JPH0322561Y2 - - Google Patents

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JPH0322561Y2
JPH0322561Y2 JP1985078420U JP7842085U JPH0322561Y2 JP H0322561 Y2 JPH0322561 Y2 JP H0322561Y2 JP 1985078420 U JP1985078420 U JP 1985078420U JP 7842085 U JP7842085 U JP 7842085U JP H0322561 Y2 JPH0322561 Y2 JP H0322561Y2
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JP
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band
insertion hole
base
band portion
hook
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コードやケーブル等を束ねて保持す
るバンド式クランプに関する。
[従来の技術] 例えば、各種電気製品の電源コードを巻き束ね
て保持する保持具として、従来、合成樹脂製のバ
ンド式クランプが使用されている。この種のバン
ド式クランプは、バンドの基部にバンド本体を挿
通させるスリツト状の孔を穿設し、バンド本体の
一方の面に複数の逆止片を長手方向に沿つて突設
して構成され、巻き束ねたコードをバンドによつ
て巻き、バンド本体の先端を基部のスリツト状の
孔に挿通し、逆止片を孔の出口で係止させてコー
ドを束ねた状態に保持するものである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、従来のこの種のバンド式クラン
プにはこれを何れかの箇所に掛止するための掛止
手段が設けられていないため、電気製品等に対し
巻き束ねた電源コード等を止めておくことができ
ず、粘着テープ等の別部材でこれを止める必要が
あつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記の点にかんがみなされたもの
で、巻き束ねたコードやケーブル等をバンドで巻
いて保持し、電気製品等に容易にガタつくことな
くしつかりと掛止することができるバンド式クラ
ンプを提供するものである。
このために、本考案のバンド式クランプは、基
部の一端に可撓性のバンド部を連設するととも
に、前記基部の一端と対向する他端に屈曲部を設
け、該屈曲部の自由端から掛止フツクを前記基部
と間隔をあけて設け、前記バンド部で線材を巻い
て保持するバンド式クランプであつて、前記基部
には基部本体が屈曲可能な薄肉部を設け、 該薄肉部と前記基部の一端との間には、前記バ
ンド部を通して固定する前記一端側の第1挿通孔
と前記薄肉側の第2挿通孔を設け、更に前記バン
ド部の基部側には、該バンド部が前記第1挿通孔
に通される際に、前記バンド部を前記第1挿通孔
に係止する第1逆止片を設けるとともに、 前記バンド部の先端側には、前記バンド部が前
記第2挿通孔に通される際に、前記バンド部を前
記第2挿通孔に係止する第2逆止片を設けたこと
を特徴とするバンド式クランプ、を要旨としてい
る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はバンド式クランプの正面図を、第2図
は同底面図を、第5図は同平面図を示している。
このバンド式クランプは可とう性を有するポリエ
チレン等の合成樹脂により一体成形され、バンド
部1の末端に形成された厚肉で幅広の基部2には
バンド部1を挿通させる第1挿通孔3と第2挿通
孔4が穿設される。この第1挿通孔3と第2挿通
孔4の正面側は背面側より広い開口面積をもつよ
うに形成され、さらにこれらの孔の末端側内面に
は傾斜突部3aと4aが形成され、第2挿通孔4
の傾斜突部4aの対向面には、係合したバンド部
1の逆止片(第2逆止片)5bを外しやすくする
ためのたわみ部4bが形成される。バンド部1の
背面には第1挿通孔3に係合する逆止片(第1逆
止片)5aと、第2挿通孔4に係合する逆止片5
bが長手方向に沿つて突設され、各逆止片5a,
5bはバンド部1の先端側に傾斜部をもちバンド
部1の未端側に垂直立上り部をもつ。従つて、バ
ンド部1が背面側から第1、第2挿通孔3,4に
挿入されたとき、逆止片5a,5bの垂直立上り
部が各挿通孔3,4の背面側に係止される構造で
ある。
このように、第1挿通孔3は、バンド部1を挿
通させ、逆止片5aを1度その背面側に係止させ
た場合、逆止片5aを外してバンド部1を抜くこ
とは難しいように構成され、 第2挿通孔4は、バンド部1を挿通させ、逆止
片5bを係止させても、たわみ部4bを正面側に
たわませることにより比較的容易にバンド部1を
外すことができるように構成される。
又、基部2の一端に屈曲部2bを設け、屈曲部
2bの自由端から掛止フツク6を基部2の長手方
向に延出し、掛止フツク6の自由端から基部2に
対して直角に、かつ離隔する方向に屈曲する突部
6bを設け、掛止フツク6の形状を前記基部2よ
り薄肉かつ小片の矩形状とし、さらに掛止フツク
6側と反対側の基部2の中央にバンドの短手方向
に向つて延在する薄肉部2aを設けている。
上記のように構成されたバンド式クランプは、
例えば巻き束ねた電源コードを保持するために次
のように使用される。
先ず、電源コードのプラグ付近の外周にバンド
部1を1回巻き付けるように、バンド部1の先端
を基部2の第1挿通孔3に正面側から挿通し、バ
ンド部1の先端を第1挿通孔3の背面側にその限
度まで引き出す。すなわちバンド部1の中間に位
置する逆止片5bは全て第1挿通孔3を通過し、
更に末端側の逆止片5aを最後まで引き出すと、
1本のコードがこれによつて締付けられ、逆止片
5aが第1挿通孔3の背面側で係止されて、コー
ドに巻き付けられる。
次に、コードを巻き束ねた状態でさらにバンド
部1を巻き付け、バンド部1の先端を基部2の第
2挿通孔4に正面側から挿通させ、バンド部1で
コードを締付けるようにその先端を背面側に引き
出す。すると、適当な位置の逆止片5bが第2挿
通孔4の背面側で係止され、巻き束ねたコードは
バンド部1によつて締付けられクランプされる。
そして、第8図のようにコードを保持したバン
ド式クランプは、その基部2の末端側に設けた掛
止フツク6を電気製品のシヤーシ11などの側部
に設けた掛止部12に引つ掛けることにより容易
に掛止される。なお、シヤーシ11の上に被せら
れた板材13により掛止部12内に、掛止フツク
6の先端に設けた突部6aが嵌合可能な凹部が形
成されているので、掛止フツク6を掛止部12内
に押し込むだけでこの突部6aが確実にこの凹部
に嵌入し、板材13を取り去るまでは確実にバン
ド式クランプをシヤーシ11の掛止部12に掛止
させた状態とすることができる。また、バンド部
1を第1挿通孔3に通して逆止片5aで固定する
とともに、コードを巻くようにしてバンド部1を
第2挿通孔4に通して逆止片5bで固定するもの
である。それによつて、バンド部1は、基部2の
下方でほぼ左右に均等に張り出す円形となる。
従つて、このコードを保持した状態で、掛止フ
ツク6を掛止部12に掛けると、右方に張り出し
たバンド部1が側壁につかえて、基部2は薄肉部
2aで逆「く」字状に曲がる。これによつて、掛
止フツク6は右回転方向のモーメントを受け、こ
のモーメントによつて掛止フツク6(及びハンド
式クランプ全体)はガタつくことなくしつかりと
掛止部12に固定される。
また、この様に、バンド部1を第1及び第2挿
通孔3,4に通すことによつて、コードを保持す
る部分(保持部)はほぼ円形に近い形状となるの
で、コードが多い場合でも少ない場合でも、偏つ
て緩むことなくしつかりと保持することができ
る。
更に、保持するコードの量が少ない場合には、
この保持部の径を小さくすればよいが、この径を
小さくしても形状は円形のままで歪んだりするこ
とがない。従つて、コードの保持力が小さくなる
ことがない。
なお、このバンド式クランプは、バンド部1を
正面側に引張ると第2挿通孔4内のたわみ部4b
が正面側にたわみ、逆止片5bと第2挿通孔4と
の係止を外すことができるため、バンド部1を第
2挿通孔4から外してクランプしたコードを解放
し、また繰り返し使用することができる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のバンド式クラン
プによれば、電子機器、特にVTR、オーデイオ
等の輸送の際、係止フツクを用いて電源コード又
はケーブルを、電子機器側部に設けた掛止部に簡
単に引つ掛けて固定することができる。また、掛
止フツクの突部が基部と離隔する方向に屈曲して
いるので掛止部内の凹部に嵌入しバンド式クラン
プが電子機器にしつかりと固定される。
そして、掛止フツクを薄肉、小片としたこと
で、シヤーシと板材間の掛止部内の隙間に挿入す
ることができると共に、板材の振動を抑制するこ
とができる。
さらに、薄肉部を設けたことで、掛止フツクを
掛止部に引つ掛けやすくなる。また、バンド部が
ループを形成して基部の左右に張り出しているの
で、掛止フツクを掛止部にかけた場合には基部は
薄肉部で曲がろうとする。この弾性力によつて、
掛止フツクが回転モーメントを受け、ガタつき及
び脱落が防止される。
以上述べた効果が相乗することで電子機器の輸
送の際のクランプ作業能率を著しく高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はバンド式
クランプの正面図、第2図は同底面図、第3図は
同左側面図、第4図は同右側面図、第5図は同平
面図、第6図は第5図の拡大A−A断面図、第7
図は基部の斜視図、第8図は使用状態を示す側面
図、第9図は第2図のC−C及びD−D断面図、
第10図は同B−B断面図、である。 1……バンド部、2……基部、3……第1挿通
孔、4……第2挿通孔、5a,5b……逆止片、
6……掛止フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基部の一端に可撓性のバンド部を連設するとと
    もに、前記基部の一端と対向する他端に屈曲部を
    設け、該屈曲部の自由端から掛止フツクを前記基
    部と間隔をあけて設け、前記バンド部で線材を巻
    いて保持するバンド式クランプであつて、 前記基部には基部本体が屈曲可能な薄肉部を設
    け、該薄肉部と前記基部の一端との間には、前記
    バンド部を通して固定する前記一端側の第1挿通
    孔と前記薄肉側の第2挿通孔を設け、 更に前記バンド部の基部側には、該バンド部が
    前記第1挿通孔に通される際に、前記バンド部を
    前記第1挿通孔に係止する第1逆止片を設けると
    ともに、 前記バンド部の先端側には、前記バンド部が前
    記第2挿通孔に通される際に、前記バンド部を前
    記第2挿通孔に係止する第2逆止片を設けたこと
    を特徴とするバンド式クランプ。
JP1985078420U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0322561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985078420U JPH0322561Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985078420U JPH0322561Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61193208U JPS61193208U (ja) 1986-12-01
JPH0322561Y2 true JPH0322561Y2 (ja) 1991-05-16

Family

ID=30622384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985078420U Expired JPH0322561Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH0322561Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS487660U (ja) * 1971-06-08 1973-01-27
JPS5554086Y2 (ja) * 1977-10-19 1980-12-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61193208U (ja) 1986-12-01

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