JP2581906Y2 - 三相ｃｖｃｆ装置 - Google Patents
三相ｃｖｃｆ装置Info
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- JP2581906Y2 JP2581906Y2 JP5824492U JP5824492U JP2581906Y2 JP 2581906 Y2 JP2581906 Y2 JP 2581906Y2 JP 5824492 U JP5824492 U JP 5824492U JP 5824492 U JP5824492 U JP 5824492U JP 2581906 Y2 JP2581906 Y2 JP 2581906Y2
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- Japan
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- harmonic
- inverter
- output
- comparator
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、系統電源から一定電
圧、一定周波数出力を得る三相ＣＶＣＦ装置、詳しくは
三相ＣＶＣＦ装置のインバータ制御回路に関する。
圧、一定周波数出力を得る三相ＣＶＣＦ装置、詳しくは
三相ＣＶＣＦ装置のインバータ制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２に従来三相ＣＶＣＦ装置の構成を示
す。図２において、１は系流三相電源に接続された制御
整流器、Ｌ1及びＣ1は平滑フィルタを構成するリアクト
ル及びコンデンサ、Ｂは整流器１から平滑フィルタを介
して充電されるバッテリ、２は三相インバータ、ＴＲ1
は出力用三相トランス、Ｌ2及びＣ2は交流フィルタを構
成するリアクトル及びコンデンサである（以上ＣＶＣＦ
装置の主回路）。
す。図２において、１は系流三相電源に接続された制御
整流器、Ｌ1及びＣ1は平滑フィルタを構成するリアクト
ル及びコンデンサ、Ｂは整流器１から平滑フィルタを介
して充電されるバッテリ、２は三相インバータ、ＴＲ1
は出力用三相トランス、Ｌ2及びＣ2は交流フィルタを構
成するリアクトル及びコンデンサである（以上ＣＶＣＦ
装置の主回路）。
【０００３】ＰＴは出力電圧を検出する電圧変成器（以
下単にＰＴという）、３はＰＴでの検出電圧を整流し出
力電圧検出値Ｖdetを出力する整流器、４は出力電圧設
定値Ｖsetと出力電圧検出値Ｖdetとを比較するつき合せ
器。
下単にＰＴという）、３はＰＴでの検出電圧を整流し出
力電圧検出値Ｖdetを出力する整流器、４は出力電圧設
定値Ｖsetと出力電圧検出値Ｖdetとを比較するつき合せ
器。
【０００４】５はこのつき合せ器４からの信号を増幅す
るアンプ、６は基準正弦発振器、７はこの基準正弦波に
アンプ５の出力電圧を掛けてアンプ出力に比例した正弦
波電圧を出力する乗算器。
るアンプ、６は基準正弦発振器、７はこの基準正弦波に
アンプ５の出力電圧を掛けてアンプ出力に比例した正弦
波電圧を出力する乗算器。
【０００５】１２は三角波発生器、１３はこの三角波と
乗算器６からの正弦波電圧とを比較しインバータ２の半
導体スイッチ素子を制御するＰＷＭベース信号を出力す
るコンパレータである。
乗算器６からの正弦波電圧とを比較しインバータ２の半
導体スイッチ素子を制御するＰＷＭベース信号を出力す
るコンパレータである。
【０００６】しかして、このインバータは出力電圧が変
動するとコンパレータに入力する正弦波電圧が変化して
出力電圧が設定値と等しくなるようにインバータの半導
体スイッチング素子のＰＷＭ信号を変えて出力電圧一定
制御する。
動するとコンパレータに入力する正弦波電圧が変化して
出力電圧が設定値と等しくなるようにインバータの半導
体スイッチング素子のＰＷＭ信号を変えて出力電圧一定
制御する。
【０００７】
【考案が解決しようとする課題】インバータの出力電圧
は入力側の直流電圧により決まる。ＣＶＣＦ装置は瞬時
停電時も出力するためインバータの直流側にバッテリが
設けられており直流電圧の最低値はバッテリの放電終止
電圧により決まる。
は入力側の直流電圧により決まる。ＣＶＣＦ装置は瞬時
停電時も出力するためインバータの直流側にバッテリが
設けられており直流電圧の最低値はバッテリの放電終止
電圧により決まる。
【０００８】従って、上記のような正弦波−三角波比較
方式のＰＷＭインバータは電圧利用率が０．８６である
ので、バッテリの放電終止電圧の０．８６倍までの出力
電圧しか得られない。
方式のＰＷＭインバータは電圧利用率が０．８６である
ので、バッテリの放電終止電圧の０．８６倍までの出力
電圧しか得られない。
【０００９】本考案は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、直流
電圧が低下した場合電圧利用率を改善し所定の電圧を維
持しうる三相ＣＶＣＦ装置を提供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、直流
電圧が低下した場合電圧利用率を改善し所定の電圧を維
持しうる三相ＣＶＣＦ装置を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案におけるＣＶＣＦ装置は、バッテリが接続さ
れている直流電源回路と、この直流電源回路に接続され
た三相インバータと、このインバータのＰＷＭ制御信号
を作るコパレータ１３に入力する正弦波電圧を制御し出
力電圧Ｖを制御する回路を備えたものにおいて、第三調
波発生器と、この第三調波電圧と直流電圧設定値と直流
電圧検出値との差電圧を乗算する乗算器を設け、この乗
算された差電圧に比例した第三調波電圧を前記コンパレ
ータに入力する正弦波電圧に重畳してなるものである。
に、本考案におけるＣＶＣＦ装置は、バッテリが接続さ
れている直流電源回路と、この直流電源回路に接続され
た三相インバータと、このインバータのＰＷＭ制御信号
を作るコパレータ１３に入力する正弦波電圧を制御し出
力電圧Ｖを制御する回路を備えたものにおいて、第三調
波発生器と、この第三調波電圧と直流電圧設定値と直流
電圧検出値との差電圧を乗算する乗算器を設け、この乗
算された差電圧に比例した第三調波電圧を前記コンパレ
ータに入力する正弦波電圧に重畳してなるものである。
【００１１】
【作用】瞬時停電等によりバッテリ電圧が低下し直流電
圧設定と直流電圧検出値に差電圧を生ずると、乗算器は
この差電圧と第三調波発振器からの第三調波を掛けて差
電圧に比例した第三調波電圧を出力し、ＰＷＭ制御信号
を作るコンパレータに入力する正弦波交流に重畳され
る。
圧設定と直流電圧検出値に差電圧を生ずると、乗算器は
この差電圧と第三調波発振器からの第三調波を掛けて差
電圧に比例した第三調波電圧を出力し、ＰＷＭ制御信号
を作るコンパレータに入力する正弦波交流に重畳され
る。
【００１２】コンパレータはこの第三調波が重畳された
交流電圧と搬送波とを比較してＰＷＭ制御信号を出力す
る。従ってインバータの電圧利用率は直流電圧の低下に
応じて高くなる。
交流電圧と搬送波とを比較してＰＷＭ制御信号を出力す
る。従ってインバータの電圧利用率は直流電圧の低下に
応じて高くなる。
【００１３】このため、バッテリ電圧が従来インバータ
では出力電圧一定制御が不可能な範囲まで低下しても出
力電圧一定制御が可能となる。
では出力電圧一定制御が不可能な範囲まで低下しても出
力電圧一定制御が可能となる。
【００１４】
【実施例】本考案の実施例を図１を参照して説明する。
なお、図１において従来図２に示したものと同一構成部
分には同一符号を付してその重複する説明を省略する。
なお、図１において従来図２に示したものと同一構成部
分には同一符号を付してその重複する説明を省略する。
【００１５】図１において、８は直流電圧基準値Ｖ
DCdetとインバータの直流電圧検出値ＶDCdetと差を検出
する減算器、９は第三調波発振器、１０は減算器８から
の差電圧を第三調波発振器７の出力に掛けて差電圧に比
例した第三調波を出する乗算器、１１はこの差電圧に比
例した第三調波電圧をコンパレータ１３に入力する正弦
波に重畳させる加算器である。
DCdetとインバータの直流電圧検出値ＶDCdetと差を検出
する減算器、９は第三調波発振器、１０は減算器８から
の差電圧を第三調波発振器７の出力に掛けて差電圧に比
例した第三調波を出する乗算器、１１はこの差電圧に比
例した第三調波電圧をコンパレータ１３に入力する正弦
波に重畳させる加算器である。
【００１６】この実施例によれば、直流電圧が制御整流
器１により制御され直流流電圧検出値ＶDCdetが直流電
圧基準値ＶDCdetと同じくなっている通常時は、乗算器
８から出力される第三調波電圧は０であるので、コンパ
レータ１３には乗算器６からの正弦波電圧と三角波発振
器１２からの三角波が入力し従来図１のものと同じく機
能する。
器１により制御され直流流電圧検出値ＶDCdetが直流電
圧基準値ＶDCdetと同じくなっている通常時は、乗算器
８から出力される第三調波電圧は０であるので、コンパ
レータ１３には乗算器６からの正弦波電圧と三角波発振
器１２からの三角波が入力し従来図１のものと同じく機
能する。
【００１７】瞬時停電等によりバッテリの電圧が低下す
ると、直流電圧検出値ＶDCdetが低下するので、その低
下電圧値に比例した第三調波電圧が加算器１１で乗算器
８から出力され乗算器７からの正弦波電圧に重畳され
る。
ると、直流電圧検出値ＶDCdetが低下するので、その低
下電圧値に比例した第三調波電圧が加算器１１で乗算器
８から出力され乗算器７からの正弦波電圧に重畳され
る。
【００１８】コンパレータ１３はこの第三重波が重畳さ
れた交流電圧と三角波を比較してインバータ２の半導体
スイッチを制御するＰＷＭベース信号を出力するので、
電圧利用率が改善され、インバータの出力電圧が上る。
この出力電圧はＰＴで検出され電流器で整流され出力電
圧設定値と比較されアンプ４、乗算器６の回路による正
弦波電圧の制御により一定に制御される。
れた交流電圧と三角波を比較してインバータ２の半導体
スイッチを制御するＰＷＭベース信号を出力するので、
電圧利用率が改善され、インバータの出力電圧が上る。
この出力電圧はＰＴで検出され電流器で整流され出力電
圧設定値と比較されアンプ４、乗算器６の回路による正
弦波電圧の制御により一定に制御される。
【００１９】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【００２０】（１）ＣＶＣＦ装置のバッテリ電圧が低下
した場合、電圧利用率が改善され出力電圧を上げること
ができる。
した場合、電圧利用率が改善され出力電圧を上げること
ができる。
【００２１】（２）このためバッテリ電圧が低下した場
合におけるインバータ電流の増加を低減することがで
き、装置の小型化、軽量化が計れる。
合におけるインバータ電流の増加を低減することがで
き、装置の小型化、軽量化が計れる。
【図１】本考案の実施例を示す回路図。
【図２】従来例を示す回路図。
１…制御制流器 ２…インバータ ３…整流器 ４…つき合せ器 ５…アンプ ６…基準正弦波発振器 ７，１０…乗算器 ８…減算器 ９…第三調波発振器 １１…加算器 １２…三角波発生器 １３…コンパレータ Ｂ…バッテリ Ｃ1，Ｃ2…コンデンサ Ｌ1，Ｌ2…リアクトル ＰＴ…電圧変成器 ＴＲ1…トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02M 7/42 - 7/98 H02J 7/00 H02J 9/00 - 9/06
Claims (1)
- 【請求項１】 バッテリが接続されている直流電源回路
と、この直流電源回路に接続された三相インバータと、
このインバータのＰＷＭ制御信号を作るコパレータ１３
に入力する正弦波電圧を制御し出力電圧Ｖを制御する回
路を備えたものにおいて、 第三調波発生器と、この第三調波電圧と直流電圧設定値
と直流電圧検出値との差電圧とを乗算する乗算器を設
け、この乗算された差電圧に比例した第三調波電圧を前
記コンパレータに入力する正弦波電圧に重畳し、直流電
圧低下時の電圧利用率を改善することを特徴とした三相
ＣＶＣＦ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5824492U JP2581906Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 三相ｃｖｃｆ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5824492U JP2581906Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 三相ｃｖｃｆ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0621390U JPH0621390U (ja) | 1994-03-18 |
| JP2581906Y2 true JP2581906Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=13078711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5824492U Expired - Lifetime JP2581906Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | 三相ｃｖｃｆ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581906Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012231567A (ja) * | 2011-04-25 | 2012-11-22 | Yamabiko Corp | 三相インバータ式発電機 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP5824492U patent/JP2581906Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0621390U (ja) | 1994-03-18 |
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