JP2583672Y2 - コネクタ用雌端子金具 - Google Patents

コネクタ用雌端子金具

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JP2583672Y2
JP2583672Y2 JP1993062781U JP6278193U JP2583672Y2 JP 2583672 Y2 JP2583672 Y2 JP 2583672Y2 JP 1993062781 U JP1993062781 U JP 1993062781U JP 6278193 U JP6278193 U JP 6278193U JP 2583672 Y2 JP2583672 Y2 JP 2583672Y2
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昭人 前川
理 笹井
敦 坂谷
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、先端が開口した筒形嵌
合部内に弾性接触片を設け、筒形嵌合部内に嵌入した雄
端子金具を弾性接触片に接触させることにより電気的な
接続を行うようにしたコネクタ用雌端子金具に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車のワイヤーハーネス等において電
線同士の接続に用いられるコネクタでは、互いに接続さ
れる一対のコネクタハウジングの一方に雄端子金具を装
着すると共に他方のコネクタハウジングに雌端子金具を
装着し、この雌端子金具の先端が開口した筒形嵌合部内
に雄端子金具を嵌入させることにより雄雌両端子金具を
電気的に接続するようになっている。
【0003】このようなコネクタの接続構造において
は、端子金具同士の接触を確実なものとするために、雌
端子金具の筒形嵌合部の中空内に弾性接触片が設けられ
ると共に、弾性接触片の過度の撓みを阻止してその適正
なバネ特性が失われるのを防止するためのストッパが設
けられる。その一例としては、図9乃至図11に示すも
のがある。弾性接触片53は、雌端子金具50の筒形嵌
合部51を構成する壁部52の先端から細長く延出させ
た部分を後方へ折り返して筒形嵌合部51の中空内に突
出させた形状をなす。この弾性接触片53は、その弾力
によって図示しない雄端子金具を筒形嵌合部51の内壁
54との間で挟圧することにより、雄雌両端子金具を確
実に接触させるものである。
【0004】一方、ストッパ55は、筒形嵌合部51を
構成する壁部のうちの弾性接触片53の裏側に面する壁
部52の一部を打ち抜いて左右一対の突片を形成し、こ
れらの突片を弾性接触片53の裏面に対応させるように
屈曲させたものである。かかるストッパ55を設けるこ
とにより、筒形嵌合部51内に雄端子金具よりも大径の
異物が嵌入したり雄端子金具が斜め方向に嵌入されたよ
うなときに弾性接触片53がその弾性限度を越えて過度
に撓むのを阻止し、弾性接触片53が過度撓みによりヘ
タリを生じて適正なバネ特性を失うのを防止するのであ
る。
【0005】ところで、このようにしてストッパ55を
形成すると、壁部52の幅寸法とストッパ55の屈曲長
さ寸法との兼ね合いのために両ストッパ55,55の間
の中央部分を大きく開口させた打抜口56が形成される
こととなる。このため、この打抜口56は図示しないコ
ネクタハウジングに設けたランス57が入り込んで嵌合
するための係止部として利用され、この打抜口56にラ
ンス57が係止することにより雌端子金具50が図示し
ないキャビティ内に抜け不能状態に保持されるようにな
っている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来例ではス
トッパの形成に伴って開口した打抜口をランスとの係止
部として利用しているのであるが、上記と同様にして設
けたストッパよりも後方の位置にその打抜口とは別にラ
ンスとの係止部を設ける構成とする場合には、次のよう
な不具合が生じる。即ち、雌端子金具をキャビティ内へ
挿入する際には、両ストッパ間の打抜口が係止部よりも
先にランスに到達するが、このときに、大きく開口して
いる打抜口にランスが入り込んで誤って係止したり引っ
掛かりを生じたりする恐れがあり、このようなときに
は、作業者が雌端子金具が正規の位置まで挿入されたと
勘違いして作業を終えてしまって挿入不良を招くという
問題や、雌端子金具を押し込む動作が妨げられて挿入作
業の効率低下を招くという問題が生じる。
【0007】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
であって、ランスを係止させて雌端子金具を抜止保持す
るための係止部をストッパよりも後方の位置に設ける場
合でも、そのストッパの形成箇所にランスが誤係止した
り引っ掛かりを生じたりするのを防止することができる
ようにしたコネクタ用雌端子金具を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る考案は、ハウジングの後端からその
内部に挿入されて、そのハウジングに設けた樹脂ランス
に抜け止めされると共に、ハウジングの前端から挿入さ
れる相手方の雄端子金具と電気的に接続される端子金具
において、内部に雄端子金具と接触可能な弾性接触片を
有する筒形嵌合部を備え、その筒形嵌合部のうち弾性接
触片の雄端子金具との接触側と反対側に面する壁部に
は、その壁部の一部を弾性接触片へ向けて切り起こして
形成されて、弾性接触片の過度撓みを防止するストッパ
と、そのストッパよりも後方位置に開口されて、樹脂ラ
ンスを係止可能とした係止部とが備えられ、ストッパの
切り起こしによって形成される開口の大きさを、樹脂ラ
ンスが係合しない程度に係止部の開口よりも小さくして
あるところに特徴を有する。
【0009】また、請求項2に係る考案は、請求項1に
記載のコネクタ用雌端子金具において、ストッパが、壁
部の幅方向における中央位置から雌端子金具の長さ方向
の折り目に沿って屈曲して立ち上げることにより形成し
たところに特徴を有する。
【0010】
【作用】本考案においては、ストッパは壁部の幅方向に
おける中央部から立ち上げるように形成されているた
め、壁部の幅方向における中央部においては、ストッパ
の立ち上がりの基端部分を支持するために必ず壁部の面
が存在し、しかも、ストッパの切り起こしに伴って生じ
る打抜口の開口はランスが入り込む程には大きくならな
い。よって、ランスとの係止部をストッパよりも後方位
置に設けた場合には、雌端子金具の挿入の際にストッパ
の形成箇所が係止部よりも先にランスに到達するが、こ
のときに、ストッパの打抜口内にランスが嵌入したり引
っ掛かったりすることがなく、壁部の中央部の面にラン
スを接触させつつ、ストッパの形成箇所がランスを通過
する。
【0011】なお、請求項2にかかる考案においては、
ストッパの打抜口が、壁部の中央位置から一方の側縁側
に亘る狭い範囲内で開口するだけであり、ストッパの形
成箇所がランスを通過するときには、ランスが壁部の中
央から打抜口と反対側の面に接することとなり、ランス
が打抜口に嵌入することはない。
【0012】
【考案の効果】上記作用によって説明したように、本考
案は、ランスとの係止部をストッパよりも後方位置に設
けた場合でも、雌端子金具の挿入途中において、ランス
がストッパの形成に伴って生じた打抜口に嵌入したり引
っ掛かったりするということがないから、作業者が雌端
子金具が正規の位置まで挿入されたと勘違いして作業を
終える結果挿入不良を招くという事態や、雌端子金具を
押し込む動作が妨げられて挿入作業の効率低下を招くと
いう事態が生じるのを防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、本考案を具体化した第1実施例を図1
乃至図4を参照して説明する。まず、本第1実施例の雌
端子金具1とこの雌端子金具1が装着されるコネクタハ
ウジング20の全体構造、及び、雌端子金具1の装着構
造について述べる。
【0014】コネクタハウジング20には、図2に示す
ように、その内部に、雌端子金具1を後面側から挿入可
能なキャビティ21が形成されている。そして、キャビ
ティ21を構成する壁22には、キャビティ21内に図
2の下面側から突出する突部24を設けた撓み変形可能
なランス23が形成されている。コネクタハウジング2
0には、前下がりに次第に拡幅された形状をなしてラン
ス23と共に二重係止機能を果たすリテーナ25が、可
撓性を有する図示しないヒンジ片を介して一体に設けら
れている。リテーナ25は、キャビティ21の図2にお
ける上側の面の差込口27内にガイド面26で案内され
つつ差し込まれ、リテーナ25の拡幅した先端はキャビ
ティ21内に侵入してランス23の突部24と同じ位置
に停止するようになっている。
【0015】一方、雌端子金具1は、導電性を有する金
属板を所定の形状に打ち抜くと共に所定の部位を曲げる
ことによって成形したものである。その先端側の部分は
全体として方形断面をなす筒形嵌合部2となっており、
その先端は外部に開口して雄端子金具の挿入口3となっ
ている。また、筒形嵌合部2の後側に連続した部分は上
壁部を切除された箱部4となっている。この筒形嵌合部
2の上壁部9の箱部4との境となる後縁は第1係止部5
となっていると共に、箱部4の下壁部には嵌合孔6が開
口されて、その前縁が第2係止部7となっており、この
第1と第2の係止部5、7は、端子金具1の先端から同
じ長さ位置のところに来るように形成されている。
【0016】上記の雌端子金具1がキャビティ21内の
正規位置に挿入されると、ランス23の弾性復元により
その突部24が下壁部の嵌合孔6内に入り込んで第2係
止部7に係止することにより一次係止が行われる。続い
て、リテーナ25をコネクタハウジング20に装着する
と、リテーナ25の先端が箱部4内に嵌入することによ
り第1係止部5に係止して二次係止が行われる。これに
より、雌端子金具1は二重係止状態となってキャビティ
21からの抜け不能に保持される。
【0017】キャビティ21内に装着された雌端子金具
1は、相手側のコネクタハウジングに装着した図示しな
い雄端子金具と嵌合して電気的に接続されるようになっ
ている。以下、その具体的な接続構造について述べる。
【0018】雌端子金具1の筒形嵌合部2の中空内に
は、その図2における下側の壁部8から延びて雌端子金
具1と一体をなす弾性接触片10が、上記第2係止部7
よりも先端側に位置させて設けられている。この弾性接
触片10は、下壁部8の先端縁から後方へ折り返された
折返部11と、この折返部11から後方へ延びて僅かに
山形状に屈曲することにより途中に接触部13を設けた
延出部12と、この延出部12の先端を上向きに屈曲さ
せた屈曲部14とから構成されている。弾性接触片10
の自由状態においては、その弾力によって屈曲部14が
筒形嵌合部2の上壁部9に当接することにより、弾性接
触片10の接触部13と上側の壁部9との間に、雄端子
金具のタブの厚さの寸法よりもやや狭い間隔が空けられ
る。
【0019】さらに、筒形嵌合部2には、弾性接触片1
0の弾性限度を超える弾性変形を阻止するためのストッ
パ15が、第2係止部7よりも先端側に位置して設けら
れている。ストッパ15は、下壁部8の一方の側縁から
中央に亘って「コ字形」に切欠することによって形成し
た横向きの突片を上向きに屈曲させることにより形成さ
れている。このストッパ15は、下壁部8の幅方向にお
ける中央位置から雌端子金具1の長さ方向を折り目とし
て略直角に立ち上がっており、弾性接触片10の自由状
態においてはストッパ15の先端が弾性接触片10の下
面と所定の間隔を空けて対向している。そして、このス
トッパ15の形成位置においては、下壁部8のストッパ
15の形成時に打ち抜いた部分が下壁部8の幅方向にお
ける中央から一方の側縁に亘る狭い範囲に小さく開口
し、打抜口16となっている。
【0020】このようにして弾性接触片10とストッパ
15を設けたことにより、筒形嵌合部2内に雄端子金具
のタブが嵌入されたときには、弾性接触片10の延出部
12がタブで押し下げられることにより折返部11がそ
の弾性限度の範囲内で撓み、その弾力によりタブが所定
の接圧で弾性接触片10と上壁部9とに接触して、雄端
子金具と雌端子金具1とが確実に電気的に接続されるよ
うになっている。また、雄端子金具の傾きや異物の侵入
によって弾性接触片10の撓み量が大きくなった場合に
は、その撓み量が弾性限度の範囲内である間に、ストッ
パ15の上端に弾性接触片10の延出部12の下面が当
接し、もって、弾性接触片10の弾性限度を超えた過度
の撓みが阻止される。これにより、弾性接触片10が過
度の撓みによりヘタリを生じて適正なバネ特性を失うの
が防止されるようになっている。
【0021】次に本第1実施例の作用について説明す
る。雌端子金具1をキャビティ21内に挿入する際に
は、第2係止部7よりも先端側に位置しているストッパ
15の形成箇所が第2係止部7よりも先にランス23に
到達することとなる。ここで、下壁部8のストッパ15
が形成された位置にはストッパ15の形成に伴って生じ
た小さい打抜口16が開口しているのであるが、この打
抜口16の開口範囲は、上述のように下壁部8の幅方向
におけるほぼ中央から一方の側縁に亘る狭いものとなっ
ている。したがって、ストッパ15がランス23に到達
したときには、ランス23が打抜口16の内部に入り込
んだり打抜口16の口縁に引っ掛かったりするというこ
とはなく、図3に示すように、ランス23は下壁部8の
外面に接するだけである。よって、ストッパ15の形成
箇所は何等の支障無く円滑にランス23を通過する。
【0022】このように、本実施例においては、ランス
23との係止部7がストッパ15よりも後方位置に設け
られているために雌端子金具1の挿入の際にはストッパ
15の形成箇所が係止部7よりも先にランス23に到達
するのであるが、雌端子金具1の挿入の際には、上述の
ようにストッパ15の形成箇所がランス23を円滑に通
過するようになっているため、雌端子金具1は、その第
2係止部7にランス23を係止させる正規位置に至るま
で円滑に挿入される。したがって、ランス23が打抜口
16に係止したために作業者がランス23が第2係止部
7に係止したものと勘違いして不良挿入状態で作業を終
えてしまうという事態や、ランス23が打抜口16に引
っ掛かったために雌端子金具1の円滑な挿入作業が妨げ
られるという事態が生じる恐れはない。
【0023】次に、本考案を具体化した第2実施例を図
5及び図6を参照して説明する。本第2実施例の雌端子
金具30は、ストッパ31を除いた他の構成は上記第1
実施例と同じである。本実施例のストッパ31は、下壁
部32の幅方向における中央部分を「コ字形」に切欠す
ることによって形成した後ろ向きの突片を上向きに屈曲
させることにより形成されている。このストッパ31
は、下壁部32の幅方向における中央位置から雌端子金
具30の幅方向を折り目として後側から先端側へ向かっ
て略直角に立ち上がっており、弾性接触片33の自由状
態においてはストッパ31の先端が弾性接触片33の下
面と所定の間隔を空けて対向している。そして、このス
トッパ31の形成位置においては、下壁部32のストッ
パ31の形成時に切欠した部分が「略コ字形」に開口し
て打抜口34となっており、この打抜口34は、第2係
止部35よりも幅が狭くてその最も幅の広い部分でも挿
入方向の寸法は小さくなっている。
【0024】雌端子金具30が図5及び6には示さない
キャビティ内に挿入されると、ストッパ31の形成箇所
が第2係止部35よりも先に図示しないランスに到達す
るが、ストッパ31の形成箇所の打抜口34は小さいも
のであって、ランスがこの打抜口34に入り込むことは
ない。よって、ストッパ31の形成箇所は何等の支障無
く円滑にランスを通過する。
【0025】図7及び図8は本考案を具体化した第3実
施例を示す。本第3実施例の雌端子金具40は、ストッ
パ41を除いた他の構成は上記第1実施例と同じであ
る。本実施例のストッパ41は、下壁部42の幅方向に
おける中央部分を「コ字形」に切欠することによって形
成した前向きの突片を上向きに屈曲させることにより形
成されている。このストッパ41は、下壁部42の幅方
向における中央位置から雌端子金具40の幅方向を折り
目として前側から後側へ向かって略直角に立ち上がって
いる。そして、このストッパ41の形成位置において
は、下壁部42のストッパ41の形成時に切欠した部分
が「略コ字形」に開口して打抜口44となっており、こ
の打抜口44は、第2係止部45よりも幅が狭くてその
最も幅の広い部分でも挿入方向の寸法は小さくなってい
る。雌端子金具40が図7及び8には示さないキャビテ
ィ内に挿入されると、ストッパ41の形成箇所が第2係
止部45よりも先にランスに到達するが、ストッパ41
の形成箇所の打抜口44は小さいものであって、図には
示さないランスがこの打抜口44に入り込むことはな
い。よって、ストッパ41の形成箇所は何等の支障無く
円滑にランスを通過する。
【0026】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば次のように変形して実施することも
可能である。 (イ)上記実施例においては、ストッパの形成箇所より
も後方に設けた第2係止部がホール状のものである場合
について説明したが、本考案は、この第2係止部が内壁
を段状にすることによって形成した場合にも適用するこ
とができるものである。 (ロ)上記実施例においては、二次係止を行うための第
1係止部と一次係止を行うための第2係止部とを互いに
対応するように位置させて設けた場合について説明した
が、本考案は、両係止部が対応しないように別々に位置
させて設けた場合にも適用することができるものであ
る。
【0027】その他、本考案は上記し且つ図面に示す実
施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の一部切欠側面図
【図2】第1実施例のストッパが機能した状態の断面図
【図3】第1実施例の断面図
【図4】図3のX−X線断面図
【図5】第2実施例の断面図
【図6】第2実施例の一部切欠側面図
【図7】第3実施例のストッパが機能した状態の断面図
【図8】第3実施例の底面図
【図9】従来例の断面図
【図10】従来例の底面図
【図11】図9のY−Y線断面図
【符号の説明】
1…雌端子金具 2…筒形嵌合部 8…壁部 10…弾性接触片 15…ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 正治 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 実開 昭57−140181(JP,U) 実開 昭58−62563(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/42 H01R 13/115 H01R 13/193

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの後端からその内部に挿入さ
    れて、そのハウジングに設けた樹脂ランスに抜け止めさ
    れると共に、前記ハウジングの前端から挿入される相手
    方の雄端子金具と電気的に接続される端子金具におい
    て、 内部に前記雄端子金具と接触可能な弾性接触片を有する
    筒形嵌合部を備え、 その筒形嵌合部のうち前記弾性接触片の前記雄端子金具
    との接触側と反対側に面する壁部には、その壁部の一部
    を前記弾性接触片へ向けて切り起こして形成されて、前
    記弾性接触片の過度撓みを防止するストッパと、そのス
    トッパよりも後方位置に開口されて、前記樹脂ランスを
    係止可能とした係止部とが備えられ、 前記ストッパの切り起こしによって形成される開口の大
    きさを、前記樹脂ランスが係合しない程度に前記係止部
    の開口よりも小さくしてあることを特徴とするコネクタ
    用雌端子金具。
  2. 【請求項2】 ストッパが、壁部の幅方向における中央
    位置から雌端子金具の長さ方向の折り目に沿って屈曲し
    て立ち上げることにより形成したことを特徴とする請求
    項1に記載のコネクタ用雌端子金具。
JP1993062781U 1993-10-27 1993-10-27 コネクタ用雌端子金具 Expired - Lifetime JP2583672Y2 (ja)

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