JP2583847Y2 - カセットホルダロック機構 - Google Patents

カセットホルダロック機構

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JP2583847Y2
JP2583847Y2 JP2185693U JP2185693U JP2583847Y2 JP 2583847 Y2 JP2583847 Y2 JP 2583847Y2 JP 2185693 U JP2185693 U JP 2185693U JP 2185693 U JP2185693 U JP 2185693U JP 2583847 Y2 JP2583847 Y2 JP 2583847Y2
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JP
Japan
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cassette holder
slide member
switch
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久 工藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、ハンディタイプの8ミリ
ビデオテープレコーダ(VTR)等の磁気記録再生装置
におけるカセットホルダのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、ハンディタイプのVTRのカセ
ットホルダのロック機構としては、図3に示す構成のも
のが賞用されている。図において、1は被ロックピン2
を有するカセットホルダ(図では、ホルダの一部を示し
ている。)、3はロック用舌片4と突片5が形成された
スライドで、該スライド3は軸6,7が貫入される長孔
3a,3bが設けられている。8は軸7を中心に回動す
る回動部材で、一端に折曲片9が形成されている。10
はスライド3と回動部材8間に架けられたバネ部材、1
1は被作動部12を有するスイッチである。
【0003】図3はカセットホルダのイジェクト状態を
示したもので、カセットホルダ1にカセット(図示せ
ず)を挿入して該ホルダ1を押し下げると、被ロックピ
ン2が回動部材8に当接し、回動部材8が回動する。従
って、折曲片9がスライド部材3の係止部3cから離脱
する(図4参照)。それに伴って、スライド部材3がバ
ネ部材10の付勢力により図面右方向へ瞬時に摺動す
る。従って、スイッチ11の被作動部12への押圧が解
除され、該スイッチ11はONになると共に、カセット
ホルダ1はロックされる。イジェクトする場合は、駆動
部材13を左方向へ移動させ、スライド部材3の突片5
を押圧し、バネ部材10の付勢力に抗して左方向へ摺動
させることにより、ピン2が舌片4から離脱するので、
ホルダ1はロック解除され図3の位置へ戻る。スライド
部材3の移動により、回動部材8が時計方向へ回動し、
折曲片9が係止部3cに係合する。その際、スイッチ1
1の被作動片12が押圧されOFF状態になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上述の構成では、カセ
ットホルダのロック機能の面では問題はないが、スライ
ド部材と回動部材の2つの部品が必要であり、ハンディ
タイプの装置の小型・軽量化に不利である。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本案では、被ロッ
クピンを備えたカセットホルダと、ロック部を備え摺動
方向に対して逆L字状の案内溝を有するスライド部材
と、該スライド部材を付勢するバネ部材と、被制御スイ
ッチとで構成し、前記スライド部材は水平状態で前記カ
セットホルダをロックし、前記バネ部材の付勢に抗して
摺動させることにより前記カセットホルダのロックが解
除されると共に前記スイッチを作動させ、且つ揺動して
斜め状態に保持されるようにする。
【0006】
【作用】上述の構成により、イジェクト時、スライド部
材は揺動した斜め状態でスイッチをOFF状態に保持
し、カセットホルダを押し下げると、スライド部材は水
平状態になって該カセットホルダをロックすると共に、
スイッチをON状態に保持される。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本案の具体的な一
実施例について説明する。図1はカセットホルダロック
状態の部分側面図、図2はそのイジェクト状態の部分側
面図である。なお、図において従来例と同一部分には同
一番号を付し、その説明を省略する。
【0008】図において、14は摺動且つ揺動するスラ
イド部材で、該スライド部材14には、突片15とロッ
ク用舌片16及び軸6,7により摺動且つ揺動案内され
る長孔17,18が形成されている。なお、長孔18は
逆L字状に形成されている。バネ部材10はスライド部
材14を摺動且つ揺動させるべく該スライド部材14に
対して常時反時計方向への付勢力を付与している。
【0009】図2に示すカセットホルダ1のイジェクト
状態において、スライド部材14はバネ部材10の付勢
力に抗して図面最左端へ摺動且つ揺動し、長孔18の下
端18aが軸7に係止され傾斜した状態で保持されてい
る。この時スイッチ11の被作動部12は、スライド部
材14の先端で押圧され、スイッチOFFとなってい
る。カセットホルダ1を押し下げると、被ロックピン2
がスライド部材14を押し下げる。その結果、スライド
部材14が軸6を中心に時計方向へ回動し、長孔18の
下端18aと軸7との係合が外れ、スライド部材14は
瞬時に右方向へ摺動する。この時ピン2が舌片16によ
り係止され、図1に示すようにカセットホルダ1が所定
の位置に確実にロックされる。同時に、スイッチ11は
ONの状態に切り換えられる。
【0010】イジェクトする時は、駆動部材13を左方
向へ移動させ、突片15を押圧することにより、スライ
ド部材14が水平方向へ摺動且つ揺動し、長孔18の逆
L字部の下端18aが軸7に当接した図2の状態に保持
される。この時、スイッチ11はOFF状態になる。
【0011】
【考案の効果】本案は、単一部品によりカセットホルダ
のロックとスイッチの制御を行い得るので、部品点数の
削減及び装置の小型軽量化に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案のカセットホルダロック状態の部分側面図
である。
【図2】本案のカセットホルダイジェクト状態の部分側
面図である。
【図3】従来例のカセットホルダイジェクト状態の部分
側面図である。
【図4】本案のカセットホルダロック途中の部分側面図
である。
【符号の説明】
1 カセットホルダ 2 被ロックピン 10 バネ部材 11 スイッチ 14 スライド部材 16 舌片(ロック部) 18 逆L字状の長孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被ロックピンを備えたカセットホルダ
    と、ロック部を備え摺動方向に対して逆L字状の案内溝
    を有するスライド部材と、該スライド部材を付勢するバ
    ネ部材と、被制御スイッチとからなり、前記スライド部
    材は水平状態で前記カセットホルダをロックし、前記バ
    ネ部材の付勢に抗して摺動させることにより前記カセッ
    トホルダのロックが解除されると共に前記スイッチを作
    動せしめ、揺動して斜め状態に保持されることを特徴と
    するカセットホルダロック機構。
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