JP2582651Y2 - 投影装置 - Google Patents

投影装置

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JP2582651Y2
JP2582651Y2 JP1991063711U JP6371191U JP2582651Y2 JP 2582651 Y2 JP2582651 Y2 JP 2582651Y2 JP 1991063711 U JP1991063711 U JP 1991063711U JP 6371191 U JP6371191 U JP 6371191U JP 2582651 Y2 JP2582651 Y2 JP 2582651Y2
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projection lens
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康幸 手島
保則 新井
延孝 峯藤
隆之 飯塚
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、CRTプロジェクタ等の投影装
置に関し、特に、光源の光および画像情報に基づき画像
を照射させる投影レンズ、および所定の動作をさせるス
イッチを有する投影装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】投影装置、例えば本体前
方に設けられているスクリーンに後方から画像を投影す
るリア投影方式のCRTプロジェクタ11を図3により
説明する。このCRTプロジェクタ11のケース12
は、前方にスクリーン15、このスクリーン15の後方
にミラー19、および下方に投影管16を有している。
このミラー19は、所定の角度で傾斜させて設けられて
いる。投影管16は、CRT(光源)21と、このCR
T21の前方に設けた投影レンズ20を有している。投
影管16は、投影レンズ20前方の照射口27を、上部
後方に位置するミラー19に向けるべく所定の角度で後
方に傾斜させて配置されている。これにより、投影管1
6の照射口27から照射される光束はミラー19で反射
され、スクリーン15の裏面に投影される。本CRTプ
ロジェクタ11は、このように光学系をミラー19によ
って折曲させることにより、ケース12の奥行が薄くさ
れている。
【0003】ところで、投影管16はケース12内に収
納されているため、投影レンズ20にカバーが装着され
ることはなく、投影レンズ20は常に露出された状態と
なっている。このため、ケース12内に入り込んだ埃が
投影レンズ20に付着して画質を低下させる不都合が生
じる。
【0004】
【考案の目的】本考案は、このような背景に鑑みてなさ
れたものであり、投影レンズへの埃の付着を極めて少な
くさせる投影装置を提供することを目的とする。
【0005】
【考案の概要】本考案は、投影レンズと、この投影レン
ズの前部を覆う防塵位置と投影レンズの前部から退避す
る開放位置とに移動可能なカバー部材と、所定の作動を
させる作動スイッチと、上記作動スイッチのオン、オフ
に連動させてカバー部材を開放位置と防塵位置に移動さ
せる作動制御手段とを有する投影装置において、上記カ
バー部材は、投影レンズの前部を覆う防塵状態と、投影
レンズの前部から退避する開放状態とに伸縮する蛇腹部
材からなることを特徴としている。この投影装置では、
投影レンズと蛇腹部材の間に設けられた、投影レンズを
覆う平面フィルタを有し、蛇腹部材は、防塵状態におい
て少なくとも一部が平面フィルタに接触し、防塵状態と
開放状態の間の伸縮動作時に平面フィルタを清掃するよ
うに構成することが望ましい。この場合、蛇腹部材は静
電吸着材料から構成されていることが好ましい。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本考案を説明する。
本実施例は、図3で説明したCRTプロジェクタ(投影
装置)11に清掃装置38を加えたものであり、同一部
分には同じ符号を付して説明する。投影管16は、図1
および図2に示すように、レンズL1 ,L2 ,L3 ,L
4 からなる投影レンズ20を有している。
【0007】ケース12(図3)内には、投影管16に
隣接させて清掃装置38が配置されている。清掃装置3
8は、投影レンズ20上に装着した基板43を有してい
る。この基板43の照射口27に対応させた位置に、開
口部44が形成されている。開口部44には、照射口2
7、すなわち投影レンズ20を覆う平面フィルタ28が
嵌め込まれている。
【0008】基板43上の左右には、回転軸46によっ
て回転自在に支持された伝動プーリ41と、駆動モータ
37とが配置されている。この駆動モータ37の両側に
延びる回転軸45の先端部にそれぞれ、伝動プーリ39
が取り付けられている。
【0009】両伝動プーリ39と両伝動プーリ41とに
よって構成される矩形状の範囲内に開口部44が完全に
入るように、これらの伝動プーリ39と41の位置が決
められている。図2の上下に位置する伝動プーリ39と
41との間にはワイヤ42が巻き掛けられている。上記
矩形状の範囲内に、蛇腹状カバー(カバー部材)40が
同図左右に伸縮可能に、かつその伸長時に開口部44を
完全に覆うように配置されている。
【0010】蛇腹状カバー40は、左右に支持部47、
48を有している。伝動プーリ39と41の双方に巻き
掛けられたワイヤ42の例えば上ワイヤ部42aに支持
部47が固定され、下ワイヤ部42bが蛇腹状カバー4
0に対しフリーの状態にされている。支持部48は、基
板43に固定されている。
【0011】清掃装置38はまた、コントローラ(作動
制御手段)35を備えている。このコントローラ35
は、主電源スイッチ36(作動スイッチ)のオン、オフ
に基づいて駆動モータ30に駆動信号を出力する。そし
て以上の構成により、主電源スイッチ36がオンされた
ときには、コントローラ35の制御に基づいて駆動モー
タ37が図1の時計方向に回転駆動し、該回転駆動によ
り上ワイヤ部42aが同図右方(支持部48側)に移動
し、支持部47を介して蛇腹状カバー40の一端を同方
向に移動させる。これにより、蛇腹状カバー40は畳ま
れて、開口部44が開放され、投影管16による照射が
可能な開放状態となる。蛇腹状カバー40は開放状態で
面積が小さくなるため、投影レンズ20の周囲に退避ス
ペースを設ける必要がない。
【0012】主電源スイッチ36がオフされると、これ
に連動するコントローラ35に基づき駆動モータ37が
上述と反対(反時計方向)に回転駆動する。これを受
け、上ワイヤ部42aが同図の左方(支持部48から離
間する側)に移動され、支持部47とともに蛇腹状カバ
ー40の一端を同方向に移動させる。これにより、蛇腹
状カバー40が伸びて図2のように開口部44を塞ぐ。
該状態では蛇腹状カバー40は、投影レンズ20を覆っ
て埃の付着を防ぐ防塵状態にある。
【0013】なおコントローラ35の設定、或は機械的
な構成を加える等により、主電源スイッチ36がオフさ
れたとき、蛇腹状カバー40を、所定の時間遅延させて
防塵位置に移動させるようにしても良い。これは、投影
によって熱を持った平面フィルタ28(投影レンズ2
0)が、主電源スイッチ36のオフ後直には冷えないこ
とを考慮したものであり、蛇腹状カバー40を熱から保
護することができる。
【0014】蛇腹状カバー40は静電吸着材料により構
成されている。この静電吸着材料からなる蛇腹状カバー
40は、最大に伸長された状態、すなわち防塵状態でそ
の一部が平面フィルタ28に接触するようになってお
り、蛇腹状カバー40が往復(伸縮)する度に上記平面
フィルタ28の表面を清掃するようになっている。
【0015】以上の構成を有する本CRTプロジェクタ
11は、次のように動作される。主電源スイッチ36が
オフされている状態では、コントローラ35の制御に基
づく駆動モータ37の回転駆動により、図1の蛇腹状カ
バー40が伸びて図2のように開口部44を塞ぐ。この
とき蛇腹状カバー40の一部が平面フィルタ28に接触
している。
【0016】この状態から、CRTプロジェクタ11を
使用するため主電源スイッチ36をオンさせると、コン
トローラ35の制御に基づく駆動モータ37の回転駆動
により蛇腹状カバー40は畳まれて、開口部44が開放
される。このとき、平面フィルタ28に接触している蛇
腹状カバー40の一部が、該平面フィルタ28に接しな
がら移動するので、平面フィルタ28は蛇腹状カバー4
0によってその表面が清掃される。この蛇腹状カバー4
0は静電吸着材料から構成されているので、清掃効果を
さらに高めることができる。
【0017】そして、開口部44が開放された状態で
は、投影管16の照射口27から照射される光束は、そ
の前方に位置するミラー19で反射されてスクリーン1
5に画像を投影する。
【0018】この後、CRTプロジェクタ11の主電源
スイッチ36をオフすると、コントローラ35の制御に
基づいて駆動モータ37が駆動し、これにより蛇腹状カ
バー40が伸ばされて開口部44を覆う。このときも畳
まれる時と同様に蛇腹状カバー40によって平面フィル
タ28の表面が清掃される。
【0019】したがって、投影レンズ20を特別に清掃
しなくても、非使用時にはこの投影レンズ20を蛇腹状
カバー40で覆って埃の付着を最小限におさえることが
できる。さらに蛇腹状カバー40の防塵状態と開放状態
の間の往復(伸縮)動作により平面フィルタ28、従っ
て投影レンズ20を清掃することができる。つまり、普
通にCRTプロジェクタ11を使用しているだけで平面
フィルタ28は常に清掃されているから、使用者が労力
を要することなく、画質を良好に保持しておくことがで
きる。
【0020】なお、本実施例では、蛇腹状カバー40を
移動させるのに駆動モータ37と伝動プーリ39、41
とワイヤ42を使用するものとしたが、蛇腹状カバー4
0の駆動手段はこれに限定されるものではない。例え
ば、駆動モータ37に代えてソレノイドを使用して、こ
のソレノイドのオン、オフによるプランジャの伸縮によ
り、蛇腹状カバー40を平面プレート28上に伸縮させ
る構成としても良い。
【0021】また本実施例では、投影管16が上向きに
配置されていたが、清掃装置38は、上向きに配置され
た投影管16に限定して使用されるものではなく、投影
管16が下向きに配置されている場合でも、また横向き
に配置されている場合でも使用が可能である。
【0022】また本実施例では、本考案をCRTプロジ
ェクタ11に適用させたが、本考案を液晶プロジェクタ
等、他の種類のプロジェクタに適用させても良い。
【0023】さらに本実施例では、蛇腹状カバー40を
主電源スイッチ36のオン、オフに連動させたが、CR
Tプロジェクタ11に例えばカバー開閉スイッチ(作動
スイッチ)を設け、このカバー開閉スイッチをオン、オ
フさせることにより、蛇腹状カバー40をそれぞれ、開
放位置と防塵位置に移動させるように構成しても良い。
【0024】
【考案の効果】以上のように本考案の投影装置は、カバ
ー部材を、投影レンズを覆う防塵状態と投影レンズから
退避する開放状態とに伸縮する蛇腹部材としたので、ス
ペース効率に優れた構成で投影レンズへの埃の付着を抑
えて、投影レンズを常に奇麗な状態に維持し、良好な画
質を提供することができる。さらに投影レンズの前部に
平面フィルタを設け、防塵状態で蛇腹部材の少なくとも
一部を平面フィルタと接触させ、蛇腹部材の伸縮動作で
平面フィルタの表面を清掃させることにより、投影レン
ズへの埃の付着をより効果的に防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による投影装置の一実施例を示す断面図
である。
【図2】図1の投影装置の清掃装置を示す平面図であ
る。
【図3】本考案の対象とする投影装置の一例を示す側面
断面図である。
【符号の説明】
11 投影装置 12 ケース 15 スクリーン 16 投影管 19 ミラー 20 投影レンズ 21 CRT(光源) L1234 レンズ 27 照射口 28 平面フィルタ 35 コントローラ(作動制御手段) 36 主電源スイッチ(作動スイッチ) 37 駆動モータ 38 清掃装置 39 41 伝動プーリ 40 蛇腹状カバー(カバー部材) 42 ワイヤ 43 基板 44 開口部 45 46 回転軸
フロントページの続き (72)考案者 飯塚 隆之 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭 光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−49741(JP,A) 実開 昭62−87329(JP,U) 実開 平3−18525(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 27/18 G03B 21/00 H04N 5/74

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影レンズと、この投影レンズの前部を
    覆う防塵位置と投影レンズの前部から退避する開放位置
    とに移動可能なカバー部材と、所定の作動をさせる作動
    スイッチと、上記作動スイッチのオン、オフに連動させ
    てカバー部材を開放位置と防塵位置に移動させる作動制
    御手段とを有する投影装置において、 上記カバー部材は、投影レンズの前部を覆う防塵状態
    と、投影レンズの前部から退避する開放状態とに伸縮す
    る蛇腹部材からなることを特徴とする投影装置。
  2. 【請求項2】 請求項2記載の投影装置において、さら
    に上記投影レンズと蛇腹部材の間に設けられた、投影レ
    ンズを覆う平面フィルタを有し、 上記蛇腹部材は、防塵状態において少なくとも一部が平
    面フィルタに接触し、防塵状態と開放状態の間の伸縮動
    作時に平面フィルタを清掃する投影装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の投影装置において、蛇腹
    部材は静電吸着材料から構成されている投影装置。
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