JP2585057Y2 - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JP2585057Y2
JP2585057Y2 JP4458392U JP4458392U JP2585057Y2 JP 2585057 Y2 JP2585057 Y2 JP 2585057Y2 JP 4458392 U JP4458392 U JP 4458392U JP 4458392 U JP4458392 U JP 4458392U JP 2585057 Y2 JP2585057 Y2 JP 2585057Y2
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JP
Japan
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gas meter
pipe
input
protection cover
output
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JP4458392U
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Inventor
宗男 花井
Original Assignee
京都石油瓦斯株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パイプ保持具兼用の
ガスメータ保護カバーを備えたガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスメータは入力口と出力口を
持ち、入力口には、主パイプから元栓を経て入力パイプ
が接続されるとともに、出力口には出力パイプが接続さ
れ、ガス風呂、ガスコンロ、その他のガス機器にガスが
供給されるようになっている。この種のガスメータは屋
外にむき出しになっているのが通常である。
【0003】また、ガスメータの入力パイプや出力パイ
プは、金属(炭素鋼等)製のものが使用されており、一
方、各パイプの位置により電位差があるため、入出力パ
イプを通して電気的回路が生じ、電流が流れ、パイプを
腐食させ、ガス漏れの原因となるおそれがあるところか
ら、従来は、例えば入力用パイプの適所に、入力側と出
力側を電気的に絶縁するための絶縁部材を備えた管継手
を設けたものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来のガスメ
ータは、メータ本体が外部に露出しているので、雨滴や
雪が直撃するし、太陽の直射により、メータ内の温度が
変化し、これらの影響で内部の電子部品の誤動作や劣化
を招く等でメータの寿命を短くし、また落下物等によ
り、入出力管の位置変動を生じメータが破損する等の問
題があった。
【0005】さらに、ガスメータの入力口及び出力口
は、上部にあり、ガスメータは、入力パイプ及び出力パ
イプに吊下がる態様となるのが通常である。ガスメータ
は比較的重量があるので、入出力部に荷重がかかり、あ
るいは入出力パイプに外力が加わり長期使用でメータが
破損し、破損の態様によって、ガス漏れのおそれも生じ
る、等の問題があった。
【0006】この考案は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、雨滴、降雪、落下物や太陽光等からメ
ータ本体を保護し、長寿命なガスメータを提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】この考案のガス
メータは、入力パイプと出力パイプを貫通させる一対の
穴を有し、かつ屋外に露出状態で設置されたガスメータ
本体の上部を覆うようにガスメータの上部に配置される
ガスメータ保護カバーを備え、このガスメータ保護カバ
ーの一方の穴に入力パイプを、他方の穴に出力パイプを
貫設することにより、入力パイプと出力パイプを一定の
距離をもって保持している。
【0008】このガスメータでは、メータ本体の上方に
ガスメータ保護カバーを設けているので、雨滴や降雪、
落下物がメータ本体に直撃するのを防止できるし、太陽
光の直射も軽減される。また、入力パイプと出力パイプ
がガスメータ保護カバーの穴によって一定距離に保持さ
れるので、外力、荷重等によってメータが破損する度合
も軽減される。
【0009】
【実施例】以下、実施例により、この考案をさらに詳細
に説明する。図1は、この考案の一実施例を示すガスメ
ータの正面図、図2は同実施例ガスメータの側面図であ
る。実施例において、ガスメータ本体1の上部には、ガ
スの入力口2と、出力口3が設けられ、入力口2には入
力パイプ4が、また出力口3には、出力パイプ5が、そ
れぞれ接続されている。入力パイプ4及び出力パイプ5
は、いずれも先端にエルボ6、管継手7及び袋ナット8
を備え、これらによって、ガスメータ本体1に接続され
ている。また、入力パイプ4と出力パイプ5は、ガスメ
ータ本体1のガスメータ保護カバーを兼ねる保持具9に
よって、互いに一定の距離に保持されている。
【0010】次に、保持具兼ガスメータ保護カバー9の
構造及び、その取付方法を図3、図4を参照して説明す
る。ガスメータ保護カバー9は、図3に示すように、平
面視がほぼ長方形をしており、金属板や樹脂板等で形成
され、面積は、ガスメータ1の上部を覆うに充分な広さ
であり、入力パイプ4及び出力パイプ5を貫設するため
の一対の穴11が設けられ、この穴11には、上下にフ
ランジ12aを持つ円筒型ボビン状の絶縁ゴム13がそ
れぞれ嵌装されている。
【0011】パイプ保持具兼用のガスメータ保護カバー
9を、出力パイプ5に取付ける場合は、先ず出力パイプ
5にエルボ6の下方から、袋ナット8、六角ナット1
3、ガスメータ保護カバー9の穴11を通した管継手7
をネジ締めし、エルボ6の下端に対し、六角ナット13
で、ガスメータ保護カバー9を固定し、その後、管継手
7の内筒が六角形なので、六角レンチを用いて管継手7
を回転して、エルボ6と連結する。その後袋ナット8を
回転して、ガスメータ本体1の出力口3に締付ける。ガ
スメータ保護カバー9を入力パイプ4に固定する場合
も、上記した出力パイプ5への固定と同様なので、説明
は省略する。図4に、図3に示すガスメータ保護カバー
9のA−A断面とした、取付完了後の側面図を示してい
る。
【0012】この実施例において、ガスメータ保護カバ
ー9と、エルボ6及び管継手7は、絶縁ゴム材(ゴム、
樹脂等)12でセパレートされているので、入力パイプ
4側と出力パイプ5側は電気的に絶縁される。なお上記
実施例では、管継手7の内筒を六角形のものとしたが、
もちろん、これは、従来の円形のものであってもよい。
【0013】
【考案の効果】この考案(請求項1)によれば、ガスメ
ータ本体の上部にはガスメータ保護カバーを設けている
ので、雨滴や降雪、落下物からメータを保護し、また太
陽光からの直射を軽減できるので、メータの温度上昇等
による電子部品の誤動作、劣化、連動部品の変形、老化
を防止し得る。その上、ガスメータ保護カバーの穴で、
入出力パイプを一定距離に保持するので、外力、荷重地
盤沈下等によるガスメータ本体の破損を防止し得る。更
に、請求項2の構成とすることで、ガスメータ保護カバ
ーを金属板としても、絶縁部材を介して入出力パイプを
保持することにより、入出力間の電気的絶縁が図られ、
電位差による金属ガス管の腐食が防止できるので、ガス
漏れ事故が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すガスメータの正面図
である。
【図2】同実施例ガスメータの側面図である。
【図3】同実施例ガスメータに使用されるガスメータ保
護カバーの平面図である。
【図4】図3のA−A断面図で示すガスメータ保護カバ
ーと入出力パイプの取付状態を示す図である。
【符号の説明】 1 ガスメータ本体 4 入力パイプ 5 出力パイプ 9 ガスメータ保護カバー 11 穴

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力パイプと出力パイプを貫通させる一対
    の穴を有し、かつ屋外に露出状態で設置されたガスメー
    タ本体の上部を覆うようにガスメータの上部に配置され
    ガスメータ保護カバーを備え、このガスメータ保護カ
    バーの一方の穴に入力パイプを、他方の穴に出力パイプ
    を貫設することにより、入力パイプと出力パイプを一定
    の距離をもって保持することを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】前記ガスメータ保護カバーの各穴は、絶縁
    部材を介して前記入力パイプと出力パイプが貫設される
    ものである請求項1記載のガスメータ。
JP4458392U 1992-06-26 1992-06-26 ガスメータ Expired - Lifetime JP2585057Y2 (ja)

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