JP2585849B2 - 集束方法 - Google Patents

集束方法

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JP2585849B2
JP2585849B2 JP2224429A JP22442990A JP2585849B2 JP 2585849 B2 JP2585849 B2 JP 2585849B2 JP 2224429 A JP2224429 A JP 2224429A JP 22442990 A JP22442990 A JP 22442990A JP 2585849 B2 JP2585849 B2 JP 2585849B2
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driving
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圭司 牛山
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電線等の集束に用いられるバンド体を用い
た集束方法に関する。
〔従来の技術〕
電線等を結束する為の従来の技術は、バンド部に鋸歯
状突部を設け、バンド先端部で電線等を絡げて、バンド
係合部の挿入口へ挿入し、可撓係止片にて前記鋸歯状突
部を一方通行的に係合させて緊締力を電線等に加えるよ
うになっている。したがって、緊締力は、バンド先端部
を手で引張って与えることにあるが、緊締力が充分に加
えられない欠点があり、また大きなワイヤハーネス等を
連続して集束するような場合、疲労するのみならず作業
の効率が落ちる欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記した点に着目し、専用治具により充分な
緊締力を得ると共に、作業者の疲労をも取り去ることを
可能とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本発明においては、鋸歯状
突部を連続して形成した集束用バンドの基端において該
集束用バンドの挿通孔を有すると共に該挿通孔の内部に
該集束用バンドの鋸歯状突部に係合する片持ちの可撓係
止片を有し且つ該挿通孔と交叉する方向に締付治具挿入
孔を形成した筒状の集束固定部を設けた集束具と該鋸歯
状突部に係合する駆動歯部が形成された駆動杆部に対し
て操作杆部が略L字状に設けられている締付治具とを用
い、先ず該片持ちの可撓係止片により該集束用バンドの
仮り締め状態を保持し、次いで該駆動杆部を該締付け治
具挿入孔を介して該集束固定部内に挿入して該操作杆部
により該駆動杆部を回動して該集束用バンドを移動させ
ることを特徴とする。
〔作 用〕
電線等を集束しようとする場合、先づ集束用バンドの
先端部で電線等を絡げた後、集束固定部へこれを挿通し
た状態とし、予め緩まない状態まで手で引張って集束用
バンドの鋸歯状突部が集束固定部のストッパーとなる可
撓係止片に係止された仮締りの状態にしておく。
ついで、締付治具を集束固定部内に挿入し、上記鋸歯
状突部と締付治具の駆動歯部が係合する方向に締付治具
を回動し、締付治具の回動につれてラチェット式に集束
用バンドの鋸歯状突部は送られながら緊締される。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は集束具Aを示し、1は樹脂成形よりなる集束用バン
ドであって一側面に鋸歯状突部2が連続して形成され、
基端に筒状の集束固定部3が連設される。4はバンドの
先端部である。集束固定部3内には可撓係止片5が設け
られ、可撓係止片5の先端に鋸歯状突部5aが成形されて
いて、集束用バンド1の鋸歯状突部2と係合できるよう
になっている。筒状の集束固定部3内にはバンド挿通孔
6が形成されると共に該挿通孔6と交叉して締付治具挿
入孔7が形成されている。第3図は金属又はエンジニヤ
リングプラスチックよりなるL字状の締付治具Bを示
し、L字状の一側の駆動杆部8の中央部には、鋸歯状突
部2に係合する駆動歯部9が成形されており、他側には
操作杆部10が設けられる。
次に緊締操作を第4図について説明する。先づ集束用
バンド1で電線Cを一周して絡げ、先端部4をバンド挿
通孔6の可撓係止片5側へ挿入する。挿通孔6の他側に
出たバンド先端部4を手で下方へ引き下げると、鋸歯状
突部2が可撓係止片5の鋸歯状突部5aと接触しながらラ
チェット方式で移動して電線Cを緊締し、仮り締めの状
態が完了する。この状態でバンド先端部4を手から離し
ても、緩む方向には可撓係止片5が変位できないので、
仮り締め状態が保持される。次に、締付治具Bの駆動杆
部8を締付治具挿入孔7へ挿入し、駆動歯部9を集束用
バンド1の鋸歯状突部2と係合させ、この状態で操作杆
部10を上方F方向に動かすと、駆動歯部9にて鋸歯状突
部2を第4図の下方G方向へ送り、この際に可撓係止片
5は一山ごと撓んでラチェットして追従する。次に操作
杆部10を下方に下げると、鋸歯状突部2は可撓係止片5
で保持されているので、駆動歯部9は締付治具挿入孔7
の若干のクリヤランス分だけ右方へ移動して空回りす
る。
以上の経過をたどり、操作杆部10の上下動作で鋸歯状
突部2は逐次下方へ送られ、電線Cは緊締されてゆく。
そしてこの間、操作杆部10に加わる反力を感じとり所望
の強さでハンドル操作を止めれば、所望の緊締力を電線
Cに与えることが可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上記した如くに、鋸歯状突部を連続して形成
した集束用バンドの基端において該集束用バンドの挿通
孔を有すると共に該挿通孔の内部に該集束用バンドの鋸
歯状突部に係合する片持ちの可撓係止片を有し且つ該挿
通孔と交叉する方向に締付治具挿入孔を形成した筒状の
集束固定部を設けた集束具と該鋸歯状突部に係合する駆
動歯部が形成された駆動杆部に対して操作杆部が略L字
状に設けられている締付治具とを用い、先ず該片持ちの
可撓係止片により該集束用バンドの仮り締め状態を保持
し、次いで該駆動杆部を該締付け治具挿入孔を介して該
集束固定部内に挿入して該操作杆部により該駆動杆部を
回動して該集束用バンドを移動させるものであるから、
バンドの締め付け操作後には不必要となる締付け用の歯
車を個々の集束固定部に設ける必要がないので該集束固
定部の構成を大巾に簡略化し得られ、締付治具は駆動杆
部に操作杆部を設けて略L字状に構成されているので、
駆動杆部における駆動歯部を可及的に小さくしつつ操作
杆部により容易に締付け操作ができると共に、駆動歯部
を小さく形成できることにより駆動杆部を挿入する集束
固定部を小型化することができ、更には、可撓係止片が
集束固定部の内部に設けられているので、締付操作後に
おいては集束用バンドの係止状態が外力によりみだりに
解除されることがない等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は、本発明の集束具を示し、(a)
は側面図、(b)は平面図、 第2図は、第1図(b)のII−II線断面図、 第3図(a)(b)は、締付治具を示し、(a)は平面
図、(b)は(a)のIII−III線断面図、 第4図は、本発明の作動を示す断面図である。 A……集束具、B……締付治具、1……集束用バンド、
2……鋸歯状突部、3……集束固定部、5……可撓係止
片、7……締付治具挿入孔、9……駆動歯部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋸歯状突部を連続して形成した集束用バン
    ドの基端において該集束用バンドの挿通孔を有すると共
    に該挿通孔の内部に該集束用バンドの鋸歯状突部に係合
    する片持ちの可撓係止片を有し且つ該挿通孔と交叉する
    方向に締付治具挿入孔を形成した筒状の集束固定部を設
    けた集束具と該鋸歯状突部に係合する駆動歯部が形成さ
    れた駆動杆部に対して操作杆部が略L字状に設けられて
    いる締付治具とを用い、先ず該片持ちの可撓係止片によ
    り該集束用バンドの仮り締め状態を保持し、次いで該駆
    動杆部を該締付け治具挿入孔を介して該集束固定部内に
    挿入して該操作杆部により該駆動杆部を回動して該集束
    用バンドを移動させることを特徴とする集束方法。
JP2224429A 1990-08-28 1990-08-28 集束方法 Expired - Lifetime JP2585849B2 (ja)

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JPH04114830A JPH04114830A (ja) 1992-04-15
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JPS5473464U (ja) * 1977-11-04 1979-05-25

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JPH04114830A (ja) 1992-04-15

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