JP2584143Y2 - 測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせる歯車試験機 - Google Patents
測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせる歯車試験機Info
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- JP2584143Y2 JP2584143Y2 JP1901492U JP1901492U JP2584143Y2 JP 2584143 Y2 JP2584143 Y2 JP 2584143Y2 JP 1901492 U JP1901492 U JP 1901492U JP 1901492 U JP1901492 U JP 1901492U JP 2584143 Y2 JP2584143 Y2 JP 2584143Y2
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- Japan
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- measuring
- measurement
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、測定歯車の位置を固
定し、測定歯車にかみ合って回転する親歯車の軸の前後
動距離の測定から測定歯車のOBD、歯振れ、打痕を測
定する歯車試験機についてのものである。
定し、測定歯車にかみ合って回転する親歯車の軸の前後
動距離の測定から測定歯車のOBD、歯振れ、打痕を測
定する歯車試験機についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による歯車試験機の構成
を図4により説明する。図4は平面図であり、図4の1
は測定歯車、2は親歯車、3は移動台、6は連結機構、
8はシリンダである。図4では測定歯車1の位置を固定
し、親歯車2をシリンダ8の駆動により移動して測定歯
車1とかみ合わせる。図4は親歯車2と測定歯車1が離
れており、測定前の状態を示す。連結機構6はブロック
6A、ばね6B及びシャフト6Cで構成される。ばね6
Bは圧縮コイルばねであり、シャフト6Cとブロック6
Aに挟まれる。
を図4により説明する。図4は平面図であり、図4の1
は測定歯車、2は親歯車、3は移動台、6は連結機構、
8はシリンダである。図4では測定歯車1の位置を固定
し、親歯車2をシリンダ8の駆動により移動して測定歯
車1とかみ合わせる。図4は親歯車2と測定歯車1が離
れており、測定前の状態を示す。連結機構6はブロック
6A、ばね6B及びシャフト6Cで構成される。ばね6
Bは圧縮コイルばねであり、シャフト6Cとブロック6
Aに挟まれる。
【0003】次に、図4の側面図を図5により説明す
る。図5の5は回転機構、7はスライド機構である。回
転機構5は、スピンドル5Aとモータ5Bで構成され、
親歯車2を回転させる。シリンダ8を駆動すると、シリ
ンダ8に連結された連結機構6が移動し、移動台3は連
結機構6に連結されたスライド機構7により前後動す
る。測定歯車1はボス1Bにはめ合わされ、測定歯車1
と親歯車2はばね6Bによる圧力でかみ合う。
る。図5の5は回転機構、7はスライド機構である。回
転機構5は、スピンドル5Aとモータ5Bで構成され、
親歯車2を回転させる。シリンダ8を駆動すると、シリ
ンダ8に連結された連結機構6が移動し、移動台3は連
結機構6に連結されたスライド機構7により前後動す
る。測定歯車1はボス1Bにはめ合わされ、測定歯車1
と親歯車2はばね6Bによる圧力でかみ合う。
【0004】次に、図4の親歯車2を移動し、測定歯車
1と親歯車2をかみ合わせた状態を図6により説明す
る。図6では、基準ブロック1Aと検出器2Aが接触し
ており、親歯車2を回転させることにより、測定歯車1
と親歯車2の中心間距離を検出器2Aで検出する。な
お、図4から図6に示した歯車試験機は実願平3-63357
号の明細書にも記載されている。
1と親歯車2をかみ合わせた状態を図6により説明す
る。図6では、基準ブロック1Aと検出器2Aが接触し
ており、親歯車2を回転させることにより、測定歯車1
と親歯車2の中心間距離を検出器2Aで検出する。な
お、図4から図6に示した歯車試験機は実願平3-63357
号の明細書にも記載されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図4では、測定歯車1
と親歯車2をばね6Bの力で接触させるが、ばね6Bは
たわみ量で弾性が変化する。このため、同じ弾力で測定
歯車1と親歯車2をかみ合わせる範囲が狭くなる。外径
の異なる測定歯車1を測定する場合には測定歯車1と親
歯車2の接触圧力も変化し、測定条件が変わることにな
る。この考案は、外径の異なる測定歯車1を測定すると
きでも、測定歯車1と親歯車2を定圧でかみ合わせる歯
車試験機の提供を目的とする。
と親歯車2をばね6Bの力で接触させるが、ばね6Bは
たわみ量で弾性が変化する。このため、同じ弾力で測定
歯車1と親歯車2をかみ合わせる範囲が狭くなる。外径
の異なる測定歯車1を測定する場合には測定歯車1と親
歯車2の接触圧力も変化し、測定条件が変わることにな
る。この考案は、外径の異なる測定歯車1を測定すると
きでも、測定歯車1と親歯車2を定圧でかみ合わせる歯
車試験機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この考案では、供給圧力が一定のシリンダ4により
駆動されるピストンロッド4Aを移動台3に直結し、測
定歯車1と親歯車2を定圧でかみ合わせる。
め、この考案では、供給圧力が一定のシリンダ4により
駆動されるピストンロッド4Aを移動台3に直結し、測
定歯車1と親歯車2を定圧でかみ合わせる。
【0007】
【作用】次に、この考案による歯車試験機の構成を図1
により説明する。図1の4はシリンダ、4Aはピストン
ロッドであり、その他は図4と同じものである。すなわ
ち、図4ではシリンダ8を連結機構6に連結し、連結機
構6をスライド機構7に連結して移動台3を移動するの
に対し、図1はシリンダ4のピストンロッド4Aを移動
台3に直結し、測定歯車1と親歯車2を定圧でかみ合わ
せる。
により説明する。図1の4はシリンダ、4Aはピストン
ロッドであり、その他は図4と同じものである。すなわ
ち、図4ではシリンダ8を連結機構6に連結し、連結機
構6をスライド機構7に連結して移動台3を移動するの
に対し、図1はシリンダ4のピストンロッド4Aを移動
台3に直結し、測定歯車1と親歯車2を定圧でかみ合わ
せる。
【0008】次に、図1の側面図を図2により説明す
る。図2のシリンダ4には、駆動圧力が微調整できる空
気圧シリンダを使用する。シリンダ4を駆動すると、ピ
ストンロッド4Aに連結されたスライド機構7により移
動台3が前後動する。
る。図2のシリンダ4には、駆動圧力が微調整できる空
気圧シリンダを使用する。シリンダ4を駆動すると、ピ
ストンロッド4Aに連結されたスライド機構7により移
動台3が前後動する。
【0009】次に、測定歯車1と親歯車2をかみ合わせ
た状態図を図3により説明する。図2では、シリンダ4
が測定歯車1と親歯車2の接触圧力を直接与えるので、
測定歯車1と親歯車2をかみ合わせたときの親歯車2の
位置が変化しても接触圧力は変化しない。なお、親歯車
2の位置変化とは、外径の異なる測定歯車1を測定した
ときに親歯車2が移動することである。また、シリンダ
4のストロークは測定歯車1と親歯車2をかみ合わせた
状態よりも充分長くする。これにより、測定歯車1の測
定範囲を広くすることができる。
た状態図を図3により説明する。図2では、シリンダ4
が測定歯車1と親歯車2の接触圧力を直接与えるので、
測定歯車1と親歯車2をかみ合わせたときの親歯車2の
位置が変化しても接触圧力は変化しない。なお、親歯車
2の位置変化とは、外径の異なる測定歯車1を測定した
ときに親歯車2が移動することである。また、シリンダ
4のストロークは測定歯車1と親歯車2をかみ合わせた
状態よりも充分長くする。これにより、測定歯車1の測
定範囲を広くすることができる。
【0010】
【考案の効果】この考案によれば、供給圧力が一定のシ
リンダにより駆動されるピストンロッドを移動台に直結
するので、測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせること
ができる。
リンダにより駆動されるピストンロッドを移動台に直結
するので、測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせること
ができる。
【図1】この考案による歯車試験機の構成図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の測定歯車1と親歯車2をかみ合わせた状
態図である。
態図である。
【図4】従来技術による歯車試験機の構成図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の測定歯車1と親歯車2をかみ合わせた状
態図である。
態図である。
1 測定歯車 2 親歯車 3 移動台 4 シリンダ 4A ピストンロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−36330(JP,A) 特開 昭59−116524(JP,A) 実開 平2−148446(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 13/02
Claims (1)
- 【請求項1】 測定歯車(1) の位置を固定し、親歯車
(2) の軸を保持する移動台(3) を移動させて測定歯車
(1) に親歯車(2) を押し当て、測定歯車(1) とかみ合い
回転する親歯車(2) の軸の前後動距離の測定値から測定
歯車(1) を測定する歯車試験機において、 供給圧力が一定のシリンダ(4) により駆動されるピスト
ンロッド(4A)を移動台(3) に直結することを特徴とする
測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせる歯車試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1901492U JP2584143Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせる歯車試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1901492U JP2584143Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせる歯車試験機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571747U JPH0571747U (ja) | 1993-09-28 |
JP2584143Y2 true JP2584143Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=11987644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1901492U Expired - Fee Related JP2584143Y2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 測定歯車と親歯車を定圧でかみ合わせる歯車試験機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584143Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP1901492U patent/JP2584143Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0571747U (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |