JP2583440Y2 - 刈払機のスロットル操作装置 - Google Patents
刈払機のスロットル操作装置Info
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- JP2583440Y2 JP2583440Y2 JP3958093U JP3958093U JP2583440Y2 JP 2583440 Y2 JP2583440 Y2 JP 2583440Y2 JP 3958093 U JP3958093 U JP 3958093U JP 3958093 U JP3958093 U JP 3958093U JP 2583440 Y2 JP2583440 Y2 JP 2583440Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- brush cutter
- operating device
- throttle operating
- engine
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、長尺のメインパイプの
一端末部にエンジンを有し、他端末部に前記エンジンに
よって回転する回転刃を設けた手持式の刈払機におい
て、エンジンをコントロールケーブルを介してレバーで
遠隔操作するスロットル操作装置に関するものである。
一端末部にエンジンを有し、他端末部に前記エンジンに
よって回転する回転刃を設けた手持式の刈払機におい
て、エンジンをコントロールケーブルを介してレバーで
遠隔操作するスロットル操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の手持式刈払機のレバー操作式スロ
ットル操作装置は、例えば特公昭62−42664号の
公報に示されているように、一端にエンジンが固着さ
れ、他端に刈払刃を装着した長尺のメインパイプ中間部
にグリップ部を設置し、その前方にスロットル操作装置
を設け、作業者がグリップ部を握りその親指でレバーを
操作するようにされている。
ットル操作装置は、例えば特公昭62−42664号の
公報に示されているように、一端にエンジンが固着さ
れ、他端に刈払刃を装着した長尺のメインパイプ中間部
にグリップ部を設置し、その前方にスロットル操作装置
を設け、作業者がグリップ部を握りその親指でレバーを
操作するようにされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、グリップ部に
設置されているスロットル操作装置のレバーは、メイン
パイプの軸心に直交した回動軸からL字状に横断させて
いるか、或はその他の例 として直線状に突出させてい
る。このような構造のスロットル操作装置は、作業者が
刈払機のグリップ部を把握しながら親指でレバーを作動
させようとすると、レバーと親指の間はグリップを握っ
た位置から遠くなるため、レバーの作動時はグリップの
握りを緩めるか、グリップを持つ位置を移動させなけれ
ばならない不便があり、又刈払機を使用している時に、
レバー端末部に異物が引っ掛かってレバーが勝手に動
き、エンジンが暴走を起こし兼ねない危険もある。
設置されているスロットル操作装置のレバーは、メイン
パイプの軸心に直交した回動軸からL字状に横断させて
いるか、或はその他の例 として直線状に突出させてい
る。このような構造のスロットル操作装置は、作業者が
刈払機のグリップ部を把握しながら親指でレバーを作動
させようとすると、レバーと親指の間はグリップを握っ
た位置から遠くなるため、レバーの作動時はグリップの
握りを緩めるか、グリップを持つ位置を移動させなけれ
ばならない不便があり、又刈払機を使用している時に、
レバー端末部に異物が引っ掛かってレバーが勝手に動
き、エンジンが暴走を起こし兼ねない危険もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の刈払機のスロッ
トル操作装置は、エンジンをコントロールケーブルを介
してレバーの回動により遠隔操作するスロットル操作装
置において、前記レバーはほぼU字型でありかつ、前記
メインパイプを円弧を描いて跨ぐように配設されると共
に、前記メインパイプの軸線に直交して取り付けられた
前記レバーの回動軸に対し、レバーが10〜35度傾斜
させた構造が採用されている。
トル操作装置は、エンジンをコントロールケーブルを介
してレバーの回動により遠隔操作するスロットル操作装
置において、前記レバーはほぼU字型でありかつ、前記
メインパイプを円弧を描いて跨ぐように配設されると共
に、前記メインパイプの軸線に直交して取り付けられた
前記レバーの回動軸に対し、レバーが10〜35度傾斜
させた構造が採用されている。
【0005】
【作用】このため、刈払機の使用中にレバーの先端が異
物に引っ掛かりにくくすると同時に、グリップ部を握る
手の親指がレバーにとどきやすく、レバーに対する指の
操作が容易になっている。
物に引っ掛かりにくくすると同時に、グリップ部を握る
手の親指がレバーにとどきやすく、レバーに対する指の
操作が容易になっている。
【0006】
【実施例】本考案は、図1に示すように、肩掛けベルト
を付けた手持式の刈払機(1)で長尺パイプより成るメ
インパイプ(2)の一端末にエンジン(3)を、他端末
に前記エンジンによって回転する刈払刃(4)を設置
し、中間に設けたグリップ部(5)の刈払刃(4)を設
置し、中間に設けたグリップ部(5)の刈払刃(4)側
にエンジン(3)をコントロールケーブル(6)により
遠隔操作するスロットル操作装置(7)は、メインパイ
プ(2)のグリップ部(5)の近くに取付けられてい
る。
を付けた手持式の刈払機(1)で長尺パイプより成るメ
インパイプ(2)の一端末にエンジン(3)を、他端末
に前記エンジンによって回転する刈払刃(4)を設置
し、中間に設けたグリップ部(5)の刈払刃(4)を設
置し、中間に設けたグリップ部(5)の刈払刃(4)側
にエンジン(3)をコントロールケーブル(6)により
遠隔操作するスロットル操作装置(7)は、メインパイ
プ(2)のグリップ部(5)の近くに取付けられてい
る。
【0007】本考案のスロットル操作装置(7)は、図
2のようにほぼU字型に曲げられ、メインパイブ(2)
を跨ぐように装着させ、その先端部(72)はメインパ
イプ(2)に接近させており、図3のようにメインパイ
プ(2)の軸心に直交するレバーの回動軸に対して10
〜35度傾斜するようにグリップ部(5)の方向に傾倒
させている。
2のようにほぼU字型に曲げられ、メインパイブ(2)
を跨ぐように装着させ、その先端部(72)はメインパ
イプ(2)に接近させており、図3のようにメインパイ
プ(2)の軸心に直交するレバーの回動軸に対して10
〜35度傾斜するようにグリップ部(5)の方向に傾倒
させている。
【0008】
【考案の効果】作業者がグリップ部(5)を握る手の親
指の自然な動きに対しレバー(71)はスムーズに追従
し、しかもグリップ部(5)の把握力を落とすことはな
いのでレバー(71)を操作するのは容易である。ま
た、レバー(71)はU字型に曲げられてその先端部
(72)はメインパイプ(2)に接近させているので、
刈払機(1)の操作中に先端部(72)に異物が引っ掛
かって、エンジン操作に異常な事態を起こすことが少な
くなる。
指の自然な動きに対しレバー(71)はスムーズに追従
し、しかもグリップ部(5)の把握力を落とすことはな
いのでレバー(71)を操作するのは容易である。ま
た、レバー(71)はU字型に曲げられてその先端部
(72)はメインパイプ(2)に接近させているので、
刈払機(1)の操作中に先端部(72)に異物が引っ掛
かって、エンジン操作に異常な事態を起こすことが少な
くなる。
【図1】 手持式刈払機の斜視図
【図2】 本考案のスロットル操作装置の正面図
【図3】 スロットル操作装置装着状態を示す上面図
1 刈払機 2 メインパイプ 3 エンジン 4 刈払刃 5 グリップ部 6 コントロールケーブル 7 スロットル操作装置 71 レバー 72 先端部
Claims (1)
- 【請求項1】 手持式刈払機(1)のメインパイプ
(2)の一端にエンジン(3)を装着し、他端に前記エ
ンジンによって回転する刈払刃(4)を有する刈払機
(1)の、前記エンジンをコントロールケーブル(6)
を介してレバー(71)の回動により遠隔操作するスロ
ットル操作装置(7)において、前記レバー(71)は
ほぼU字型でありかつ、前記メインパイプ(2)を円弧
を描いて跨ぐように配設されると共に、前記メインパイ
プ(2)の軸線に直交して取り付けられた前記レバー
(71)の回動軸に対し、10〜35度傾斜させた構造
を特徴とする刈払機のスロットル操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3958093U JP2583440Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 刈払機のスロットル操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3958093U JP2583440Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 刈払機のスロットル操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071716U JPH071716U (ja) | 1995-01-13 |
JP2583440Y2 true JP2583440Y2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=12557034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3958093U Expired - Fee Related JP2583440Y2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 刈払機のスロットル操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583440Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP3958093U patent/JP2583440Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071716U (ja) | 1995-01-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |