JP2584661B2 - バレル加工法及び装置並びにバレル槽 - Google Patents

バレル加工法及び装置並びにバレル槽

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、バレル槽内へ工作物、研磨石、コンパウ
ンド及び/又は水を装入し(以下混合装入物をマスとい
う)、バレル槽を回転又は遊星旋回させて工作物の表面
仕上(洗淨処理を含む)又はバリ取り等の加工を行なう
バレル加工法及び装置並びにバレル槽に関するもので、
バレル加工装置の製造又は使用の産業分野において利用
されるものである。
(従来の技術) 従来のバレル加工法において、粗仕上と光沢仕上の二
工程を要する場合は、粗仕上後マスをバレル槽より全部
排出し、工作物を選別した後、該工作物と光沢用研磨石
及びコンパウンド溶液とを再びバレル槽に投入して光沢
仕上を行なっていた。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来のバレル加工法において、粗仕上と光沢仕上
などを連続して行なう場合、マスの入れ替え作業に時間
がかかる上に多大の労力を要し、自動化のネックとなる
問題点があった。
(課題を解決する為の手段) この発明は、前記の問題点を解決するため、バレル槽
内のマスの全部を排出することなく、コンパウンド及び
水のみを入れ替えて連続加工するようにして、前記問題
点を解決したものである。
即ち、バレル槽内へ工作物、研磨石、コンパウンド及
び/又は水を装入し、前記バレル槽を回転又は遊星旋回
して工作物を加工するようにしたバレル加工法におい
て、前記バレル槽よりマスの全部を排出することなく、
コンパウンド及び又は水のみを入れ替えて連続加工する
ようにしたものである。
前記において、コンパウンド及び水の交換は、研磨後
の廃液をバレル槽端面の最外周部の排出口より排出し、
新しいコンパウンド及び水をバレル槽の中心線上の中空
軸より供給するように構成した。次にコンパウンドは、
粗仕上用、中仕上用、仕上用、超仕上用の複数種を組み
合わせて粗仕上、中仕上、仕上、超仕上の複数工程を連
続して行なうようにしてある。また粗仕上用コンパウン
ドには、研磨材が含まれていることとした。次に装置の
発明は、バレル槽の端面中心線上に給水管と排水管とを
備え、かつ端面最外周部に弾性力によって開閉する弁を
有する下方排水管が設けられ、前記中心線上の給水管、
配水管の口部に対向して移動可能の給水装置、排水装置
を備え、両装置の端面にパッキングを備え、端面パッキ
ングを前記給水管、配水管の口部に押当てることによっ
て、バレル槽への給水、排水を可能とし、給水管は切換
弁によって粗仕上用コンパウンドタンク、中仕上用コン
パウンドタンク、仕上用コンパウンドタンク、超仕上用
コンパウンドタンク及び/又は水供給口と連結し、いず
れか一つのコンパウンドを必要に応じて、水とともにバ
レル槽内に供給できる如く構成し、かつ端面最外周部の
下方排水管に対向する移動可能の下方排水装置には、前
記下方排水管を閉鎖するスプリングを押圧して排水を可
能とする押し棒を備える構成としたものである。前記に
おける給水装置及び排水装置にロータリージョイントを
備え、バレル槽の給水管、排水管と結合した状態でバレ
ル加工を行なうように構成した。更に前記各装置は、シ
ーケンス制御装置により全自動化にしたものである。
またバレル槽の発明はローラー上に転動可能に載置さ
れた回転バレル槽の端面中心線上に、給水装置と係脱可
能な給水管と、排水装置と係脱可能な排水管とを設けた
ことを特徴とするバレル槽であり、ローラー上に転動可
能に載置された回転用バレル槽の端面中心線上に、給水
装置と係脱可能な給水管と、バレル槽の端面最外周部に
弁を有する下方配水管を設けたことを特徴とするバレル
槽である。
(作 用) この発明によれば、バレル加工法においてバレル槽よ
りマスの全部を排出することなく、コンパウンド及び水
のみを入れ替え連続加工するようにしたので、マスの入
れ替えに要する時間を研磨に使用することができ、効率
を向上することができる。またコンパウンド及び水の交
換は、研磨後の廃液をバレル槽端面の最外周部の排出口
より排出し、新しいコンパウンド及び水をバレル槽の中
心線上の中空軸より供給するようにしたので、コンパウ
ンド及び水の交換にバレル蓋の開閉を要せず、全自動化
が極めて容易となった。
(実施例) 次にこの発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図において、内面8角形のバレル槽2の
両端面には、円筒状の鍔8a、8bが取り付けられている。
一方基台1上には、4個のローラー9a、9b、9c、9dが夫
々対にして取りつけられており、第1図に示すように、
ローラーのうち1個又はローラーを固定する軸をモータ
4によって回転するようになっている。このようにし
て、一つのローラー9bを回転すると、回転運動が鍔8に
伝達されるので、バレル槽2が転動される。このバレル
槽2の回転数はインバーターにより変更することができ
る。また、第3図に示すように、バレル槽2の中心線上
には給水管10と排水管11が設けられている。更にバレル
槽2の端面最外周部にもスプリング12の弾性力により開
閉する弁13を有する下方排水管14が設けられている。下
方排水管14は、各加工工程の終了時にバレル槽内部のコ
ンパウンド溶液を全部排出すること、及び槽内水洗用の
水を全部排出する用をするので、バレル槽の位置決め停
止時、下方に位置するようにするため、下方排水管の名
称を付してある。尚、図中15は近接スイッチ(図示して
いない)に反応する位置決め用のドッグ、16は位置決め
されたバレル槽2をノック(図示していない)と嵌合し
て固定するブロックである。尚、3は自動開閉可能のバ
レル蓋であるが、このバレル蓋3の開閉は、工作物及び
研磨石の装入、排出時に行なうもので、この発明には直
接関係が無い。
給水装置18の構造は第4図に示す。給水装置18は第4
図に示すように、バレル槽2の給水管10と対向して設け
られており、中空パイプ19が嵌挿されたハウジング20
が、流体圧シリンダ31によって矢示43のように前進又は
後退できるように、基台1上に植設した支柱22上に設置
されている。中空パイプ19の中心線は給水管10の中心線
と一致させてあり、中空パイプ19の先端はリング状のゴ
ムパッキング23が取り付けられており、後端はロータリ
ージョイント24に連結されている。したがって、給水装
置18はバレル槽2と連結したまま、バレル槽2を回転す
ることができる。前記ロータリージョイント24はホース
25を介して、後述するように給水タンク26、洗浄タンク
27、コンパウンドタンク28、29、30に連結されている。
第5図は排水装置32の一部を断面した正面図である
が、給水装置18と構造はほぼ同一であるので、同一部品
にはaの符号を付けて説明は省略する。尚、排水装置32
とバレル槽2とは連結したまま、バレル槽2が回転す
る。バレル槽2の給水管10及び排水管11はバレル回転中
心線上に設け、前述のように給水装置18、排水装置32と
連結した状態でバレル槽2を回転するが、給水管10と、
排水管11を開放のまま運転することもできる。但し、開
放のままであると、マスは内容物の1/2以上装入するこ
とができない。又はこれらの両者の口部に第3図13に示
すような逆止弁を設けても良い。この場合には、マスは
内容物の1/2以上装入することができる。特にこの発明
を遊星旋回式バレルに使用するときには、逆止弁を必要
とする。
第6図は第2排水装置33の一部断面正面図である。第
2排水装置33は前記排水装置32のすぐ下の位置で支柱22
aに設置されている。支柱22aに取り付けたハウジング37
内には、内部に押し棒34を有する中空パイプ35が嵌挿さ
れている。前記押し棒34の後端は流体圧シリンダー38の
ピストンロッド39に連結されている。また押し棒34の後
端と中空パイプ35の後端との間にはコイルスプリング40
が嵌入されている。中空パイプ35の先端はリング状のゴ
ムパッキング36が取付けられている。
次に給水装置18の配管系統を第7図にしたがって説明
する。給水タンクは、例えば給水タンク(研磨水)26、
洗浄水タンク27、中仕上用コンパウンドタンク28、仕上
用コンパウンドタンク29、超仕上用コンパウンドタンク
30を備え、各々のタンクには夫々ポンプ7a、7b、7c、7
d、7eを備え、2ポートシングルソレノイドバルブ41a、
41b…を経て、バレル槽2に付属した給水口にロータリ
ージョイント24を経て連結されている。また高圧空気源
44が、やはり2ポートシングルソレノイドバルブ41fを
経て同一のロータリージョイント24に連結されている。
また排水側はバレル槽2よりロータリージョイント24
b、2ポートシングルソレノイドバルブ41gを経て外部に
排水される。給水タンク(研磨水)26には公知のレベル
スイッチを備え、コンパウンド溶液とともに定量をバレ
ル槽内に装入する。
前述の構造に従ってこの発明の動作を説明する。バレ
ル槽2内のメディア、粗仕上用コンパウンド溶液及び工
作物(メディア、工作物及びコンパウンド溶液等、バレ
ル槽内装入物をマスと称する)を装入し、モータ4を駆
動してバレル槽2を回転させ研磨に移る。給水管10と排
水管11はロータリージョイント24、24aに連結してある
ので、研磨中でもバレル槽2との接続を解く必要はない
が、ここでは給水管10と排水管11の動作を理解するた
め、研磨中はバレル槽2と給水管10及び排水管11は連結
しないものとする。最初の1分は低速で回転して工作物
と研磨石をゆっくりと混ぜて打痕を防止し、次に高速で
回転して研磨を行なう。粗仕上が終了したなら、近接ス
イッチとドッグ14により位置決めし、第2排出装置33の
流体圧シリンダー38のピストン側に圧力流体を導入し、
ピストンロッド39を前進させる。これにより、中空パイ
プ35と押し棒34は同時に前進し、中空パイプ35の先端の
ゴムパッキング36が排水管14に接触し、中空パイプ35の
前進は停止する。引き続きピストンロッド39が前進する
と、今度は押し棒34のみが前進し、押し棒34が弁13に接
触し、弁13をバレル槽内側へ押し込み、弁13を開口させ
る。これにより研磨後のコンパウンド溶液は排水され
る。次に流体圧シリンダー38のピストンロッド側に圧力
流体を導入して弁13を閉じる。次に洗浄タンク27からバ
レル槽2へ水を供給し、低速回転させながら、給水装置
18よりの給水と、排水装置32よりの排水とを同時に行な
い、洗浄が完了したなら第2排水装置33より排水する。
次に高圧空気源44より高圧空気をバレル槽2内へ導入
し、内部の余水を除く。給水装置18の流体圧シリンダー
31及び排水装置32の流体圧シリンダー31aのピストン側
に圧力流体が導入され、中空パイプ19及び中空パイプ19
aが前進し、夫々のパイプが第4図及び第5図のように
バレル槽2の給水管10と排水管11とに接触する。次に中
仕上用コンパウンドタンク28により中空パイプ19を通じ
てバレル内容の1/2になるコンパウンド溶液を注入す
る。排水側の中空パイプ19aより流れ出るコンパウンド
溶液は、ロータリージョイント24aの下部に設けたピン
チバルブ(図示していない)を閉じる事によりせき止め
られる。中仕上用コンパウンド溶液の導入を終れば、注
水と逆の操作によって、中空パイプ19及び19aはバレル
槽2との接続を解き(前記のようにロータリージョイン
トが付してあるので、この接続は解かなくても良い)、
モータ4を回転し、中仕上に移る。中仕上完了後、前回
と同一の操作によりコンパウンド溶液を排出し、仕上用
コンパウンドタンク29よりコンパウンドをバレル槽2内
に供給し、前記と同一操作により仕上加工を行なう。次
に超仕上用コンパウンドタンク30よりコンパウンドをバ
レル槽2内に供給し、前記と同一操作により超仕上を行
なう。以上説明した粗仕上より超仕上の4工程の例の詳
細の下記する。
<研磨仕様> バレル槽サイズ 600mm(内接円径)×670mm(長さ) バレル槽形状 内面ゴムライニングの8角柱状 バレル槽容量 200 使用研磨石 HCS−2φ((株)チップトン製) 工 作 物 細径ローラ(SUS)φ2×30mm <第1工程、粗仕上> 研磨時間 2時間 コンパウンド CO−250((株)チップトン製)粉末
(ハイシリカ#300含有)300g 水 量 マス面(30) 回 転 数 6rpm(1分間) 35rpm(1時間59分) <第2工程、中仕上> 研磨時間 30分 コンパウンド TH−22L((株)チップトン製)液体4
00g 水 量 マス面+20mm(40) 回 転 数 28rpm(30分間) <第3工程、仕上> 研磨時間 20分 コンパウンド TH−66L((株)チップトン製)液体1
000g 水 量 マス面+50mm(55) 回 転 数 20rpm(20分間) <第4工程、超仕上> 研磨時間 5分 コンパウンド LC−NZ((株)チップトン製)液体75
0g 水 量 マス面+100mm(75) 回 転 数 20rpm(5分間) 上記4工程連続仕上により、表面粗度は0.2RAμmか
ら0.1RAμmに向上すると共に、高度な光沢が得られ
た。
この実施例においては、タンクは5個とし、コンパウ
ンド溶液は濃厚溶液を用い、研磨水と同時に混入して薄
めるようにし、コンパウンド溶液は使用濃度のものを使
えば、この給水タンクは不要となる。また洗浄水タンク
27と研磨水とは別にしたが、洗浄水をもって代用しても
良い。また、バレルが研磨位置に来るまでに未加工マス
を装入することを前提にして、粗研磨用コンパウンドタ
ンクは用いなかったが、初期投入は工作物と研磨石(こ
の場合も工作物の打痕を防ぐため水の混入が望ましい)
のみとし、粗研磨用コンパウンドタンクを設けても良
い。また加工は4段に行なったが、何段でも差支えな
く、実施例の場合と異なる段数の加工を行なう方法は自
明であるので省略する。この装置は、シーケンス制御方
式を利用することによって全自動化することができる。
全自動化には、例えばプログラマブルコントローラを使
用すれば便利であり、ここでは三菱電機(株)製MELSEC
−Kを使用する。全自動化した場合のフローチャートは
第8図に示す。
図中iは工程を示し、0は粗研磨、1は中研磨、2は
仕上研磨、3は超仕上研磨を示す。
尚、上記実施例では回転バレル加工装置について説明
したが、遊星旋回式バレル加工装置についてもこの発明
を同様に実施することができ、この発明の技術範囲に属
するものである。
(発明の効果) この発明は、回転又は遊星旋回式バレル加工法及び装
置において、バレル槽からマスの全部を排出することな
く、コンパウンド及び/又は水のみを入れ替えて、粗仕
上から超仕上まで連続加工できるようにしたので、マス
の入れ替え作業が不用となり、省人及び省力上卓効を有
するものである。またバレル蓋を開閉することなしにコ
ンパウンド及び/又は水の交換ができるので、自動化、
自動制御に最適である。
またこの発明のバレル槽によれば給水装置及び排水装
置と係脱可能な給水管と排水管とをバレル槽の端面中心
線上に設けたので、コンパウンド及び/又は水の供給と
排水が容易に行える上に、バレル槽を他の位置へ容易に
移動(例えば研磨位置からマス排出位置への移動)する
ことが出来る効果がある。
また排水管をバレル槽の端面最外周部に設けたので、
バレル槽内の水溶液をほぼ全水容易に排水することが出
来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施する回転バレル装置の正面図、
第2図は同じく平面図、第3図は同じくバレル槽の断面
拡大図、第4図は同じく給水装置の一部を断面した正面
図、第5図は同じく排水装置の一部を断面した正面図、
第6図は同じく第2排水装置の一部を断面した正面図、
第7図は同じく配管系統図、第8図は同じくフローチャ
ートである。 1……基台、2……バレル槽 3……バレル蓋、10……給水管 11……排水管、12……スプリング 13……弁、14……下方排水管 16……位置決め用ブロック 18……給水装置 21……架台、22、22a……支柱 23、23a……ゴムパッキング 24a、24b……ロータリージョイント 25、25a……ホース、26……給水タンク 27……洗浄水タンク 28……中仕上用コンパウンドタンク 29……仕上用コンパウンドタンク 30……超仕上用コンパウンドタンク 32……排水装置、33……第2排水装置 34……押し棒、40……スプリング

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バレル槽内へ工作物、研磨石、コンパウン
    ド及び/又は水を装入し、前記バレル槽を回転又は遊星
    旋回して工作物を加工するようにしたバレル加工法にお
    いて、前記バレル槽より前記装入物の全部を排出するこ
    となく、コンパウンド及び/又は水のみをバレル槽の中
    心線上の中空軸より供給し、研磨後の廃液をバレル槽端
    面の最外周部の排出口より排出し、更に中心線上の排出
    口より排出してコンパウンド及び/又は水を入れ替えて
    連続加工するようにしたことを特徴とするバレル加工
    法。
  2. 【請求項2】コンパウンドは、粗仕上用、中仕上用、仕
    上用、超仕上用の複数種を組み合せて粗仕上、中仕上、
    仕上、超仕上の複数工程を連続して行なうことを特徴と
    する請求項1記載のバレル加工法。
  3. 【請求項3】粗仕上用コンパウンドは、研磨材が含有さ
    れていることを特徴とする請求項3記載のバレル加工
    法。
  4. 【請求項4】粗仕上加工の前にバレル槽を低速回転させ
    ることを特徴とする請求項3記載のバレル加工法。
  5. 【請求項5】バレル槽の端面中心線上に給水管と排水管
    とを備え、かつ端面最外周部に弾性力によって開閉する
    弁を有する下方排水管が設けられ、前記中心線上の給水
    管、排水管の口部に対向して移動可能の給水装置、排水
    装置を備え、両装置の端面にパッキングを備え、端面パ
    ッキングを前記給水管、排水管の口部に押当てることに
    よって、バレル槽への給水、排水を可能とし、給水管は
    切換弁によって粗仕上用コンパウンドタンク、中仕上用
    コンパウンドタンク、仕上用コンパウンドタンク、超仕
    上用コンパウンドタンク及び/又は水供給口と連結し、
    いずれか一つのコンパウンドを必要に応じて、水ととも
    に又はいずれか一方をバレル槽内に供給できる如く構成
    し、かつ端面最外周部の下方排水管に対向する移動可能
    の下方排水装置には、前記下方排水管を閉鎖するスプリ
    ングを押圧して排水を可能とする押し棒を備えたことを
    特徴とするバレル加工装置。
  6. 【請求項6】給水装置及び排水装置にロータリージョイ
    ントを備え、バレル槽の給水管、排水管と結合した状態
    でバレル加工を行なうことができるようにしたことを特
    徴とする請求項6記載のバレル加工装置。
  7. 【請求項7】シーケンス制御装置を使用して、自動化し
    たことを特徴とする請求項6記載のバレル加工装置。
  8. 【請求項8】ローラー上に転動可能に載置された回転用
    バレル槽の端面中心線上に、給水装置と係脱可能な給水
    管と、排水装置と係脱可能な排水管とを設けたことを特
    徴とするバレル槽。
  9. 【請求項9】ローラー上に転動可能に載置された回転用
    バレル槽の端面中心線上に、給水装置と係脱可能な給水
    管と、バレル槽の端面最外周部に弁を有する下方排水管
    を設けたことを特徴とするバレル槽。
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