JP2583575Y2 - 目地材 - Google Patents

目地材

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JP2583575Y2
JP2583575Y2 JP1993052899U JP5289993U JP2583575Y2 JP 2583575 Y2 JP2583575 Y2 JP 2583575Y2 JP 1993052899 U JP1993052899 U JP 1993052899U JP 5289993 U JP5289993 U JP 5289993U JP 2583575 Y2 JP2583575 Y2 JP 2583575Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、固定目地材と圧入目地
材との2つの部材で構成される目地材に関するものであ
り、更に詳しくは、固定目地材に対して圧入目地材が多
少傾斜した場合においても、前者に対して後者を圧入で
きる目地材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】目地材の一つとして、固定目地材と圧入
目地材との独立した2つの部材から構成されるものがあ
り、固定目地材は、その本体部に圧入溝が上面に開口し
て形成されて、該圧入溝の相対向する内側面に係合部が
形成された構成であり、一方、圧入目地材は、圧入本体
部の上端部に蓋板部が一体に設けられて、該圧入本体部
に係合部が形成された構成である。そして、目地溝の底
部側に挿入固定された固定目地材の本体部の圧入溝に、
圧入目地材の圧入本体部を圧入して、該圧入溝の内壁面
と該圧入本体部の側面にそれぞれ形成された各係合部を
互いに係合させて、両目地材を一体化させている。
【0003】固定目地材及び圧入目地材に形成されてい
る前記係合部の具体例としては、横断面が鋸刃状となっ
たものがあり、固定目地材に対して圧入目地材が多少で
も傾斜して圧入されると、各係合部の稜線が交差して、
係合部の変形は、交差部のみとなって、当該交差部の変
形が、全長に亘って設けられている係合部全体に及ばな
いために、係合不能となることがある。横断面が鋸刃状
をした係合部を例に挙げると、その各刃部の山部が互い
に交差して、目地材の長手方向に連続して設けられてい
る各刃部が弾性変形できないために、固定目地材と圧入
目地材の鋸刃状係合部が互いに係合できない状態とな
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記不具合
に鑑み、固定目地材に対して圧入目地材が傾斜した場合
においても、支障なく圧入できて、両者の係合部を相互
に係合可能にできる目地の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本考案は、固定目地材と圧入目地材とから成る上記構
成の目地材において、前記圧入目地材の圧入本体部に形
成される係合部を、その長手方向に沿って断続された断
続係合部にしたことである。
【0006】
【考案の作用】圧入目地材の圧入本体部に設けられた係
合部は、その長手方向に沿って断続された断続係合部と
なっているので、固定目地材の圧入溝に対して圧入目地
材の圧入本体部が多少傾斜して圧入された場合において
も、前記圧入本体部に設けられた各断続係合部がそれぞ
れ独立して変形可能となるために、その変形抵抗が小さ
くなると共に、係合部が互いに交差した部分の変形が断
続係合部の全体に及んで、固定目地材の圧入溝に圧入目
地材の圧入本体部を圧入できる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて本考案を更に詳細に説
明する。図1は、本考案に係る目地材を構成する固定目
地材Aと圧入目地材Bとを分離した状態の斜視図であ
り、図2は、圧入目地材Bを下方から見た斜視図であ
り、図3は、固定目地材Aと圧入目地材Bとを分離した
状態の断面図である。図1ないし図3において、本考案
に係る目地材は、目地溝13(図3参照)の底部側に挿
入固定される固定目地材Aと、この固定目地材Aの本体
部1に圧入される圧入目地材Bとで構成される。固定目
地材Aは、本体部1の両側面にそれぞれ複数のシールリ
ップ2が突設され、この本体部1の中央部に上面に開口
した圧入溝3が形成されている。この圧入溝3は、その
幅が下方に向かって漸次狭くなっていて、その相対向す
る各内壁面に断面鋸歯状の係合部4がそれぞれ形成され
ている。また、圧入目地材Bは、圧入本体部5の上端部
に蓋板部6が一体に設けられた形状である。圧入目地材
Bの圧入本体部5は、固定目地材Aの圧入溝3の形状に
対応していて、上方から下方に向かって漸次幅が狭くな
っていて、その両側面には、それぞれ断面鋸歯状の断続
係合部7が形成され、この断続係合部7は、図2に示さ
れるように、長手方向に沿って所定の間隔をおいて縦方
向に設けられたスリット8によって断続されて いる。
【0008】図3に示されるように、建築物の外壁を構
成する外壁材11がバックアップ材12に固定されて、
相隣接する外壁材11の間に所定幅の目地溝13が形成
されている。そして、図4に示されるように、目地溝1
3に固定目地材Aを挿入すると、そのシールリップ2が
弾性変形されて、目地溝13の内壁面13aに弾接する
と共に、その本体部1も弾性変形して、圧入溝3の幅が
狭められる。次に、図5及び図6に示されるように、弾
性変形により幅が狭められた固定目地材Aの圧入溝3に
圧入目地材Bの圧入本体部5を圧入すると、圧入溝3の
部分において本体部1が両側に押し拡げられて、狭めら
れていた圧入溝3の幅が広くなって、この圧入溝3に圧
入目地材Bの圧入本体部5が圧入される。固定目地材A
の本体部1が圧入溝3の部分において両側に押し拡げら
れることより、目地溝13の内壁面13aに弾接してい
るシールリップ2の弾接力が一層大きくなって、シール
性が高められる。圧入目地材Bの圧入本体部5を固定目
地材Aの圧入溝3に圧入すると、この圧入溝3の内壁面
に形成されている係合部4と、圧入本体部5の側面に形
成されている断続係合部7とが互いに係合し合って、固
定目地材Aに対して圧入目地材Bが抜け出なくなる。
【0009】固定目地材Aの圧入溝3に圧入目地材Bの
圧入本体部5を圧入する際に、固定目地材Aに対して圧
入目地材Bが平行を維持せずに多少傾斜して圧入され
て、それぞれの部分に設けられた係合部4と断続係合部
の稜線が交差した場合においても、圧入本体部5の両
側面に形成された多数の断続係合部7は、その長手方向
に沿って断続しているので、断続された長さの短い個々
の断続係合部7の変形抵抗が小さくなって、容易に変形
されて、固定目地材Aの圧入溝3に対する圧入目地材B
の圧入本体部5の圧入を支障なく行える。
【0010】
【考案の効果】本考案は、固定目地材と圧入目地材とか
ら成る上記構成の目地材において、前記圧入目地材の圧
入本体部に形成される係合部を、その長手方向に沿って
断続さ せた断続係合部にしてあるので、固定目地材の圧
入溝に対して圧入目地材の圧入本体部が多少傾斜して圧
入された場合においても、前記圧入本体部の各断続係合
部がそれぞれ独立して変形可能となって、その変形抵抗
が小さくなると共に、係合部が互いに交差した部分の変
形が、圧入目地材の断続係合部の全体に及んで、固定目
地材の圧入溝に圧入目地材の圧入本体部を支障なく圧入
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を構成する固定目地材Aと圧入目地材B
とを分離した状態の斜視図である。
【図2】圧入目地材Bを下方から見た斜視図である。
【図3】シール前における固定目地材Aと圧入目地材B
と目地溝13との関係を示す断面図である。
【図4】目地溝13に固定目地材Aを挿入した状態の断
面図である。
【図5】目地溝13に挿入固定された固定目地材Aの圧
入溝3に圧入目地材Bの圧入本体部5を圧入している途
中の断面図である。
【図6】固定目地材Aと圧入目地材Bとによって目地溝
13をシールした状態の断面図である。
【符号の説明】
A:固定目地材 B:圧入目地材 1:固定目地材の本体部 2:固定目地材のシールリップ 3:固定目地材の圧入溝 4:固定目地材の係合部 5:圧入目地材の圧入本体部 6:圧入目地材の蓋板部 7:圧入目地材の断続係合部 8:スリット 13:目地溝

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目地溝の底部側に挿入固定される固定目
    地材と、該固定目地材の本体部に圧入される圧入目地材
    とから成り、 前記固定目地材は、本体部に圧入溝が上面に開口して形
    成され、該圧入溝の相対向する内壁面に係合部が形成さ
    れた構造であり、 前記圧入目地材は、圧入本体部の上端部に蓋板部が一体
    に設けられて、該圧入本体部に係合部が形成された構造
    であり、 目地溝の底部側に挿入固定された固定目地材の本体部の
    圧入溝に、圧入目地材の圧入本体部を圧入して、該圧入
    溝の内壁面と該圧入本体部の側面にそれぞれ形成された
    各係合部を互いに係合させる構成の目地材であって、 前記圧入目地材の圧入本体部に形成された係合部は、そ
    の長手方向に沿って断続された断続係合部となっている
    ことを特徴とする目地材。
  2. 【請求項2】 目地溝の底部側に挿入固定される固定目
    地材と、該固定目地材の本体部に圧入される圧入目地材
    とから成り、 前記固定目地材は、本体部に圧入溝が上面に開口して形
    成され、該圧入溝の相対向する内壁面に係合部が形成さ
    れた構造であり、 前記圧入目地材は、圧入本体部の上端部に蓋板部が一体
    に設けられて、該圧入本体部に係合部が形成された構造
    であり、 目地溝の底部側に挿入固定された固定目地材の本体部の
    圧入溝に、圧入目地材の圧入本体部を圧入して、該圧入
    溝の内壁面と該圧入本体部の側面にそれぞれ形成された
    各係合部を互いに係合させる構成の目地材であって、 前記圧入目地材の圧入本体部に形成された係合部に長手
    方向に沿って所定間隔をおいてスリットが設けられてい
    ることを特徴とする目地材。
  3. 【請求項3】 固定目地材の本体部の側面には、シール
    リップが突設されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の目地材。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000055443A1 (fr) * 1999-03-12 2000-09-21 Seiki Kogyo Co., Ltd. Materiau de jointure et procede de fabrication dudit materiau

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