JPH03240660A - 集束具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電線等の集束に用いられるバンド体を有する
集束具に関するものである。

〔従来の技術〕

第８図及び第９図に示される如く、集束具ａは集束用バ
ンドｂの基端に設けた集束固定部Ｃから威り、集束用バ
ンドｂの先端を集束固定部Ｃの挿通孔ｄを通すと共に該
孔ｄ内に設けた可撓係止片ｅの逆止歯ｅｌにバンド体ａ
に連続して形成した鋸歯状係合突部ｆを係合させる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術にあっては、集束時においてバンド体の自
由端部を手で引っばって締め付けるので集束性が悪く、
これを更に締めるには治具等を使用しなければならなか
った。

本発明はかかる点に着目し、特に別の治具を用いること
なくして集束性を向上させるものである。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を遠戚するため、本発明は、合成樹脂材で成
形された集束用ハンドの基端に集束固定部を設け、集束
固定部の挿通孔において該集束用バンドに対する可撓係
止片を設けると共に弾性支部により締付駆動片を設け、
該締付駆動片に該弾性支部を介して締付操作片を設けて
成ることを特徴とする。

〔実施例〕

第１図乃至第４図において、集束具Ａは合成樹脂材で一
体に形成されており、集束用バンドＡ。

の基端に集束固定部Ａ２が設けられている。

集束固定部Ａ２において、筒状枠体ｌの内部に集束用ハ
ント’　Ａ　Ｉを挿通し得る巾の挿通孔２が形成され、
該挿通孔２の内部において逆止歯３ａを有する一対の可
撓係止片３，３が設けられ、一対の可撓係止片３，３間
において、逆止歯４ａを有する締付駆動片４が設けられ
ている。

締付駆動片４は筒状枠体１の切欠部１ａ内において弾性
支部４ｂにより所定範囲回動可能に設けられ、締付駆動
片４と弾性支部４ｂを介した反対側には締付操作部４ｃ
が連設されている。

使用時には、ワイヤハーネスを包んで集束用バンドＡ、
の自由端部５を集束固定部Ａ２における筒状枠体１の挿
通孔２を通してワイヤハーネスＷを締め付け、外面に形
成された鋸歯状係合突部６を可撓係止片３の逆止歯３ａ
と締付駆動片４の逆止歯４ａに係止させる（第５図）。

この状態において、締付操作片４ｃを矢符方向に押すこ
とにより弾性支部４ｂを介して締付駆動片４が矢符方向
に回動し、集束用ハンドＡ１を繰り出してワイヤハーネ
スＷを更に締めつける（第６図）。

また、挿通孔２を通した集束用バンドＡ１を折り返して
締付操作片４ｃの端部に係合させ、この状態で集束用ハ
ンドＡ１の自由端部５を引くことにより締付操作片４ｃ
と締付駆動片４が矢符方向に回動し、同様に集束用ハン
ドＡ１を繰り出してワイヤハーネスＷを締めつける（第
７図）。

〔発明の効果〕

本発明は上記した如くに、合成樹脂材で成形された集束
用バンドの基端に集束固定部を設け、集束固定部の挿通
孔において該集束用バンドに対する可撓係止片を設ける
と共に弾性支部により締付駆動片を設け、該締付駆動片
に該弾性支部を介して締付操作片を設けて成るものであ
るから、特別の治具を用いることなくして、集束バンド
を良く締め付けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例についての平面図、第２図は
同上の裏面図、 第３図は第１図の■−■線断面図、 第４図は第１図のＩＶ−ＩＶ線断面図、第５図は第１集
束段階の断面図、 第６図は締付操作状態の断面図、 第７図は他の締付操作状態の断面図である、第８図は従
来例の裏面図、 第９図は同上の縦断面図である。 Ａ１・・・集束用バンド、Ａ２・・・集束固定部、２・
・・挿通孔、３・・・可撓係止片、４・・・締付駆動片
、４ｂ・・・弾性支部、４ｃ・・・締付操作片。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　合成樹脂材で成形された集束用バンドの基端に集束固
   定部を設け、集束固定部の挿通孔において該集束用バン
   ドに対する可撓係止片を設けると共に弾性支部により締
   付駆動片を設け、該締付駆動片に該弾性支部を介して締
   付操作片を設けて成ることを特徴とする集束具。