JP2581623Y2 - ペーパーハンガー - Google Patents

ペーパーハンガー

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JP2581623Y2
JP2581623Y2 JP6161893U JP6161893U JP2581623Y2 JP 2581623 Y2 JP2581623 Y2 JP 2581623Y2 JP 6161893 U JP6161893 U JP 6161893U JP 6161893 U JP6161893 U JP 6161893U JP 2581623 Y2 JP2581623 Y2 JP 2581623Y2
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JP
Japan
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paper
plate
back plate
spheres
front plate
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JP6161893U
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JPH0731375U (ja
Inventor
勝 吉田
Original Assignee
ヤマト巧芸株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、メモや伝票等の紙片を
下から差し込むことにより、簡単に保持でき、また横方
向に移動させることによって簡単に外すことができるペ
ーパーハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、例えば特開
昭52−37121号公報に開示されている「ペーパー
ホルダー」、および実開昭56−165675号公報に
開示されている「懸垂型自在ホルダー強力万能装置」等
がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】各種会社の事業所、学
校、病院、商店、レストランおよび各家庭内の台所、勉
強部屋等においては、整理、保管しておくべきメモまた
は伝票類が多数ある。
【0004】前記した従来のペーパーホルダーは上記し
たメモまたは伝票類を簡単に保持することができるが、
多数のメモまたは伝票類を整理、保管するためには、多
数のペーパーホルダーが必要であるから、費用が嵩む上
に、取り付けスペースも広くなるという問題点があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本考案においては、水平に配置した帯板状の背板に
対して前面板を、下方に向って前記背板との間隔が次第
に狭ばまるように配置し、その配置にて前記前面板を前
記背板に、連結用折曲板を介して連結し、前記背板と前
記前面板との間に複数個の球体を上下方向に移動自在に
介挿して、ペーパーホルダーを形成し、側面形状が鋸歯
状になるように複数の段付き斜面を上下方向に配置した
ベースプレートの前記複数の段付き斜面に、それぞれ前
記ペーパーホルダーを取り付けて、ペーパーハンガーを
構成する。
【0006】なお、本考案においては、前記ペーパーホ
ルダーの前記背板と前記前面板との間の空所の両側に、
ペーパーを挿入し得る間隙を残して止め部材を設け、こ
れら両側の止め部材間に、前記複数個の球体と、それら
の球体間に位置して球体相互の間隔を保持するディスタ
ンスピースと、を介挿することとしても良い。
【0007】
【作用】上述のように本考案のペーパーハンガーは、比
較的小さい面積のベースプレート上に、段付き斜面を利
用することによって多数のペーパーホルダーを取り付け
ることができる。したがってこの多段式のペーパーハン
ガーによれば、多数のメモまたは伝票でも一個所に整理
して保管しておくことが容易にできる。このため本考案
によれば、取り付けに大きなスペースを必要とせず、ま
た多数のペーパーホルダーを小型にまとめることができ
るため安価に提供することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面について本考案の一実施例を説明
する。図中1はベースプレートで、このベースプレート
1は正面形状が図1に示すように短冊状に形成されてい
る。このベースプレート1の前面には、図2に示すよう
に、側面形状が鋸歯状になるように複数(本実施例では
7個)の段付き斜面1aを上下方向に配置してある。
【0009】また図3〜図6に詳細に示すように、帯板
状の背板2を水平に配置するとともに、下方に向って背
板2との間隔が次第に狭ばまるように前面板3を配置
し、その配置にて前面板3を背板2に、連結用折曲板4
を介して連結する。
【0010】また前記した背板2と前面板3との間の空
所Sの両側に、ペーパーを挿入し得る間隙S1 (図3
(b)参照)を残して止め部材5(図3(b)および図
4参照)を設け、これら両側の止め部材5,5間に複数
個(本実施例では4個)の球体6と、これら球体6,6
間に位置するパイプをディスタンスピース7として介挿
してペーパーホルダーHを構成する。
【0011】上述のように構成した前記ベースプレート
1の前面の各段付き斜面1a上に、前記ペーパーホルダ
ーHをそれぞれ図1および図2に示すように取り付けて
多段式のペーパーハンガーを構成する。
【0012】なお図1中の8は、このペーパーハンガー
を壁面等に対して釘止めするための孔である。またこの
ペーパーハンガーを取り付けるには、ベースプレート1
の裏面に両面接着テープ(図示せず)を貼り付けておい
てもよいし、あるいは磁石(図示せず)を取り付けて鉄
製の板面に吸着させるようにしてもよいし、真空吸着盤
(図示せず)を設けてもよい。
【0013】上述したベースプレート1、ペーパーホル
ダーHの本体、止め部材5、およびディスタンスピース
7は、通常合成樹脂を素材として形成するのがよく、球
体6は鋼球が適している。
【0014】図7は本考案に係るペーパーホルダーHが
差し込んだペーパーPを保持する原理説明図で、ペーパ
ーPを矢印Cに示すように下から、背板2と球体6との
間に差し込むと、球体6が前面板3に沿って若干上方へ
移動することによってペーパーPの通過を許容する。
【0015】この状態でペーパーPを手から放せば、ペ
ーパーPは落下しようとするが、同時に球体6も前面板
3の斜面に沿って下降しようとする。このため球体6と
前面板3との斜面による楔作用によってペーパーPの落
下は阻止される。したがってペーパーPを保持すること
ができる。なおこのペーパーPを外すには、ペーパーP
を横方向へ移動させることによって、簡単にホルダーか
ら外すことができる。
【0016】図8は本考案のペーパーハンガーを壁面9
に釘10を介して取り付けた状態を示すもので、P1
7 はこのペーパーハンガーの各ペーパーホルダHに差
し込んだメモや伝票等のぺーパーである。このように本
考案によれば、多数のペーパーP1 〜P7 を小さなスぺ
ース内にまとめて整理して保管することができ、しかも
ペーパーの着脱は極めて容易であるから非常に便利であ
る。
【考案の効果】上述のように本考案ペーパーハンガー
は、比較的小さい面積のベースプレート1上に、段付き
斜面1aを利用することによって多数のペーパーホルダ
ーHを取り付けることができる。したがってこの多段式
のペーパーハンガーによれば、多数のメモまたは伝票で
も一個所に整理して保管しておくことが容易にできると
いう効果が得られる。なお本考案によれば、取り付けに
大きなスペースを必要とせず、また多数のペーパーホル
ダーHを小型にまとめることができるため安価に提供す
ることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案ペーパーハンガーの正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】(a)は、ペーパーホルダーの正面図であり、
(b)は、その側面図である。
【図4】図3(a)の前面板を除いた状態を示す断面図
である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】ペーパーホルダーの作用説明図である。
【図8】本考案ペーパーハンガーの使用状態を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 1a 段付き斜面 2 背板 3 前面板 4 連結用折曲板 S 空所 S1 間隙 5 止め部材 6 球体 7 ディスタンスピース H ペーパーホルダー 8 孔 9 壁 10 釘 P,P1 〜P7 ペーパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B42F 1/02 B42F 9/00 B42F 15/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に配置した帯板状の背板(2) に対し
    前面板(3) を、下方に向って前記背板との間隔が次第
    に狭ばまるように配置し、その配置にて前記前面板を前
    記背板に、連結用折曲板(4) を介して連結し、 前記背板と前記前面板との間に複数個の球体(6) を上下
    方向に移動自在に介挿してペーパーホルダー(H) を形
    成し、 側面形状が鋸歯状になるように複数の段付き斜面(1a)を
    上下方向に配置したベースプレート(1) の前記複数の段
    付き斜面に、それぞれ前記ペーパーホルダーを取り付け
    たことを特徴とする、ペーパーハンガー。
  2. 【請求項2】 前記ペーパーホルダー(H) の前記背板
    (2) と前記前面板(3)との間の空所(S) の両側に、ペー
    パーを挿入し得る間隙を残して止め部材(5) を設け、 これら両側の止め部材間に、前記複数個の球体(6) と、
    それらの球体間に位置して球体相互の間隔を保持するデ
    ィスタンスピース(7) と、を介挿したことを特徴とす
    る、請求項1記載のペーパーハンガー。
JP6161893U 1993-11-16 1993-11-16 ペーパーハンガー Expired - Lifetime JP2581623Y2 (ja)

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JPH0731375U JPH0731375U (ja) 1995-06-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063790A1 (ja) * 2007-11-12 2009-05-22 Yoshikazu Aizawa 保持体の中に屈曲された押圧体を有するシートホルダー

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