JP2586046Y2 - 自動車のパネルドア - Google Patents

自動車のパネルドア

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JP2586046Y2
JP2586046Y2 JP1991051112U JP5111291U JP2586046Y2 JP 2586046 Y2 JP2586046 Y2 JP 2586046Y2 JP 1991051112 U JP1991051112 U JP 1991051112U JP 5111291 U JP5111291 U JP 5111291U JP 2586046 Y2 JP2586046 Y2 JP 2586046Y2
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JP
Japan
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door
panel
frame
hinge
window frame
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JP1991051112U
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博文 三好
大一 白石
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Toyota Motor Corp
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車パネルドアに係
わり、特に、エンドパネル部の内側面に結合されている
拡幅延長部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図3で示すように、ドアアウタパ
ネル12、ドアインナパネル14、ヒンジサイドパネル
16及びドアフレームインナ18を含み、前記ドアアウ
タパネル12はドア本体20及び窓枠部22の外側面
を、前記ドアフレームインナ18は前記窓枠部22の内
側面を、前記ドアインナパネル14は前記ドア本体20
の内側面をそれぞれ構成し、前記ヒンジサイドパネル1
6は、エンドパネル部24、三角パッチ26部及び立上
り部28を含んで構成され、前記エンドパネル部24
は、前記ドアインナパネル14の前端縁25Aに接続さ
れて前記ドア本体20の内側面の前側の一部を構成する
と共に、このドア本体20の内側面の前端から前記ドア
アウタパネル12の前端に向けて屈曲されて、このドア
アウタパネル12に接続されるドアヒンジ取付面24A
を構成し、前記三角パッチ部26は、前記エンドパネル
部24のドア本体20の内側面から延在され、前記ドア
本体20の上端のウエストライン20A、前記窓枠部2
2の前側傾斜辺22A及びドアガラス25の前端縁によ
り囲まれる三角区域を被い、前記立上り部28は、前記
ドアヒンジ取付面24Aの上端から立上り、前記窓枠部
22の前記前側傾斜辺22Aにおける前記ドアフレーム
インナ18及びドアアウタパネル12に接続され、前記
前側傾斜辺22Aにおける前記ドアフレームインナ18
の前側下端部を前記ドア本体20のウエストライン25
より下方位置まで延長させ、かつ、ドア前後方向に前側
部27A、中間部27C及び後側部27Bにより拡幅す
る拡幅延長部27の前側部27A及び後側部27Bを、
前記エンドパネル部24の内側面に結合し、この拡幅延
長部27と前記ドアアウタパネル12にドアミラー取付
穴30が開口された構造の自動車のパネルドアが実開昭
64−67121号で公開されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のパネルドア
では、図4で示すように、拡幅延長部27の中間部27
Cの下端はエンドパネル部24の内側面には結合されて
おらず、エンドパネル部24の内側面との間に隙間40
が形成されている。
【0004】これにより、ドア水抜き穴より風が進入し
て室内に入ることと、風切り音を発生することがある。
また、ドアインナパネル14、エンドパネル部24及び
拡幅延長部27の3部材で構成されるため精度出しが困
難な問題がある。
【0005】本考案の目的は、上記従来の問題を解決し
た自動車のパネルドアを提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の要旨は、ドアアウタパネル、ドアインナパ
ネル、ヒンジサイドパネル及びドアフレームインナを含
み、前記ドアアウタパネルはドア本体及び窓枠部の外側
面を、前記ドアフレームインナは前記窓枠部の内側面
を、前記ドアインナパネルは前記ドア本体の内側面をそ
れぞれ構成し、前記ヒンジサイドパネルは、エンドパネ
ル部、三角パッチ部及び立上り部を含んで構成され、前
記エンドパネル部は、前記ドアインナパネルの前端縁に
接続されて前記ドア本体の内側面の前側の一部を構成す
ると共に、このドア本体内側面の前端から前記ドアアウ
タパネルの前端に向けて屈曲されて、このドアアウタパ
ネルに接続されるドアヒンジ取付面を構成し、前記三角
パッチ部は、前記エンドパネル部のドア本体内側面から
延在され、前記ドア本体上端のウエストライン、前記窓
枠部の前側傾斜辺及びドアガラスの前端縁により囲まれ
る三角区域を被い、前記立上り部は、前記ドアヒンジ取
付面上端から立上り、前記窓枠部の前記前側傾斜辺にお
ける前記ドアフレームインナ及びドアアウタパネルに接
続され、前記前側傾斜辺における前記ドアフレームイン
ナの前側下端部を前記ドア本体のウエストラインより下
方位置まで延長させ、かつ、ドア前後方向に前側部、中
間部及び後側部により拡幅する拡幅延長部の前側部及び
後側部を、前記エンドパネル部の内側面に結合した自動
車のパネルドアの三角パッチ部において、前記ドアフレ
ームインナの前記拡幅延長部の中間部に,ドアミラー取
付穴を囲む周囲にビードを形成し、このビード内にスポ
ットシーラを充填して、前記エンドパネル部の内側面に
結合したものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、ドアフレームインナ拡幅延
長部の下端からの風の進入が遮断されると共に、ドアイ
ンナパネル、エンドパネル部及び拡幅延長部の3部材で
構成されるが、エンドパネル部及び拡幅延長部とは一体
的構成であるため、実質的には2部材となり、精度出し
を容易にする。また、ドアフレームインナの拡幅延長部
とヒンジサイドパネルのエンドパネル部の結合面のシー
ルの信頼性を向上し、かつ、ドアミラー取付穴周囲の剛
性を向上し、ドアミラーのビビリ騒音を低減する。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案の基本的な構成は図3で示す従来構造と同じ
である。すなわち、ドアアウタパネル12、ドアインナ
パネル14、ヒンジサイドパネル16及びドアフレーム
インナ18を含み、前記ドアアウタパネル12はドア本
体20及び窓枠部22の外側面を、前記ドアフレームイ
ンナ18は前記窓枠部22の内側面を、前記ドアインナ
パネル14は前記ドア本体20の内側面をそれぞれ構成
している。
【0009】前記ヒンジサイドパネル16は、エンドパ
ネル部24、三角パッチ26部及び立上り部28を含ん
で構成され、前記エンドパネル部24は、前記ドアイン
ナパネル14の前端縁25Aに接続されて前記ドア本体
20の内側面の前側の一部を構成すると共に、このドア
本体20の内側面の前端から前記ドアアウタパネル12
の前端に向けて屈曲されて、このドアアウタパネル12
に接続されるドアヒンジ取付面24Aを構成している。
【0010】前記三角パッチ部26は、前記エンドパネ
ル部24のドア本体20の内側面から延在され、前記ド
ア本体20の上端のウエストライン20A、前記窓枠部
22の前側傾斜辺22A及びドアガラス25の前端縁に
より囲まれる三角区域を被い、前記立上り部28は、前
記ドアヒンジ取付面24Aの上端から立上り、前記窓枠
部22の前記前側傾斜辺22Aにおける前記ドアフレー
ムインナ18及びドアアウタパネル12に接続され、前
記前側傾斜辺22Aにおける前記ドアフレームインナ1
8の前側下端部を前記ドア本体20のウエストライン2
5より下方位置まで延長させ、かつ、ドア前後方向に前
側部27A、中間部27C及び後側部27Bにより拡幅
する拡幅延長部27の前側部27A及び後側部27B
を、前記エンドパネル部24の内側面に結合し、この拡
幅延長部27と前記ドアアウタパネル12にドアミラー
取付穴30が開口された構造のパネルドアである。
【0011】本考案は、パネルドアの三角パッチ部にお
いて、前記ドアフレームインナ18の前記拡幅延長部2
7の中間部27に,ドアミラー取付穴30を囲む周囲
にビード50を形成し、このビード50内にスポットシ
ーラ51を充填して、前記エンドパネル部24の内側面
に結合した構造を特徴とするものである。
【0012】本考案は上記の通りの構造であるから、従
来、隙間40を有していた拡幅延長部27の中間部27
Cの下端がエンドパネル部24に結合され、この拡幅延
長部27にドアミラー取付穴30を囲む周囲にスポット
シーラ51が施してあるため、ドア水抜き穴から室内へ
進入する風を遮断すると共に、ドアフレームインナ18
の拡幅延長部27とヒンジサイドパネル16のエンドパ
ネル部24の結合面は、板材どうしの接合面のシールと
なり、シールの信頼性を向上する。
【0013】また、前記スポットシーラ51の接着力
と、このスポットシーラ51を施すために、拡幅延長部
27にビード50を形成してあるため、このビード50
によって、拡幅延長部27の強度が向上し、引いてはド
アミラー取付部の剛性を増大する。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案は、パネルドアの
角パッチ部において、ドア前後方向に前側部、中間部及
び後側部により拡幅する拡幅延長部の前側部及び後側部
を、前記エンドパネル部の内側面に結合すると共に、前
記拡幅延長部の中間部に,ドアミラー取付穴を囲む周囲
ビードを形成し、このビード内にスポットシーラを充
填して、前記エンドパネル部の内側面に結合した構成で
あるから、ドア水抜き穴から室内へ進入する風を遮断す
ると共に、風切り音の発生を抑制する。
【0015】また、ドアミラー取付穴を囲む周囲に施さ
れたスポットシーラにより、ドアフレームインナの拡幅
延長部とヒンジサオドパネルのエンドパネル部の結合面
のシールの信頼性を向上し、かつ、ドアフレームインー
ナの拡幅延長部のビードによって、ドアミラー取付穴周
囲の剛性を向上し、ドアミラーのビビリ騒音を低減す
る。
【0016】さらに、ドアインナパネル、エンドパネル
部及び拡幅延長部の3部材で構成されるが、エンドパネ
ル部及び拡幅延長部とは一体的構成であるため、実質的
には2部材となり、精度出しを容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部斜視図
【図2】図1のB−B線断面図
【図3】従来の自動車のパネルドアの前部斜視図
【図4】図3のA−A線断面図
【符号の説明】
12 ドアアウタパネル 14 ドアインナパネル 14A 前端縁 16 ヒンジサイドパネル 18 ドアフレームインナ 20 ドア本体 22 窓枠部 24 エンドパネル部 26 三角パッチ部 27 拡幅延長部 27A 前側部 27B 後側部 27C 中間部 30 ドアミラー取付穴 50 ビード 51 スポットシーラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−79220(JP,U) 実開 昭62−173217(JP,U) 実開 平1−67121(JP,U) 実開 昭61−201930(JP,U) 実開 昭53−158025(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 5/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタパネル、ドアインナパネル、
    ヒンジサイドパネル及びドアフレームインナを含み、前
    記ドアアウタパネルはドア本体及び窓枠部の外側面を、
    前記ドアフレームインナは前記窓枠部の内側面を、前記
    ドアインナパネルは前記ドア本体の内側面をそれぞれ構
    成し、前記ヒンジサイドパネルは、エンドパネル部、三
    角パッチ部及び立上り部を含んで構成され、前記エンド
    パネル部は、前記ドアインナパネルの前端縁に接続され
    て前記ドア本体の内側面の前側の一部を構成すると共
    に、このドア本体内側面の前端から前記ドアアウタパネ
    ルの前端に向けて屈曲されて、このドアアウタパネルに
    接続されるドアヒンジ取付面を構成し、前記三角パッチ
    部は、前記エンドパネル部のドア本体内側面から延在さ
    れ、前記ドア本体上端のウエストライン、前記窓枠部の
    前側傾斜辺及びドアガラスの前端縁により囲まれる三角
    区域を被い、前記立上り部は、前記ドアヒンジ取付面上
    端から立上り、前記窓枠部の前記前側傾斜辺における前
    記ドアフレームインナ及びドアアウタパネルに接続さ
    れ、前記前側傾斜辺における前記ドアフレームインナの
    前側下端部を前記ドア本体のウエストラインより下方位
    置まで延長させ、かつ、ドア前後方向に前側部、中間部
    及び後側部により拡幅する拡幅延長部の前側部及び後側
    部を、前記エンドパネル部の内側面に結合した自動車の
    パネルドアの三角パッチ部において、前記ドアフレーム
    インナの前記拡幅延長部の中間部に,ドアミラー取付穴
    を囲む周囲にビードを形成し、このビード内にスポット
    シーラを充填して、エンドパネル部の内側面に結合して
    成る自動車のパネルドア。
JP1991051112U 1991-06-07 1991-06-07 自動車のパネルドア Expired - Lifetime JP2586046Y2 (ja)

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JPH04134718U JPH04134718U (ja) 1992-12-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH042812Y2 (ja) * 1985-06-10 1992-01-30
JPS62173217U (ja) * 1986-04-24 1987-11-04
JPS6379220U (ja) * 1986-11-12 1988-05-25
JPH0167121U (ja) * 1987-10-27 1989-04-28

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