JP2584137B2 - 携帯形無線機 - Google Patents
携帯形無線機Info
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- JP2584137B2 JP2584137B2 JP3044789A JP4478991A JP2584137B2 JP 2584137 B2 JP2584137 B2 JP 2584137B2 JP 3044789 A JP3044789 A JP 3044789A JP 4478991 A JP4478991 A JP 4478991A JP 2584137 B2 JP2584137 B2 JP 2584137B2
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- Japan
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- antenna
- housing
- switch
- cover
- engagement
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/08—Means for collapsing antennas or parts thereof
- H01Q1/10—Telescopic elements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
- H01Q1/24—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
- H01Q1/241—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
- H01Q1/242—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
- H01Q1/243—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
- H01Q1/244—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas extendable from a housing along a given path
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯形電話機、個別呼
出無線機等の携帯形無線機に関する。
出無線機等の携帯形無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の携帯形電話機として、筐
体にスライド式のアンテナを出没可能に支持し、使用時
にアンテナを筐体から突出させ、不使用時にアンテナを
筐体内に収納し、不使用時において、落下した際や、他
物と衝突した際にアンテナの損傷を防止することができ
るようにした構成が知られている。また、電話機本体の
筐体にカバーを開閉可能に連結し、不使用時にはカバー
を閉じて電話機本体の各種プッシュボタン、着信ボタン
等を保護し、使用時にはカバーを開いて電話機本体の各
種プッシュボタン、着信ボタン等を露出させるようにし
た構成が知られている。
体にスライド式のアンテナを出没可能に支持し、使用時
にアンテナを筐体から突出させ、不使用時にアンテナを
筐体内に収納し、不使用時において、落下した際や、他
物と衝突した際にアンテナの損傷を防止することができ
るようにした構成が知られている。また、電話機本体の
筐体にカバーを開閉可能に連結し、不使用時にはカバー
を閉じて電話機本体の各種プッシュボタン、着信ボタン
等を保護し、使用時にはカバーを開いて電話機本体の各
種プッシュボタン、着信ボタン等を露出させるようにし
た構成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
携帯形電話機の小形化に伴い、アンテナも小形化され、
アンテナトップも小さく形成されている。このため、上
記従来例のように不使用時にアンテナを筐体内に納める
と、使用時にアンテナトップをつまみにくく、アンテナ
を突出させる操作が煩わしい。この問題を解消するには
アンテナを筐体の外形内に納めて保護すると共に、筐体
にアンテナトップ部に対応して切欠を形成し、この切欠
よりアンテナトップ部に爪等をひっかけてアンテナを突
出させることも考えられるが、これではアンテナを迅速
に突出させることができず、着信時に直ちに通話するこ
とができない。
携帯形電話機の小形化に伴い、アンテナも小形化され、
アンテナトップも小さく形成されている。このため、上
記従来例のように不使用時にアンテナを筐体内に納める
と、使用時にアンテナトップをつまみにくく、アンテナ
を突出させる操作が煩わしい。この問題を解消するには
アンテナを筐体の外形内に納めて保護すると共に、筐体
にアンテナトップ部に対応して切欠を形成し、この切欠
よりアンテナトップ部に爪等をひっかけてアンテナを突
出させることも考えられるが、これではアンテナを迅速
に突出させることができず、着信時に直ちに通話するこ
とができない。
【0004】また、カバーを備えている場合には、着信
に際し、カバーを開き、上記のようにアンテナを突出さ
せる操作のほかに着信ボタンの押圧操作を行わなければ
ならず、操作性に劣り、直ちに応答することができな
い。
に際し、カバーを開き、上記のようにアンテナを突出さ
せる操作のほかに着信ボタンの押圧操作を行わなければ
ならず、操作性に劣り、直ちに応答することができな
い。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、不使用時にアンテナを筐体内に収納す
ることができ、したがって、アンテナの損傷を防止する
ことができ、しかも、使用時にアンテナを容易に突出さ
せることができ、したがって、操作性と応答性を向上さ
せることができるようにした携帯形無線機を提供し、ま
た、上記目的に加えて更に一層、操作性と応答性を向上
させることができるようにした携帯形無線機を提供する
ことを目的とするものである。
するものであり、不使用時にアンテナを筐体内に収納す
ることができ、したがって、アンテナの損傷を防止する
ことができ、しかも、使用時にアンテナを容易に突出さ
せることができ、したがって、操作性と応答性を向上さ
せることができるようにした携帯形無線機を提供し、ま
た、上記目的に加えて更に一層、操作性と応答性を向上
させることができるようにした携帯形無線機を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、携帯形無線機に、筐体に対し、出没可能に支持され
たスライド式のアンテナと、上記筐体に開閉可能に連結
するカバーと、一方に切り換えると着信スイッチをオフ
し、他方に切り換えると上記カバーを開き、且つ上記ア
ンテナを上記筐体から突出させるとともに着信スイッチ
をオンする操作部とを備えたものである。
に、携帯形無線機に、筐体に対し、出没可能に支持され
たスライド式のアンテナと、上記筐体に開閉可能に連結
するカバーと、一方に切り換えると着信スイッチをオフ
し、他方に切り換えると上記カバーを開き、且つ上記ア
ンテナを上記筐体から突出させるとともに着信スイッチ
をオンする操作部とを備えたものである。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】したがって、本発明によれば、不使用時にはア
ンテナを筐体内に納めることができる。使用時には操作
部を使用方向へスライドさせることにより、アンテナ操
作部材を連動させてアンテナをスライドさせ、アンテナ
トップ部を筐体外へ突出させることができるので、この
アンテナトップ部をつまむことにより容易に突出させる
ことができる。
ンテナを筐体内に納めることができる。使用時には操作
部を使用方向へスライドさせることにより、アンテナ操
作部材を連動させてアンテナをスライドさせ、アンテナ
トップ部を筐体外へ突出させることができるので、この
アンテナトップ部をつまむことにより容易に突出させる
ことができる。
【0015】また、着信スイッチを備えている場合、使
用時には操作部を使用方向へスライドさせることによ
り、上記のようにアンテナトップ部を筐体外へ突出させ
ると共に、スイッチ操作部材を連動させて着信スイッチ
を作動させることができる。
用時には操作部を使用方向へスライドさせることによ
り、上記のようにアンテナトップ部を筐体外へ突出させ
ると共に、スイッチ操作部材を連動させて着信スイッチ
を作動させることができる。
【0016】また、カバーを備えている場合、使用時に
は操作部を使用方向へスライドさせることにより、上記
のようにアンテナトップ部を筐体外へ突出させると共
に、ロック用の第2の係合部を連動させてカバーのロッ
ク用の第1の係合部より離脱させてカバーを解放するこ
とができる。
は操作部を使用方向へスライドさせることにより、上記
のようにアンテナトップ部を筐体外へ突出させると共
に、ロック用の第2の係合部を連動させてカバーのロッ
ク用の第1の係合部より離脱させてカバーを解放するこ
とができる。
【0017】また、着信スイッチとカバーを備えている
場合、使用時には操作部を使用方向へスライドさせるこ
とにより、上記のようにアンテナトップ部を筐体外へ突
出させると共に、着信スイッチを作動させ、カバーを解
放することができる。
場合、使用時には操作部を使用方向へスライドさせるこ
とにより、上記のようにアンテナトップ部を筐体外へ突
出させると共に、着信スイッチを作動させ、カバーを解
放することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0019】図1および図2(a)、(b)は本発明の
一実施例における携帯形無線機を示し、図1はカバーを
開いた状態の斜視図、図2(a)はカバーを閉じた状態
の一部破断平面図、図2(b)はカバーを開いた状態の
一部破断平面図である。
一実施例における携帯形無線機を示し、図1はカバーを
開いた状態の斜視図、図2(a)はカバーを閉じた状態
の一部破断平面図、図2(b)はカバーを開いた状態の
一部破断平面図である。
【0020】本実施例においては、携帯形電話機に適用
したものであり、図1および図2(a)、(b)に示す
ように、携帯形電話機は電話機本体1とカバー2とから
構成されている。電話機本体1の筐体3は筐体本体4と
蓋体5とから構成され、筐体本体4の背面における中間
部より下部に至る範囲で形成された凹所6に電池パック
7が離脱可能に取り付けられている。蓋体5の正面側の
中間部より下部に至る範囲で浅い凹所8が形成され、こ
の凹所8内において各種のプッシュボタン9が配列さ
れ、凹所8内の下部にはマイクロホン用の穴10が形成
されている。蓋体5の正面側の上部にはスピーカ用の穴
11が形成され、その下部にはデータ表示用の表示部
(LCD)12が設けられている。カバー2の内面には
データ入力用のフラットキー13が配列され、カバー2
の基部両側部が筐体3の下部両側部に回転可能に連結さ
れ、トーションばね(図示省略)により開放方向に付勢
されている。そして、カバー2をトーションばねの反発
弾性に抗して回転させることにより、筐体3の凹所8内
に納め、各種のプッシュボタン9およびフラットキー1
3を被覆して保護することができるようになっている。
このとき、カバー2の先端部に設けられた突出部14が
筐体3の凹所8の上部に形成された穴15から筐体3内
に挿入されるようになっている。凹所14にはロック用
の第1の係合部である係合穴16が形成されている。
したものであり、図1および図2(a)、(b)に示す
ように、携帯形電話機は電話機本体1とカバー2とから
構成されている。電話機本体1の筐体3は筐体本体4と
蓋体5とから構成され、筐体本体4の背面における中間
部より下部に至る範囲で形成された凹所6に電池パック
7が離脱可能に取り付けられている。蓋体5の正面側の
中間部より下部に至る範囲で浅い凹所8が形成され、こ
の凹所8内において各種のプッシュボタン9が配列さ
れ、凹所8内の下部にはマイクロホン用の穴10が形成
されている。蓋体5の正面側の上部にはスピーカ用の穴
11が形成され、その下部にはデータ表示用の表示部
(LCD)12が設けられている。カバー2の内面には
データ入力用のフラットキー13が配列され、カバー2
の基部両側部が筐体3の下部両側部に回転可能に連結さ
れ、トーションばね(図示省略)により開放方向に付勢
されている。そして、カバー2をトーションばねの反発
弾性に抗して回転させることにより、筐体3の凹所8内
に納め、各種のプッシュボタン9およびフラットキー1
3を被覆して保護することができるようになっている。
このとき、カバー2の先端部に設けられた突出部14が
筐体3の凹所8の上部に形成された穴15から筐体3内
に挿入されるようになっている。凹所14にはロック用
の第1の係合部である係合穴16が形成されている。
【0021】筐体3内の一側にはアンテナガイド兼用の
枠状のアンテナ操作部材17が設けられ、アンテナ操作
部材17は筐体3の内面とガイド18、19の間で筐体
3の長手方向、すなわち、上下方向に沿ってスライド可
能となっている。筐体3の上部にはアンテナ操作部材1
7に対応して凹所20が形成され、凹所20の底部に形
成された穴21にアンテナホルダ22が取り付けられて
いる。スライド式のアンテナ23がアンテナホルダ22
にスライド可能に挿通されると共に、アンテナ操作部材
17にスライド可能に挿入されている。アンテナ操作部
材17の中間部側方には操作部24が突設され、操作部
24は筐体3の側方に形成された穴25よりスライド可
能に突出されている。そして、筐体3の外部からの操作
部24の操作によりこの操作部24とアンテナ操作部材
17が共に使用方向(図2の(b)の矢印A方向)にス
ライドすることにより、アンテナ操作部材17によりア
ンテナ23の基部を押圧してスライドさせ、アンテナト
ップ26部を筐体3の上方へ突出させることができ、ア
ンテナ操作部材17と操作部24が不使用方向(図2
(b)の反矢印A方向)に復帰することにより、アンテ
ナ23を解放することができる。したがって、アンテナ
23を後退させ、アンテナトップ26部を筐体3の凹所
20内に納めることができる。アンテナ操作部材17に
は操作部24とは反対側の側方においてスイッチ操作突
起27とロック板28が一体に突設され、アンテナ操作
部材17および操作部24と一体に移動可能となってい
る。スイッチ操作突起27は上記のようにアンテナ操作
部材17および操作部24が使用方向にスライドする
と、筐体3内に設けられた着信スイッチ(マイクロスイ
ッチ)29を作動させることができ、上記のようにアン
テナ操作部材17および操作部24が不使用方向へスラ
イドすると、着信スイッチ29を解放することができ
る。ロック板28には上記カバー2の係合穴16と係合
し得るロック用の第2の係合部である係合突起30が形
成されている。ロック板28の係合突起30は上記のよ
うにアンテナ操作部材17および操作部24が使用方向
にスライドすると、カバー2の係合穴16より離脱して
カバー2を解放することができ、上記のようにアンテナ
操作部材17および操作部24が不使用方向へスライド
すると、カバー2の係合穴16との係合位置に復帰する
ことができる。筐体3内にはロック板28とほぼ平行に
ストッパ31が一体に設けられ、これらロック板28と
ストッパ31との間に線材ばね32が介在されている。
すなわち、線材ばね32の中央突出部がロック板28に
係合突起30とは反対側の面に形成された凹所33に係
合され、線材ばね32の両側部がストッパ31に当接さ
れている。そして、線材ばね32によりロック板28、
スイッチ操作突起27、アンテナ操作部材17および操
作部24が不使用方向に復帰するように付勢されてい
る。また、上記のようにカバー2をトーションばねの反
発弾性に抗して閉じて突出部14を穴15から筐体3内
に挿入することにより、線材ばね32の反発弾性に抗し
て係合穴16を係合突起30に強制的に係合することが
できるように設定されている。
枠状のアンテナ操作部材17が設けられ、アンテナ操作
部材17は筐体3の内面とガイド18、19の間で筐体
3の長手方向、すなわち、上下方向に沿ってスライド可
能となっている。筐体3の上部にはアンテナ操作部材1
7に対応して凹所20が形成され、凹所20の底部に形
成された穴21にアンテナホルダ22が取り付けられて
いる。スライド式のアンテナ23がアンテナホルダ22
にスライド可能に挿通されると共に、アンテナ操作部材
17にスライド可能に挿入されている。アンテナ操作部
材17の中間部側方には操作部24が突設され、操作部
24は筐体3の側方に形成された穴25よりスライド可
能に突出されている。そして、筐体3の外部からの操作
部24の操作によりこの操作部24とアンテナ操作部材
17が共に使用方向(図2の(b)の矢印A方向)にス
ライドすることにより、アンテナ操作部材17によりア
ンテナ23の基部を押圧してスライドさせ、アンテナト
ップ26部を筐体3の上方へ突出させることができ、ア
ンテナ操作部材17と操作部24が不使用方向(図2
(b)の反矢印A方向)に復帰することにより、アンテ
ナ23を解放することができる。したがって、アンテナ
23を後退させ、アンテナトップ26部を筐体3の凹所
20内に納めることができる。アンテナ操作部材17に
は操作部24とは反対側の側方においてスイッチ操作突
起27とロック板28が一体に突設され、アンテナ操作
部材17および操作部24と一体に移動可能となってい
る。スイッチ操作突起27は上記のようにアンテナ操作
部材17および操作部24が使用方向にスライドする
と、筐体3内に設けられた着信スイッチ(マイクロスイ
ッチ)29を作動させることができ、上記のようにアン
テナ操作部材17および操作部24が不使用方向へスラ
イドすると、着信スイッチ29を解放することができ
る。ロック板28には上記カバー2の係合穴16と係合
し得るロック用の第2の係合部である係合突起30が形
成されている。ロック板28の係合突起30は上記のよ
うにアンテナ操作部材17および操作部24が使用方向
にスライドすると、カバー2の係合穴16より離脱して
カバー2を解放することができ、上記のようにアンテナ
操作部材17および操作部24が不使用方向へスライド
すると、カバー2の係合穴16との係合位置に復帰する
ことができる。筐体3内にはロック板28とほぼ平行に
ストッパ31が一体に設けられ、これらロック板28と
ストッパ31との間に線材ばね32が介在されている。
すなわち、線材ばね32の中央突出部がロック板28に
係合突起30とは反対側の面に形成された凹所33に係
合され、線材ばね32の両側部がストッパ31に当接さ
れている。そして、線材ばね32によりロック板28、
スイッチ操作突起27、アンテナ操作部材17および操
作部24が不使用方向に復帰するように付勢されてい
る。また、上記のようにカバー2をトーションばねの反
発弾性に抗して閉じて突出部14を穴15から筐体3内
に挿入することにより、線材ばね32の反発弾性に抗し
て係合穴16を係合突起30に強制的に係合することが
できるように設定されている。
【0022】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。今、図2(a)に示すように、ロック板
28、スイッチ操作突起27、アンテナ操作部材17お
よび操作部24が線材ばね32により付勢されて不使用
方向に復帰し、カバー2が閉じてその係合穴16が係合
突起30に係合し、アンテナ23が筐体3内に納められ
ているとする。この状態で携帯形電話機を誤って落下
し、若しくは他物に衝突してもアンテナ23の全体が筐
体3の外形内に納められているので、損傷するのを防止
することができる。この状態から図2(b)に示すよう
に、操作部24を使用方向(矢印A方向)に押圧し、操
作部24、アンテナ操作部材17、スイッチ操作突起2
7およびロック板28を線材ばね32の反発弾性に抗し
て一体にスライドさせる。これに伴い、アンテナ操作部
材17によりアンテナ23の基部を押圧し、アンテナト
ップ26部を筐体3の凹所20より外方へ突出させ、ス
イッチ操作突起27により着信スイッチ29を作動さ
せ、ロック板28の係合突起30をカバー2の係合穴1
6より離脱させてカバー2を解放し、トーションばねの
反発弾性により図1に示すように開くことができる。そ
して、外方へ突出しているアンテナトップ26部をつま
んでアンテナ23をアンテナホルダ22およびアンテナ
操作部材17に対してスライドさせ、外方へ引き出すこ
とにより通話可能状態となる。この間、操作部24の押
圧力を解放することにより、操作部24、アンテナ操作
部材17、スイッチ操作突起27およびロック板28は
線材ばね32の反発弾性により不使用方向に復帰してい
る。
いて説明する。今、図2(a)に示すように、ロック板
28、スイッチ操作突起27、アンテナ操作部材17お
よび操作部24が線材ばね32により付勢されて不使用
方向に復帰し、カバー2が閉じてその係合穴16が係合
突起30に係合し、アンテナ23が筐体3内に納められ
ているとする。この状態で携帯形電話機を誤って落下
し、若しくは他物に衝突してもアンテナ23の全体が筐
体3の外形内に納められているので、損傷するのを防止
することができる。この状態から図2(b)に示すよう
に、操作部24を使用方向(矢印A方向)に押圧し、操
作部24、アンテナ操作部材17、スイッチ操作突起2
7およびロック板28を線材ばね32の反発弾性に抗し
て一体にスライドさせる。これに伴い、アンテナ操作部
材17によりアンテナ23の基部を押圧し、アンテナト
ップ26部を筐体3の凹所20より外方へ突出させ、ス
イッチ操作突起27により着信スイッチ29を作動さ
せ、ロック板28の係合突起30をカバー2の係合穴1
6より離脱させてカバー2を解放し、トーションばねの
反発弾性により図1に示すように開くことができる。そ
して、外方へ突出しているアンテナトップ26部をつま
んでアンテナ23をアンテナホルダ22およびアンテナ
操作部材17に対してスライドさせ、外方へ引き出すこ
とにより通話可能状態となる。この間、操作部24の押
圧力を解放することにより、操作部24、アンテナ操作
部材17、スイッチ操作突起27およびロック板28は
線材ばね32の反発弾性により不使用方向に復帰してい
る。
【0023】通話終了後、終了ボタンを操作した後、上
記のようにカバー2をトーションばねの反発弾性に抗し
て閉じ、係合穴16を線状ばね32の反発弾性に抗して
係合突起30に係合する。その後、図2(a)に示すよ
うに、アンテナ23をアンテナホルダ22およびアンテ
ナ操作部材17に対してスライドさせることにより筐体
3の外形内に納めることができ、次回の使用に待機させ
ることができる。
記のようにカバー2をトーションばねの反発弾性に抗し
て閉じ、係合穴16を線状ばね32の反発弾性に抗して
係合突起30に係合する。その後、図2(a)に示すよ
うに、アンテナ23をアンテナホルダ22およびアンテ
ナ操作部材17に対してスライドさせることにより筐体
3の外形内に納めることができ、次回の使用に待機させ
ることができる。
【0024】なお、上記実施例では、操作部24および
アンテナ操作部材17のスライドと共に、スイッチ操作
突起27とロック板28を移動させるようにしている
が、スイッチ操作突起27とロック板28のいずれか一
方を操作部24およびアンテナ操作部材17のスライド
と共に移動させるようにしてもよい。また、着信スイッ
チ29、カバー2が不要な従来の個別呼出無線機におい
ては、スイッチ操作突起27とロック板28は不要とな
る。本発明は、このほか、その基本的技術思想を逸脱し
ない範囲で種々設計変更することができる。
アンテナ操作部材17のスライドと共に、スイッチ操作
突起27とロック板28を移動させるようにしている
が、スイッチ操作突起27とロック板28のいずれか一
方を操作部24およびアンテナ操作部材17のスライド
と共に移動させるようにしてもよい。また、着信スイッ
チ29、カバー2が不要な従来の個別呼出無線機におい
ては、スイッチ操作突起27とロック板28は不要とな
る。本発明は、このほか、その基本的技術思想を逸脱し
ない範囲で種々設計変更することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、携
帯形無線機に、筐体に対し、出没可能に支持されたスラ
イド式のアンテナと、上記筐体に開閉可能に連結するカ
バーと、一方に切り換えると着信スイッチをオフし、他
方に切り換えると上記カバーを開き、且つ上記アンテナ
を上記筐体から突出させるとともに着信スイッチをオン
する操作部とを設けることにより、カバーを開ける動
作、アンテナを筐体から突出させる動作及び着信スイッ
チのオン動作を、操作部に対する一操作で行えるため、
操作性と応答性を向上させることができるという効果を
有する。
帯形無線機に、筐体に対し、出没可能に支持されたスラ
イド式のアンテナと、上記筐体に開閉可能に連結するカ
バーと、一方に切り換えると着信スイッチをオフし、他
方に切り換えると上記カバーを開き、且つ上記アンテナ
を上記筐体から突出させるとともに着信スイッチをオン
する操作部とを設けることにより、カバーを開ける動
作、アンテナを筐体から突出させる動作及び着信スイッ
チのオン動作を、操作部に対する一操作で行えるため、
操作性と応答性を向上させることができるという効果を
有する。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【図1】本発明の一実施例における携帯形無線機を示
し、カバーを開いた状態の斜視図
し、カバーを開いた状態の斜視図
【図2】(a)は同携帯形無線機のカバーを閉じた状態
の一部破断平面図 (b)は同携帯形無線機のカバーを開いた状態の一部破
断平面図
の一部破断平面図 (b)は同携帯形無線機のカバーを開いた状態の一部破
断平面図
1 電話機本体 2 カバー 3 筐体 16 係合穴(第1の係合部) 17 アンテナ操作部材 23 アンテナ 24 操作部 27 スイッチ操作突起 28 ロック板 29 着信スイッチ 30 係合突起(第2の係合部) 32 ばね
Claims (5)
- 【請求項1】 筐体に対し、出没可能に支持されたス
ライド式のアンテナと、上記筐体に開閉可能に連結する
カバーと、一方に切り換えると着信スイッチをオフし、
他方に切り換えると上記カバーを開き、且つ上記アンテ
ナを上記筐体から突出させるとともに着信スイッチをオ
ンする操作部とを備えた携帯形無線機。 - 【請求項2】 アンテナを内部に有し、筐体内でスライ
ド可能で移動する操作部材と、この操作部材に接続し、
一方にスライドすると上記アンテナが上記筐体内に収納
し、他方にスライドすると上記アンテナを上記筐体から
突出する操作部とを備えた請求項1記載の携帯形無線
機。 - 【請求項3】 操作部材に突出部を設け、この操作部材
がスライドすることで、着信スイッチをオン、オフする
ことを特徴とする請求項2記載の携帯形無線機。 - 【請求項4】 カバーに第1の係合部を設け、筐体に上
記カバーが閉じた場合に上記第1の係合部と係合する第
2の係合部を設け、操作部を他方に切り換えると着信ス
イッチをオンするとともに、上記第1の係合部と上記第
2の係合部との係合を解除することで上記カバーを開け
ることを特徴とする請求項1、2及び3記載の携帯形無
線機。 - 【請求項5】 操作部材にばねを設け、この操作部材を
着信スイッチをオフする方向に付勢することを特徴とす
る請求項1、2、3及び4記載の携帯形無線機。
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