JP2586224Y2 - パッケージング装置 - Google Patents

パッケージング装置

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JP2586224Y2
JP2586224Y2 JP5896393U JP5896393U JP2586224Y2 JP 2586224 Y2 JP2586224 Y2 JP 2586224Y2 JP 5896393 U JP5896393 U JP 5896393U JP 5896393 U JP5896393 U JP 5896393U JP 2586224 Y2 JP2586224 Y2 JP 2586224Y2
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JP
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tubular sheet
lever
sheet
outer rotating
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圭史 井上
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Aprica Kassai KK
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Aprica Kassai KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばベビー用使い捨
ておむつ等のような廃棄物をチューブ状シートにパッケ
ージしながら廃棄することのできるパッケージング装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ベビー用使い捨ておむつ等の廃棄物をチ
ューブ状シートに梱包しパッケージする装置としては、
特開平1−226601号公報に開示された装置が知ら
れている。該公報に開示された装置では、容器本体内に
チューブ状シートを収納する筒状のシート収納部が回転
可能なように設けられており、シート収納部から供給さ
れるチューブ状シートに捩じり部が形成され、この捩じ
り部上にベビー用使い捨ておむつ等の廃棄物を載せ容器
本体内に押し込むことによりシート収納部からチューブ
状シートが供給される。容器本体内では供給されたチュ
ーブ状シートによって包まれた廃棄物が保持され、その
位置が固定される。この状態でシート収納部の筒状部分
を覆うように蓋を載せ、蓋を手で回転させることによっ
てシート収納部及びシート収納部と蓋によって挟まれた
チューブ状シートを回転させてチューブ状シートの上方
部に捩じり部を形成する。
【0003】このように捩じり部を形成することによ
り、一対の捩じり部によって区分けされたパッケージ部
分に廃棄物が密閉され、周囲の雰囲気中に、臭気、蒸気
及びガス等が逃げるのを防止することができる。チュー
ブ状シートの上方部には再び捩じり部が形成されるの
で、新たに廃棄物をパッケージする場合、このチューブ
状シートの捩じり部上に新たな廃棄物を載せ、容器本体
内に押し込みパッケージすることができる。
【0004】また、容器本体からチューブ状シートに包
まれた廃棄物を取り出し処理する際には、蓋に回転可能
に取り付けたカッター部を回転させ、上方の捩じり部の
まわりのチューブ状シートを切断する。
【0005】以上のようにして、上記公報に開示された
パッケージング装置では、廃棄物が生じる毎に、臭気、
蒸気またはガス等の放出を防止しながら、パッケージす
ることができる。また各パッケージはチューブ状シート
の捩じり部で区分けされたものであるので、容器本体か
ら取り出し処理する際には一体的に取り扱うことができ
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたパッケージング装置では、誤ってカッタ
ー部を回転させてしまいチューブ状シートに穴が開いて
しまうという問題があった。特に、カッター部はチュー
ブ状シートを引っ掛けて切断するものであるので、チュ
ーブ状シートに引っ掛かりやすい形状に形成されてお
り、パッケージング装置を移動等させた際にカッター部
に触れ、誤ってカッター部が回転しチューブ状シートに
穴を開けてしまうおそれがあった。上述のように、この
パッケージング装置では、一対の捩じり部によってパッ
ケージ部分を区分けし廃棄物を密閉し、臭気等がパッケ
ージ部分から逃げるのを防止することを目的としてお
り、チューブ状シートに穴が開くと、このような密閉性
が保たれなくなり、パッケージング装置の機能が失われ
る。
【0007】また、上記従来のパッケージング装置で
は、蓋を手で押しつけた状態でシート収納部を回転させ
る必要があり、捩じり部を形成させるのに大きな力を要
するという問題もあった。
【0008】本考案の目的は、上述の従来の問題点を解
消し、誤ってカッターが取り付けられた部分を回転させ
てチューブ状シートに穴を開けたりするのを防止するこ
とができ、かつ容易に大きな力を要せず捩じり部を形成
させることのできるパッケージング装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案のパッケージング
装置は、チューブ状シートに捩じり部を形成し該捩じり
部により長手方向に区分けしながら個々の廃棄物を順次
パッケージするパッケージング装置であって、廃棄物を
パッケージするためのパッケージング空間が上方部に設
けられた容器本体と、チューブ状シートが収納され、容
器本体のパッケージング空間を囲み回転可能なように設
けられる筒状のシート収納部と、容器本体のパッケージ
ング空間にその周囲からチューブ状シートを供給するよ
うに案内し、かつシート収納部とともに回転するように
設けられたガイド部と、パッケージング空間から容器本
体内に押し込まれることにより、捩じり部が形成された
チューブ状シートによって包まれる廃棄物を一時的に保
持するよう容器本体内に設けられる保持部材と、容器本
体の上方部において開閉可能なように端部が支持された
蓋体枠部と、蓋体枠部の内側に回転可能に設けられ、蓋
体枠部を閉じた際、ガイド部の上を押さえ、ガイド部と
の間でチューブ状シートを挟むシート押さえ部を有し、
該シート押さえ部によってチューブ状シートを挟んだ状
態で、ガイド部及びシート収納部をともに回転させて保
持部材によって保持された廃棄物を包むチューブ状シー
トの上方部に捩じり部を形成するための外側回転部材
と、外側回転部材の内側に外側回転部材と独立して回転
可能に設けられ、パッケージ空間のチューブ状シートを
切断するためのカッターが取り付けられている内側回転
部材と、外側回転部材を回転させるため外側回転部材に
取り付けられ、使用しない際には内側回転部材側に倒せ
るように支持されているレバーと、内側回転部材に形成
され、レバーが内側回転部材側に倒れた際該レバーを収
納し、これによって内側回転部材が外側回転部材に対し
独立して回転しないようにその位置を固定するレバー収
納部とを備えることを特徴としている。
【0010】
【作用】本考案では、チューブ状シートの上方部に捩じ
り部を形成するための外側回転部材と、パッケージ空間
のチューブ状シートを切断するためのカッターが取り付
けられている内側回転部材とが備えられており、外側回
転部材には外側回転部材を回転させるためのレバーが取
り付けられている。またこのレバーは、使用しない際に
内側回転部材側に倒せるように支持されている。内側回
転部材には、レバーが内側回転部材側に倒れた際該レバ
ーを収納するためのレバー収納部が設けられており、こ
のレバー収納部にレバーを収納することにより、内側回
転部材と外側回転部材の位置が固定され、内側回転部材
が外側回転部材に対し独立して回転しないように固定さ
れる。
【0011】従って、レバーがレバー収納部に収納され
ているときには、内側回転部材が外側回転部材に対し独
立に回転することがない。従って、レバーがレバー収納
部に収納されているときには、内側回転部材に取付けら
れたカッターによりチューブ状シートが切断されること
はない。従って、本考案によれば、誤ってカッターによ
りチューブ状シートに穴を開けてしまうのを防止するこ
とができる。
【0012】また、本考案によれば、外側回転部材にレ
バーが取り付けられているので、このレバーを摘んで回
転させることにより、外側回転部材をスムーズに回転さ
せることができる。
【0013】
【実施例】図1は、本考案に従う一実施例のパッケージ
ング装置を示す斜視図である。筒状の容器本体1の上方
部には、開閉可能なように端部2aが支持された蓋体枠
部2が設けられている。蓋体枠部2の内側には、外側回
転部材3が回転可能に設けられている。外側回転部材3
の内側には、内側回転部材4が設けられている。外側回
転部材3には、外側回転部材3を回転するためのレバー
5が設けられている。このレバー5は引き上げて内側回
転部材4側に倒すことができるように外側回転部材3に
支持されている。このレバー5が内側回転部材4側に倒
れる際に、レバー5を収納できるような凹部が内側回転
部材4に形成されており、レバー収納部6を構成してい
る。内側回転部材4の中央の開口部の下方には、透明板
21が設けられており、この透明板21を通して容器本
体1内が目視できるようにされている。容器本体1の下
方には底部7が開閉可能に設けられている。
【0014】図2は、図1に示す実施例を模式的に示す
断面図である。図2を参照して、容器本体1の上方部に
は内側に向かって延びる内側フランジ12が設けられて
おり、内側フランジ12の内側の端部からは上方に向か
って延びるコア部13が形成されている。コア部13に
は、内側に向かって舌片が延びた板バネ状のスプリング
14が設けられている。コア部13の回りには、内側フ
ランジ12の上に載せられた筒状のシート収納部11が
設けられている。シート収納部11の内部には、チュー
ブ状シート10が折り畳まれて収納されている。シート
収納部11の内側壁部が上方に延び、チューブ状シート
10を案内するガイド部15を形成している。シート収
納部11の上方の容器本体1の内側には、シート収納部
11が持ち上がるのを押さえるための収納部押さえ部材
19が取り付けられている。
【0015】容器本体1の上方には、蓋体が設けられて
おり、図2においては蓋体を簡略化して示している。蓋
体枠部2の端部2aの部分でヒンジにより蓋体枠部2が
容器本体1に開閉可能に取り付けられている。蓋体枠部
2の内側において回転可能に設けられている外側回転部
材3の下方のシート押さえ部3fは、蓋体が閉じられた
状態でガイド部15との間でチューブ状シート10を挟
んだ状態となっている。外側回転部材3の内側に回転可
能に設けられている内側回転部材4の下方部にはカッタ
ー部8が取り付けられている。カッター部8には、刃8
aが取付けられている。
【0016】図2を参照して、この実施例のパッケージ
ング装置を用いて廃棄物をパッケージする操作について
説明する。図2に示す状態では、すでに容器本体1内に
3つのパッケージ17がすでに形成されており、新たな
廃棄物に対してパッケージ可能な状態となっている。こ
のような状態において、シート収納部11の内側がパッ
ケージング空間を形成しており、パッケージング空間内
のチューブ状シート10には捩じり部16が形成されて
いる。廃棄物をパッケージするには、まず蓋体を持ち上
げて開き、容器本体1の上方の捩じり部16が形成され
たパッケージング空間内のチューブ状シート10の上に
廃棄物を載せ、この廃棄物を容器本体1内に押し込んで
いく。この押し込みによって、シート収納部11からガ
イド部15に沿って案内されながらチューブ状シート1
0がパッケージング空間内に供給される。このようにし
て廃棄物が新たに供給されたチューブ状シート10によ
って包まれ、パッケージング空間の下方に設けられたス
プリング14の弾性力により保持される。この状態で蓋
体を閉じる。
【0017】図2は、蓋体を閉じた状態を示しており、
この状態ではガイド部15を外側回転部材3の下方のシ
ート押さえ部3fが押さえており、これによってチュー
ブ状シート10が外側回転部材3のシート押さえ部3f
とガイド部10の間に挟まれ固定された状態となってい
る。この状態において、外側回転部材3を所定方向に回
転させることにより、チューブ状シート10及びシート
収納部11を回転させる。スプリング14によって保持
されている廃棄物は、チューブ状シート10によって包
まれており、このチューブ状シート10の上方部には、
チューブ状シート10の回転により捩じり部16が形成
される。この捩じり部16の形成により、廃棄物を包む
チューブ状シートの両端が密閉され、廃棄物からの臭気
等の漏れが防止される。
【0018】次に、新たに生じた廃棄物をパッケージす
る場合には、再び蓋体を開けて、上述と同様にして廃棄
物をパッケージング空間内のチューブ状シート10の上
に載せ容器本体1内部に押し込み、上記と同様の操作を
行う。
【0019】以上のようにしてチューブ状シートに捩じ
り部を形成し、捩じり部によりチューブ状シートの長手
方向に区分けしながら廃棄物を順次パッケージすること
ができる。
【0020】容器本体1内に廃棄物が所定量以上パッケ
ージされ、廃棄物を取り出し処分する必要が生じた場合
には、まず蓋体を閉じた状態で外側回転部材3を回転さ
せパッケージ空間内のチューブ状シート10をできるだ
け上方に持ち上げる。この状態で内側回転部材4を回転
させると内側回転部材4の下方部に設けられたカッター
部8の先端がパッケージ空間内のチューブ状シート10
に引っ掛かり、次にカッター部8に取付けられた刃8a
によりチューブ状シート10が切断される。この状態で
内側回転部材4を回転させることによりチューブ状シー
ト10を切断しパッケージ17を切り離すことができ
る。切断した後、最上部の捩じり部16がもとに戻り、
開放状態となる場合があるので、チューブ状シート10
の上方部には結び目を形成しておくことが好ましい。次
に、この実施例のパッケージング装置では、容器本体1
の下方に底部7がヒンジ7aによって取り付けられてい
るので、この底部7を開き、容器本体1内のチューブ状
シート10によって包まれたパッケージ17を取り出
す。
【0021】次に、再度パッケージング装置を使用する
場合、最初は捩じり部16が形成されていないので、チ
ューブ状シートの端部を引出しこれに結び目18を形成
する。結び目18を形成した後、上記と同様にして廃棄
物をパッケージする。なお、この結び目18は、図2に
示すように、容器本体1内のパッケージ17の先端部に
形成された結び目18となる。
【0022】図3は、この実施例のパッケージング装置
を使用する際の状態を示す斜視図である。図3に示され
るように、使用状態においては、レバー5を外側回転部
材3の上に立てた状態とし、図2に示すようにチューブ
状シート10をガイド部15との間で挟みシート収納部
11を回転させる場合には、このレバー5を持ち、図3
に示す矢印A方向に回転させる。これにより、図2を参
照して説明したように、チューブ状シート10及びシー
ト収納部11が回転し、捩じり部16が形成される。
【0023】内側回転部材4の下方に取り付けられたカ
ッター部8を用いてチューブ状シートを切断する際に
は、内側回転部材4の内側に形成された湾曲部4aの部
分に指等をあて、図3に示す矢印B方向に内側回転部材
4を回転させることにより、図2を参照して説明したよ
うに、カッター部8の先端がチューブ状シート10に引
っ掛かり、次いでカッター部8の刃8aによりチューブ
状シート10を切断することができる。内側回転部材4
を回転させることによりチューブ状シート10を環状に
切断することができ切り離すことができる。
【0024】この実施例のパッケージング装置では、外
側回転部材3は図3に示す矢印A方向にのみ回転するよ
うに設定されている。図4は、この実施例のパッケージ
ング装置を使用しないときの状態を示す斜視図である。
パッケージング装置を使用しないときには、レバー5を
上方に持ち上げた状態で内側回転部材4側に倒し、内側
回転部材4に形成されたレバー収納部6にレバー5を収
納することができる。このようにレバー収納部6にレバ
ー5を収納することにより、外側回転部材3と内側回転
部材4の相対的な位置が固定される。外側回転部材3
は、矢印A方向にのみ回転し反対方向には回転しないよ
うに設定されているので、内側回転部材4に矢印B方向
に回転する力が加わっても、内側回転部材4はレバー5
によりその回転が阻止されるので回転しない。従って、
レバー5をレバー収納部6に収納した状態では、内側回
転部材4に矢印B方向への力が加わっても内側回転部材
の下方に設けられたカッター部によりチューブ状シート
が切断されることはない。
【0025】図5は、蓋体を示す平面図であり、図6は
図5の矢印A−A線に沿う断面図である。なお、図6に
おいてカッター部8及び刃8aは実際には図示されない
が、その側方からみた際の位置を示すために一点鎖線で
図示したものである。
【0026】図6に示すように、外側回転部材3は、筒
状枠体20により蓋体枠部2に取付けられている。図7
は、外側回転部材3の蓋体枠部2への組み合わせ状態を
示す分解斜視図である。図7を参照して、外側回転部材
3の一方端側には3つの係止突起3aが等間隔で形成さ
れている。また他方端側にはフランジ3bが形成されて
いる。外側回転部材3の一方端側に開口した溝部3eに
は、ゴム部材等が充填され、このゴム部材等が、図2に
示すシート押さえ部3fとなる。
【0027】蓋体枠部2の内側には、外側回転部材3の
3つの係止突起3aと対応する位置に溝部2bが形成さ
れている。外側回転部材3を蓋体枠部2にはめ込むに
は、この溝部2bに係止突起3aを位置合わせし、蓋体
枠部2内に外側回転部材3を押し込む。この状態で、筒
状枠体20を外側回転部材3の回りに嵌め入れる。筒状
枠体20には、外側回転部材3の係止突起3aに対応す
る位置に溝20aがそれぞれ形成されており、外側回転
部材3の回りに筒状枠体20を嵌め込む際、この溝20
aを係止突起3aの位置に合わせ、押し込むと係止突起
3aの部分の可撓性により係止突起3aが筒状枠体20
の内側を通って上方に移動し、係止突起3aが溝20a
の部分に到達した時点で、係止突起3aがその弾性力に
より溝20aに嵌まり込む。これによって、外側回転部
材3が蓋体枠部2に取付けられる。
【0028】図6に戻り、内側回転部材4は係止枠部2
2により外側回転部材3の内側に取付けられる。内側回
転部材4と係止枠部22により透明板21が保持されて
いる。
【0029】図8は、外側回転部材3に内側回転部材4
を嵌め入れる状態を示す分解斜視図である。内側回転部
材4の一方端側には、3つの係止突起4cが所定間隔で
形成されている。係止突起4cの両側には溝が形成され
弾力性が付与されている。また内側回転部材4の所定の
対向する2カ所には切欠部4d,4gが形成されいて
る。
【0030】外側回転部材3の内側部分には、内側回転
部材4の係止突起4cに対応する位置に溝部3cが形成
されている。外側回転部材3内に内側回転部材4を挿入
するには、外側回転部材3の溝部3cの位置に、内側回
転部材4の係止突起4cを位置させて挿入し、挿入後外
側回転部材3に対し、内側回転部材4を相対的に回転さ
せて外側回転部材3の切欠部3dと内側回転部材4の切
欠部4dとが一致する状態とする。この切欠部3d及び
切欠部4dは、図5及び図6に示すように、レバー収納
部6の一部となる。
【0031】以上のようにして外側回転部材3内に挿入
した内側回転部材4に対し、図9に示すように透明板2
1及び係止枠部22を嵌め合わす。透明板21には2つ
の突起部21a,21bが形成されており、突起部21
aが内側回転部材4の内側に形成された突起部4fと当
たるようにして、透明板21を内側回転部材4の内側に
嵌め入れる。次に、係止枠部22を内側回転部材4に嵌
め入れる。係止枠部22には、内側回転部材の3つの係
止突起4cに対応する位置に孔22aが形成されてお
り、この孔22aを係止突起4aの位置に合わせ係止枠
部22を内側回転部材4に嵌め入れる。また係止枠部2
2には内側に突出した凸部が形成されており、この凸部
は内側回転部材4に形成された溝4eに嵌め合わされ
る。内側回転部材4の係止突起4cは弾力性を有してい
るので、係止枠部22を嵌め入れた際係止枠部22の内
壁に沿って内側に曲がり、係止突起4cが孔22aに位
置したときに、弾性力により係止突起4cが孔22a内
に嵌まり込む。また、係止枠部22に形成された切欠部
22bは、内側枠部材4と嵌め合わされた状態におい
て、内側回転部材4の切欠部4dと同じ位置に位置し、
図5及び図6に示すように、これらはレバー収納部6の
一部を構成する。また、カッター部8は係止枠部22に
取付けられている。
【0032】以上、本実施例における外側回転部材及び
内側回転部材の構成部材について説明したが、本考案は
このような構成部材に限定されるものではない。
【0033】
【考案の効果】本考案のパッケージング装置において
は、ガイド部及びシート収納部を回転させ、チューブ状
シートの上方部に捩じり部を形成するための外側回転部
材の内側に、カッターの取付けられた内側回転部材を有
しており、外側回転部材に取付けられたレバーが内側回
転部材側に倒せるように支持され、このレバーが内側回
転部材側に倒れた際にレバーを収納するレバー収納部が
備えられている。レバーがこのレバー収納部に収納され
ることによって、内側回転部材が外側回転部材に対して
独立に回転しないようにその位置が固定される。このた
め、レバーをレバー収納部に収納した状態では内側回転
部材が独立して回転することがなく、従って、カッター
により誤ってチューブ状シートに穴を開けたり、切断し
たりするのを防止することができる。
【0034】また、本考案では外側回転部材にレバーが
取付けられているので、このレバーを持って回すことに
より、容易に外側回転部材を回転させることができる。
さらに、レバーを使用しない際には、レバー収納部にレ
バーを収納することができ、レバーが邪魔にならず、ま
た誤ってレバーを回転させてしまうのを防止することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のパッケージング装置を示す
斜視図。
【図2】図1に示す実施例のパッケージング装置を模式
的に示す断面図。
【図3】図1に示す実施例のパッケージング装置のレバ
ーを回転させるときの状態を示す拡大斜視図。
【図4】図1に示す実施例のパッケージング装置のレバ
ーをレバー収納部に収納した状態を示す拡大斜視図。
【図5】図1に示す実施例の蓋体を示す平面図。
【図6】図5に示すA−A線に沿う断面図。
【図7】図1に示す実施例のパッケージング装置におい
て蓋体枠部に外側回転部材を嵌め込む状態を示す分解斜
視図。
【図8】図1に示す実施例のパッケージング装置におい
て外側回転部材に内側回転部材を嵌め入れる状態を示す
分解斜視図。
【図9】図1に示す実施例のパッケージング装置におい
て内側回転部材の組み合わせ状態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1…容器本体 2…蓋体枠部 3…外側回転部材 4…内側回転部材 5…レバー 6…レバー収納部 7…底部 8…カッター部 8a…カッター部の刃 10…チューブ状シート 11…シート収納部 14…スプリング 15…ガイド部 16…捩じり部 17…パッケージ 18…結び目 20…筒状枠体 21…透明板 22…係止枠部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ状シートに捩じり部を形成し該
    捩じり部により長手方向に区分けしながら個々の廃棄物
    を順次パッケージするパッケージング装置であって、 前記廃棄物をパッケージするためのパッケージング空間
    が上方部に設けられた容器本体と、 前記チューブ状シートが収納され、前記容器本体のパッ
    ケージング空間を囲み回転可能なように設けられる筒状
    のシート収納部と、 前記容器本体のパッケージング空間にその周囲からチュ
    ーブ状シートを供給するように案内し、かつ前記シート
    収納部とともに回転するように設けられたガイド部と、 前記パッケージング空間から容器本体内に押し込まれる
    ことにより、捩じり部が形成されたチューブ状シートに
    よって包まれる廃棄物を一時的に保持するよう容器本体
    内に設けられる保持部材と、 前記容器本体の上方部において開閉可能なように端部が
    支持された蓋体枠部と、 前記蓋体枠部の内側に回転可能に設けられ、前記蓋体枠
    部を閉じた際、前記ガイド部の上を押さえ、ガイド部と
    の間で前記チューブ状シートを挟むシート押さえ部を有
    し、該シート押さえ部によって前記チューブ状シートを
    挟んだ状態で、ガイド部及びシート収納部をともに回転
    させて前記保持部材によって保持された廃棄物を包むチ
    ューブ状シートの上方部に捩じり部を形成するための外
    側回転部材と、 前記外側回転部材の内側に外側回転部材と独立して回転
    可能に設けられ、パッケージ空間のチューブ状シートを
    切断するためのカッターが取り付けられている内側回転
    部材と、 前記外側回転部材を回転させるため前記外側回転部材に
    取り付けられ、使用しない際には前記内側回転部材側に
    倒せるように支持されているレバーと、 前記内側回転部材に形成され、前記レバーが内側回転部
    材側に倒れた際該レバーを収納し、これによって前記内
    側回転部材が前記外側回転部材に対し独立して回転しな
    いようにその位置を固定するレバー収納部とを備えるパ
    ッケージング装置。
JP5896393U 1993-11-01 1993-11-01 パッケージング装置 Expired - Lifetime JP2586224Y2 (ja)

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