JP2585160B2 - タイル,レンガ等の成形素地表面の造形装置とその造形方法 - Google Patents

タイル,レンガ等の成形素地表面の造形装置とその造形方法

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JP2585160B2 JP4084857A JP8485792A JP2585160B2 JP 2585160 B2 JP2585160 B2 JP 2585160B2 JP 4084857 A JP4084857 A JP 4084857A JP 8485792 A JP8485792 A JP 8485792A JP 2585160 B2 JP2585160 B2 JP 2585160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の内外装材や床
材等として使用されるタイル,レンガ等の成形素地表面
の造形装置とその造形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように屋内外の壁材や床材等とし
て使用されるタイル、即ち、外装タイル,内装タイル,
床タイルは、押出成型機の成形出口に取着した成形抜き
型を、成形素地が連続的に押し出されることで成形され
る湿式製法や、含水率の低い成形素地をプレス成形する
乾式製法で製造されている(レンガの場合も略同様)。
此等のタイルやレンガ等は、その性質上、建造物の内装
や外装を特徴づける意味で、デザイン的に極めて重要な
役割を具有し、また、ユーザーの嗜好も多種多様なもの
があり、単に表面が平坦で色合いを多様とする程度のタ
イルや、成形抜き型に形成した凹凸型部が、押し出し成
形時に一定の溝深さのまま連続的に条設されることで、
表面を画一的な凹凸状とする程度のタイルでは飽き足ら
ず、タイル表面のデザインが個性的な感じを醸し出した
り、自然な感じを醸し出す等の独自性ある特異なものが
求められる傾向にある。 その為、従来では、焼成後にタイル表面を手作業でハツ
リ加工したハツリタイル、サンドブラストでタイル表面
を凹凸処理したサンドブラストタイル、また、焼成前の
タイルを二つ割りし、その割り側の素地表面に凹凸な粗
面を現出する二つ割りタイルとする等のことで、装飾効
果を出す等の工夫を凝らしている。また、乾式製法の場
合に、その成形プレス型を取り替えることで、多様な表
面模様のデザインタイルを形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところが、ハツリ加
工には多大な労力を要する上に、歩留まりに欠け、製造
コストが高価なものとなる。また、焼成後のタイルをサ
ンドブラストで表面加工したり、焼成前のタイルを二つ
割り加工することで、その割り面をタイル表面とする場
合にも、依然として変化の度合いが乏しい装飾タイルし
か得られない。この点、乾式製法による場合には、成形
プレス型により表面の凹凸模様を画一的に現出させるこ
と容易ではあるが、異なる表面模様に対処する為には、
多種多様な成形プレス型が必要となり、コスト的な優位
性を損なうことにもなる。その為、多品種少量生産に簡
易迅速に応えることができにくい。また、湿式製法によ
る場合には、押出成形機の成形出口に取着した成形抜き
型かた成形素地が連続的に押し出されて成形されること
から、成形抜き型に形成した凹凸型部が、押し出し成形
時に一定の溝深さのまま連続的に条設され、タイル表面
が画一的で変化に乏しいタイルしか得られない。斯様
に、デザインタイルに対するユーザーの嗜好が千差万別
で、また、画一的な表面模様や色合いの変化だけでは満
足できないユーザーに対する、多種多様な嗜好変化に簡
易迅速に応えることができ、しかも、多品種少量生産に
も簡易迅速に応えることのできるタイル,レンガ等に対
する新たな造形手段を確立する必要性がある。それを本
発明では湿式製法によって確立したのである。
【0004】
【問題点を解決するための手段】そこで、本発明では、
押出成形機における成形抜き型に、成形素地の表面とな
る側を造形する加工部材を回転自在に支持してなるタイ
ル,レンガ等の成形素地表面の造形装置と、当該構成に
加えるに、当該加工部材を軸心方向へ移動自在に構成し
てなるタイル,レンガ等の成形素地表面の造形装置を提
供し、また、押出成形機の成形抜き型からタイル,レン
ガ等の成形素地を連続的に押し出し成形するタイル,レ
ンガ等の湿式製法において、当該成形抜き型から押し出
され成形素地の表面となる側を、回転自在な加工部材で
造形することを特徴とするタイル,レンガ等の成形素地
表面の造形方法と、当該構成に加えるに、加工部材を軸
心方向へ移動自在とするタイル,レンガ等の成形素地表
面の造形方法を提供したのである。
【0005】
【第1実施例】以下、本発明における湿式製法のタイル
製造装置を説明するに、Pは土練された成形素地原料を
真空状態で連続的に押出成形する成形機であって、その
出口フランジ1には矩形板状の型取付基盤2を固定して
いる。3は矩形枠状に開口形成した型取付台座であっ
て、型取付基盤2の中央位置に張り出し突設している。
4は型取付台座3に取着される成形抜き型であって、そ
の開口部5の形状によって、通常、押出成形機Pから押
し出される成形素地Xの断面形状が画一的に決まる。6
は成形抜き型4の左右中心線上に上下方向に間隔を隔て
て配設した中玉であって、その先端部を成形抜き型4か
ら5〜10mm程度前方へ露呈させて設けられている。
この中玉6により、成形素地Xの二つ割り中心線上に、
空洞部が形成されることで、焼成後の成形品を二つ割り
し易くすると共に、その割り面に露呈する凹凸状の裏脚
7が、タイル張り時におけるモルタルとの接着性を向上
せしめる為に機能する。8は型取付基盤2の背面中心部
に縦台形状に跨設した支持枠であって、前記中玉6から
後方へ向かって並設した支持杆9の後端部を片持ち固定
している。10は成形抜き型4の開口部5の上下中央位
置に突設した山部であって、面取り機能と焼成後の二つ
割り時に切断刃(図示せず)が臨設され易くしている。
11は成形素地Xの表面となる側の上下両端角部に形成
した面取り突起である。12は軸受溝であって、面取り
突起11の外側を略上下に結ぶ線上で、成形抜き型4の
上枠部4aと下枠部4bの前面側に凹設している。
【0006】Zは本発明における回転自在な加工部材を
構成する回転線杆であって、成形素地Xの表面となる側
に、即ち、第1実施例に示す成形抜き型4の場合には、
表裏両面が成形素地Xの表面となる左右両側位置に上下
方向に差し渡して支持され、その上下両端部の回転軸部
13を成形抜き型4の軸受溝12に嵌め込み、その前面
に止着金具14を固定することにより、回転線杆Zの上
下両端部を軸受け支持する。また、回転線杆Zにおける
波形状や凹凸形状等に曲げ加工した線杆本体部15を、
成形抜き型4の開口部5の左右両側位置の上下間、即
ち、成形素地Xの表面となる側を造形加工するように臨
ませる。尚、前記の軸受溝12と止着金具14との組み
合わせに代えて、成形抜き型4の上枠部4aと下枠部4
bにおける背面側の左右両側位置や、型取付台座3の上
部と下部の前面側の左右両側位置のいずれか一方又は両
方に軸受溝(図示せず)を凹設し、当該軸受溝に回転線
杆Zにおける上下両端部の回転軸部13を回転自在に軸
受け支持することもできる。従って、回転線杆Zは成形
抜き型4の前面部又は背面部のいずれかに上下方向へ差
し渡されて支持される。
【0007】M1は正逆回転自在な駆動モータであっ
て、そのモータ軸に嵌着した駆動プーリ16と、回転線
杆Zの回転軸部13に嵌着した従動プーリ17との間に
伝導ベルト18を掛架支持するか、或は、駆動プーリ1
6に代わる駆動平歯車と、従動プーリ17に代わる従動
平歯車とを直接、又は、アイドル歯車(図示せず)を介
して噛み合い係合させる等のモータ駆動装置が、第1実
施例の場合には、成形抜き型4の左右両側上方部(下方
部でも可)に左右対称的に2体構成している。19は従
動プーリ17の回転軸に固定したジョイント用アダプタ
であって、当該アダプタ19に回転線杆Zにおける回転
軸部13の軸端部をチャッキングすることで、回転線杆
Zが従動プーリ17の回転軸と一体に連結固定される。
或は、従動プーリ17の回転軸の下部側を筒状に形成
し、その筒内部に回転線杆Zにおける回転軸部11を貫
挿した上で嵌着固定することもできる。尚、前記の場合
には、2機の駆動モータM1を成形抜き型4の左右両側
上方部に設け、成形抜き型4の左右両側位置に支持した
回転線杆Zを同期させて、或は、独立別個に回転制御で
きるようにしたが、1機の駆動モータM1による駆動伝
達装置(図示せず)を介して、成形抜き型4の左右両側
位置に支持した回転線杆Zを回転させることもできる。
20は成形抜き型4の前方に配設したベルトコンベアで
あって、押出成形機Pから連続的に押し出し成形される
帯板状の成形素地Xを載置して搬送する。21は押し出
された成形素地Xの切断装置であって、成形素地Xの搬
出方向に直交させて張設した線杆22を、上下方向に交
互に移動させることで切断処理する。23は押出成形機
Pの成形出口からベルトコンベア20の直下部にかけて
上向き開口した廃材回収ホッパであって、成形抜き型4
から押し出されると同時に回転線杆Zの回転により成形
素地Xの表層部から削り取られた廃材を回収した上で返
送するようにしている。
【0008】
【加工部材】ここで、回転線杆Zにおける線杆本体部1
5の形態を、図5に基づいて説明すれば、図5(a)の
場合には、波形状で緩やかなピッチや山の高さとした定
形又は不定形の波形状の線杆15aに曲げ加工してい
る。図5(b)の場合には同じく定形又は不定形の山形
状の線杆15bに、また、図5(c)の場合には定形又
は不定形の凹凸状の線杆15cに夫々曲げ加工してい
る。図5(d)の場合には1本の線杆を螺旋状に捲回し
て螺旋状コイル15dに旋回形成している。図5(e)
の場合には直線状の線杆15eのままとしている。ま
た、図5(f)の場合には直線状の線杆本体部15にボ
ス突起を形成した凸状の線杆13fに形成している。そ
こで、線杆本体部15を略同じくする回転線杆Zを、成
形素地Xの表面となる側を造形する加工部材として成形
抜き型4の左右両側位置に取り付けるか、或は、線杆本
体部15を異にする加工部材を、同じく成形抜き型4の
左右両側位置に取り付ける。尚、前記以外の加工部材と
しては、上下両端部の回転軸部13の間の本体部に、放
射方向に翼板を張り出した回転翼車としたり、帯板を凹
凸形状,波形状、山形状等に曲げ加工するか、帯板を螺
旋状に捲回形成した螺旋状の旋回羽根としたものを形成
して使用することもできる。
【0009】
【製造方法】而して、押出成形機Pに取着した成形抜き
型4から連続的に押し出される成形素地Xの表面となる
側、即ち、素地表層部に対して、その押し出し成形速度
と略同調させて加工線杆Zを正回転させたり、逆回転さ
せたり、或は、正逆自在に回転させるように駆動モータ
1を制御する。場合によっては、駆動モータM1を間欠
的に正回転させたり、逆回転させたり、或は、正逆自在
に間欠回転させるように駆動制御する。すると、成形抜
き型4から連続的に押し出される成形素地Xの表面とな
る側、即ち、表層部が、その上下方向には、回転線杆Z
における線杆本体部15の回転形状に応じた素地表面と
する形態模様に削り取られ、また、長手方向にかけては
押出成形機Pからの連続的な押し出し力による影響を受
けて削り取られ、これにて成形素地Xの表面形態が、線
杆本体部15の形状に応じて凹凸形成されたり、波形状
や山形状等に造形加工され乍ら押し出されることにな
る。それを切断装置21で粗切りした上で、その成形素
地Xの前後両端部を鉛直に切り揃えて定長にした後、そ
の多数組を焼成台車に積載した上で乾燥処理し、必要に
応じて施釉処理した上で、焼成処理した後、二つ割り加
工することで製品化される。従って、回転線杆Zにおけ
る線杆本体部15が、図5(a)〜(f)に示すような
多種多様な形状構造のものを適宜採択したり、ユーザー
の嗜好に応じて新たに曲げ加工したり、折曲加工し、そ
れを成形抜き型4の左右両側位置に間隔を隔てて取り付
け、これと回転線杆Zを作動する駆動モータM1に正回
転,逆回転、正逆交互回転等の指令を付与したり、駆動
モータM1に付与される間欠的な回転指令等とを組み合
わせることで、多種多様な表面形態を呈するデザインタ
イルが得られ、また、此等の組み合わせを種々変更する
作業が簡易迅速に行え、ひいては、成形素地Xの多品種
少量生産にも迅速に対処できることになる。尚、回転線
杆Zとしては、図5(e)に示すような直線状の線杆1
3fである場合には、それを成形素地Xの押し出し成形
速度に略同調させて駆動モータM1を正逆回転させる
と、成形素地Xの表面となる側を小波状の表面形態に造
形加工しながら連続的に押し出し成形される。
【0010】
【第2実施例】図6に示す第2実施例の成形抜き型24
は、その押出成形時に成形素地Xを二つ割りして2分割
した成形素地Xを形成する場合であって、成形抜き型2
4から押し出される成形素地Xの表裏面側に、成形素地
Xの裏脚25となる蟻溝が帯状に凹凸形成され、押し出
される成形素地Xの左右中心線上に、図5(a)〜
(f)に示すような回転線杆Zを回転自在に差し渡し、
それを成形抜き型24の中央上方部に設けた駆動モータ
1を回転作動させることにより、押出成形時に成形素
地Xの略中心線上で二つ割りされて2分割され、当該割
り面側が波形状,凹凸形状等の表面形態に造形加工され
る。
【0011】
【第3実施例】図7に示す第3実施例の成形抜き型26
の場合には、その押出成形時には3分割した成形素地X
を、焼成後には中間部の成形素地Xを二つ割りすること
で、最終的に4分割した成形素地Xを形成する場合を示
している。先ず、第2実施例の場合と同様に、成形抜き
型26から押し出される成形素地Xの表裏面に裏脚25
が帯状に形成され、その中心線上には、第1実施例の場
合と同様に、焼成後に二つ割りして裏脚7として機能さ
せる為の中玉6を上下方向に間隔を隔てて設け、当該中
玉6と表裏面の裏脚25との中間部に回転線杆Zを上下
方向に差し渡し、この左右両側位置の回転線杆Zを、そ
の両側上方部に設けた駆動モータM1で回転作動させる
ことにより、押出成形時に成形素地Xが左右の回転線杆
Zで3分割されながら押し出し成形され、当該回転線杆
Zによる割り面部分が波形状,凹凸形状等の表面形態に
造形加工される。また、その内側位置の成形素地Xは、
焼成後に成形素地Xの略中心線上で二つ割りして2分割
形成することで、最終的には4体の成形品が得られるこ
とになる。
【0012】
【第4実施例】前記の場合には、駆動モータM1の作動
により加工部材である回転線杆Zを回転せしめることに
より、成形素地の表面となる側を造形したが、この第1
実施例〜第3実施例に示す回転線杆Zの回転装置に、図
8に示す回転線杆Zの昇降移動装置を組み合わせ構成
し、これにて回転線杆Zを適宜の高さ上下に昇降させる
ことにより、タイル表面の意匠興趣を一層多様なものと
することもできる。図8において、27は回転線杆Zの
下端部に設けたコイルスプリングであって、回転線杆Z
を押し上げるべく上向きに付勢支持している。28は回
転線杆Zを昇降移動させる端面カムであって、その波形
状のカム面29を左右に間隔を隔てて設けられた回転線
杆Zの上端部と当接係合している。M2は端面カム28
の駆動モータである。30は回転線杆Zにおける回転軸
部13の上方部に形成した角軸部であって、従動プーリ
17の軸心位置に形成した角孔に、上下に昇降移動自在
に貫挿支持している。これにより、駆動モータM1から
の回転力が従動プーリ17に伝達されて回転線杆Zが回
転し、また、回転線杆Zを軸心方向へ昇降移動自在に支
持している為、駆動モータM2の回転軸に固定した端面
カム28により、回転線杆Zが適宜の高さ上下方向へ移
動することになる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、前記のように、押出成形機に
おける成形抜き型に、成形素地の表面となる側を造形す
る加工部材を回転自在に支持してなるタイル,レンガ等
の成形素地表面の造形装置と、当該構成に加えるに、当
該加工部材を軸心方向へ移動自在に構成してなるタイ
ル,レンガ等の成形素地表面の造形装置を提供し、ま
た、押出成形機の成形抜き型からタイル,レンガ等の成
形素地を連続的に押し出し成形するタイル,レンガ等の
湿式製法において、当該成形抜き型から押し出され成形
素地の表面となる側を、回転自在な加工部材で造形する
ことを特徴とするタイル,レンガ等の成形素地表面の造
形方法と、当該構成に加えるに、加工部材を軸心方向へ
移動自在とするタイル,レンガ等の成形素地表面の造形
方法を提供したので、比較的低廉な設備コストで、ま
た、加工部材を手軽に代えたり、変化に富む加工部材を
新たに作り出す等のことで、多種多様な凹凸模様,波状
模様,山型模様等のタイル,レンガ等の素地表面の造形
に対処することができると共に、ユーザーの嗜好に応じ
た多品種少量生産にも簡易迅速に対応することができる
等の諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出成形機の末端部付近から成形素地の切断装
置にかけての概要を示す一部切り欠き側面図である
【図2】成形素地表面の造形装置を示す正面図である。
【図3】成形素地表面の造形装置の要部を示す縦断側面
図である。
【図4】成形抜き型と回転線杆等を示す斜視図である。
【図5】回転線杆の変形例を示す図である。
【図6】押出成形時に成形素地を2分割形成する場合の
第2実施例であって、押し出される成形素地の中心線上
に回転線杆を回転自在に差し渡した正面図である。
【図7】押出成形時に成形素地を3分割形成する場合の
第3実施例であって、成形抜き型から押し出される成形
素地の表裏面の裏脚と成形素地の中心線上に配設した中
玉との中間部に回転線杆を回転自在に差し渡した正面図
である。
【図8】回転線杆を回転自在に支持すると共に、その軸
心方向へ移動自在とする場合の第4実施例を示す正面図
である。
【符号の説明】
P 押出成形機 X 成形素地 Z 回転線杆 M1,M2 駆動モータ 1 出口フランジ 2 型取付基盤 3 型取付台座 4 成形抜き型 5 開口部 6 中玉 7 裏脚 8 支持枠 9 支持杆 10 山部 11 面取り突起 12 軸受溝 13 回転軸部 14 止着金具 15 線杆本体部 16 駆動プーリ 17 従動プーリ 18 伝導ベルト 19 アダプタ 20 コンベア 21 切断装置 22 ピアノ線 23 回収ホッパ 24 成形抜き型 25 裏脚 26 成形抜き型 27 コイルスプリング 28 端面カム 29 カム面 30 角軸部

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出成形機における成形抜き型に、成形
    素地の表面となる側を造形する加工部材を回転自在に支
    持したことを特徴とするタイル,レンガ等の成形素地表
    面の造形装置。
  2. 【請求項2】 押出成形機における成形抜き型に、成形
    素地の表面となる側を造形する加工部材を回転自在に支
    持すると共に、当該加工部材を軸心方向へ移動自在に構
    成したことを特徴とするタイル,レンガ等の成形素地表
    面の造形装置。
  3. 【請求項3】 加工部材が、回転線杆又は回転翼板であ
    る請求項1又は請求項2に記載のタイル,レンガ等の成
    形素地表面の造形装置。
  4. 【請求項4】 加工部材の線杆本体部が、直線状の線
    杆,波形状の線杆,凹凸状の線杆,山形状の線杆,螺旋
    状の旋回コイル等である請求項3に記載のタイル,レン
    ガ等の成形素地表面の造形装置。
  5. 【請求項5】 加工部材の翼板本体部が、直線状の翼
    板,波形状の翼板,凹凸状の翼板,山形状の翼板,螺旋
    状の旋回羽根,翼板回転車等である請求項3に記載のタ
    イル,レンガ等の成形素地表面の造形装置。
  6. 【請求項6】 加工部材を成形抜き型の両側位置に間隔
    を隔てて支持し、押し出されて成形素地の表面となる素
    地表裏面を造形してなる請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4又は請求項5に記載のタイル,レンガ等の
    成形素地表面の造形装置。
  7. 【請求項7】 加工部材を成形抜き型の中央位置に支持
    し、押し出されて成形素地の表面となる素地二つ割り面
    を造形してなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5に記載のタイル,レンガ等の成形素地表
    面の造形装置。
  8. 【請求項8】 加工部材を成形抜き型の中央位置と両側
    位置との中間部に支持し、押し出されて成形素地の表面
    となる素地三つ割り面を造形してなる請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5に記載のタイル,
    レンガ等の成形素地表面の造形装置。
  9. 【請求項9】 加工部材を駆動モータで正回転させた
    り、逆回転させたり、正逆回転させてなる請求項1、請
    求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請
    求項7又は請求項8に記載のタイル,レンガ等の成形素
    地表面の造形装置。
  10. 【請求項10】 加工部材を駆動モータで間欠的に回転
    させてなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6、請求項7、請求項8又は請求項9
    に記載のタイル,レンガ等の成形素地表面の造形装置。
  11. 【請求項11】 成形抜き型の両側位置に支持した加工
    部材の本体部を、異なる形状としてなる請求項1、請求
    項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
    項8、請求項9又は請求項10に記載のタイル,レンガ
    等の成形素地表面の造形装置。
  12. 【請求項12】 押出成形機の成形抜き型からタイル,
    レンガ等の成形素地を連続的に押し出し成形するタイ
    ル,レンガ等の湿式製法において、当該成形抜き型から
    押し出され成形素地の表面となる側を、回転自在な加工
    部材で造形することを特徴とするタイル,レンガ等の成
    形素地表面の造形方法。
  13. 【請求項13】 押出成形機の成形抜き型からタイル,
    レンガ等の成形素地を連続的に押し出し成形するタイ
    ル,レンガ等の湿式製法において、当該成形抜き型から
    押し出され成形素地の表面となる側を、回転自在、且
    つ、軸心方向へ移動自在な加工部材で造形することを特
    徴とするタイル,レンガ等の成形素地表面の造形方法。
  14. 【請求項14】 成形抜き型から押し出される成形素地
    の押し出し速度と、加工部材の回転速度を略同調させて
    なる請求項12又は請求項13に記載のタイル,レンガ
    等の成形素地表面の造形方法。
  15. 【請求項15】 加工部材を正回転させたり、逆回転さ
    せたり、正逆回転させてなる請求項12、請求項13又
    は請求項14に記載のタイル,レンガ等の成形素地表面
    の造形方法。
  16. 【請求項16】 加工部材を間欠的に回転させてなる請
    求項12、請求項13、請求項14又は請求項15に記
    載のタイル,レンガ等の成形素地表面の造形方法。
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