JP2581762Y2 - 超音波漬物器 - Google Patents
超音波漬物器Info
- Publication number
- JP2581762Y2 JP2581762Y2 JP1992028047U JP2804792U JP2581762Y2 JP 2581762 Y2 JP2581762 Y2 JP 2581762Y2 JP 1992028047 U JP1992028047 U JP 1992028047U JP 2804792 U JP2804792 U JP 2804792U JP 2581762 Y2 JP2581762 Y2 JP 2581762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic
- vegetables
- pickles
- container
- salt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、短時間においしい漬物
を作ることができる超音波漬物器に関するものである。
を作ることができる超音波漬物器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、漬物は野菜等を容器に入れて塩
をふり、野菜等の上に押え蓋を載せ、さらに、この押え
蓋の上に漬物石を載せて漬けるようにしている。
をふり、野菜等の上に押え蓋を載せ、さらに、この押え
蓋の上に漬物石を載せて漬けるようにしている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このように
して漬物をつけた場合、浅漬けでも一晩はかかるが、塩
がなじまないために、漬かりが悪いという問題があっ
た。
して漬物をつけた場合、浅漬けでも一晩はかかるが、塩
がなじまないために、漬かりが悪いという問題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、内部に漬物石
により押え蓋で野菜等を押圧するようにした容器と、該
容器の底部に固着した超音波振動子と、容器の底部に発
振回路及び電源回路を装着してなり、前記発振回路から
の出力で前述超音波振動子から２０ｋＨｚから１００Ｍ
Ｈｚの周波数で、１平方センチメートル当たり０．５ｍ
Ｗから５Ｗのレベルの微小超音波を前記野菜等に照射す
るものである。
により押え蓋で野菜等を押圧するようにした容器と、該
容器の底部に固着した超音波振動子と、容器の底部に発
振回路及び電源回路を装着してなり、前記発振回路から
の出力で前述超音波振動子から２０ｋＨｚから１００Ｍ
Ｈｚの周波数で、１平方センチメートル当たり０．５ｍ
Ｗから５Ｗのレベルの微小超音波を前記野菜等に照射す
るものである。
【０００５】
【作用】本考案では、容器に野菜等を入れ、塩を振って
押え蓋を載せ、漬物石をおいてスイッチをオンにする
と、発振回路が作動し、超音波振動子を駆動する。
押え蓋を載せ、漬物石をおいてスイッチをオンにする
と、発振回路が作動し、超音波振動子を駆動する。
【０００６】このようにして、超音波振動子から周波数
が周波数が２０ｋＨｚから１００ＭＨｚで、１平方セン
チメートル当たり０．５ｍＷから５Ｗの微小出力の超音
波振動を容器内の野菜等に照射すると、野菜等の隅々ま
で微小超音波振動をするので、あたかも柔らかく野菜等
を揉むような状態になり、浸透効果で非常に効率よく塩
が漬物になじむことにより漬物が熟成し、数時間でおい
しい漬物を作ることができる。
が周波数が２０ｋＨｚから１００ＭＨｚで、１平方セン
チメートル当たり０．５ｍＷから５Ｗの微小出力の超音
波振動を容器内の野菜等に照射すると、野菜等の隅々ま
で微小超音波振動をするので、あたかも柔らかく野菜等
を揉むような状態になり、浸透効果で非常に効率よく塩
が漬物になじむことにより漬物が熟成し、数時間でおい
しい漬物を作ることができる。
【０００７】
【実施例】図１は、本考案の１実施例の超音波漬物器の
断面図で、容器１の底部１ａに超音波振動子２が装着さ
れ、この超音波振動子２に発振回路３が電気的に接続さ
れ、又、発振回路３に電源回路４が接続され、この電源
回路４はコンセント５及びスイッチ６が装着され、さら
に、コンセント５には商用電源に接続されるコード７が
接続される。
断面図で、容器１の底部１ａに超音波振動子２が装着さ
れ、この超音波振動子２に発振回路３が電気的に接続さ
れ、又、発振回路３に電源回路４が接続され、この電源
回路４はコンセント５及びスイッチ６が装着され、さら
に、コンセント５には商用電源に接続されるコード７が
接続される。
【０００８】このように構成された本実施例の漬物器の
容器１に野菜等８を入れ、塩を振って押え蓋９を野菜等
８の上におき、さらに、押え蓋９の上に漬物石１０をお
き、そして、スイッチ６をオンにして、発振回路３から
の励振信号で超音波振動子２を駆動し、超音波振動子２
から周波数が２０ｋＨｚから１００ＭＨｚで、１平方セ
ンチメートル当たり０．５ｍＷから５Ｗの微小出力の超
音波を発生する。
容器１に野菜等８を入れ、塩を振って押え蓋９を野菜等
８の上におき、さらに、押え蓋９の上に漬物石１０をお
き、そして、スイッチ６をオンにして、発振回路３から
の励振信号で超音波振動子２を駆動し、超音波振動子２
から周波数が２０ｋＨｚから１００ＭＨｚで、１平方セ
ンチメートル当たり０．５ｍＷから５Ｗの微小出力の超
音波を発生する。
【０００９】本考案の実施例の漬物器では、このように
微小出力の超音波を野菜等８に照射しながら野菜等８を
漬けると、野菜等の隅々まで微小超音波振動をするの
で、微小超音波の振動によりあたかも柔らかく野菜等を
揉むような状態になり、浸透効果で非常に効率よく塩が
漬物になじむことにより野菜等８が漬かり易く、又、熟
成し易く、数時間で漬物に塩がなじみ漬物が熟成し、お
いしい漬物を作ることができる。
微小出力の超音波を野菜等８に照射しながら野菜等８を
漬けると、野菜等の隅々まで微小超音波振動をするの
で、微小超音波の振動によりあたかも柔らかく野菜等を
揉むような状態になり、浸透効果で非常に効率よく塩が
漬物になじむことにより野菜等８が漬かり易く、又、熟
成し易く、数時間で漬物に塩がなじみ漬物が熟成し、お
いしい漬物を作ることができる。
【００１０】例えば、１．７％の塩水に白菜を１日漬け
た場合、通常では、白菜に滲みこんだ塩分濃度は１．２
％であるが、本考案の実施例のように微小超音波を野菜
等に照射した場合は、白菜に滲みこんだ塩分濃度は１．
４％であり、超音波を照射することによって滲み込む塩
分濃度が濃くなり、それだけ漬かりが早いという利点が
ある。
た場合、通常では、白菜に滲みこんだ塩分濃度は１．２
％であるが、本考案の実施例のように微小超音波を野菜
等に照射した場合は、白菜に滲みこんだ塩分濃度は１．
４％であり、超音波を照射することによって滲み込む塩
分濃度が濃くなり、それだけ漬かりが早いという利点が
ある。
【００１１】なお、糠漬けの場合でも、本考案のように
微小超音波を照射することによって、漬けた野菜等が熟
成し易くなるものである。
微小超音波を照射することによって、漬けた野菜等が熟
成し易くなるものである。
【００１２】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の漬物器
は、容器に野菜等を入れて押え蓋を置き、その上に漬物
石を置いてからスイッチをオンにして超音波振動子から
微小の超音波を発生すると、あたかも柔らかく野菜等を
揉むような状態になり、浸透効果で非常に効率よく塩が
漬物になじむことにより野菜の早く漬かり、漬物に塩が
なじむことにより熟成して、数時間でおいしい漬物を作
ることができるという利点がある。
は、容器に野菜等を入れて押え蓋を置き、その上に漬物
石を置いてからスイッチをオンにして超音波振動子から
微小の超音波を発生すると、あたかも柔らかく野菜等を
揉むような状態になり、浸透効果で非常に効率よく塩が
漬物になじむことにより野菜の早く漬かり、漬物に塩が
なじむことにより熟成して、数時間でおいしい漬物を作
ることができるという利点がある。
【図１】本考案の１実施例の超音波漬物器の断面図であ
る。
る。
１ 容器 １ａ 底部 ２ 超音波振動子 ３ 発振回路 ４ 電源回路 ５ コンセント ６ スイッチ ７ コード ８ 野菜等 ９ 押え蓋 １０ 漬物石
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に漬物石により押え蓋で野菜等を押
圧するようにした容器と、該容器の底部に固着した超音
波振動子と、容器の底部に発振回路及び電源回路を装着
してなり、前記発振回路からの出力で前述超音波振動子
から２０ｋＨｚから１００ＭＨｚの周波数で、１平方セ
ンチメートル当たり０．５ｍＷから５Ｗのレベルの微小
超音波を前記野菜等に照射することを特徴とする超音波
漬物器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028047U JP2581762Y2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 超音波漬物器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028047U JP2581762Y2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 超音波漬物器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580286U JPH0580286U (ja) | 1993-11-02 |
| JP2581762Y2 true JP2581762Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=12237840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992028047U Expired - Lifetime JP2581762Y2 (ja) | 1992-04-01 | 1992-04-01 | 超音波漬物器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115736202A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-07 | 嵊州市浙江工业大学创新研究院 | 一种利用超声波辅助腌制技术的家用腌制机 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03285637A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-16 | Tokyo Electric Co Ltd | 真空調理器 |
-
1992
- 1992-04-01 JP JP1992028047U patent/JP2581762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0580286U (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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