体6を縦置き状に保持するもので
ある。
【0010】7は横フレーム5の左右外側位置に、前部
横フレーム5-1,中間横フレーム5-2の間、及び中間横フ
レーム5-2 と後部横フレーム5-3 の間に前後方向に掛け
渡し状に取付ける倒れ防止板である。
【0011】8はボンベ本体6の横方向への倒れを防止
する保持チェンで、基部を前後フレーム4に連結されて
いるとともに先端部は、横フレーム5に着脱自在に連結
されている。
【0012】9は後部横フレーム5-3 の両側から後方に
突設する予備保持枠で、同予備保持枠9により小形のボ
ンベ本体6を保持できる。
【0013】10は、横フレーム5を構成する前部横フレ
ーム5-1 、及び中間横フレーム5-2並びに後部横フレー
ム5-3 の下端に各々横方向に設ける底板11を、一定間隔
をおいて固着する固定板である。
【0014】11-1は前部横フレーム5-1 と底板11との間
に設ける縦支柱、11-2は中間横フレーム5-2 と底板11と
の間に設ける縦支柱、11-3は後部横フレーム5-3 と底板
11との間に設ける縦支柱である。
【0015】また、上記前後フレーム4を平行状のレー
ル枠12としながら、同平行状のレール枠12上部にはボン
ベ本体6を持ち揚げる持ち揚げ手段13を設けている。
【0016】14は上記持ち揚げ手段13に設ける基台フレ
ームで、同基台フレーム14を移動する場合は手動又は油
圧アクチュエータなどによりレール枠12上を前後方向に
移動可能としている。
【0017】尚、上記持ち揚げ手段13は前後フレーム4
に対して図11に示す如く固定状に設けてもよい。
【0018】15は基台フレーム14上に、左右方向に旋回
自在に設ける旋回フレームで、同旋回フレーム15には持
ち揚げブーム16を上下動自在に連結している。17は同持
ち揚げブーム16を上下動させる油圧シリンダ、18は同持
ち揚げブーム16の基部を取付けるブラケット、19はレー
ル枠12上を前後に転動する転輪で、同転輪19は基台フレ
ーム14の両側に、かつ、前後位置に配設されている。
【0019】20はレール枠12の下面位置にて転動するキ
ャリヤローラで、上記転輪19とキャリヤローラ20により
レール枠12を挾持状態としながら、基台フレーム14に連
設されている。
【0020】また、21は、ブラケット18に設ける巻取ウ
インチで、同巻取ウインチ21により持ち揚げブーム16の
先端に垂下したワイヤー22を巻上げ自在としている。
【0021】21-1は持ち揚げブーム16を伸縮するブーム
伸縮用油圧シリンダ、23はワイヤー22の先端部に設ける
吊り下げフックで、締め具24及び固定バンド25より構成
されている。26は持ち揚げ手段13を操作する運転部であ
って、持ち揚げブーム16の上下昇降と旋回作動及び持ち
揚げ手段13の前後移動を行う。
【0022】また、上記基台フレーム14に対して旋回フ
レーム15を左右に旋回させる手段としては、油圧駆動方
式の旋回モータを使用してもよい。26-1は、保持枠1の
下部中央に配設する油圧駆動用ユニットで、上記スイッ
チ26と連動連結している。
【0023】そして、上記保持枠1及び持ち揚げ手段13
などによりボンベ等の積降装置Aを構成している。
【0024】また、図6において、27は運搬車輌の前
輪、28は後輪、29は車体安定用のスタビライザであっ
て、上記底板11に連設される。29-1は昇降ネジ、29-2は
ハンドルである。
【0025】30は前後フレーム4と、前部横フレーム5-
1 及び後部横フレーム5-3 とを固着する固定板、31は固
定ボルト、32は底板11と横フレーム5-1 及び中間横フレ
ーム5-2,並びに後部横フレーム5-3 を固着する固定ボル
トである。また、図11において、33は、基台フレーム
14を前後フレーム4に固定する固定ボルトである。そし
て、基台フレーム14を固定する手段としては、溶接など
によりこれを行ってもよい。
【0026】本発明の実施例は上記のように構成されて
おり、上記積降装置Aをトラックなどの運搬車輌2上に
載置してボンベ本体6を運搬する場合は、ボンベの積込
み基地において、持ち揚げ手段13を操作し、持ち揚げブ
ーム16を上下作動及び左右方向に旋回せしめてワイヤー
22によりボンベ本体6を吊上げて積込む。そして、保持
枠1に沿って、ボンベ本体6を縦置き状に順次積載す
る。この場合に、同保持枠1に設ける保持チェン8にて
ボンベ本体6が転倒しないように係止する。
【0027】次に運搬車輌2を現地まで運行させて積み
降し作業を行うが、この場合においても、上記持ち揚げ
手段13の持ち揚げブーム16を上下作動及び左右方向に旋
回させてワイヤー22により荷台上のボンベ本体6を吊上
げて積降しを行う。
【0028】以上の如く、上記実施例においては、ガス
ボンベなどのボンベ本体6を縦置き状に保持する保持枠
1に、ボンベ本体6を持ち揚げる持ち揚げ手段13を設け
たものであるから、重量物であるボンベ本体6の積込み
作業及び積み降し作業を容易に行うことができて作業が
能率的である。
【0029】また、特に、ボンベ本体6を転倒させるよ
うなことがないので、ボンベ本体内のガスが不測に爆発
することがなく、作業を安全に行うことができる。
【0030】しかも、ボンベ本体6を縦置き状に保持す
る保持枠1を運搬車輌上に載置した場合は、ボンベ本体
6を地面上より車上までの積込み、及び車上より地面位
置まで積み降しを容易に行うことができると共に、特
に、地面上の狭い場所でも容易に降すことができるもの
である。
【0031】また、上記持ち揚げ手段13を、前後方向に
移動自在とすることにより、運搬車輌の荷台前端位置や
後端位置であっても積み込みが容易である。
【0032】そして、同持ち揚げ手段13に設ける持ち揚
げブーム16を上下昇降自在で、かつ、左右方向に旋回自
在とした場合は、ボンベ本体6の積み込みや積み降しが
さらに容易であって、全体として構造簡単でありながら
ボンベ本体6の積み込み作業及び積み降し作業を安全、
かつ、能率的に行うことができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ガスボンベなどのボン
ベ本体を縦置き状に保持する保持枠に、ボンベ本体を持
ち揚げる持ち揚げ手段を設けたものであるから、重量物
であるボンベ本体の積込み作業及び積み降し作業を容易
に行うことができて作業が能率的である。
【0034】また、特に、ボンベ本体を転倒させるよう
なことがないので、ボンベ本体内のガスが不測に爆発す
ることがなく、作業を安全に行うことができる。
【0035】しかも、ボンベ本体を縦置き状に保持する
保持枠を運搬車輌上に載置した場合は、ボンベ本体を地
面上より車上までの積込み、及び車上より地面位置まで
積み降しを容易に行うことができると共に、特に、地面
上の狭い場所でも容易に降すことができるものである。
【0036】また、持ち揚げ手段を、前後方向に移動自
在とすることにより、運搬車輌の荷台前端位置や後端位
置であっても積み込みが容易である。
【0037】そして、同持ち揚げ手段に設ける持ち揚げ
ブームを上下昇降自在で、かつ、左右方向に旋回自在と
した場合は、ボンベ本体の積み込みや積み降しがさらに
容易であって、全体として構造簡単でありながらボンベ
本体の積み込み作業及び積み降し作業を安全、かつ、能
率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボンベ等の積降装置を示す全体側
面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】同背面図。
【図5】同積降装置に設ける保持枠の斜視図。
【図6】同積降装置を運搬車輌上に載置した状態を示す
側面図。
【図7】同平面図。
【図8】車体安定用のスタビライザの使用状態を示す背
面図。
【図9】吊り下げフック部の拡大側面図。
【図10】同要部の平面図。
【図11】本発明に係る積降装置の持ち揚げ手段を前後
フレーム上に固定した状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 保持枠 6 ボンベ本体 13 持ち揚げ手段 16 持ち揚げブーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬車輌上に、ボンベ本体(6) を縦置き
    状に保持しうる保持枠(1) を載置すると共に、 保持枠(1) の上部にはボンベ本体(6) を持ち揚げる持ち
    揚げ手段(13)を前後方向に移動自在に設け、 しかも、持ち揚げ手段(13)は、上下昇降自在で、かつ、
    左右方向に旋回自在に作動すべく構成し、 更には、保持枠(1) は、持ち揚げ手段(13)が前後方向に
    移動するための前後フレーム(4) と、前後フレーム(4)
    の両側方に突設した複数の横フレーム(5) とより構成
    し、ボンベ本体(6) は、前後フレーム(4) と横フレーム
    (5) とで区画される空間内に縦置き状態で保持されるべ
    く構成し、更には持ち揚げ手段(13)を構成する持ち揚げ
    ブーム(16)の先端には、ボンベ本体(6) を吊り下げるた
    めの締め具(24)を具備した吊り下げフック(23)を設けて
    なる ボンベ等の積降装置。
JP4157868A 1992-06-17 1992-06-17 ボンベ等の積降装置 Expired - Lifetime JP2587169B2 (ja)

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JPH05345546A JPH05345546A (ja) 1993-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6138317A (ja) * 1984-07-30 1986-02-24 Hitachi Ltd 灯油ガス化バ−ナ

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