JPH047766Y2 - - Google Patents

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JPH047766Y2
JPH047766Y2 JP17871586U JP17871586U JPH047766Y2 JP H047766 Y2 JPH047766 Y2 JP H047766Y2 JP 17871586 U JP17871586 U JP 17871586U JP 17871586 U JP17871586 U JP 17871586U JP H047766 Y2 JPH047766 Y2 JP H047766Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は布製ベルト等の可撓性長尺体が取り付
けられ、該可撓性長尺体で雑誌等の被保持物を締
付保持するためのバツクルに関する。
[従来の技術] この種のバツクルが適用されているものとして
は雑誌の締付保持用として用いられる所謂ブツク
バンドがある。
一般的なブツクバンドは金属性のバツクルと、
布製又は合成樹脂製のベルトとで構成されてい
る。バツクルには複数個の貫通孔が形成され、そ
のうちの1個の貫通孔にベルトの一端が挿通係止
されており、ベルトの他端を雑誌の外周に巻き掛
けながら各貫通孔に順次通してベルト軸線をバツ
クルを中心に十字状に取回すことによつてベルト
で雑誌を締付保持できるようになつている。ベル
トで締付保持された雑誌はベルトの上記他端を上
記とは逆の手順で各貫通孔に順次通してバツクル
から外すことによつてベルトの雑誌への巻掛状態
が解除されて取り出し可能とされるようになつて
いる。
このように従来のブツクバンドでは、雑誌の締
付時、取り外し時に、その都度、ベルトをバツク
ルの各貫通孔に通さなければならないため手間が
かかつていた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、雑誌等の被保持物
を布製又は合成樹脂製のベルト等の可撓性長尺体
で簡単に締め付け、取り出しできるバツクルを得
ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案は可撓性長尺体が取り付けられ該可撓性
長尺体で被保持物を締付保持するためのバツクル
であつて、可撓性長尺体の両端部を互いに交差す
る方向へ向けて取り付けるための取付部が形成さ
れた第1バツクルと、可撓性長尺体の中間部を屈
曲状態で折り返すための折返部が形成された第2
バツクルと、第1バツクルと第2バツクルとを離
脱可能に係合する係合手段と、を備えていること
を特徴としている。
[作用] 上記構成のバツクルでは、可撓性長尺体で被保
持物を締付保持する場合には、第1バツクルと第
2バツクルとを離脱した状態で、第1バツクルと
第2バツクルとの間の可撓性長尺体の中間部に被
保持物を載置し、次いで可撓性長尺体を被保持物
へ周回しながら第1バツクルと第2バツクルとを
係合手段で係合すればよい。第1バツクルと第2
バツクルとが係合されると、可撓性長尺体が被保
持物の外周に巻き掛けられると共に締め付けら
れ、これによつて被保持物が可撓性長尺体で締付
保持される。
可撓性長尺体で締付保持された被保持物を取り
出す場合には、第1バツクルと第2バツクルとの
係合状態を解除すればよい。第1バツクルと第2
バツクルとが係合状態を解除されて互いに離脱さ
れると、可撓性長尺体の被保持物への巻掛状態が
解除されて被保持物が取出可能とされる。
[実施例] 第1図から第5図には、本考案が適用されたバ
ツクル10が示されている。このバツクル10で
は、第1図及び第2図に示される如く、可撓性長
尺体であるベルト12と組み合わされて雑誌13
の締付保持用とされるようになつている。
バツクル10は第3図に示される如く、第1バ
ツクル14と、第2バツクル16とで構成されて
いる。
第1バツクル14は略直角二等辺三角形状で、
周縁部には略等しい長さの両短辺部に沿つてそれ
ぞれベルト挿通用の長孔18,20が形成されベ
ルト取付部となつている。一方の長孔20は他方
の長孔18よりも幅広で、幅方向略中央部には、
長手方向に沿つてベルト巻き掛け用のブロツク2
2が一体的に掛け渡されている。
この第1バツクル14の長辺部断面からは中央
部に向けて、挿入孔24が形成され、この挿入孔
24は表面(第3図紙面手前側表面)に係合手段
の一部を構成する係合孔26と連通している。挿
入孔24は長辺部端面から奥方へ向けて次第に幅
狭とされる略三角形状となつている。係合孔26
は第1バツクル14の外形と略相似形とされた三
角形状で、その内周縁一部が係合手段となつてい
る。
第2バツクル16は第1バツクル14と略同形
状の略直角二等辺三角形状で、周縁部には略等し
い長さの両短辺部及び長辺部に沿つてそれぞれベ
ルト挿通用の長孔28,30,32が形成されベ
ルト折返部となつている。
この第2バツクル16には、長辺部端面に先細
形状とされた略三角形状の挿入片34が突出形成
されている。この挿入片34は上記第1バツクル
14の挿入孔24に対応され、挿入孔24へ挿入
可能とされている。
この挿入片34の略中央部には、裏面に挿入片
34の外形と略相似形とされた略三角形状の有底
孔38が形成され、表面にはこの有底孔38と連
通するスリツト40が形成されている。スリツト
40は有底孔38の挿入片先端側を除く周縁に沿
つて形成され、スリツト40で囲まれる部分は弾
性的に撓み変形可能に挿入片34の先端側に片持
支持されている。
このスリツト40で囲まれる部分には、表面に
上記係合孔26と対応し係合手段の他の一部を構
成する略三角形状の係合突起42が突出形成され
ている。この係合突起42は第5図に示される如
く、上面が挿入片34の先端側から基部側へ向け
て登り勾配とされ先端に垂直部42Aを備えた斜
面とされ、挿入片34の挿入孔24への挿入時に
この斜面によつて撓み変形されて挿入孔24へ挿
入されるようになつている。
このバツクル10と組み合わされるベルト12
は第1図に示される如く、一端が第1バツクル1
4の裏側から一方の長孔18に挿通されて第1バ
ツクル14の表側へ引き出され、この第1バツク
ル14の表側への引出部がベルト中間部へ縫い合
わされて第1バツクル14へ固着されている。こ
のベルト12の他端は第2バツクル16の裏側か
ら長孔30の表側へ、長孔32の表側から裏側
へ、長孔28の裏側から表側へ順次挿通され、さ
らに第1バツクル14の長孔18と第2バツクル
16の長孔30との間のベルト中間部を横切つて
第1バツクル14の裏側から長孔20の表側へと
挿通された後、反転されてブロツク22に巻き掛
けられ、長孔20の裏側へと引出されベルト12
の中間部へ重合されている。このためこの重合部
及びブロツク22への巻掛部の摩擦力で端部が係
止されている。
したがつて、ベルト12は両端がそれぞれ互い
に略直角に第1バツクル14へ取り付けられ、中
間部が第2バツクル16へ略直角に屈曲された状
態で折返係止されている。
なお、ベルト12が当たる長孔18,20,2
8,30の外周との間の部分はその肉厚を減少し
た薄肉部18A,20A,28A,30Aとして
ベルト12の収容用とされている。
次に本実施例の作用を説明する。
雑誌13を締付保持する場合には、第1図に示
される如く第1バツクル14と第2バツクル16
との間のベルト中間部に雑誌13を載置した後
に、第1バツクル14と第2バツクル16とを係
合すればよい。
第1バツクル14と第2バツクル16とを係合
するためには、第2バツクル16の挿入片34を
第1バツクル14の挿入孔24に挿入する。第2
バツクル16の挿入片34は係合突起42を弾性
変形させて挿入孔24へ挿入される。係合突起4
2はこの挿入片34の挿入孔24への挿入によつ
て係合孔26に対応されると、弾性力で形状復元
され、第5図に示される如く垂直部42Aが係合
孔26へ係合する。これによつて第1バツクル1
4と第2バツクル16とが係合される。
このように第1バツクル14と第2バツクル1
6とが係合されると、第2図に示される如く、ベ
ルト12が雑誌13の外周に巻き掛けられ、これ
によつて雑誌13がベルト12で締付保持され
る。
ここで、第1バツクル14と第2バツクル16
との間のベルト長さが長く、ベルト12がたるん
だ場合には、第1バツクル14のブロツク22へ
のベルト12の巻掛係止部一端12Aを引つ張れ
ばよい。ベルト12は第1バツクル14のブロツ
ク部22への巻掛係止部が引つ張られると、第1
バツクル14のブロツク22及び第2バツクル1
6の各長孔28,30,32を摺動されて長手方
向へ移動され、第1バツクル14と第2バツクル
16との間のベルト長さが短くなり、これによつ
てベルト12のたるみが解消されて雑誌13がベ
ルト12で確実に締め付けられる。しかしブロツ
ク22への巻掛部付近の摩擦力で逆戻りすること
はない。
このようにしてベルト12で締付保持された雑
誌13を取り出す場合には、第1バツクル14と
第2バツクル16との係合状態を解除すればよ
い。
第1バツクル14と第2バツクル16との係合
状態を解除するためには、第2バツクル16の係
合突起42を押圧する。第2バツクル16の係合
突起42は押圧されると弾性変形されて垂直部4
2Aが係合孔26から抜け出され、これによつて
第1バツクル14と第2バツクル16とを相対的
に引つ張ると、第2バツクル16の挿入片34が
第1バツクル14の挿入孔24から抜け出され、
第1図に示される如く第1バツクル14と第2バ
ツクル16とが係合状態を解除されて互いに離脱
される。第1バツクル14と第2バツクル16と
が互いに離脱されると、ベルト12の雑誌13へ
の巻掛状態が解除されて雑誌13の取出しが可能
とされる。
このように本実施例では、第1バツクル14と
第2バツクル16とを係合又は離脱させるだけ
で、雑誌13の締め付け、取り出しを行うことが
できる。
なお、本実施例では、雑誌13に限らず、球形
状物等、種々の物の締付保持用としても適用でき
る。
また第1バツクル14、第2バツクル16の係
合は上記構造に限らず、種々の係合手段が適用可
能である。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案では、可撓性長尺体
が取り付けられ該可撓性長尺体で被保持物を締付
保持するためのバツクルであつて、可撓性長尺体
の両端部を互いに交差する方向へ向けて取り付け
るための取付部が形成された第1バツクルと、前
記可撓性長尺体の中間部を屈曲状態で折り返すた
めの折返部が形成された第2バツクルと、第1バ
ツクルと第2バツクルとを離脱可能に係合する係
合手段と、を備えているので、被保持物を可撓性
長尺体で簡単に締め付け、取り外しできる優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されたバツクルにベルト
が取り付けられた状態を示す斜視図、第2図は第
1図の第1バツクルと第2バツクルとの係合状態
を第1図に対応して示した斜視図、第3図は第1
図のバツクルの平面図、第4図は第2図のバツク
ルの平面図、第5図は第4図の−線に沿う断
面図である。 10……バツクル、14……第1バツクル、1
6……第2バツクル、18,20……長孔、26
……係合孔、28,30,32……長孔、42…
…係合突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性長尺体が取り付けられ該可撓性長尺体で
    被保持物を締付保持するためのバツクルであつ
    て、前記可撓性長尺体の両端部を互いに交差する
    方向へ向けて取り付けるための取付部が形成され
    た第1バツクルと、前記可撓性長尺体の中間部を
    屈曲状態で折り返すための折返部が形成された第
    2バツクルと、第1バツクルと第2バツクルとを
    離脱可能に係合する係合手段と、を備えているこ
    とを特徴とするバツクル。
JP17871586U 1986-11-20 1986-11-20 Expired JPH047766Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17871586U JPH047766Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17871586U JPH047766Y2 (ja) 1986-11-20 1986-11-20

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Publication Number Publication Date
JPS6383013U JPS6383013U (ja) 1988-05-31
JPH047766Y2 true JPH047766Y2 (ja) 1992-02-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2509010Y2 (ja) * 1989-03-28 1996-08-28 株式会社 ニフコ 補助ベルト用バックル
JP4339320B2 (ja) * 2006-01-20 2009-10-07 株式会社呉竹 用具収容ケース及びその使用方法

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JPS6383013U (ja) 1988-05-31

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