JP2583073Y2 - アンコイラの動力伝達装置 - Google Patents

アンコイラの動力伝達装置

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Publication number
JP2583073Y2
JP2583073Y2 JP6067293U JP6067293U JP2583073Y2 JP 2583073 Y2 JP2583073 Y2 JP 2583073Y2 JP 6067293 U JP6067293 U JP 6067293U JP 6067293 U JP6067293 U JP 6067293U JP 2583073 Y2 JP2583073 Y2 JP 2583073Y2
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JP
Japan
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uncoiler
friction plate
coil
power transmission
cylinder
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JP6067293U
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JPH0726028U (ja
Inventor
小林喜重郎
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプレス作業等のコイルラ
インに使用する、繰り出しと巻き戻し作業及びバックテ
ンション作業をするアンコイラのアンコイラ軸駆動用の
動力伝達装置に使用する。
【0002】
【従来の技術】従来例えば実開昭61−178740で
は、摩擦板の押し付け力はバネ力と調節可能な圧力流体
である圧力エアーで作動するシリンダのピストン力を付
加するようになっている。この場合は最小の摩擦板押し
付け力はバネ力となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来装置では、
バネ力に圧力エアーによるピストン力を付加して摩擦板
押し付け力としている。繰り出しと巻き戻し作業には高
圧のエアーにすることにより摩擦板押し付け力を高くし
て伝達トルクを大きく、またアンコイラ軸の駄走防止の
ためのバックテンション作業はバネ力とそれに付加した
調節した圧力のエアーで作動するシリンダのピストン力
で必要な摩擦板押し付け力としてその伝達トルク即ちス
リップトルクでバックテンションを発生させている。
【0004】またこの従来装置でのバネ力は圧力エアー
が供給されない時でも、コイル材自身のほぐれようとす
る力に対抗するためのスリップトルクとなる摩擦板押し
付け力とする必要がある。しかし幅の狭いコイルや板厚
の薄いコイルあるいは強度の低いコイル時は、バックテ
ンションを低くしなければならないが、バックテンショ
ン作業時の最小の摩擦板押し付け力は圧力エアーをゼロ
にした時であり、摩擦板押し付け力はバネ力のため、バ
ックテンション作業には必要以上の伝達トルクとなり過
大なバックテンションが働きコイルに損傷が生じる場合
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の問題を解
決すべく、バネ力は繰り出しと巻き戻し作業に支障のな
い、さらにコイル材自身のほぐれようとする力を阻止す
るに十分に足る伝達トルクとなる摩擦板押し付け力と
し、バックテンション作業時にはシリンダに流体圧力を
加えてバネ力からピストン力をマイナスした摩擦板押し
付け力即ちゼロからバネ力のあいだに調整して必要な伝
達トルクとする。
【0006】
【作用】本考案によれば、プレス機械の運転中コイル材
を他の装置例えばレベラで引き出す時の通常の運転中
は、動力伝達装置の伝達トルク即ちスリップトルクがバ
ックテンションとして働く。この時コイル材の幅、厚
さ、材質等に応じて流体圧力を調節して必要な伝達トル
クとなるよう、摩擦板押し付け力を流体圧力を調節する
ことにより行う。繰り出しと巻き戻し作業及びコイル材
自身のほぐれようとする力を阻止する作業時は、シリン
ダの圧力流体を解放しピストン力をゼロにし、バネの力
のみを摩擦板押し付け力とした最大の伝達トルクにより
行う。
【0007】
【実施例】図1、図2で本考案の一実施例について説明
する。図1において、アンコイラの機体に、右端にコイ
ルを保持するドラムを設けた回転自在なアンコイラ軸
5、減速機2が設けられ、減速機にはモータ1、本考案
の動力伝達装置4が設けられている。繰り出しと巻き戻
し作業時には、モータ1から減速機2さらに動力伝達装
置4からスプロケット6、チェーン7、スプロケット8
を使用してアンコイラ軸5に動力が伝達される。バック
テンション作業とコイル材自身のほぐれようとする力を
阻止する時には、アンコイラ軸5から前述とは逆の経路
でモータまで動力が伝達されている。
【0008】図2は本考案の動力伝達装置で、減速機の
出力軸3に固設したハブ11、ハブ11に固設したリン
グ12とで内輪を固設したベアリング13、ベアリング
13は外輪をハウジング14とリテーナ15で固設され
ており、このハウジング14にはケーシング16とスプ
ロケット6が固設され、また減速機の出力軸3に固設し
たピストン17は摩擦板18をスペーサ19とボルト2
0で軸方向には摺動可能にかつ半径方向には固定して保
持し、さらに摩擦板18を押し付けるシリンダ21には
スペーサ22とボルト23が固設されケーシング16に
軸方向には摺動可能でかつ半径方向には固定して保持
し、シリンダ21はさらにバネ24及びバネ受け25押
しボルト26を介して摩擦板18に押し付けられてい
る。シリンダの流体圧力室27にはジョイント28を介
して流体が供給される。
【0009】流体圧力は供給口31から、圧力制御弁3
2を経て動力伝達装置のシリンダの流体圧力室27にジ
ョイント28を介して供給される。シリンダに供給され
る圧力流体は圧力計33に表示されるので、所要の摩擦
板押し付け圧力となるよう圧力制御弁を調節する。
【0010】
【考案の効果】流体圧力のみで所要の伝達トルクに調節
できる動力伝達装置となり、操作が簡単で多種多様なコ
イル材料を取り扱うことが出来るアンコイラとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のアンコイラの要部構成図
【図2】本考案のアンコイラの動力伝達装置図
【符号の説明】
1はモータ、2は減速機、3は減速機の出力軸、4は動
力伝達装置、5はアンコイラ軸、6はスプロケット、7
はチェーン、8はスプロケット、11はハブ、12はリ
ング、13はベアリング、14はハウジング、15はリ
テーナ、16はケーシング、17はピストン、18は摩
擦板、19はスペーサ、20はボルト、21はシリン
ダ、22はスペーサ、23はボルト、24はバネ、25
はバネ受け、26は押しボルト、27はシリンダの流体
圧力室、28はジョイント、31は圧力エアーの供給
口、32は圧力制御弁、33は圧力計である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス作業等のコイルラインに使用する、
    繰り出しと巻き戻し作業及びコイルラインの他の装置た
    とえばレベラでコイルが引き出される時に必要な駄走防
    止の為のバックテンション作業をするアンコイラのコイ
    ルを装着するアンコイラ軸の駆動用摩擦板式動力伝達装
    置において、軸に固設したピストンと、このピストンに
    軸方向には移動可能で半径方向には固定した摩擦板と、
    この摩擦板を包囲し前記軸に同心で回転自在のハウジン
    グならびにケーシングと、このケーシングに軸方向には
    移動可能で半径方向には固定したシリンダと、このシリ
    ンダを前記摩擦板に押し付けるバネと、前記シリンダと
    前記ピストンで構成する流体室に圧力流体を供給し前記
    バネの押し付け力を減少させる調節可能な圧力流体で構
    成したことを特徴とするアンコイラの動力伝達装置。
JP6067293U 1993-10-16 1993-10-16 アンコイラの動力伝達装置 Expired - Lifetime JP2583073Y2 (ja)

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JPH0726028U JPH0726028U (ja) 1995-05-16
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