JP2586208Y2 - カーテンウォールにおける排水装置の取付構造 - Google Patents

カーテンウォールにおける排水装置の取付構造

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JP2586208Y2
JP2586208Y2 JP1993007089U JP708993U JP2586208Y2 JP 2586208 Y2 JP2586208 Y2 JP 2586208Y2 JP 1993007089 U JP1993007089 U JP 1993007089U JP 708993 U JP708993 U JP 708993U JP 2586208 Y2 JP2586208 Y2 JP 2586208Y2
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JP1993007089U
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JPH0665512U (ja
Inventor
創 小池
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は無目等の横材間に跨っ
て設置される排水装置を予め一方の横材に他方側へ張り
出し自在に接続した、カーテンウォールにおける排水装
置の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】方立の室
外側で互いに対向する無目等の横材間にはカーテンウォ
ールを構成するガラスやパネル間の縦目地に施される1
次シールを乗り越えて方立との間に浸入した雨水を受
け、室外側へ導いて排出する排水装置が設置される。こ
の排水装置は従来、実公平3-12082号のように方立の室
外側で対向する一方の横材を方立に接合した後に横材内
に差し込まれ、これに固定されるが、方立や横材とは独
立して現場へ搬入されるため管理が複雑化し、また固定
が溶接に依存しているため横材への取付作業性に難があ
る。
【0003】この考案は排水装置の設置に伴う上記問題
に着目してなされたもので、管理が容易で、取付作業性
のよい取付構造を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では排水装置をい
ずれか一方の横材の立上り片に、他方の横材側へ張り出
し可能に接続することにより横材と共に現場へ搬入可能
にし、また横材への固定にビスを用いることにより取付
作業性を高める。
【0005】排水装置はいずれか一方の横材の立上り片
に、この立上り片と排水装置を貫通するビスにより、横
材に対してその長さ方向にスライド自在に接続される。
排水装置は、ビスが貫通する立上り片の挿通孔と排水装
置の挿通孔の少なくともいずれか一方が横材の長さ方向
に長孔状に明けられることで、横材に対してその長さ方
向にスライド自在に、一方の横材に収納可能で、且つ対
向する横材側へ張り出し可能に接続される。
【0006】排水装置は一方の横材に接続され、その内
部に収納された状態で現場へ搬入され、両横材の設置後
に、対向する横材側へスライドして張り出すことにより
両横材間に跨って設置され、そのままビスが締め付けら
れることにより横材に固定される。
【0007】排水装置が一方の横材に予め仮止めされた
状態で搬入されることで、現場での部品の管理が容易に
なり、また横材の内部に収納された状態にあることで、
仮止めされながらも横材の設置作業が阻害されることは
ない。排水装置は横材の設置時にスライドして他方の横
材間に跨り、そのまま固定されるため、取付作業は単純
化される。
【0008】
【実施例】この考案は互いに対向して方立1に接合され
る横材2,2間に跨って設置され、方立1の室外側の縦
目地内を落下する雨水を受けて室外へ排出する排水装置
3を、予め一方の横材2にその長さ方向にスライド自在
に、現場で対向する横材2側へ張り出し可能に接続した
ものである。
【0009】排水装置3は図1に示すように基板31上
に、室内側立上り片32と室外側立上り片33、及び見付け
方向両側の両側立上り片34,34が形成された箱形の形状
をし、室内側立上り片32がいずれか一方の横材2の立上
り片21に重なり、この立上り片21と室内側立上り片32を
ビス4が貫通することによって横材2の長さ方向にスラ
イド自在に接続される。実施例ではビス4が貫通する、
立上り片21の挿通孔22を横材2の長さ方向に長い長孔状
に明けることにより排水装置3を挿通孔22の長さの範囲
でスライド自在に接続しているが、排水装置3の室内側
立上り片32の挿通孔321 を長孔状に明けることによって
も同様に接続される。
【0010】排水装置3は図2に示すようにビス4によ
って立上り片21に仮止めされ、横材2の内部に収納され
た状態で搬入され、横材2の設置後に図3に示すように
対向する横材2側へスライドして張り出し、ビス4が締
め付けられることにより両横材2,2に跨った状態で固
定される。排水装置3は横材2内に収納されているため
その横材2の設置作業に排水装置3が障害になることは
なく、また排水装置3の張り出し時には挿通孔22の端部
位置でビス4が停止するため排水装置3はスライドによ
ってそのまま対向する横材2に対して位置決めされる。
横材2の端面には排水装置3回りを塞ぐ塞ぎ板5が予め
固定され、排水装置3は各横材2の塞ぎ板5に支持され
る。
【0011】図面では排水装置3が跨る横材2が、その
上方の開口部を構成する横材6に接続されて無目を構成
する場合の実施例を示しているが、この場合、上側の各
横材6の端面には下側の横材2の端面まで連続する長さ
を持つシール材7が敷設された塞ぎ板8が固定され、横
材6,6間及び横材2,2間ではこのシール材7,7が
互いに突き当たることにより2次シールが施される。排
水装置3はシール材7,7の室外側を伝って落下する雨
水を受けて回収し、横材2の室外側に明けられた排水孔
23から室外へ排出する。
【0012】シール材7,7の室外側には、横材6,6
に支持される開口部のガラスやパネル間の1次シールを
乗り越えて浸入した雨水を両横材6,6の、上方が開放
した収納溝内へ流すためのシール材が塞ぎ板8の形状に
従って充填されるが、基板31上にシール材受け9が設置
されることにより排水装置3は下側の横材2,2のレベ
ルでこの現場打ちのシール材を受ける役目を持つ。
【0013】
【考案の効果】排水装置をいずれか一方の横材の立上り
片に、その長さ方向にスライド自在に、他方側へ張り出
し可能に接続するため、排水装置を横材と共に現場へ搬
入することが可能となり、現場での部品の管理が容易に
なる。
【0014】排水装置は現場への搬入時に横材の内部に
収納された状態にあるため、横材に仮止めされながらも
横材の設置作業を阻害することはない。
【0015】また排水装置の固定にビスを用いるため横
材への取付が簡易であり、スライドによって対向する横
材に対して位置決めされるため取付作業性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】排水装置の横材への取付と横材の設置の要領を
示した斜視図である。
【図2】排水装置を横材に仮止めした状態を示した斜視
図である。
【図3】排水装置を対向する横材間に跨設した状態を示
した斜視図である。
【符号の説明】
1……方立、2……横材、21……立上り片、22……挿通
孔、23……排水孔、3……排水装置、31……基板、32…
…室内側立上り片、321 ……挿通孔、33……室外側立上
り片、34……両側立上り片、4……ビス、5……塞ぎ
板、6……横材、7……シール材、8……塞ぎ板、9…
…シール材受け。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向して方立1に接合される横材
    2,2間に跨って設置され、方立1の室外側の縦目地内
    を落下する雨水を受けて室外へ排出する排水装置3の取
    付構造であり、排水装置3はいずれか一方の横材2の立
    上り片21に、この立上り片21と排水装置3を貫通するビ
    ス4により接続され、ビス4が貫通する立上り片21の挿
    通孔22と排水装置3の挿通孔321 の少なくともいずれか
    一方は横材2の長さ方向に長孔状に明けられ、排水装置
    3は横材2に対してその長さ方向にスライド自在に、一
    方の横材2に収納可能で、且つ対向する横材2側へ張り
    出し可能に接続されているカーテンウォールにおける排
    水装置の取付構造。
JP1993007089U 1993-02-25 1993-02-25 カーテンウォールにおける排水装置の取付構造 Expired - Lifetime JP2586208Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0665512U JPH0665512U (ja) 1994-09-16
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