JP2584528Y2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2584528Y2
JP2584528Y2 JP8121992U JP8121992U JP2584528Y2 JP 2584528 Y2 JP2584528 Y2 JP 2584528Y2 JP 8121992 U JP8121992 U JP 8121992U JP 8121992 U JP8121992 U JP 8121992U JP 2584528 Y2 JP2584528 Y2 JP 2584528Y2
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JP
Japan
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stack pointer
interrupt signal
writing
stack
standby state
Prior art date
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JP8121992U
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JPH0648034U (ja
Inventor
照泰 石川
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プログラム・の処理の
中断状態または停止状態の設定と解除を割り込み信号に
よって実行する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の情報処理装置の構成を示す
ブロック図で、プログラムの処理の中断または停止させ
ることを割り込み信号によって行うCPU及びプログラ
ムでは、その剖り込み信号が発生した場合、割り込み処
理の一つであるスタックポインタの書き込みをスタック
ポインタ書き込み手段1により行って割り込みサブルー
チンに分岐する。サブルーチン中では、待機状態制御手
段2bにより、プログラムの処理の中断またはCPUの
停止を設定しで待機状態とする。
【0003】この待機状態の間に再度割り込み信号が発
生した場合には、いったん待機状態が解除され、再び割
り込み処理によってスタックポインタを書き込んで割り
込みサブルーチンに分岐し中断または停止の設定を行っ
て処理の待機状態となる。
【0004】これらの動作を割り込み信号の発生ごとに
繰り返すため、割り込み信号の発生ごとにスタックポイ
ンタがいくつも書き込まれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図4に示すような、従
来の、待機状態の設定と解除を割り込み信号によって実
行するCPU及びプログラムでは、割り込み信号が発生
するたびにスタックポインタがいくつも書き込まれてた
まる一方となり、スタックポインタがCPUの処理能力
を上回るほどにたまった場合にはCPU及びプログラム
の暴走を引き起こすことなる。
【0006】また、割り込み信号が入力される度に割り
込み先から割り込み先へと実行する多重割り込みとなる
ため、最初の割り込み信号が発生する前の状態に戻るの
にも複雑な処理を必要とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述のような
事例を防ぐために考案されたもので、スタックポインタ
を記憶保持するスタックポインタ記憶手段と、プログラ
ムの中断及び停止状態の設定と解除を割り込み信号によ
って行い、割り込み信号が供給される度に前記スタック
ポインタ記憶手段にスタックポインタを書き込むスタッ
クポインタ書き込み手段と、該スタックポインタ書き込
み手段による書き込み処理を受けて動作し、プログラム
の処理の中断またはCPUの停止を設定する待機状態
選択を制御する待機状態制御手段と、前記待機状態を示
すフラグを設定するフラグ設定手段と、フラグ設定手
により設定されたフラグの有無を判定するフラグ判定
手段と、フラグ判定手段の判定結果に従って前記スタ
ックポインタを読み出すスタックポインタ読み出し手段
とを具備し、一度目の割り込み信号に応答して選択され
待機状態中に2度目以降の割り込み信号が供給された
場合、2度目以降の割り込み信号に応答して前記スタ
ックポインタ書き込み手段がスタックポインタの書き込
み処理を行った後、前記スタックポインタ読み出し手段
が読み出し処理を行って該スタックポインタを読み捨
て、前記スタックポインタ記憶手段への2個以上のスタ
ックポインタの保持を排除することを特徴とするもので
ある。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例を示すもので、図6
の従来の情報処理装置に、待機状態を示すフラグを設定
するフラグ設定手段4と、そのフラグ設定手段で設定さ
れたフラグの有無を判定するフラグ判定手段5と、その
フラグ判定手段の結果に従って、スタックポインタを読
み出すスタックポインタ読み出し手段6とを追加した構
成となっている。
【0009】次に、本考案の動作を、ウォッチドッグタ
イマーがオーバーフローした場合に発生する割り込み信
号で割り込みを行う場合について、図2、図3を用いて
説明する。
【0010】ある時点において異常が発生し、ウォッチ
ドッグタイマーがオーバーフロー(101)すると割り
込み信号が発生(102)して1個目のスタックポイン
タを書き込んだ後(103)、割り込みサブルーチン
(104)に分岐する。
【0011】割り込みサブルーチン(104)では、待
機状態からの復帰後の再割り込みであるか否かを、待機
状態であった事を示すフラグで判断する。この場合一度
目であるから、待機状態を示すフラグは設定されていな
いため、NON SETへ分岐する。次に、待機状態に
設定する前に必要な処理(106)を行ったあとで待機
状態を示すフラグを設定し(107)、CPUまたはプ
ログラムを待機状態に設定する(108)。
【0012】その後、ウォッチドッグタイマーがカウン
し続け、再びカウント値がオーバーフローして2回
目の割り込み信号が発生すると、2個目のスタックポイ
ンタを書き込んだ(103)後、二度目の割り込みサブ
ルーチン(104)に分岐する。
【0013】二度目の割り込みサブルーチン(104)
でも、待機状態からの復帰後の再割り込みであるか否か
を判断(105)する。ここで、前回に待機状態を示す
フラグが設定されているためSETに分岐して、スタッ
クポインタ読み出し手段6により2個目のスタックポイ
ンタが読み出され(109)て、二度目の割り込みが入
ったアドレス、すなわち一度目の割り込みサブルーチン
中のループへと戻される。そして、再び待機状態に設定
する前に必要な処理(107)と待機状態を示すフラグ
を設定して(108)、CPUまたはブログラムを待機
状態に設定する(109)。
【0014】三度目以降のウォッチドッグタイマーのオ
ーバーフロー割り込み信号に対してもこの処理を繰り返
す。このため、スタックポインタには一度目の割り込み
先のアドレスが書き込まれたままで以後の割り込みによ
る書き込みは行われない。その結果、図5に示すよう
に、2回目以降のスタックポインタは書き込まれること
はない。本考案は、ウォッチドッグタイマーのオーバー
フローについて説明したが、情報処理装置にたいして割
り込みをかけるものであれば、いかなるものについても
適用できることはいうまでもない。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
一度目の割り込み信号に応答して選択された待機状態中
に2度目以降の割り込み信号が供給された場合、2度
目以降の割り込み信号に応答して前記スタックポインタ
書き込み手段がスタックポイン タの書き込み処理を行っ
た後、前記スタックポインタ読み出し手段が読み出し処
理を行って該スタックポインタを読み捨て、前記スタッ
クポインタ記憶手段への2個以上のスタックポインタの
保持を排除する構成としたから、最初に待機状態に設定
したアドレスのスタックポインタはそのままに、2回目
以降の割り込み信号によるスタックポインタは書き込ま
ないため、スタックポインタのCPUの処理能力を越え
るほどの書き込みによるCPUまたはプログラムの暴走
を防ぐことができ、またスタックポインタ記憶手段に対
する余分なスタックポインタの書き込みが排除されるの
で、最初にスタンバイモードに設定した箇所からの再ス
タートも容易に行うことができる等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本考案の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図3】本考案の一実施例としてのウォッチドッグタイ
マーのカウント状態とCPUの動作状態を示す図であ
る。
【図4】従来のスタックポインタの状態を示す概念図で
ある。
【図5】本考案のスタックポインタの状態を示す概念図
である。
【図6】従来の構成を示すブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−182389(JP,A) 特開 平2−173828(JP,A) 特開 昭62−120544(JP,A) 特開 昭59−108147(JP,A) 特開 昭59−32046(JP,A) 特開 昭60−105046(JP,A) 特開 平1−216429(JP,A) 特開 平4−245543(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 9/46,9/42,9/40,9/34,12/14 G06F 9/22,9/26,11/00,15/78

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタックポインタを記憶保持するスタッ
    クポインタ記憶手段と、プログラムの中断及び停止状態
    の設定と解除を割り込み信号によって行い、割り込み信
    号が供給される度に前記スタックポインタ記憶手段に
    タックポインタを書き込むスタックポインタ書き込み
    段と、該スタックポインタ書き込み手段による書き込み
    処理を受けて動作し、プログラムの処理の中断またはC
    PUの停止を設定する待機状態の選択を制御する待機状
    態制御手段と、前記待機状態を示すフラグを設定するフ
    ラグ設定手段と、フラグ設定手段により設定されたフ
    ラグの有無を判定するフラグ判定手段と、フラグ判定
    手段の判定結果に従って前記スタックポインタを読み出
    すスタックポインタ読み出し手段とを具備し、一度目の
    割り込み信号に応答して選択された待機状態中に2度目
    以降の割り込み信号が供給された場合、2度目以降の
    割り込み信号に応答して前記スタックポインタ書き込み
    手段がスタックポインタの書き込み処理を行った後、前
    記スタックポインタ読み出し手段が読み出し処理を行っ
    て該スタックポインタを読み捨て、前記スタックポイン
    タ記憶手段への2個以上のスタックポインタの保持を排
    除することを特徴とする情報処理装置。
JP8121992U 1992-11-25 1992-11-25 情報処理装置 Expired - Lifetime JP2584528Y2 (ja)

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JP8121992U JP2584528Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 情報処理装置

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JP8121992U JP2584528Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0648034U JPH0648034U (ja) 1994-06-28
JP2584528Y2 true JP2584528Y2 (ja) 1998-11-05

Family

ID=13740374

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