JP2584000B2 - 光ヘッドの組立調整方法及び装置 - Google Patents

光ヘッドの組立調整方法及び装置

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JP2584000B2 JP63233248A JP23324888A JP2584000B2 JP 2584000 B2 JP2584000 B2 JP 2584000B2 JP 63233248 A JP63233248 A JP 63233248A JP 23324888 A JP23324888 A JP 23324888A JP 2584000 B2 JP2584000 B2 JP 2584000B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、CD、CD−I、CD−V、あるいはLD等の光
ディスクプレーヤにおける光ヘッドの組立調整方法およ
び装置に関する。
従来の技術 第6図は従来の光ディスクプレーヤに用いられていた
光ヘッドを示している。この光ヘッドは半導体レーザか
らのレーザ光を対物レンズに導く往路光学系の光学部品
をカートリッジに収納し、このカートリッジを介してオ
プトベースに装着した構造を持つ。
オプトベース10には垂直上下方向にカートリッジ取付
孔10Aが貫通形成され、この取付孔10Aにカートリッジ11
が装着されている。取付孔10Aと直交する一側方向に取
付孔10Bが貫通形成されている。取付孔10A、10Bは略T
字の形状で交差し、その交差部分で互いに連通してい
る。取付孔10Bには復路光学系のレンズブロック14と光
検出器が組付けられている。
カートリッジ11には、下方から順に半導体レーザ11
A、半導体レーザ11Aの発散光を0次、±1次の円形3ビ
ームに分光する回析格子11B、偏光ビームスプリッタ11
C、レーザ光を平行光に変換するコリメータレンズ11D、
1/4波長板11Eが組付けられている。オプトベース10の上
部には、対物レンズ13をフォーカス方向とトラッキング
方向との2次元方向にサーボするための対物レンズアク
チュエータ12が装着されている。半導体レーザ11Aから
射出したレーザ光は対物レンズ13で集光され、ディスク
Dの記録トラックに照射される。その反射した戻り光は
対物レンズ13を通して偏光ビームスプリッタ11Cに戻さ
れ、90度偏向されて復路光学系に導かれる。
復路光学系には、凹レンズ14Aと円筒レンズ14Bとから
成るレンズブロック14が組付けられている。復路光学系
に導かれた戻りレーザ光はレンズブロック14を通して復
路光軸上に配置された光検出器15で受光される。光検出
器15は、中央の4分割受光素子15Aとその両側の一対の
受光素子15B、15Bとより成る6分割光センサで構成され
ており、センサ基板16上に取付けられ、このセンサ基板
16を介してオプトベース10の復路光軸延長線上に同軸で
組付けられる。
戻りレーザ光のうち、中央の0次光は光検出器15の中
央の4分割受光素子15Aに、両側の±1次光は両側の受
光素子1B、15Bに夫々受光される。4分割受光素子15Aの
検出出力の対角の和の差(A+C)−(B+D)をとる
ことによりフォーカスエラー信号が検出される。両側の
受光素子15B、15Bの検出出力の差動(E−F)をとるこ
とによりトラッキングエラー信号が検出される。これら
のエラー信号に基づいてレンズアクチュエータ12が2次
元方向に駆動制御され、対物レンズ13がフォーカスサー
ボ及びトラッキングサーボされる。再生RF信号は、(A
+B+C+D)−(E+F)のように差動をとることに
より得られる。
このような光ヘッドでは、極めて高い組立精度が要求
される。すなわち、対物レンズをフォーカスとトラッキ
ング方向とに精度良く正確にサーボし、かつ良好な信号
再生が行えるようにする必要がある。そのためには、例
えば、復路光学系に導かれた戻り光のビームスポットを
光検出器15の各受光素子15A、15Bの中心にジャストフォ
ーカス状態で正確に結像させる必要がある。そこで、光
ヘッドの組立調整段階で、第7図に示すように、光検出
器15をセンサ基板16を介してxy軸方向へ移動させ、復路
光軸に対してxy軸方向の位置を調整し、かつ、センサブ
ロック14をz軸方向へ移動させ、復路光軸上における位
置を調整するようにしていた。このxy軸及びz軸方向の
調整は、第8図(イ)、(ロ)に示すように、測定器の
画面上に映し出されたバースト状の再生RF信号とS字特
性と呼ばれるF・E(フォーカスエラー)信号のS字カ
ーブとを観測し、RF信号のピークRFmaxを結ぶ線と、F
・E信号のゼロクロス点とが合致するように光検出器15
とレンズブロック14とをxy方向及びz方向に移動させて
行われる。
この調整にあたっては、第9図に示すように、カート
リッジをオプトベースに組付けたのち、光検出器をxy軸
方向に可動させ、先ずxy調整を行い、次に、レンズブロ
ックをz軸方向に可動させて光軸方向への調整を行い、
結果が良であれば、レンズブロックをロックすると共
に、光検出器をセンサ基板を介してネジ止め固定する一
方、結果が否であれば再度xy調整とz軸調整とを繰り返
すようにしていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の組立調整方法は、光検出器をxy
軸方法へ移動調整したのち、レンズブロックをz軸方向
に移動させると、両者の相対位置が変り、折角調整され
た光検出器のxy方向の位置が狂うことになり、レンズブ
ロックと光検出器との位置を正しく調整するには、xy調
整とz軸調整とを複数回繰り返さなければならず、調整
作業が非常にやっかいで、多大の時間と手数を要すると
いった問題があった。
以上の問題は、自動調整システムを採用しても同様に
生じていた。
この発明は以上の点に鑑みて提案されたもので、上述
した光検出器のxy方向の調整とレンズブロックのz方向
の調整とが一回の調整操作で簡単容易に、かつ確実に行
える組立調整方向及び装置を提供しようとするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、この発明は、光ヘッドの
復路光学系に導かれた戻りレーザ光のエラー信号及び再
生RF信号検出用の光検出器への合焦位置よりも光路長を
更に延長した位置で戻りレーザ光をビームサイズを定め
て受光する光検出器を有するセンサ治具を用い、このセ
ンサ治具を復路光軸と同軸でオプトベースに装着したの
ち、半導体レーザからのレーザ光を対物レンズを通して
反射体に照射し、その復路光学系への戻り光をセンサ治
具の光検出器で受光しながら、その中央の受光素子の検
出出力の和と周辺の受光素子の検出出力の和との差が0
又はΔ±δとなるようにレンズブロックを可動調整する
組立調整方法を採用した。この場合、フォーカスとトラ
ッキングの2つのサーボはノン・サーボ状態に設定され
る。
また、本発明は、上記目的を達成するために、下記の
装置構成を採用した。
本発明は、レンズブロックを復路光軸方向に可動させ
る調整手段と、対物レンズを通して復路光学系に導かれ
た戻りレーザ光をエラー検出及び再生信号検出用の光検
出器への合焦位置よりも光路長を延長した位置でビーム
サイズを定めて受光する光検出器を有し、その中央の受
光素子の中心が復路光軸と同軸となるようにオプトベー
スに装着されるセンサ治具とを備え、センサ治具の光検
出器の中央の受光素子の検出出力の和とその周辺の受光
素子の和との差が0又はΔ±δとなるようにレンズブロ
ックが可動調整される様に構成した点に特徴を有する。
調整手段は、例えばレンズブロックに形成された溝部
と、この溝部に係合可能な偏心ピンとによって構成され
る。
また、センサ治具に用いる光検出器は、6分割センサ
又は3分割光センサ等が好適である。
作 用 凹レンズと円筒レンズとから成るレンズブロックのz
軸方向の位置調整にあたり、光ディスクに替えて対物レ
ンズを通したレーザ光を反射して元の光路に戻す反射体
が用いられる。この反射体を用いた調整装置において、
調整操作はノン・サーボ状態で行われる。
反射体で反射した戻りレーザ光は対物レンズを通して
復路光学系に導かれ、レンズブロックを通してセンサ治
具の光検出器に受光される。例えば、3ビームに分光さ
れ、中央のビームは中央の受光素子に、両側のビームは
周辺両側の受光素子に夫々受光される。実際には、3ビ
ームの集合体となって受光される。この光検出器は夫々
の受光素子に受光されるビームのサイズを決定できる機
能を有する。
レンズブロックのz軸調整にあたり、センサ治具の光
検出器の中央の受光素子の検出出力の和と周辺の受光素
子の検出出力の和との差を検出し、その差が0又はΔ±
δ(Δ:基準値、±δ:許容差)となる様にレンズブロ
ックをz軸方向に可動させると、レンズブロックが復路
光軸上でz軸方向に位置調整される。そこでレンズブロ
ックをロックしたのち、センサ治具を取り外し、正規の
光検出器を復路光学系光路上に組付け、xy軸方向の位置
を調整すれば良い。
センサ治具によってレンズブロックのz軸方向の位置
を容易に位置出しできるので、z軸調整及びxy軸調整は
一回の操作のみで行える。
実 施 例 以下、この発明の実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は本発明に係る光ヘッドの組立調整装置の一例
を示し、第2図はその部分拡大図である。これらの図に
おいて、上記従来例を示す第6図、第7図と同一部材に
は同一符号を付し、説明を省略する。
組立調整装置100のディスク装填位置と対応する位置
には、正規の光ディスクに替えて反射体110が装填され
る。反射体110は、例えば円板状に形成され、金属材又
は樹脂材の表面に反射膜を形成したものが用いられる。
装置使用時には回転され、又は不回転状態で用いられ
る。この反射体110は、対物レンズ13を通して収束照射
された半導体レーザ11Aからのレーザ光を反射し、その
戻り光を対物レンズ13を通して復路光学系に導かせる作
用をする。
オプトベース10の復路光学系側一側部に調整孔10Cと
取付ネジ孔10Dとが取付孔10Bに貫通して形成されてい
る。
レンズブロック14は上述したレンズブロックと略同様
の構造を有し、その周面の調整孔10Cと対応する位置に
円環状の調整用溝部14C、取付ネジ孔10Dと対応する位置
にネジ止め用の凹部14Dが夫々形成され、溝部14Cと凹部
14Dとを調整孔10Cとネジ孔10Dとに夫々位置合わせし、
取付孔10Bにz軸方向に移動調整可能に取り付けられて
いる。調整孔10Cには偏心ピン111のピン先111Aが挿入さ
れ、溝部14Cと係合される。
復路光学系の光ヘッド本来の光検出器取付位置にセン
サ治具120が装着されている。センサ治具120は、オプト
ベース10の取付孔10Bの内周面に密着嵌合可能な円筒状
に形成され、その一端部に取付孔10Bの孔縁に係合され
る位置決め用のフランジ部120Aが形成されている。その
一端面から他端面にレンズブロック14を通過したレーザ
光を通す中心孔120Bが貫通形成されている。センサ治具
120のフランジ部側一端面に戻りレーザ光を受光する光
検出器121が取り付けられている。光検出器121は、光ヘ
ッド本来の光検出器15の取付位置、すなわち、戻りレー
ザ光の光検出器15への合焦位置よりも光路長を更に延長
した位置に、復路光学系の光軸と同軸線上で配置され
る。この光検出器121は、中央の4分割受光素子121A
と、その両側周辺の一対の受光素子121B、121Bとから成
る6分割光センサで構成されている。中央の4分割受光
素子121Aの中心は復路光軸L上に位置している。センサ
治具120はレンズブロック14の復路光軸Lに沿うz軸方
向の位置を定める作用をする。
以上の装置構成において、組立調整段階で半組立状態
の光ヘッドが第1図に示すように組立調整装置に装填セ
ットされる。
先ず、レンズブロック14のz軸方向の位置調整がなさ
れる。この調整にあたり、オプトベース10の復路光学軸
上には、本来の光検出器15に替えて光検出器121を有す
る上述したセンサ治具120が予め装着されている。この
状態で、半導体レーザ11Aから射出さしたレーザ光が対
物レンズ13を通して反射体110に収束照射されると、そ
の反射した戻りレーザ光が対物レンズ13を通して復路光
学系の光路上に導かれる。この戻りレーザ光はレンズブ
ロック14の凹レンズ14Aと円筒レンズ14Bを通してセンサ
治具120の光検出器121で受光される。この戻りレーザ光
は、0次光、±1次光の3ビームに分光されており、中
央の0次光が光検出器121の中央の4分割受光素子121A
で、また、両側の±1次光が両側の受光素子121B、121B
に夫々受光される。実際には、第3図に拡大して示すよ
うに3ビームが集合したものとして各受光素子121A、12
1Bに夫々受光される。
そして、中央の4分割受光素子121Aの検出出力A、
B、C、Dの和(A+B+C+D)と、両側の受光素子
121B、121Bの検出出力の和(E+F)とが加算器131、1
32、133及び134によって夫々算出され、次にその和(A
+B+C+D)と(E+F)の差(E+F)−(A+B
+C+D)が差動アンプ135によって検出される。
この状態で、第1図に示すように、偏心ピン111のピ
ン先111Aをオプトベース10の調整孔10Cに挿入し、レン
ズブロック14の溝部14Cと係合させる。次に、上記検出
出力の和の差が0となるように、偏心ピン111を回動操
作し、レンズブロック14をz軸方向に微少量ずつ可動さ
せる。この可動により、検出出力の和の差(E+F)−
(A+B+C+D)が0になったところで、レンズブロ
ック14のz軸調整が終了する。そののち、止めネジ130
を取付ネジ孔10Dにネジ込み、凹部14Dに嵌合押圧させる
と、レンズブロック14がオプトベース10に固定ロックさ
れる。
レンズブロック14のz軸調整の後、センサ治具120が
オプトベース10から取り外され、センサ基板16上に取り
付けられた本来の光検出器15が復路光学系の光軸上に装
着される。この装着にあたり、光検出器15が第2図に示
すように、xy軸方向に位置調整される。このxy軸調整に
あたり、光検出器15がオプトベース10に仮止めされた
後、上述のように反射体110で反射した戻りレーザ光が
復路光学系に導かれると、z軸調整後のレンズブロック
14を通して合焦位置に結像し、光検出器15の中央の4分
割受光素子15Aと、両側の受光素子15B、15Bとに夫々受
光される。そこで、上記同様に光検出器15をセンサ基板
16を介してx軸とy軸方向とに可動させ、F・E(フォ
ーカスエラー)信号のS字カーブのゼロクロス点とRF信
号のピークRFmaxとが合致するように位置を調整する
と、光検出器15がxy軸方向に位置を調整される。そのの
ち、光検出器15はオプトベース10にネジ止め固定され
る。これで、光検出器15のxy軸調整が終了する。
なお、レンズブロック14のz軸調整にあたり、上記検
出出力の和の差(E+F)−(A+B+C+D)を0に
対してΔ[V]を基準値とし、この基準値に対して許容
差±δの範囲、すなわち、Δ±δ[V]になるように調
整操作を行うようにしても良い。
また、上記調整操作は、フォーカスとトラッキングの
サーボがかかっていない状態、いわゆるノン・サーボ状
態で行われる。
第4図、第5図はセンサ治具120に用いられる光検出
器の他の例を示している。
第4図の光検出器121は、中央の受光素子121′Aと、
その両側の受光素子121′B、121′Bとから成る3分割
受光素子で構成されている。光検出器121′に戻りレー
ザビームが受光されると、中央の受光素子121′Aの検
出出力と両側の受光素子121′B、121′Bの検出出力の
和との差(A+C)−Bが差動アンプ135′によって演
算される。そこで、その検出出力の和の差(A+C)−
Bが0又はΔ±δ[V]となるようにレンズブロック14
を可動させると、レンズブロック14がz軸方向に位置調
整される。
次に、第5図の光検出器121″は円状のものを内外の
受光素子121″A、121″Bで2分割した構成を持ち、戻
りレーザ光の受光による内外の受光素子121″A、121″
Bの検出出力の差(B−A)を差動アンプ135″で検出
し、その差(B−A)が0又はΔ±δ[V]になるよう
にレンズブロック14をz軸方向に可動させると、センサ
ブロック14がz軸方向に位置調整される。
発明の効果 以上説明したとおり、本発明によれば、従来手数と時
間を要していたレンズブロックのz軸調整とxy軸調整と
が夫々1回の調整操作のみで容易簡単に行えるので、光
ヘッドの組立調整工程をスピードアップし、容易化・簡
単化ならびに工程の省略化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る組立調整装置の断面図、第2図は
その部分斜視図、第3図は本装置によるレンズブロック
の調整動作を説明する拡大ブロック図、第4図、第5図
はセンサ治具に用いる光検出器の他の例を示す拡大図、
第6図は従来例を示す断面図、第7図はその部分斜視
図、第8図(イ)、(ロ)はxy軸及びz軸調整動作を説
明するグラフ図、第9図は従来の調整手順を示すフロー
チャート図である。 15……光検出器、 15A……4分割受光素子、 15B、15B……一対の受光素子、 120……センサ治具、 121、121′、121″……光検出器、 L……復路光軸、 110……反射体、 121A、121′B……(中央の受光素子、) 121″A……(中央の受光素子、) 121B、121′A……(周辺の受光素子、) 121′C、121″B……(周辺の受光素子、) 14……レンズブロック、 111……偏心ピン(調整手段、) 14C……溝部(調整手段、) 10……オプトベース、 11……カートリッジ。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザから射出されたレーザ光を対
    物レンズに導く往路の光学系構成部品をカートリッジに
    収納し、このカートリッジを介してオプトベースに着脱
    可能に装着すると共に、前記対物レンズを通した戻りレ
    ーザ光を光検出器(センサ)に導く復路光学系の凹レン
    ズと円筒レンズから成るレンズブロックを前記復路光学
    系の光軸方向に移動調整可能に組付けて成る光ヘッドに
    おいて、 前記復路光学系に導かれた戻りレーザ光の前記光検出器
    への合焦位置よりも光路長を延長した位置で前記レーザ
    光をビームサイズを定めて受光する光検出器を有するセ
    ンサ治具を用い、このセンサ治具を前記復路光軸と同軸
    で前記オプトベースに装着したのち、前記半導体レーザ
    からのレーザ光を前記対物レンズを通して反射体に照射
    し、その復路光学系への戻り光を前記センサ治具の光検
    出器で受光しながら、その中央の受光素子の検出出力の
    和と周辺の受光素子の和との差が0又はΔ±δ(Δ:基
    準値,±δ:許容差)となるように前記レンズブロック
    を可動調整することを特徴とした光ヘッドの組立調整方
    法。
  2. 【請求項2】フォーカスとトラッキングの2つのサーボ
    をノン・サーボ状態に設定してレンズブロックを復路光
    軸方向に可動調整することを特徴とした請求項(1)記
    載の光ヘッドの組立調整方法。
  3. 【請求項3】半導体レーザから射出されたレーザ光を対
    物レンズに導く往路光学系部品を収納し、オプトベース
    に装着されるカートリッジと、前記対物レンズを通した
    戻り光を複数の分割素子より成る光検出器(センサ)に
    導く復路光学系に配置され、該復路の光軸方向に移動調
    整可能に装着された凹レンズと円筒レンズとの組合わせ
    体からなるレンズブロックとを備えた光ヘッドにおい
    て、 前記レンズブロックを前記復路光軸方向に可動調整する
    調整手段と、 前記対物レンズを通して前記復路光学系に導かれた戻り
    レーザ光を前記光検出器への合焦位置よりも光路長を延
    長した位置でビームサイズを定めて受光する光検出器を
    有し、この光検出器の中央の受光素子の中心が前記復路
    光軸と同軸となるように前記オプトベースに装着される
    センサ治具とを備え、 前記センサ治具の光検出器の中央受光素子の検出出力の
    和とその周辺の受光素子の和との差が0又はΔ±δとな
    るように前記レンズブロックが可動調整される様に構成
    されたことを特徴とする光ヘッドの組立調整装置。
  4. 【請求項4】調整手段がレンズブロックに形成された溝
    部と、該溝部に係合可能な偏心ピンとから成ることを特
    徴とした請求項(3)記載の光ヘッドの組立調整装置。
  5. 【請求項5】センサ治具の光検出器が中央の4分割受光
    素子と、その両側に配置された一対の受光素子とから成
    る6分割光センサで構成されていることを特徴とした請
    求項(4)記載の光ヘッドの組立調整装置。
  6. 【請求項6】センサ治具の光検出器が、中央の受光素子
    とその両側に配置された一対の受光素子とから成る3分
    割光センサで構成されていることを特徴とする請求項
    (4)記載の光ヘッドの組立調整装置。
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